中さん

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日記(7.6)アビリーンの逆説

2016-07-06 10:33:08 | 日常
7月6日  (水曜日)  晴れ

イギリスの国民投票の結果は”「アビリーンの逆説」”そのものだった!
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7月夏の午後、退屈した家族の一人が「隣町に食事に行こう」と言い、
そろって出かけた。
だが暑さとほこりで道中も食事もさんざんだった。
帰ると全員が口々にぼやいた。
みんなが行きたそうだから行ったが、私は本当は家にいたかった

ひょんな拍子にその場の空気に引きずられ、
誰も好まない決定をしてしまうのは日本人だけに限らない。


そんな集団思考の危うさを指摘した米経営学者のたとえ話である。
これが「アビリーンの逆説」と呼ばれるのは、
たとえ話の隣町の名がアビリーンだったからだ。

「われわれはアビリーンに向かっていまいか」は
集団で物事を決める時には常に心せねばならない問いだろう。
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しかし世界が仰天したのは
英国の欧州連合(EU)離脱へと向かうドライブの途中、
その言いだしっぺたちが次々に運転席から逃げ出していく光景である。

国民投票直後から公約のウソを認めて国民をあきれさせた離脱派のリーダーたちだ。

その筆頭格のファラージ独立党党首が「目標は達成された」と、
党首辞任を表明した。
もう一人の立役者、ジョンソン前ロンドン市長はすでに
保守党党首選への不出馬を決めている。
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独社会学者ウェーバーが名講演「職業としての政治」で政治家に求めたのは、
自らの行為の結果に責任を負う「責任倫理」だった。

ウソで離脱熱をあおった末にその政治責任を放り出されては、
今になって「本当は家にいたかったのに」とぼやく国民も浮かばれない。

公約にウソや扇動はないか。
結果に責任を負う情熱や判断力に欠けてはいないか。
英国民のアビリーンへの旅も他山の石とすべき・・わが参議院選挙である。
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★早いうちに期日前投票に行ってきた。
 参議院選挙は盛り上がりに欠けるなあ~・・
 天気は暑くなりそうだ
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日記(7.6)木星探査船ジュノー

2016-07-06 10:12:19 | 日常
7月6日  (水曜日)   

米航空宇宙局(NASA)は4日、
木星の周回軌道に無人探査機「ジュノー」を投入することに成功したと発表した。

ジュノーは十分に減速するため、35分間にわたってエンジンを噴射し、
無事に周回軌道に乗った。
主任研究員のスコット・ボルトン氏は「我々は軌道に到達した。
木星を征服した」と宣言した。
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ジュノーは木星の組成や起源を調べるため、2011年に打ち上げられた。
NASAが送り込んだガリレオ探査機が03年に制御落下で任務を終えてから、
木星の周回軌道に乗った宇宙船は初めて。
機体を製造した米航空宇宙大手ロッキード・マーチンの担当者は、
ジュノーは順調に稼働しているようだと述べた。
搭載された観測装置は、軌道投入の操作に備えていったん停止したが、
まもなく再始動する見通し。
研究メンバーのスティーブ・レビン氏は「木星の素顔に迫るのが実に楽しみだ」と語った。
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★5年がかりの到達だ!気が遠くなる時間だなあ~・・・
 木星と言えばSF小説を盛んに読んだころ木星が扱われていた。
 2001年宇宙の旅「アーサー・C・クラーク」やバイバイジュピター「小松左京」
作品も映画も音楽も素晴らしく何度となく見たものだ・・
いよいよその素顔に探査が始まるんだ・・・ワクワクする話だなあ~

映画の序章
 「美しき青きドナウ」、「ツァラトゥストラはかく語りき」など
 クラシック音楽とともに描き出される未来のイメージ。
 木星探査船ディスカバリー号での淡々とした日常業務。
 そしてHAL9000の異変とともに、光り渦巻くスターゲイトをくぐり抜け
 スター・チャイルドとして転生するボーマン船長…

人類がまだ見ぬ宇宙の領域に足を踏み入れた宇宙飛行士ボーマンにはキア・デュリア。
ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスターほかが共演。
監督・製作・脚本はスタンリー・キューブリック
公開当時は賛否両論を呼んだものの、
今や映画史上のベストテンに必ず入るSF映画の金字塔で、
その後の多くの映画に影響を与えた映画史上の不朽の名作。
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