ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーセイバー 第48話(増刊号)(最終回)「新たなページが、開くとき、」

2021-08-29 09:35:18 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第48話(増刊号)(最終回)「新たなページが、開くとき、」

 これまでのサブタイトルは全て「。」で終わっていましたが、今回は「、」。セイバーの、仮面ライダーの物語はこれからも続いていく、ということなのでしょう。

 さて前回世界を救った飛羽真たちは…ベースで思いっきりくつろいでました(笑。本編終了後の世界が描かれることはあっても、ここまで「平和」を満喫している様はなかなか見られないので新鮮でしたね。賢人やソフィア様も一時期シリアスをしていたのが嘘のような雰囲気です。そして倫太郎と芽依の関係にみんな注目しているようで…
 そんなバカンスムードを終わらせたのが、神代兄妹。凌牙は倫太郎と勝負し、これまでの非礼を詫び、彼のような人物こそが次代のマスターロゴスになるべきだと告げていました。組織や掟に縛られていた2人が、それぞれ組織の在り方を見つめ直し、掟に縛られる必要もないという柔軟性を身に着けたのは良い変化ですね。お兄様は良い方向に変わってくれましたが、玲花はブラコンをこじらせまくっているようにも思えます(笑。君、本当に飛羽真たちを仲間割れさせようとしていた人と同一人物ですよね…?


 これからのことについて話し合っていた飛羽真たちの前に、バッタの不思議な怪人が出現。そしてそれを追うように仮面ライダーリバイ=五十嵐一輝と仮面ライダーバイス=バイスが登場。こうして番外編とはいえ本編でライダーが交流するのは久々かな。印象的なのはゴーストとエグゼイドかな。ゲンムも出てきましたし。あの頃はエグゼイドに似た正体不明の怖いライダーだったなぁ…(遠い目)

 今回描かれたのは「幼馴染」たちの物語。そこに飛羽真が徹頭徹尾守ろうとしていた「約束」をテーマにもってくるのが良いですね。倫太郎もいるのに敢えて加えず、幼馴染コンビで戦うってのも良いなぁ。一時期共に戦えなかった頃を思うと、2人が仲良く肩を並べている様に凄く安心感を覚えます。リバイとバイスの活躍も描きつつ、きっちりトドメは飛羽真と賢人が持っていくのも良かったです。

  
 そして最後はこれまたハッピーエンド!…約1名嫉妬に狂った妹がいましたが、気にしない方向で(汗。すげぇよ…みんな和気あいあいとしているのに、彼女だけ嫉妬の炎に燃えてるんだもん…
 誰か一人の頂点を決めるのではなく、みんなで話し合い、手を取り合って進むべき方向性を決めていく。ぶつかり合いながらも力を合わせてきた剣士たちならではの結論です。そして飛羽真が、賢人が選んだ道は…本当に「めでたし、めでたし!」といったラストで何よりです。

 
 前回も書きましたが、序盤こそうーんといった感じでしたが、中盤からどんどん良くなっていって、最後は見終わって良かった!と思えるハッピーエンドを迎えてくれて何よりでした。そしてこれからも、それぞれの道は続いていく。その道の過程が来年初頭に公開されるようで…
 来週からは「仮面ライダーリバイス」!こちらも見ますが、まずはバイスの騒がしさに慣れるところからですかね(苦笑。
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仮面ライダーセイバー 第47話(最終章)「終わる世界、生まれる物語。」

2021-08-22 09:31:26 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第47話(最終章)「終わる世界、生まれる物語。」

 前回ラストでストリウスに突き落とされた飛羽真でしたが、それを救ったのは何とプリミティブドラゴンのライドブック!意思を持つライドブックであるが故の活躍はあまりにも予想外でした。かつて飛羽真から手を差し伸べられ救われた少年が、今度は飛羽真の命を救う。エレメンタルドラゴン無しでは制御不可能と思われたプリミティブドラゴンですが、ここに来て遂に心を一つに戦うという展開に熱くならずにはいられませんでした。

