まつや清の日記 マツキヨ通信

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阿久根市長選挙、市長リコール派・西平氏が当選

2011年01月19日 | ニュース・関心事
864票差をつけて現職竹原信一市長をリコール運動を続けてきた西平候補が当選。翌日の当選授与式のあとただちに仙波敏郎副市長を解任、竹原市長の専決処分で半減となった職員のボーナスを元に戻すことを明らかに。

同じように専決処分された議員の日給制については「市民からの議会への厳しい批判ある中での議会として是正案を示してほしい」と議員リコール投票が2月20日に迫る中、議会にボールを投げた形となりました。

今回の阿久根市長選挙結果は、河村たかし名古屋市長の「減税日本」としてしかけた「トリプル投票」や橋下とおる大阪府知事の「大阪維新の会」しかけている大阪再編構想にどのような影響をあたえるのか、大いに注目です。

大方のマスコミが市長による議会リコールや「総とっかえ」方式のポピュリズム手法に「二元代表制」の下で議会と丁寧で十二分な議論を行うべしとの批判的論調。私もその立場ですがどんな結果になるのか予断を許しません。

議会がこのような批判を受ける理由は、「二元代表制」の本来の機能を果たしていないことにつきます。少数意見を代表する議員どおしの連携スタイルと一人の大統領を選ぶ形での政治スタイルは手法においては異なります。

しかし、市民自治にトレーニングされた政党、政治家が求められるという意味では同じことです。静岡市長選挙においてそうしたことがどのようにあらわれてくるのか、いらいらしながら現状を注視している私です。