11月15日 (水曜日) 曇り⇒晴れ間出て静かな日になった。
〇少しだけ黒豆の鞘獲りを始めた。
とりあえずベランダに出しておく。沢山実が出来ている。
〇みかんが大分色づいた。数個獲って食べる・・酸味がまだあるが食べられる。
〇今年獲った野菜でてんぷら。
サツマイモ「安納芋」・秋獲りのインゲン・菊の花「もってのほか」の花
を具にした。
==========================
下野新聞 雷鳴抄に面白いタイトルでコラム・・
”地球の冷やし方”
~~~~~~~~~~~~~
気候災害に詳しい英国の科学者ビル・マクガイア博士が昨年、
「ホットハウス・アース」という本を出版した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「地球温暖化は進み過ぎた。もう何をしても無駄。
これからの人類は温暖化に適応すべきだ」という趣旨である。
▼那須町在住の発明家藤村靖之(ふじむらやすゆき)さん(79)は、
この本を読んで腹が立った。
「可能性がある限り人々に希望を与えるのが科学者の仕事。絶望を与えることではない」と。
20冊目となる著書「地球の冷やし方」を執筆する原動力となった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
▼藤村さんは2007年から同町で「非電化工房」を主宰している。
広い敷地内には冷房不要のわらと土の家、廃熱回収装置を組み込んだ温水シャワー室など
数々のエコな発明が立ち並んでいる。
▼新著には工房での暮らしで思いついた77のアイデアを詰め込んだ。
中には安くて簡単にまねできそうな事例もある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼区切るところを変えるだけで、正反対の意味になる言葉がある。
「できるわけ/ないじゃない」⇒「できる/わけないじゃない」。
同町で先日開かれた出版記念講演会で、藤村さんが「できの良い自作のオヤジギャグ」と
自賛していた。
~~~~~~~~~~~
▼「楽しみながらライフスタイルを変えよう。
楽しみながら地球を冷やそう」と藤村さんは言う。
米国の研究機関によると、過去12カ月間の世界の平均気温は観測史上で最も暑かったそうだ。
===============================
〇古生代末(約2億5000万年前)の
大量絶滅事件により生物の大部分は死滅し、
それまでの生態系は壊滅的な打撃を受けました。
それに続く三畳紀前期の地球は、大気中の二酸化炭素濃度が高く、
"ホットハウスアース"と呼ばれる極端に温暖で乾燥した気候であったと言われています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★個人としては、
あと何年かの寿命では少しの知恵と暑いのを我慢して生き抜くことかな!
でも暑くなっているのは子供時代を知ってる私達の年代はホットなアースは気になるなあ~
地獄の業火に焼かれていくのかも・・・
===============================
以降はメモ:"ホットハウス・アース"の訳文
図1
典型的な氷期・間氷期サイクルの経路に対する将来気候の可能な経路の略図.
地球システムの間氷期の状態は氷期・間氷期サイクル(Glacial-Interglacial Cycle, 青線)の
上端に位置する.
一方,氷期の状態は下端に位置する. 海水準(Sea level)は熱膨張と氷河・氷帽の融解を通じて
比較的ゆっくりと変化する.
図の中央の高さに位置する水平ラインは産業革命以前の温度レベル(Temperature)を示している.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
地球システムの現在の位置は赤線上の安定化された地球の経路(Stabilized Earth pathway)と
ホットハウス・アースの経路(Hothouse Earth pathway)が離れてゆく点の近くの
小さなボールで示されている.産業革命以前のレベルから約2℃高い位置にある
「地球規模の変化につながる閾値」も示されている.
安定化された地球の経路およびホットハウス・アース経路に沿って書かれたアルファベットは,
これらの経路の各地点での地球システムの状態に示唆を与える
過去の4つの期間を表している(付録のサポート情報):
A 完新世中期; B エーミアン間氷期; C 鮮新世中期; D 中新世中期.
これらの経路上での位置は近似的なものに過ぎない.