 プリミティブドラゴンのみならず、これまで飛羽真が手を繋いできた倫太郎や賢人、そしてルナが次々に飛羽真のもとに駆けつけて来る一方で、仲間を見捨ててきたストリウスは一人きり。全ての思いを紡いだ飛羽真の手には新たなライドブックを手に変身!しかもOPをバックに!これで熱くならないわけがない!
 物語の力を信じない、信じられなくなってしまったストリウスに対して、これでもかと言わんばかりにライドブックの、物語の力を叩き込み続ける飛羽真たち。正直「序盤でライドブック出し過ぎ」だと思っていたのに、それがこんな形で上手いこと昇華されるとは思わんかった…めちゃくちゃ熱かった…ストリウスの最期が怒りではなく哀しみというのも印象的です。彼だって物語の力を信じたかったでしょうし、詩を書き始めたきっかけを覚えているからこそ、それが自分が生み出したものではないことを知って絶望したのでしょうね…

 そして最後は大団円!哀しいラストではなくハッピーエンドで終わって何よりでした。ストリウスが憑き物が落ちたような晴れやかな笑顔で飛羽真を「英雄」と呼ぶのは、皮肉でもなんでもなく、心からの賞賛の言葉でしょうね。まさしく「めでたしめでたし」といったラストだったと思います。
 ヒューマギアと思しき記者もいたのは、平成2期でよくあった「最終回に次のライダーの出演者が登場する」の逆パターンかな。


 さて最終回を迎えた仮面ライダーセイバー。正直序盤はあまり面白くなかったです(苦笑。今思うと意味があったとはあまり思えない飛羽真の記憶喪失、あっさりしていた倫太郎の師匠とズオスの因縁、次々に出て来るライドブック、力を合わせて戦ったかと思えば仲間割れ、芽依をうるさく思ってしまったり、唐突に現れた剣にして剣士が味方に…と、楽しめないところが多かったなーと。
 ですが仲間割れを経て少しずつ絆を取り戻してきたあたり、プリミティブドラゴン登場のあたりからは普通に楽しめていました。プリミティブドラゴンの禍々しさ、エレメンタルドラゴン初陣のカッコよさ、安定した強さを誇るクロスセイバーの頼もしさ等々…
 最終回では熱い展開を見せてくれましたし、本当に面白くなってくれました…「見てよかった!」と思える終わり方で何よりでした。

 そして次回は増刊号!倫太郎が芽依に伝えたいこととは何か…
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仮面ライダーセイバー 第46話「さようなら、私の英雄。」

2021-08-15 09:30:13 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第46話「さようなら、私の英雄。」

 …あれ、ED全編に渡ってダンス…?いつから…?(汗。

 それぞれの全力を振り絞り、限界まで必死に戦い続ける剣士たち。それぞれの死闘はどれもカッコよかったですが、中でも神代兄妹の戦いが印象深いです。煙によるかく乱も、時間干渉による不意打ちも全く通じないうえに、剣を折られて凌牙がめった刺しにされるシーンの絶望感たるや…あそこで勝利の余韻に浸っていなければ、結末は変わっていたかもしれません。
 あの賢神、戦い方を見るに、相手の技を模倣する能力でもあるのでしょうか?公式サイトの紹介によると「剣技の全てを生み出した」とあるので、それ故の能力ですかね?あるいはかつての聖剣の持ち主だったか。いずれにしろ、自分と同じ技で圧倒される絶望感が半端なかった…そして玲花の渾身の一撃が最高にカッコよかったです。とても少し前にマジーヌに抱き着いていた人と同一人物とは思えません(笑。
 
 飛羽真たちの戦いも、かつて自分が生み出した詩も、全ては全知全能の書に書かれていたとストリウス…自分が知った絶望を他人に無理やり押しつけているように感じました。ストリウスは人間には何も生み出せないと全てを諦めてしまいましたが、一方で飛羽真はそれが誰かに与えられたものかどうかはどうでもよく、物語が好きで、それを読んだ人の中で新たな物語を作っていくことの喜びを語っていました。
 ストリウスにとって飛羽真はもう一人の自分なんでしょうね。彼を「英雄」と呼ぶのは、何も知らなかった頃の、かつての自分を重ねて皮肉っているように思えます。

