まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

横浜市立大学・上山雄彦准教授による「地球社会論」集中講義

2010年08月22日 | ニュース・関心事
※写真のどっちが人間でどっちがロボットかわかりますか?!

国際連帯税の勉強会で横浜市立大学・上山雄彦准教授と知りあいとなり、横浜市立大学「地球社会論」集中講義でフランスのグルノーブル大学のクレベール・ギミル上級准教授が来られることを知りました。

上山雄彦さんの生き方への共感と9月はじめに中国上海万博視察があり、もう一度「科学技術と社会」に関しての基本的視座をきちんとしておきたいという気持ちから参加しました。

全て英語での集中講義でしたが上山さんの適格なほぼ同時通訳にも近い形での進行で内容が十分把握できました。問題意識は重なっていて、上山さんが招請する学者ですから当然といえば当然です。

科学技術発展による人間の持つ力の衰え、バイオテクノロージーへの対処、ロボットをめぐる社会の変化、化学物質による生殖能力の喪失について具体的なデータに基づいて説いていきます。

その展開の基礎にカント哲学が敷衍されていました。自殺してはならない 借金は返さなければならない 能力、才能は開発されなければならない 困った人がいる時に無関心であってはならない、と。

今の学生の方々、みんな英語で質問するんですね。上山さんに「自己紹介を」といわれ、前提は英語、いやー!困ってしまいました。よーし!英語しゃべれるようになって見せるぞ!!の強い夢!