まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

フランス大領選挙、右派サルコジ氏が当選

2007年05月08日 | その他
 日本での統一地方選挙の終了した4月22日の同じ日にフランス大統領選挙の第1回投票があり、いずれの候補者も過半数を獲得できず5月6日、決戦投票が行われ、右派サルコジ氏が当選しました。

 サルコジ氏はハンガリー系移民を父に持っている大統領ですが、昨年の暴動の際に移民労働者に対しては極めて排他的な姿勢をとっています。グローバリズムを踏まえた新自由主義的政策は、日本の安倍首相とも似ています。

 今回の結果をどうみるか、フランス大統領選挙における決戦投票システムはをど評価するか、欧州統合、外交路線は、35時間労働制の転換や外国人政策は?いろんな関心が持たれています。

 政令市浜松市は外国人労働者問題では先進的と評価されてきていますが、政令市静岡市はどんな現状にあるのか。6月10日にアジアを考える静岡フォーラム総会が開催されます。静岡市、県、日本の外国人労働者政策について私が講師を勤めます。

 世界の移住労働者の課題と静岡の地域課題について、少し論点整理をやって見たいと考えています。

 因みに、第1回大統領選挙では11人もの政党・候補者が名乗りを上げました。ニコラ・サルコジ氏 国民運動連合  30.84% セゴレーヌ・ロワイヤル氏 社会党 25.58%  フランソワ・バイル氏 フランス民主連合 18.50%  ジャン=マリー・ル・ペン氏 国民戦線 10.71%  オリヴィエ・ブザンスノ氏 革命共産主義同盟 4.23%  フィリップ・ド・ヴィリエ氏 フランスのための運動 2.33%  マリー=ジョルジュ・ビュフェ氏 共産党 1.92%  ドミニック・ヴォワネ氏 緑の党 1.57%  アルレット・ラギエ氏 労働者の闘い 1.39%  ジョゼ・ボヴェ氏 無所属 1.33%  フレデリック・ニウ氏 狩猟・釣り・自然・伝統 1.25%  ジェラール・シヴァルディ氏 労働者党 0.35%