まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

議員年金制度の大詰め

2010年10月20日 | ニュース・関心事
昨日の議会最終日に議長から議員年金制度に関する全国議長会の報告に対して自民党議員団から議場が割れんばかりの大声で厳しい批判が行われました。「議長は我々の声をちゃんと議長会に伝えているのか」。

議長会の方針は以下の点です。

全国市議会議長会としては、この際、地方議会議員年金制度を廃止することとし、廃止にあたっては以下の措置を講ずることを求める。
1、既裁定者には、現行制度に基づく給付を行うこと。
2、地方議会議員年金制度の廃止時において退職年金受給を有する者については、退職年金または退職一時金のいずれかの給付を受けることを選択できるようにすること。
3、退職年金受給資格を有する議員が退職年金を選択した場合においては、現行制度に基づく給付を行うこと。
4、退職一時金については、議員が納付した掛金及び特別掛金の総額の80%を給付することととする。

議員年金制度については、国民年金制度しかない市民からは議員の特権、即刻廃止せよ、若い世代の議員からは我々の時代まで年金制度は維持できないのだから廃止せよ、など厳しい批判が当然ながらあります。

一方で、制度存続をゆるがす年金の保険料収入の減少は「平成の合併」がもたらしたもので国の責任において制度存続をはかるべき、地方議員候補者があまりにも少なすぎる、議員とは何か、広範な議論を巻き起こすべき。

皆さんは、どのように思われますか。