まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

市民派議員は「新しい公共」を拓けるか

2007年05月15日 | その他
 「市民派議員は「新しい公共」を拓けるか」は、『都市問題』12月号で”統一地方選挙は変わるか”の特集で私自身が投稿させてもらった原稿での表題です。改めて読みなおしました。当時の問題意識が鮮明に提出されています。

 問題は、私自身の県議会議員選挙において、また全国の選挙でどのように実践され新たな教訓が生まれているか、です。敗れた選挙をこの論文の視点で見なおしてみると、どうなるのか、この1ヶ月の視点とはまた違ったものが見えてきます。

 論文の最後のまとめは以下のようになっています。
 「キャンペーン2007は、「議員特権」という新自由主義的要素をも含み得る「危うさ」を自覚しながら、みどり・共生・平和の自治体政策50のマニュフェストを掲げることで、無党派層の政治的エネルギーとの緊張関係を作り出そうとしている。それは、議会本来のチェック機能の復権である。今回のキャンペーンの展開は、そのあとに待ちうける参議院選挙の結果も含めて、環境政党的存在へと展開できるかどうかの試金石となる。2007統一地方選挙はその意味で正念場である」。

 東京地方区での「環境政党的存在」を睨んだ川田龍平選挙が始まろうとするこの時、私達はどのように次の一歩を踏み出せばいいのか。時としてへこたれそうになる自分を横目でみながら、自分の着地点を模索する日々です。