中さん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
kumagaya001nakanaka002

日記(1.8)散歩 ・ ”縮む日本の先に”

2018-01-08 11:35:03 | 日常
1月8日  (月曜日)   曇り

天気は良くない!
成人の日。各地の映像が流れる。
福岡のコスプレ衣装の若者達。
沖縄石垣のジーンと来る挨拶の若者達。
いずれにしてもこれからの日本を担う世代だ。
決して”今の若い者”とは言うまい!
~~
天気図も低気圧の接近を知らせる。

9時頃から外気が一気に下がって来たが、散歩に出る。
流石に冷たい空気。
~~~~~~~~~~~~~~~
樫の木が並ぶ遊歩道には”どんぐり”が敷き詰めたように落ちていて
踏むたびに”カリッ”と靴底で音がする。

子供の頃は遊びで木に登って良く食べた白い実。

花も萎んできている椿。

蝋梅の花芽もまだ固い。

ヒイラギナンテンは強く緑を保っている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
5日の毎日新聞から
「去年より金銀の流通あしく、諸商売はなはだうすし。
 質屋休み多し。 ……人心安からず」。


  慶応4(1868)年正月の江戸風景で、
  その7月に東京へ改称、
  9月に明治改元となる。


  ▲江戸庶民が不安げに迎えた明治維新から150年がたつ。
   改元4年後の調査では、
   当時の日本の人口は約3480万人という。

   ちなみに18世紀以降の江戸時代は
   人口3000万人の大台を上下する
   長きにわたる人口停滞社会だった。


  ▲明治に始まる日本の近代と工業化の歩みは
   そのまま人口増の歴史である。
   1900年には4384万人
   1億を超えたのは明治改元から99年後の1967年
   同じく140年後となる2008年の1億2808万人がピークとなった。
★私は否が応でもこのピークの歴史の中を生かされてきたのか!
 今でも1億を超えたニュースは記憶に強い。
 それ行けどんどんの時代であったなあ~!
~~~
  ▲それから10年、
   人口減少時代の未来を探る「縮む日本の先に」
   明治維新150年の小紙の大型企画となった。記事はWEB上に。


   明治の先人は西欧文明の衝撃によって新時代の扉を開いたが、
   人口減少の衝撃から未知の時代へ立ち向かう現代日本人だ。

  ▲思えば19世紀の西欧文明に適応しながら、
   対外拡張で破局を招いた150年の前半だった。

   後半は米国主導の20世紀文明に適応して経済大国化を果たしたが、
   今は拡張や成長を突き動かした
   人口増が過去のものとなった21世紀である。

★人口減少は恐ろしいものだ!
 


長期の予測は個人にとっては意味をなさないが・・

未婚率も上がって当然・・出生率は下がって。

~~~~~~~~~
   ▲司馬遼太郎さんの小説
    「坂の上の雲」は明治の健全なナショナリズムを描いた代表作だった。





    だが今、人口のピークを越えた私たちが目ざすべき文明は坂の上の空にはない   

 試されるのは、内なる成熟から未来を開く大いなる知恵である。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする