中さん

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日記(1.31)「老い」を風刺

2018-01-31 20:36:04 | 日常
1月31日 (水曜日)


「老い」を風刺した画があった。

(歌川国芳 画)『田家茶話六老之図』
これは「老い」を風刺した6つの狂歌が書かれた絵です。

老いることをむしろ楽しんでいるような雰囲気がおもしろい。
ちなみにどんな狂歌かというと画面右から


●「シワが寄る ほくろができる 背はちぢむ あたまはハゲる 毛は白くなる」
●「手はふるふ 足はよろつく 歯はぬける 耳はきこえず 目はうとうなる」
●「身におふは 頭巾えり巻 杖 眼鏡 たんこ温石 しびん 孫の手」
●「くどくなる 気みじかになる 愚痴になる 心はひがむ 身は古くなる」
●「聞きたがる 死にとふながる 淋しがる 出しゃばりたがる 世話をしたがる」
●「またしても おなじはなしに 子をほめる 達者自慢に 人はいやがる」


なんというか。
江戸時代の老人、現代の老人とまったく同じ。
年寄りはありがたい存在であるとともに
ちょっとメンドクサイ存在だったのは時代が変わっても同じようです。



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日記(1.31)SNSの偽フォロワー

2018-01-31 11:11:30 | 日常
1月31日   (水曜日)    晴れ

コラムに・・ ”影の病”・・という話が

 若き日の芥川龍之介が耳にした奇談を書きとめた
椒図志異(しょうずしい)」に「影の病」という話がある。



 ある人が自分の部屋で机に伏している自分の姿を見た。
 よく顔を見ようと近寄ると、それはすぐ走り去って消えた。

▲そう、影の病とは自分の姿を自分で見るドッペルゲンガーのことである。
    
    ドッペルゲンガーとは、ドイツ語で「重なって歩く者」という意味があり、
    自分自身を第三者目線で目撃する現象です。
    双子や自分と顔が似ている他人に対しては使われず、
    あくまで自身の分身と遭遇した場合にだけ用いられます
    常識的には起こり得ない現象であるため、
    心霊現象や超常現象のひとつに数えられています。

  ドッペルゲンガーの特徴
    報告されているドッペルゲンガー現象にはいくつかの共通点が存在します。
    例えば分身は本人の行ったことがある場所にしか現れないことです。
    ドッペルゲンガーはあたかも自分自身が本人であるかのように
    日常生活の範囲に出現しています。
    その様子を目撃した人間はまるで自分がドッペルゲンガーで、
    分身が本人のように錯覚するほどだといいます。

    ドッペルゲンガーは人と会話をしないともいわれています。
    目撃されるドッペルゲンガーは周囲の人間とコミュニケーションを
    とることはほとんどありません。
    ドッペルゲンガーは本人の意思とは関係なく、
    ある日突然現れ本人を愕然とさせます。
    また、「ドッペルゲンガーを見ると近いうちに死ぬ」ともいわれており、
    古くから不吉の象徴とされてきました。

双子ではなく、自分にそっくりな人がいることが話題になったりすることも・・・


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 芥川は自死にいたる晩年、自分の身に起こったドッペルゲンガーについて語り、
 小説「歯車」では自分の分身があちこちで
 知人らに目撃される話を書いている。
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▲何とも不吉なドッペルゲンガーである。
 ならばソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で
 自分のアカウントやプロフィルが勝手にコピーされて有名人のフォロワーになり、
 自動的に「いいね」を送っていたらどうだろう。


▲英BBCのウェブサイトによれば、米国で他人の身元を盗み、
 SNSユーザーに大量の偽フォロワーを販売したとされる会社への捜査が始まるという。

 偽フォロワーを買っていたのは俳優や起業家、政治評論家らの著名人たちだった。

▲当の企業は違法行為を否定したが、今や恐るべきはSNSのフォロワー数が持つ影響力である
 偽フォロワーを金で買えるなら支払いは惜しまぬという向きが多いのは間違いない。
 ドッペルゲンガーで「世論」は作れるという次第だ。
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▲実際、米国のケースではリベラル派も右派も世論の支持を装うのに
 偽フォロワーを利用していた。
 いやはや当人の知らぬ間に分身がせっせと
 影響力のペテンに奉仕させられるネット社会の「影の病」である。
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ネット情報による操作が大きすぎると暴力的になってくるから怖い時代だ。

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蛇足)
芥川龍之介

日本の文豪芥川龍之介もドッペルゲンガー現象の経験を雑誌のインタビューで話していた
記録があります。
 芥川は「人を殺したかしら」という未完の小説を残して死んでいますが、
 その題材が「もうひとりの自分」であり、
 ドッペルゲンガーの目撃から書かれたものだといわれています。

芥川の自殺の前日に家を訪ねた編集者がこの小説を見つけます。
 しかし、芥川はそれを読もうとした編集者に激怒し、
「それに触るな!」と言ったそうです。
芥川はその原稿にある自分の名前を筆で塗りつぶし、
 その場で破り捨てました。しかし、
 翌日に芥川宅を訪ねた編集者が見たものは自殺した芥川の死体と、
 皺ひとつない昨日破られたはずの原稿でした。

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歯車は
青空文庫で読んでみるのもいいかも。
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日記(1.31) ハートフルセミナー2回目

2018-01-31 10:08:46 | 日常
1月31日   (水曜日)    晴れ  朝が冷たい

昨日は第二回目のハートフル・セミナーで出かけた。
T役員さんと同行、新規自治会員さんの打ち合わせをしてから
昼食を外食にしたその足で会場に。
毎年3回にわたって人権問題の講習会が行われる。
大里あすねっとの周囲はまだ雪が残る。


北風がやけに冷たく感じる。
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アトラクションに20分程の熊谷市消防音楽隊の演奏があった。


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その後、人権問題の専門講師が90分程、講演を行った。
会場は満席であった。
難しい問題だなあ。
帰宅は16時をまわった。
夕方、明日の満月を待たずに一日前の月を撮ってみた。


本日は凄く大きいと月が見られる言う。
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