 そして始まるクロスセイバーVSストリウス。様々な聖剣の力を使う様もカッコよかったですが、個人的には火炎剣で刃王剣の操作をするの好き。
 しかしストリウスの執念は凄まじく…芽依ちゃんも必死に動いてくれていますが、それがこの局面をどのように変えるか。次回、遂にセイバー最終章!…はて、リバイスは9月放送だから、1週空くことに…リバイスとの特別編があるのかな?
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仮面ライダーセイバー 第45話「十剣士、世界を賭けて。」

2021-08-08 09:28:00 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第45話「十剣士、世界を賭けて。」

 開始早々カリバーに変身するソフィア様も加わって、剣士たちが一堂に会し同時変身!今年の初めごろに仲間割れしていたのを思うと、よくここまで来たなぁ…と。正直誰か一人ぐらい脱落するものかと思ってました。強化フォームもライドブックも無しで、よくぞここまで。
 ソフィアの変身や戦闘は意外でしたが、シミー相手なので善戦も納得でした。加えて先代セイバーやカリバーもビクトールの力添えもあってソフィアに手を貸すという熱い展開もありましたね。振り返ってみれば色々狂わされたり背負いすぎてしまっていましたが、良い人たちだった…

 一方ルナはストリウスの本に干渉し、レジエルとズオスによる説得を試みていました。ストリウスを説得するズオスはあまりにもキャラが違っていて誰だお前状態でしたね(汗。改めて昔とは変わってしまったということを感じさせられるシーンでした。
 世界の始まりと終わりのみならず、世界の構築物は全て全知全能の書に記された情報に過ぎない。全てを知ってしまったストリウスが絶望する一方で、全てを知っているはずのルナが知らない物語を飛羽真は作れる。飛羽真に絶望を見出すか、希望を見出すか。その点でストリウスとルナは対極に位置しているんだなと。でも散々飛羽真に固執していた理由が思ったよりもあっさりしているように感じたのは何故だろう…

 そんなストリウスの元へ向かうべく、剣士たちは四賢神たちを相手取ることに。個人的に飛羽真が賢人を残して先に行かず、共に戦うことを選んだのがポイント高いです。彼を一人にさせてしまった結果、色々辛い道を歩んでしまったわけですからね…
 そして蓮&大秦寺、そしてアイツも加わっての連係プレーは本当に見事でした。弾丸でトリガー押して空中でライドブックの効果発動とかセンスあるなぁ…あれだけ賢人を慕っていた蓮が「足を引っ張るなよ」と声をかけるあたりも、彼の成長を感じられますね。

 良い感じにクライマックスを迎えつつあるセイバー。最強の子育て王って久々に聞いたなぁと思いつつ、また次回。
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仮面ライダーセイバー 第44話「開く、最後のページ。」

2021-08-01 09:29:03 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第44話「開く、最後のページ。」

 特別編と休止を挟んで3週間ぶりの本編。ストリウスは目次録とはじまりの5人の力を全て手に入れたため、ワンダーワールドを崩壊に導き始めた。そして飛羽真たちの前に姿を現すなり即座に変身。めちゃくちゃに禍々しく、カッコいい変身でしたね…
 そして28話で設定が出たかと思えば続く29話で元マスターロゴスに排除されていたことが判明した「四賢神」がここに来て全盛期以上の力を得て復活。見た目は「スーパーヒーロー戦記」に登場した「アガスティアベースの衛兵」と同じでしょうか。妙にカッコいいなー、あれだけで出番が終わるの勿体ないなーと思っていましたが、こうして本編に出て来るとは思わなんだ。ある程度力をつけた剣士はあの姿に変身出来るって感じかな?