=================================
図2.
完新世(Holocene)をスタートとする地球システムの経路の安定性を表す"地形".
すなわち,氷期・間氷期の極限周期軌道(Glacial-interglacial limit cycle)をスタートとして
より暑い人新生(Anthropocene)へと至る経路.上の図 1における経路の分岐は,
地球システムの二つの離れて行く経路として描かれている(破線矢印).
現在,地球システムは人為起源の温室効果ガス排出と生物圏の規模縮小に駆動されて
ホットハウス・アースの経路(Hothouse Earth pathway)にあり,
約2℃上昇の位置にある地球規模の変化につながる閾値(Planetary threshold, 破線)へと
近づいている.
その閾値を超えると生物・地球物理学的フィードバックに駆動されシステムは
本質的に非可逆な経路を辿る.もう一方の経路は安定化された地球(Stabilized Earth)へと至る.
この経路は人類によって創成されたフィードバックによって管理される経路であり,
人類によって維持される準安定的な吸引領域へと至る.
ここで「安定度 Stability」(縦軸)はシステムのポテンシャルエネルギーの逆として定義される.
より安定なシステム(深い谷)はより低いポテンシャルエネルギーを持つ.
この安定状態からシステムを抜け出させるには非常に大きなエネルギーが必要である.
不安定なシステム(丘の頂上)は高いポテンシャルエネルギーを持つ.
そして,この丘からシステムを低いポテンシャルエネルギーの谷へと突き落すには
ほんの少しのエネルギーしかいらない.
==================================
図3.
起こり得るティッピング・カスケードの世界地図.
個々のティッピング・エレメントは平均地表面気温に対する推定閾値に従って色付けられている.
矢印は専門家の聞き取り調査に基づくティッピング・エレメント間の相互作用を示してる.
これらの相互作用にによりカスケードが引き起こされることがあり得る.
東南極氷床のティッピング(損失)のリスクは5℃以上と提案されているが,
いくつかの海に面した区域ではより低い温度に対しても脆弱かもしれない.。
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〇少しだけ黒豆の鞘獲りを始めた。
とりあえずベランダに出しておく。沢山実が出来ている。
〇みかんが大分色づいた。数個獲って食べる・・酸味がまだあるが食べられる。
〇今年獲った野菜でてんぷら。
サツマイモ「安納芋」・秋獲りのインゲン・菊の花「もってのほか」の花
を具にした。
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下野新聞 雷鳴抄に面白いタイトルでコラム・・
”地球の冷やし方”
~~~~~~~~~~~~~
気候災害に詳しい英国の科学者ビル・マクガイア博士が昨年、
「ホットハウス・アース」という本を出版した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「地球温暖化は進み過ぎた。もう何をしても無駄。
これからの人類は温暖化に適応すべきだ」という趣旨である。
▼那須町在住の発明家藤村靖之(ふじむらやすゆき)さん(79)は、
この本を読んで腹が立った。
「可能性がある限り人々に希望を与えるのが科学者の仕事。絶望を与えることではない」と。
20冊目となる著書「地球の冷やし方」を執筆する原動力となった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
▼藤村さんは2007年から同町で「非電化工房」を主宰している。
広い敷地内には冷房不要のわらと土の家、廃熱回収装置を組み込んだ温水シャワー室など
数々のエコな発明が立ち並んでいる。
▼新著には工房での暮らしで思いついた77のアイデアを詰め込んだ。
中には安くて簡単にまねできそうな事例もある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼区切るところを変えるだけで、正反対の意味になる言葉がある。
「できるわけ/ないじゃない」⇒「できる/わけないじゃない」。
同町で先日開かれた出版記念講演会で、藤村さんが「できの良い自作のオヤジギャグ」と
自賛していた。
~~~~~~~~~~~
▼「楽しみながらライフスタイルを変えよう。
楽しみながら地球を冷やそう」と藤村さんは言う。
米国の研究機関によると、過去12カ月間の世界の平均気温は観測史上で最も暑かったそうだ。
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〇古生代末(約2億5000万年前)の
大量絶滅事件により生物の大部分は死滅し、
それまでの生態系は壊滅的な打撃を受けました。
それに続く三畳紀前期の地球は、大気中の二酸化炭素濃度が高く、
"ホットハウスアース"と呼ばれる極端に温暖で乾燥した気候であったと言われています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★個人としては、
あと何年かの寿命では少しの知恵と暑いのを我慢して生き抜くことかな!
