まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

辻信一さんに初めて会う

2007年11月20日 | その他
 辻信一さんが、文化人類学者、環境運動家で「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表で、NGOナマケモノ倶楽部の世話人を務めていることは度重なる活動の中で聞いたり、読んだりしてきました。

 いつか、ご本人にあってみたいと思っていましたが、今日、「地域シゴトの学校」の講座で、初めて会うことができました。なかなか精悍なスタイルで、この方が辻信一さんかと。交流会でいろんな話をさせてもらう機会をえました。

 辻さんは、川田龍平参議院議員の応援団の中心メンバーの一人で、そのことでの意見交換は初めてです。様々なアドバイスをいただき、また、私自身が市民活動から議員となり、運動圏と制度圏の矛盾についての話もさてもらいました。

 辻先生の門下生も参加していて、静岡で「ナマケモノ倶楽部」発足の話まで出て多いに盛り上がった「地域シゴトの学校」の「夜学」でした。大いに楽しみが湧いてくるこの学校、果たしてどんな展開になるのやら。





知人の死

2007年11月18日 | その他
 知人が不慮の死。

 亡くなるその日を一緒に同じ場所で活動していました。
 朝、「来ててくれたんだね。ありがとう」と挨拶をしました。
 午後、依頼された仕事をこなす彼の姿が記憶に残っています。
 これがわたしにとって最後の彼でした。

 その日の夕方に亡くなりました。
 どうして声をかけなかったんだろうか。
 悔やまれます。

 今日、彼の遺影にお参りしてきました。
 にこやかな顔でした。

 残されたご家族を前に言葉がありません。
 どんなに辛いことでしょう。
 
 気丈なお父さんとお母さんでした。

 ご冥福をお祈りいたします。
 
 

浜岡原発4号炉の手動停止

2007年11月17日 | その他
 今日は、八つ場ダム視察で驚くような現場を沢山見せてもらいました。受け入れてくれた群馬県県議会議員・角倉邦良さんに感謝です。その報告を書こうと思いきや、毎日新聞静岡版に浜岡原発事故報道。

 見出しは「浜岡原発4号機停止 復旧のめど付かず プルサーマル導入に影響も」。15日夜浜岡4号炉調整運転中に、原子炉冷却材浄化系機器の故障で手動停止したとのことです。一体どんな事故なのか。

 10月26日の全面敗訴のあとの中部電力の高笑いとプルサーマル推進ゴーサインの声が聞こえてきただけに、今回の事故はある意味で「大きな警鐘」ともいえます。まだ事実関係は明らかではありませんが、注目です。

 ところで、14日「再処理工場を知る会」主催の河野太郎衆議院議員、田中康夫参議院議員、川田龍平参議院議員の3人のセッションがありました。小さなカフェバーでの企画で、今後の脱原発の新たな動きを感じさせるやり取りでした。

 新しい私自身の役割分担が見えてきつつある昨今です。ご期待ください。

 

液状化の様相の日本政治

2007年11月16日 | その他
 国会では守屋防衛省前次官が、政治家の名前を口にし閣議では問題なしとされ、福田首相がアメリカに飛び立つ、その裏にアメリカの影ありと『週間金曜日』が分析します。つまるところ、防衛省利権の自民党金丸ラインが問題の対象です。

 勿論、額賀財務大臣は事実を否認し、山田洋行元専務山田氏は同席を認める、しかし、一向に小沢ラインがでてこない、これは自民党の高等戦術で民主党を大連立に引き込むための「小沢はずし」と分析する筋もあります。

 さあ、いったい、東京検察庁は何をターゲットに捜査を進めているのか、国民の関心が高まります。何か、ロッキード事件のような雰囲気もでてきています。しかし、参議院与野党逆転の現実は動きません。国民の選択は生きています。

 明日は、群馬県八つ場ダムを川田龍平参議院議員と現地視察です。朝が早く、今日は東京に泊まりです。国政における液状化現象の政治世界に、何が国民一人一人の意思なのか、国民主権のリーダーシップが求められます。

未完成の技術・灰溶融炉

2007年11月15日 | その他
 今日、川田龍平参議院議員の視察を兼ねて東京都下の区議会議員、三多摩地域議員、市民活動、労働組合など多彩な参加者14名で、東京23区の焼却灰の灰溶融炉施設とPCB処理施設を視察する機会がありました。

 特に灰溶融炉施設では、興味深い報告があり、灰溶融炉は未完成の技術水準のもとで進められた公共事業で、なおかつランニングコストの極めて高い「環境施設」であることを実感させられました。

 静岡市では04年に導入したばかりの灰溶融炉の爆発事故があり、メーカーの技術責任が問われ、メーカー負担で新しい改良灰溶融炉が建設されました。その後をゴミゼロネットワークの壷阪さんが情報公開制度を使って現状分析をしています。

 灰溶融炉でのスラグのJIS基準を超える鉛の溶出や灰ガスの水銀の自主基準を上回る排出など、その原因の分析と技術上の対策それに関わる費用負担は、未完成技術としてのメーカー側の責任と思いきや、契約書を読み直しての対応との事です。

 実り多い視察でしたが、自治体議員の方々の分析水準の高さに感動しました。


与野党逆転の中、参議院において人事案件を否決

2007年11月14日 | その他
 参議院の与野党逆転の政治的力が、56年ぶりに人事案件3人の政府提案を否決という事態に追い込みました。28人の新たな人事をどう評価するか。過半数近い数字を抱える民主党の意向が大きく左右するわけですが、過半数に至っていませ。少数政党、無所属の態如何によって結論が変わります。