 剣技は全て賢神たちが作ったもの…剣士で勝てないなら小説家でもある飛羽真なら!と思っていたら、技を吸収されたうえに、ストリウスのえげつない力で変身解除を追い込まれる羽目に。ワンダーライドブックが力を失うのも時間の問題という絶望的な状況下において「未来は変えられる」と賢人が切り出すのが感慨深いですね。闇黒剣に見せられた未来という呪いに苦しんでいた賢人が、今や仲間と未来を信じる側に…そんな賢人に「呪いがかけられた姉」役を演じさせる飛羽真よ(笑。
 特別編では助走していたお兄様も、倫太郎が何か言う前に「いつだ」と協力を承諾する旨の言葉を発するという頼もしさを見せてくれました。なお玲花の「なんの用ですか?」は「(私とお兄様が2人きりで神聖な鍛錬に励んでいるのに)何の用ですか?」と、お兄様との時間を邪魔されたことへの怒りが溢れているように聞こえました(苦笑。本当この兄妹もキャラ変わりましたね…仲間割れさせるためにあれこれ動いていたのが嘘みたいです。

 決戦を前に大事な人との一時を過ごす剣士たち。飛羽真と賢人の前にはルナが現われて悩みを告白していましたが…データ人間、メダルの怪物、人工生命、オーバーロード、幽霊などなど…仮面ライダーを見れば見るほど「人間じゃないみたい」というセリフに「まぁそういう存在沢山いるから大丈夫」と思ってしまうのが何とも(苦笑。

 夕陽の約束から、朝日のもとに集結する剣士たちがチョーイイネ!なところで次回は激闘開始!
 ところで今回闇黒剣があの人の手に渡っていたからまさか…と思いましたが、マジで…?
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仮面ライダーセイバー 特別章「界賊来たりて、交わる世界。」

2021-07-18 09:29:26 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 特別章「界賊来たりて、交わる世界。」

 あの、今回のセイバー、妙に声が聞き取りづらいような…ゾックスは比較的マシでしたが、飛羽真、倫太郎、賢人の声が随分と聴きとりづらく…

 さて今回は映画公開記念ということで、ゼンカイジャーとの合体スペシャル。まずはセイバーの世界に、願い事が叶う短冊を持ったオリヒメワルドが出現し、それを追ってゾックスも登場。で、その短冊に飛羽真が「大事なお宝が無くなる」と書いてしまい、ライドブックが消失…という流れ。

 ここ最近は頼もしかっただけに、知らなかったとはいえ大ポカをやらかす飛羽真は新鮮でしたし、織姫に扮するというのもなかなか…(汗。それでいて小説家として本の面白さを伝える役割も担っており、芽依の爆破芸も含めて、何だか初期のセイバーを見ている気分でした。情けないところばかりではなく、オリヒメワルドが叶えている願いごとを思い返して、オリヒメワルドの真の能力を見破るという展開も面白かったです。 
 
 そしてすっかり面白キャラになりつつある神代兄妹がゼンカイジャーの世界へ…といったところでセイバー側は終わり。
 面白い話でしたが、ストリウスがカリュブディスメギドに自分を喰わせてこれからどうなる!?ってタイミングで合体SPとお休みで2週間待たされることになろうとは…タイミングが勿体ないですね。今回と次回予告の温度差が凄かったです(笑。
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仮面ライダーセイバー 第43話「激突、存在する価値。」

2021-07-11 09:34:00 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第43話「激突、存在する価値。」

デザストが消滅寸前だと知った蓮は、デザストの望み通り彼と戦うことに。しかしその最中繰り出したのは倫太郎の動き…「仲間の太刀筋を模倣する」というのはシチュエーションによっては熱いものですが、今回の蓮は「自分の技が通じないから真似てみた」という、苦し紛れに使った感じがします。だからこそデザストも苛立ったのでしょう。
 しかし生死の境に立った時に始まったのは剣士とメギドではなく、他の誰でもない「緋道蓮」と「デザスト」の戦い。「全存在をかけて倒す」と言われた際の、デザストの哀しそうな、それでいて嬉しそうな笑い声よ…蓮が存在を賭けて戦うほどの価値がデザストにはあったってことですからね…
 出来ればもっと2人のやり取りを見せて欲しかったとも思いましたが、描かないことで「デザストに意味があったのか?」というのを考えさせる話になっていたのだなと。