でも暑くなっているのは子供時代を知ってる私達の年代はホットなアースは気になるなあ~
地獄の業火に焼かれていくのかも・・・
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以降はメモ:"ホットハウス・アース"の訳文
図1
典型的な氷期・間氷期サイクルの経路に対する将来気候の可能な経路の略図.
地球システムの間氷期の状態は氷期・間氷期サイクル(Glacial-Interglacial Cycle, 青線)の
上端に位置する.
一方,氷期の状態は下端に位置する. 海水準(Sea level)は熱膨張と氷河・氷帽の融解を通じて
比較的ゆっくりと変化する.
図の中央の高さに位置する水平ラインは産業革命以前の温度レベル(Temperature)を示している.
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地球システムの現在の位置は赤線上の安定化された地球の経路(Stabilized Earth pathway)と
ホットハウス・アースの経路(Hothouse Earth pathway)が離れてゆく点の近くの
小さなボールで示されている.産業革命以前のレベルから約2℃高い位置にある
「地球規模の変化につながる閾値」も示されている.
安定化された地球の経路およびホットハウス・アース経路に沿って書かれたアルファベットは,
これらの経路の各地点での地球システムの状態に示唆を与える
過去の4つの期間を表している(付録のサポート情報):
A 完新世中期; B エーミアン間氷期; C 鮮新世中期; D 中新世中期.
これらの経路上での位置は近似的なものに過ぎない.
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図2.
完新世(Holocene)をスタートとする地球システムの経路の安定性を表す"地形".
すなわち,氷期・間氷期の極限周期軌道(Glacial-interglacial limit cycle)をスタートとして
より暑い人新生(Anthropocene)へと至る経路.上の図 1における経路の分岐は,
地球システムの二つの離れて行く経路として描かれている(破線矢印).
現在,地球システムは人為起源の温室効果ガス排出と生物圏の規模縮小に駆動されて
ホットハウス・アースの経路(Hothouse Earth pathway)にあり,
約2℃上昇の位置にある地球規模の変化につながる閾値(Planetary threshold, 破線)へと
近づいている.
その閾値を超えると生物・地球物理学的フィードバックに駆動されシステムは
本質的に非可逆な経路を辿る.もう一方の経路は安定化された地球(Stabilized Earth)へと至る.
この経路は人類によって創成されたフィードバックによって管理される経路であり,
人類によって維持される準安定的な吸引領域へと至る.
ここで「安定度 Stability」(縦軸)はシステムのポテンシャルエネルギーの逆として定義される.
より安定なシステム(深い谷)はより低いポテンシャルエネルギーを持つ.
この安定状態からシステムを抜け出させるには非常に大きなエネルギーが必要である.
不安定なシステム(丘の頂上)は高いポテンシャルエネルギーを持つ.
そして,この丘からシステムを低いポテンシャルエネルギーの谷へと突き落すには
ほんの少しのエネルギーしかいらない.
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図3.
起こり得るティッピング・カスケードの世界地図.
個々のティッピング・エレメントは平均地表面気温に対する推定閾値に従って色付けられている.
矢印は専門家の聞き取り調査に基づくティッピング・エレメント間の相互作用を示してる.
これらの相互作用にによりカスケードが引き起こされることがあり得る.
東南極氷床のティッピング(損失)のリスクは5℃以上と提案されているが,
いくつかの海に面した区域ではより低い温度に対しても脆弱かもしれない.。
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