 民主党は、3人の委員を天下り人事として反対、共産党は賛成、社民党は反対、無所属の川田龍平議員も反対、他の無所属議員の反対もあって賛成多数に至りました。無所属の存在が大きく注目される、また与野党伯仲でのこの結果は歴史的な事件といえます。

 参議院の野党多数、衆議院の与党多数、両院の意思が異なり、政府の意思決定ができない膠着状態が続きます。政府法案、野党議院立法、共につるし状態です。国家公安委員人事については、共産党、社民党、川田議員は一致反対でしたが賛成多数で可決されています。

 テロ特措法を衆議院で可決した福田首相、米訪問に間に合った形です。が、参議院では、民主党はイラク支援廃止法を提案し、こちらを先議するとしています。現段階での世論は伯仲ですが、イラク問題で世論がどのように動くか、民主党が大連立の痛手をどう回復できるか、緊迫が続きます。

日本テレビ「N・ZERO」の桜井翔さんによる川田龍平密着取材

2007年11月14日 | その他
 昨日の日本テレビ「N・ZERO」での桜井翔さんによる川田龍平参議院議員密着取材企画は、なかなかの出来栄えでした。国会の仕組みがよくわかり、尚且つ新人議員の質問といういままで経験したことない大臣・官僚とのやりとり。

 ドキドキで緊張で、失敗したらどうしようなどと考える暇なく制限時間が通り過ぎていく、気がついたらゴングが鳴っていた、これは新人議員の誰しもが経験する姿です。私も市議会議員、初めての質問はあんなものでした。

 1987年当時、学校給食の問題が最初の質問であったと思いますが、議場から自民党の議員がどんどん退場していきます。何がおきているのかもよくわからず、質問が終わったらマスコミ人の取材攻勢。

 要は、私がネクタイをせずに議会に登壇したことへの自民党、公明党の皆さんの「嫌がらせ」であったわけですが、これがきっかけで「ノーネクタイ」議員として全国のマスコミをにぎやかすことになりました。

 輪S足しの経験をはるかに超える川田龍平議員です。毎日新聞の年末「時の人」取材に「議員を辞めるとき、普通の市民感覚を持ち続けていることができるか」このことを大切にしたい、といったような気がします。さて川田さんは如何に!

大きな公共と小さな政府

2007年11月12日 | その他
地域政策研究所主催の福嶋浩彦さん(前我孫子市長)講演会が、11月25(日)13:00より、アイセル21で開催されます。「小さな政府」論につい
ては意見が分かれるところですが、福嶋さんが言う所の「小さな政府」は行政改革的側面というより、市民の政府はどうあるべきかというラジカルな側面を持った主張です。

 それに先立ち、午前中には、政策ネットワーク・虹と緑の方々と連携して、新人
議員研修が開催されます。テーマは、沼津市で起きた提案文書「黒塗り」事件をきっかけに「議会と情報公開」、70%の病床利用率を指標とする「公立病院の財政健全化」問題です。是非、こちらにもご参加下さい。

 地域政策研究所のNPO法人化準備が遅れていますが、何とか方向をつくりだしていきたいと考えていますので、ご協力をお願いいたします。


外国人無料検診会、今年も無事終了

2007年11月11日 | その他
 朝8時にぞくぞくと医師、通訳、助産師、看護師、保健師、ソーシャルワーカー、社会保険庁、国保年金課、理学療法士、学生、一般ボランティア、厚生病院関係者など128名のボランティアが厚生病院に終結し、会場づくり、ミーティングに入りました。

 10時から受付開始、受診票と交換に200円の通信費の支払い、通訳を伴う問診、そして各診療課に案内します。産婦人科で検診中だった先生に、お産が飛びこみ、急遽、病院に戻らざるを得ないというハプニングには慌てました。全検診の終わり午後5時。


 受診者は、ブラジル国籍33名、ペルー国籍21名、フィリピン国籍14名等14ヶ国、101名でした。申し込みが91名、昨日のNHKでの企画案内の影響もあり32名もの当日参加、一方で行楽シーズンでキャンセル組もあっての数字です。

 10年続いてきた外国人のための無料検診会、本当に意義あるNGO活動であることを実感します。沖縄に転勤したMさん、2泊3日の旅までして駆け付けてくれました。来年も続けたいものです。尚、SBS、テレビ静岡、静岡新聞、時事通信社の取材がありました。

静岡空港、何と106万人予測が40万人!

2007年11月10日 | その他
 日航の就航計画が発表され、全日空を合わせての路線ごとの需要予測が出揃う中での、今日の総会でした。参加者は30名くらいでしょうか、最初に2月に抗議の焼身自殺した井上さんのDVD放映からはじまりました。

 制限表面における強制代執行を巡るこの間、7ヶ月間の経過報告と、10月23日から11月22日の代執行の戒告を受けての自主伐採による代執行回避に至る理由が桜井事務局長、地権者の大井さんから説明されました。

 自主伐採をして衝突を避けましたが、収用地、使用地、残地の境界線が明確でないことを立証できるということで、そこでの新たな突破口を考えようと、11月16日空港部に申しいれをする事になりました。元気が出ていました、皆さん。

 需要予測106万人が、搭乗率計算60%予測で、何と40万人、しかも鹿児島線は2社とも乗り入れ計画すらないというこの実状。静岡県は喜び勇んでいるというその姿に、ここは厳しく臨もう!、そして改めて国土交通省への交渉も計画。闘いは続きます。