マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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三者面談は再認定結果をもって5回止めになる可能性が大

2020年04月13日 09時25分59秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この日は5回目になる三者面談。

介護認定4のおふくろをリハビリしてくださっている介護老人保健施設アロンティアクラブの施設医師長、施設主治担当の介護福祉士ならびにリハビリ療法士と進展状況ならびに次月の取り組みを面談する会合である。

今年の4月に介護の在り方が法令によって改革された。

その指示に従って運営する半年間に毎月定例会合をする介護認定患者の介護状況を確認する三者面談である。

保健施設の状況報告を中心に進められる会合は30分ほど。

住之江に戻ってきたときよりも明らかに状況は良くなっているリハビリ運動の結果にここまでしてくださって、ありがとうと感謝を伝えるのだが・・・。

おふろくの容態を直接見たのは10月2日。

台風24号が去って我が家で一時避難をしていたおふくろを住之江の居住地に戻した日である。

以前より目薬だけをもらいに行っていた眼科は大阪市市内中央の伏見町。

車で走っても片道40分もかかる。

尤もその時間は奈良からではなくおふくろの居住地からの距離。

信号が多いからどうしても時間がかかる大阪の市街地。

目薬だけなら地元でもいいんじゃないのとかーさんがネットで見つけていた眼科に立ち寄る。

場所は住ノ江の加賀屋。

なんと、私が卒業した旧南陵中学校のすぐ傍。

長居公園通り沿いに建つビルにある松嶋眼科である。

都合を伝えて同じ処方箋をいただくことで合意した。

おふくろを戻して奈良に戻った直後に電話が鳴った。

おふくろではなくケアマネージャーだった。

二日後の4日の朝11時より介護認定の再認定のための介護調査員が身体状況ならびにヒアリングを行うという連絡であった。

ケアマネージャーが立ち会ってくださるので家族さんは必要ならば、ということであった。

実は私の身体の変調である。

しごく身体が怠い。

2日に診察してもらった循環器内科診察。

ヘモグロビンが低い値。

排便時の出血でずいぶんと減った我が血液。

フェロ・グラデュメット105mgを服用することになったが、身体は急には戻らない。

歩くのがまだまだ難義だったので、ケアマネージャーさんにお願いしたわけだが・・・今ごろになって悔やまれることになるとは思ってもみなかった。

さて、17日の三者面談である。

リハビリ療法士が伝えるおふくろの身体状況。

なんでも4日前の状態からである。

おふくろ本人が云うには、自宅でカーテンを閉めようとした際にふらりとなった。

そのときである。

掴む柱もなくて身体がよろけて座椅子に腰を打った。

その身体状態を診たリハビリ療法士の診たて。

本日はずいぶんマシになっているという。

ただ、経過観察を要するので、次の通所日に診ましょうということになった。

もう一つは眼の症状である。

これもまた4日前から急に左目が腫れて赤ずむ。

状態を診たリハビリ療法士が受け持つ範囲ではない。

以前の眼科から同じ処方をしてもらった目薬であるが、これをおふくろ本人は気になるという。

信用できんとは口にしないが、眼科を替えたことによる不信にとらえているように思えた。

介護施設の範疇ではない眼の違和感は眼科に行けばいいのだ。

本日も通所サービスは午後4時に終わる。

いつもなら施設の送迎車に乗って自宅まで送ってもらうが、本日はすぐさま眼科に・・。

そういうことにして三者面談を終えた後で話す主治担当の介護福祉士。

ケアマネージャーさんから月初の介護調査員が調査した結果連絡の一報があったという。

一報の内容は介護認定ランクの大幅な下落である。

ランクが下がるのは良いことなのだが、要支援になりそうだというのだ。

現在は要介護の4。

調査員結果をもって介護審査会が行われる。

その結果がでる前にあらかたわかった一報は要支援の2若しくは1である。

2と1では大違いである。

要支援2であれば個別のリハビリ運動ができなくなる。

その結果、毎月の三者面談も必要としなくなる。

ただ、個別リハビリはできなくとも集団、つまり介護者纏めてするグループリハビリはできるという。

通所回数も週2回を維持できる。

ところが要支援1であれば、えらいことになる。

通所回数が週1回である。

おふくろのリハビリ通所介護は入浴サービスが決め手。

住居のお風呂は高さがあるから無理がある。

無理があるから週2回でも入浴してもらっている。

それがありがたいのであるが、週1回となれば・・・。

えー、通所が1回になったら、みなさんとお話機会が少なくなるから、と駄々を云い出す始末。

そう、おふくろはおしゃべりや仲良くなった患者さんと会える機会が減るのが、嫌だというのだ。

遡ること9カ月前。

我が家のわる奈良・大和郡山で介護施設の通所サービスの件を伝えたら、そんなとこいくの嫌だと云っていたおふくろ。

一旦、通所してみたら話し合える仲間がすぐにできて喜んでいた。

住之江に戻っても同じ。

通所サービスに出かけることが一番の喜びになっていた。

介護の身となってからは独りで出かけることはもう無理な身体になった。

付き添いがなければ、いつ倒れてもおかしくない危ない身体。

杖を搗いても足元は不安な状態。

カーテン事件は直前にあった。

今のところ何も障害は起こっていないが・・・。

いずれにしても今月末にはおふくろを前に家族を入れてサービス担当者会議をしなくてはならない。

ケアマネージャーさんを中心に介護施設のアロンテイアクラブにヘルパーさんに来てもらっているハート介護サービス。

それぞれの担当者とともに認定が要支援になると想定して今後の在り方を設定し直しである。

翌日の18日、ケアマネージャーさんから電話があった。

前述した件である。

調査員からもらった調査データをパソコンシステムに入力したら、間違いなく要支援1になるという。

で、あれば通所サービスは週1回。

入浴が週1度しかできなくなる。

もしも、住居のお風呂に入りたいということになれば住居の改修ということが考えられる。

要支援2であったらヘルパーさんの入浴サービスがあるのだが、要支援1では回数が週2回しかないので、現状の買物、掃除の見直しするしかないと・・。

実は、調査員のヒアリングにおふくろは介護施設での入浴状況を、こう答えていた。

「独りで身体も髪の毛も洗っています。介護の人が忙しいときは、逆に遠慮して独りで洗っています」と答えたそうだ。

入浴における衣服の着替えも独りでできる、と答えていた結果が要支援1の裁定になるという皮肉な結果に、あぁー、である。

介護施設でのリハビリ運動に廊下の独り歩きがある。

杖を搗いて歩くのはもちろんだが、怖さというか、安全を思っての壁寄りに歩いているとリハビリ療法士から報告を聞いている。

入浴も何事もない、でなく、リハビリ療法士が見守ってる中での独り入浴である。

それが調査員に観てもらえなかったことが残念に思うがもう遅い。

ケアマネージャーがいうように、期待は主治医が下す意見書の内容次第である。

(H30.10.17 記)