まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

田中優子さんの書評「原発と原爆ー「核」の戦後精神史」

2011年09月25日 | ニュース・関心事
毎日新聞・日曜版「書評コーナー」で田中優子さんが「原発と原爆ー「核」の戦後精神史」(川村 湊著 河出ブックス・1365円)を紹介しています。「「ゴジラ」「アトム」「AKIRA」「ナウシカ」の・・・共通点は何か」。

「それはすべてアメリカに輸出された戦後日本文化であることとすべてが「核」にかかわっていることである」「原水爆に反対をを言いながら原発に反対してこなかった、そこから目をそむけていた自分自身への怒りである」。

と紹介されるこの書。あす購入してきます。


「プーチン帝国」に唖然

2011年09月25日 | ニュース・関心事
日本の政治における政権交代めぐる首相6人は世界からも国内においても批判の的となってきましたが、このロシアの政権交代劇には、あまりにも露骨な唖然とするばかりの「プーチン帝国」そのもの。

もちろん、そのことは予測されてきましたがあまりの・・・・。政治を決めるのはその国の国民ということになるので何とも意見の表明もありませんが、そうした国との外交をどう進めるか、大いなる難題です。

国連での野田演説、評価は色々ですがオバマ大統領との対談、対談というより弱り目のオバマ大統領からの課題列挙の宿題はどうなってるの?の「詰問」。3・11を抱えた日本でなければ語りえない外交に期待したい。

沖縄の気持ちを代弁する外交を期待したい、は私だけでないはずです。どこから突破できるのか、私たちの課題も山積みです。


<ロシア>プーチン氏、大統領復帰へ…来春選挙、出馬を表明
毎日新聞 9月24日(土)21時25分配信


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モスクワでの「統一ロシア」党大会で並ぶプーチン首相(左)とメドベージェフ大統領=2011年9月24日、AP

 【モスクワ大前仁】ロシアのプーチン首相(58)は24日、政権与党「統一ロシア」の党大会で、メドベージェフ大統領(46)から来年3月の大統領選の党候補として推薦され、これを受けて、出馬の意向を表明した。有力な野党候補がいないことから、プーチン首相の08年以来の大統領復帰が事実上決まった。プーチン氏は大統領へ復帰した場合、メドベージェフ氏を首相に指名する方針を表明。現在の「双頭体制」を率いる2人が役職を「交代」して統治を続ける形となる。

【権力の座、たらいまわしか】プーチン氏の大統領復帰は「既定路線」だったことも判明

 大会では、党首のプーチン氏が12月4日投票の下院選(比例代表制)の党候補者名簿について「大統領が率いるのが伝統」として、メドベージェフ氏を1位に据えるよう主張。一方、メドベージェフ氏は「プーチン氏が党の大統領候補となることが適切」と推薦し、プーチン氏は「大変な栄誉」と受け入れた。

 00年にロシアの第2代大統領に就任したプーチン氏は、原油の高値を背景に2期8年の任期中、ソ連崩壊後の経済混乱を立て直したとして評価が高い。08年の大統領選では憲法の連続3選禁止条項に基づき出馬せず、メドベージェフ氏を後継に指名し、自身は首相に転じた。来年の大統領選出馬をめぐっては、メドベージェフ、プーチンの両氏とも「話し合いで決める」との考えを示していた。

 現在4年の大統領任期は次回から6年に延長される。再選も認められており、プーチン大統領の体制が24年まで続く可能性がある。

静岡市七間町オリオン座の壁画「スーラーのグランド・ジャット島の日曜日の午後」保存求める市民の声

2011年09月25日 | ニュース・関心事
本日、駒形通「コマトラ」2階で開催されたgreen orinks主催の「まちと映画館と文化」ゲスト斎藤 隆さん(元静活営業本部長・静岡映画館物語発刊者)の講演会に行ってきました。参加者は30名くらいでしょうか。

1962年段階で静岡市の映画館は27もあった、1951年12月31日に開館した七間町のオリオン座、そして現在のオリオン座の壁画の印象派スーラーの絵「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は文化遺産という話。

静岡市の文化を映画という形でリードしてきた七間町、いま、そのオリオン座含め静活が新静岡センター「セノバ」にシネコンとして移動。この文化ストリートはこれからどうなる、そんな中での今回のイベント。

講演会の最後に参加者から「スーラーの壁画」保存運動を展開できないのか、問題提起がなされました。確かに、オリオン座を訪れた方であればあの壁画の素晴らしさは納得できます。今、この時期に間に合うのか。

そして、静岡市の水道庁舎が進出するとして9月議会で土地取得費10億円が提案されています。10階建て合わせて44億円という公共事業です。3・11を経ているだけに庁舎自体の必要ではだれも否定しません。

しかし、いくつか論点があります。液状化、津波だから清水庁舎から移転というなら同じ庁舎内の教育委員会は移転しなくていいのか。44億円に無駄はないのか。水道会計に影響しないのか。なぜ七間町オリオン座跡地なのか。

立ち退いた清水庁舎周辺のにぎわいはどうなるのか。七間町の文化コンセプトに水道庁舎は融合できるのか。議会の中は清水区選出の議員からは猛反発を受けています。28日総括質問でそのことを聞きます。

