まつや清の日記 マツキヨ通信

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静岡市事業仕分け第2弾 競輪場

2010年08月27日 | ニュース・関心事
松風会主催のランチトークのテーマは競輪場。5月24日の国の事業仕分けで全国の競輪場事業を総元締めであるJKA(日本競輪・オート振興法人)が対象となり、補助金の支出を「廃止」決定することになりました。

補助金財源は全国の静岡市含む61事業者から吸い上げられる3%の交付金。その中からJKAの運営費、機械工業振興費や体育・公益事業振興費補助金が捻出されます。補助先129法人のうち85法人に天下りが常態化。

事業者側は「廃止」決定が、天下りが根絶されるまでであるのか、JKAでなく国に直接交付することになるのか、交付金制度の廃止なのか、競輪事業自身の在り方の問題であるのか、困惑状態にあります。

ということからの静岡市の競輪事業の仕分けとなりました。全国の競輪事業収入は1991年の1兆9千万をピークに2008年には7913億円と5分の2.ところが開催回数は静岡市で年間に111回が226回に増えました。

その内訳は、市営開催が90回から58回、場外開催が21回から168回。市営開催は08年度で5億円の赤字、場外開催が17億円の黒字。これによって静岡市への10億円の繰り出し金が確保されています。

つまり、いまや競輪場経営はコンピュータ活用の全国化によって公営ギャンブルの黒字が確保されているという実態にあります。参加者の仕分け判断結果は「黒字が続く限りは継続」というものでした。

皆さんはどう判断されるでしょうか。パワーポイント資料があります。必要な方は連絡ください。