まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

「辺野古の問題は私たちの問題ー小豆島土砂搬出から考えるー」分科会 阿部悦子さん(搬出反対全国連絡協議会共同代表)の問題提起

2019年08月24日 | 市政

53%の米軍基地を抱える北谷町議会議員の方々4人が参加があり、阿部さんからの「本土側の当事者性」巡る議論に大きな期待が生まれましたが午後のオプショナルツアーのために中断せざるを得ませんでした。ただ、小豆島島含め搬出反対の全国連絡協議会が、搬出する土砂に含まれるゴケグモなど外来生物を規制する沖縄県外来生物に関わる条例に「搬入を中止」「罰則」規程を入れ込む条例改正陳情を提出されているとの活動報告には勇気を貰いました。また、大浦湾における軟弱地盤を政府が認めたことにより7万7000本の砂杭を90メートル下の海底に打ち込まなければならない事態が発生しています。建設費が5兆5000億円にも膨れ上がることに対して税金の使い道としても妥当なのか「本土側の当事者性」が試されます。そして、砂杭の海砂の供給は全国で880万トンほどで福岡県、長崎県で440万トン、沖縄県で110万トンを供給していることで、650万トンが必要となる砂杭は新たな難題に直面します。海砂採取による環境破壊含めて更なる「本土側の当事者性」問題が示されました。まさに辺野古問題は私たちの問題です。小金井市議会で米須さんという沖縄青年に触発された静岡の沖縄を語る会など市民グループによる3月市議会での辺野古中止請願、6月議会での地位協定陳情、そして22日に第1回目となる静岡県議会への地位協定請願呼び掛け人会議が持たれたことを報告しました。

郊外大型SCイオンと明石大橋で隣町となった神戸とインターネット通販とどう戦うのか!高松市丸亀町商店街の挑戦!

2019年08月24日 | 市政

振興組合再開発担当副理事長の明石光生副理事長の問題意識は鮮明でした。いま、全国の地方都市の商店街は衰退、消滅の危機。丸亀町商店街は1558年から始まり100年先に向けて進化し続けるために何を目指すのか。1983年駅ビルが出来てつぶれかかっていた高崎市、前橋市を見学した。商店街がだめになるのは商店主自身が見限ることで発生している。明石さん自身、父親が戦後始めた、呉服屋→下駄屋→靴屋→うどん屋、現在、丸亀商店街再開発B街区でパスタ経営。必要とされない業種は生き残れない。丸亀町商店街は高松駅に近づくのか、瓦町に近づくのか、そして独自に丸亀町駐車場を整備して独自の再開発計画を初めて40年、まだ終わっていないがなんとか仕上げたい。470㍍ある商店街をドームからA街区~G街区までに分け、現在、ドームとA、B、G街区の再開発を終えている。丸亀町だけでなく2.7㎞の中心市街地、休日の人の流れが3万人目標は達成できていないが近い数値になっているという。ドームにはルイヴィトンやcoachなどブランドショップが並ぶ。明石さんは、隣町の神戸に比べたら品揃えはまるで違い勝てない。結局、商店街の目標をどこに置くかになる。街に住む人を増やすこと、そのためのマンション計画、安心で安全でデザインを生かす美しい街作り。道路も11㍍の幅から1.5㍍セットバックして歩いて楽しい街、床のデザイン、屋根のデザイン、デザイナーと格闘しながら作り上げている。自転車は走ってはいけなく尚且つ歩道でなく道路の真ん中を押して歩く。本当に素晴らしい商店街でした。ドーム横にわらび餅のお菓子屋さんの芋ソフト、イチゴかき氷を自治体議員政策情報センターの前身の虹と碧の500人リスト運動の同志、尼崎市議の酒井一さんと一緒に食べた。おいしかった。

「教育と憲法」前川喜平さん、いつ聞いてもその憲法論の深さに感銘する

2019年08月24日 | 市政

自治体議員政策情報センター第11回全国研究会のメインテーマは「日本一小さい県で民主主義を考える」。そして記念講演としての「教育と憲法」、前川さんは自由権としての学習権、社会権としての学習権、平等権としての学習権を憲法との関係で詳細に講演。2時間があっという間にすぎました。その前川さん、安保法制の強硬採決の前夜、国会包囲のシールズなど多くの市民と共にラップ感覚のコールをあげていたとのこと。この方はホンモノ!です。