竜南地区「みんなで考えよう!地域の防災!」開催される

2011年09月23日 | ニュース・関心事
心配していた参加者も30名を越え、東日本大震災、福島原発震災から6カ月を経た現在も住民の方々の関心の高さを実感することができました。今回は私自身が腰痛で呼びかけが不足しました。

「竜南地区福祉を考える会」の皆さんが地域でのチラシ配布を熱心に行っていただき、連絡先となったエコハウスの方々の働きかけもあり雰囲気もとてもよかったです。初めて出会うことができた皆さんに感謝です。

ジーぺック社長の松浦さんは前回の城北地区での講演会での地震・地質資料がさらに充実していて認識が深まりました。八木さんの実例に基づく耐震診断は説得力がありました。私は4度の福島支援ツアー報告。

いろんなところでこうした「みんなで考えよう!地域の防災!」勉強会を続けていきたいと思います。要望のある方はご連絡ください。


浜岡原発10キロ圏内 牧之原市議会「浜岡原発永久停止決議」を可決

2011年09月22日 | ニュース・関心事
牧之原市議会が「浜岡原発は永久停止」決議を賛成多数で可決しました。すばらしい動きです。各新聞社で報道しています。先立って、西原茂樹市長はヨウ素剤備蓄を全市民分を予算提案しています。

既に市民アンケートでも停止か廃炉を求める声が6割との結果も出ており10キロ圏内議会として初めての決議で、静岡県内の反・脱原発の世論広がりに大きな影響を与えてくれます。

みどりの未来メンバーの牧之原市議の大石和央議員「福島原発震災の過酷な現状に大きな衝撃を受けたと云うこと」。大石議員は4月の5日、6日福島原発被災地の放射汚染測定に参加しています。


「浜岡原発は永久停止」牧之原市議会が決議へ

 静岡県牧之原市議会は21日の全員協議会で、中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)について、「確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り、永久停止にすべきだ」とする決議案を提出することを決めた。

 26日の本会議で賛成多数で可決される見通し。同原発の地元自治体でこうした決議が出るのは初めて。

 同原発の10キロ圏内に市域がかかる牧之原市は原発の運転再開に大きな影響力を持つ地元4市の一つ。

 決議案は「『原子力発電は安全』という神話が根底から崩れ去り、大きな衝撃を与えた。市においても、基幹産業である茶葉から放射性物質が検出され、風評被害を含め甚大な被害を受けた」とし、東海地震の震源域とされる地域に立地する浜岡原発の危険性を指摘している。

(2011年9月21日19時03分 読売新聞)


牧之原市、安定ヨウ素剤を全域で備蓄へ 市長方針(9/21 14:41)

 東日本大震災の福島第1原発事故を受けて、浜岡原発(御前崎市佐倉)に隣接する牧之原市は21日、放射性ヨウ素による甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の錠剤を市内全域での10キロ圏外でも備蓄する方針を固めた。西原茂樹市長が同日、市役所相良庁舎で開かれた市議会全員協議会で報告した。
 同市では既に、浜岡原発から半径10キロ圏内の「防災対策を重点的に実施すべき範囲」(EPZ)区域内の市役所相良庁舎に2万錠、トーク地頭方(同市地頭方)に2万錠のほか、地頭方地区の公民館4カ所と地頭方小の計7カ所に計4万5千錠を備蓄している。
 今回は10キロ圏外の旧榛原町に立地する市役所榛原庁舎のほか、地頭方小以外の市内の全公立小中学校の計12校に配備する方針。新たな備蓄錠剤は約5万8千錠になる見込み。幼稚園と保育園にはヨウ素剤に関する問診票を配布する予定。西原茂樹市長は「アンケートでも要望があったように地頭方地区だけではなく、市内全域に備蓄を広げたい。市民の皆さんの安全安心を最優先に考えて、不安な状況をなくしていきたい」と述べた。
 市が今夏、市民を対象に実施した意識調査アンケートでは、浜岡原発の再稼働の是非について約6割の市民が停止か廃炉を求めるなど再稼働について反対している。




浜岡原発「再稼働反対」が6割 牧之原市が意識調査(8/17 14:30)

 牧之原市は17日、市民を対象にした実施した意識調査アンケートの結果(速報値)を発表した。現在、全面停止している中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非について、約6割の市民が停止か廃炉を求めるなど再稼働に反対していることが分かった。市は調査結果を踏まえて、今後の対応を協議する。
 アンケートでは浜岡原発の今後について、「停止した方が良い」が53・6%と、「廃炉(廃止、完全停止、撤去など含む)」が6・3%で、全体の6割を占めた。「安全が確認できれば稼働した方が良い」が19・8%、「どちらとも言えない」が10・7%だった。
 同日開かれた市議会全員協議会で、西原茂樹市長が明らかにした。協議会後、西原市長は「市民や議会、市内の企業の意向なども踏まえて、協議を重ねて再稼働についての判断を示したい」と述べた。
 アンケートは6月下旬から7月下旬にかけて、20歳以上の市民約1300人を無作為に抽出して調査票を発送して、605人から回答を得た。2007年度から意識調査は市民の意向や意識を市政に反映させるために実施。今年は浜岡原発の停止に伴い、初めて稼働についての是非を問う質問項目を盛り込んだ。





