マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

アナログの終焉

2011年08月01日 06時44分50秒 | つうしん
7月1日、アナログ放送はとんでもない映像を映していた。

「アナログ放送終了まであと23日」の表示が左下にデカデカと出ているのだ。

これぐらい大きな表示なら誰でも気がつくだろう。

カウントダウンが表示されて終焉が迫ってきた。

画面の文字表示は1/9ぐらいという計測値なんてものではない。

総務省のコールセンターには多数の苦情があったようだが、驚くぐらい大きな表示文字は6日には少し小さくなった。

これってどういうことなの。

いずれにしても国営放送といい民放といい、そろいもそろってそのテロップを流すテレビ画像。

これぞ国家政策なのかと思えたほどだが・・・。

地デジ化を済ませた家庭ではその状況はまったく知らない世界だ。

新聞もネットもそれを流す情報ばかり。

まともな映像を見ることもできない地デジ難民は無駄な抵抗はあきらめよっていうのか。

そのテロップはなんとCM中は表示されない。

コマーシャル料でそうなるんやと画面の放送局に向かって・・・・憤懣。

切羽詰まる画像を毎日見ていればいくらなんでも・・・。

デンキ店に行ってため息ばかり。

あっちの製品こっちの製品がよかろうかとウロウロする始末だ。

デッキ付きの地デジで解消するのは判っていても決断ができぬ。

そんなある日のことだ。

何気なく見ていたら地デジチューナーが二つもある製品に目がとまった。

いわゆるダブルチューナーだ。

これならば録画中でも他の放送を見ることができる。

野球中継を見ながら録画やダビングができる。

VHSテープは使えなくともリビング室内にはうってつけだ。

価格は36800円。

店頭商品だが、これっやっと即決して持ち帰った東芝のRD-Z300。

内蔵デイスクは320GB。

40時間ぐらいは収録できそう。

それに外付けデイスクも可能だ。

増える画像データはこれで将来ももつ。

リモコンはなんと二つもあるが操作方法がやたらと多くてなにがなんだか判らない。

予約設定をしようにも番組データが取り込めない。

一日以上もかかると書いてある。

なんじゃこりゃ。

とりあえずリアル放送が見られるようにセットした。

あとは自室のビデオを交換するだけだがアンテナ線はいけるんだろうかと思い数日を過ごした。

W録画ができる特徴を生かせばなるまいRD-Z300はなんかおかしい。

試しに何回か予約録画をセットしておいた。

ところがそれはどこにもない。

予約はできたと思うのにそれは見当たらない。

予約の状況にはすでに済んでいる番組がズラズラ。

予約されたままになっている。

直接録画を試せばなんとか撮れるものの番組が終わっても撮り続けられ次の番組まである。

なんじゃこれ。

マニュアルを解読してもそれらしきQ&Aはない。

不良品じゃなかろうかと思った。

そのまま放置するわけにはいかないのでコールセンターに問い合わせをした。

一つずつ現象を確認しあうなかでキーポイントが見つかった。

それは時刻のセットだ。

14時であるにも関わらず2時に表示されている画面。

これだわ。

デッキは24時間表示だったのだ。

なんのことはない、それで予約時間がシステムとして認識できなかったのだ。

(H23. 7. 5 記)
(H23. 7.14 SB932SH撮影)