まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

与野党逆転の中、参議院において人事案件を否決

2007年11月14日 | その他
 参議院の与野党逆転の政治的力が、56年ぶりに人事案件3人の政府提案を否決という事態に追い込みました。28人の新たな人事をどう評価するか。過半数近い数字を抱える民主党の意向が大きく左右するわけですが、過半数に至っていませ。少数政党、無所属の態如何によって結論が変わります。

 民主党は、3人の委員を天下り人事として反対、共産党は賛成、社民党は反対、無所属の川田龍平議員も反対、他の無所属議員の反対もあって賛成多数に至りました。無所属の存在が大きく注目される、また与野党伯仲でのこの結果は歴史的な事件といえます。

 参議院の野党多数、衆議院の与党多数、両院の意思が異なり、政府の意思決定ができない膠着状態が続きます。政府法案、野党議院立法、共につるし状態です。国家公安委員人事については、共産党、社民党、川田議員は一致反対でしたが賛成多数で可決されています。

 テロ特措法を衆議院で可決した福田首相、米訪問に間に合った形です。が、参議院では、民主党はイラク支援廃止法を提案し、こちらを先議するとしています。現段階での世論は伯仲ですが、イラク問題で世論がどのように動くか、民主党が大連立の痛手をどう回復できるか、緊迫が続きます。

日本テレビ「N・ZERO」の桜井翔さんによる川田龍平密着取材

2007年11月14日 | その他
 昨日の日本テレビ「N・ZERO」での桜井翔さんによる川田龍平参議院議員密着取材企画は、なかなかの出来栄えでした。国会の仕組みがよくわかり、尚且つ新人議員の質問といういままで経験したことない大臣・官僚とのやりとり。

 ドキドキで緊張で、失敗したらどうしようなどと考える暇なく制限時間が通り過ぎていく、気がついたらゴングが鳴っていた、これは新人議員の誰しもが経験する姿です。私も市議会議員、初めての質問はあんなものでした。

 1987年当時、学校給食の問題が最初の質問であったと思いますが、議場から自民党の議員がどんどん退場していきます。何がおきているのかもよくわからず、質問が終わったらマスコミ人の取材攻勢。

 要は、私がネクタイをせずに議会に登壇したことへの自民党、公明党の皆さんの「嫌がらせ」であったわけですが、これがきっかけで「ノーネクタイ」議員として全国のマスコミをにぎやかすことになりました。

 輪S足しの経験をはるかに超える川田龍平議員です。毎日新聞の年末「時の人」取材に「議員を辞めるとき、普通の市民感覚を持ち続けていることができるか」このことを大切にしたい、といったような気がします。さて川田さんは如何に!