台風15直撃の最中、第4回議会改革特別委員会

2011年09月21日 | ニュース・関心事
午前中は議会改革特別委員会が開催され9月5日、6日の広島市議会→北九州市議会視察グループと新潟市議会→長野市議会グループからの参加委員からの感想や吸収すべき事柄について報告が行われました。

今日は午後に台風直撃予想の中でしたにので、次回10月13日にそれらを踏まえての協議が行われることになりました。大会派の皆さんからは静岡市議会の進んでいる点も評価する必要があることが強調されていました。

確かに議会改革特別委員会に一人会派含めて全会派が参加しているその実情は少数会派を尊重した運営であり高く評価すべき点です。進んでいる分野は継続し遅れている点を先進地域に近付ける、これが改革であると思います。

※今日の特別委員会で発言したレジュメ

議会改革特別委員会 広島・北九州市グループ  2011年9月21日
                  会派 虹と緑   松谷 清
「1」視察で得たこと

<広島市>
1、 インターネット中継は常任委員会、特別委員会含め進めていく方向。
2、 常任委員会の審議対象は通告制であるが所管事項も審議対象にできる。委員外委員も通告制であるができる。
3、 秘書広報室がある。
4、 議会基本条例パブコメに3人だった。

<北九州市>
1、 静岡市議会図書予算は30万、北九州市議会は250万。

2、 議会基本条例 第5章 議会運営 第10条 委員会での常任委員会の審査が議案審査だけでなく所管事務調査を含むとなっている。
※「委員会改革のイメージ」資料
北九州市議会の常任委員会で議案審査、特別委員会で所管調査という特殊な過去からの経緯も含めて地方自治法の第109条を根拠に条例に組み入れた。
   ※
地方自治法109条「常任委員会は、その部門に属する当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、議案、陳情等を審査する」。

3、 議会基本条例 第6章 議会との市民の関係 第13条の公聴会及び参考人方式の活用について「基本的には常任委員会委員長の判断になろうとも思うがまさに手探りの状態の中での規定で、自分たちもどのような形で具体化していくことができるのか、やってみないとわからない」。

「2」視察の中で見えてきたこと

1、 常任委員会審議対象は、議案、陳情含め所管事項とする。
2、 常任委員会審議に公聴会、参考人方式を取り入れる。
3、 議会図書館の充実と司書の配置を行う。
4、 秘書広報室を設置し定例記者会見を行う。
5、 視察費用の宿泊、費用弁償の見直しを行う。

市長部局の審議会への議員委員の報酬は廃止する。月例報酬を支給されており、一方で議会開会中の報酬は支給されていない。月例報酬と非常勤報酬の矛盾であるが、閉会中の審査事項を定めているので開会中であろうと閉会中であろうと議員委員報酬の廃止は可能である。

清掃対策審議会報酬を受け取らないことは可能。

「3」今後の進め方
1、 過去の議会基本条例 ありかた 条例案 についての学習
2、 市民アンケートの実施
3、 それらを踏まえての各会派提案とする



台風15号到来前の静けさ

2011年09月20日 | ニュース・関心事
22日開催の「みんなで考えよう!地域の防災!」のチラシを配れるかどうか、雨が心配でしたが3時間ほど地域を歩きました。何とか乗り切れましたが、下記の警戒警報です。相当な雨になりそうです。

静岡県土木事務所→サイポスレーダー→ライブカメラ→河川カメラ→静岡土木→上土観測局で巴川、大谷川の水位情報を知ることができんます。水位はだんだん高くなっています。明日、静岡県通過、要警戒です。

撒き終わって腰痛。どうにもなりません。横になりました。そして、雨が降り始めました。皆さん、注意してください。

※※

気象庁 大雨に最大級の警戒を
9月20日 18時42分
気象庁は、20日夕方、記者会見を開き、台風15号が、21日、速度を速めながら本州に接近し、上陸するとみられることから、すでに大雨となっている西日本や東海をはじめ、広い範囲で被害のおそれがあるとして、最大級の警戒と早めの避難を呼びかけました。

気象庁予報課の神田豊主任予報官は記者会見を開き、今後の台風の進路について「あす台風は時速60キロくらいまで速度を速め、強い勢力を保ったまま西日本や東日本に上陸するおそれがある」と説明しました。そのうえで、「東海地方に甚大な被害をもたらした過去の豪雨と状況が似ており、洪水や土砂災害などのおそれがあるので最大級の警戒をしてほしい。東日本や北日本など、このほかの地域でも台風の接近に伴って急激に雨や風が強まり、災害が起きるおそれがある。台風が近づいたり、川があふれたりする前に早めに避難してほしい」と呼びかけました。また、神田主任予報官は、北日本の沿岸では、21日以降、急に風が強まり、波が高くなったりするおそれがあるため、航行する船舶なども早めに警戒するよう呼びかけました