 一方ビクトールを倒し、はじまりの5人の力を全て手にしたストリウス。彼の居場所を探るべく、賢人はかつて見た未来の中にあったストリウスとの戦いを思い出していました。以前はあの記憶を思い出すたびに曇っていたのに、こういう風に有効活用してくれるとは。

 何だか久々な気がする神代兄妹。凌牙はどうにかこうにか芽依にお礼を言い、玲花は兄の手を握る芽依を(物理的に)切り裂こうとしていました。この時にシリアスなBGMが流れるものだから、てっきりそのままサーベラVS芽依ちゃんが始まるかと思いました(汗。しかし、お兄様の言うことを理解して欲しいけど理解されたくないとか、面倒くさい妹ですね(笑。戦闘中もお兄様を助けたことよりも利用したことに苛立ったりと、敵だった時よりも良いキャラになったものです。

 またも強化が図られたカリュブディスメギドを相手に並び立つクロスセイバー、デュランダル、サーベラ。様々な能力を扱うクロスセイバーですが、故にあらゆるものを飲み込むカリュブディス相手では、無闇に攻撃を放てばパワーアップさせるだけ…とデュランダルとサーベラが相手取る展開も良いですし、デュランダルの危機を救う方法もまたお見事でした。本当、良い感じの最強フォームですよね、クロスセイバー…

 
 カリュブディス相手に有利かと思われましたが、そこでストリウスが取った行動はまさかの…様々なものを吸収し、自らのものとする能力をそう使うか…果たしてこの後どうなるのか…え、何、ゾックス…?来るの?映画記念?いやいや、クライマックスゼンカイな時にやってる場合じゃないでしょ!?鎧武のキカイダーコラボとか思い出しますね…いや、でもさすがに今じゃないわ…面白そうではあるけども…

 ともあれ、次回はゾックス襲来。ディケイドの時はシンケンジャーの世界に行ってましたが、今回はセイバーの世界にゾックスが来るのか…
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仮面ライダーセイバー 第42話「はじまる、美しい終わり。」

2021-07-04 17:08:51 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第42話「はじまる、美しい終わり。」

 突如料理下手とかいう萌え要素をぶち込んでくるソフィア様。1クール目にこういった要素があればもっとキャラが濃くなったんじゃないかと思いつつも、神秘的な雰囲気が一瞬で壊れるからこのタイミングの方が良いのかもしれない…

 さて今回はかつての友であるストリウスにタッセルが命を狙われることに。タッセルの必死の言葉も残念ながらストリウスには届かず…刺されてなお友を抱きしめる彼の行動と謝罪の言葉にストリウスも動揺したかに見えましたが、後々の発言からすると「美しく終わらせようとしたら失敗した」という意味の表情だったのでしょうか。
 ストーリーテラーかと思っていたら、かなり重要な人物だったタッセルもここで…正直序盤は「冒頭のコーナー、いる…?」と思ってしまっていましたが、今回の行動は印象に残ったなぁ…


 一方命が散り始めているデザストは、蓮との紅ショウガ論争から「仲間とか意味がなけりゃ生きてちゃダメなのか」という重たい話に発展。ストリウスが戯れに生み出したメギド故にストリウスたちにとっても仲間ではなく、生み出された意味も無い。蓮はいつもの調子で言った言葉だったかもしれませんが、残る命があと僅かのデザストには随分と響いた模様。
 デザストの消滅のイメージは、灰色の世界で本を閉じていた糸がほつれていくような光景でしたが、飛羽真から「蓮と似ている」「感情がある」と声を掛けられた際には、彼の世界は色づいていました。飛羽真の清々しさに感じるところがあったのでしょう。その感情で、消滅する前に何を残すのか…
 正直なところデザストについては「このキャラクターは何のためにいるんだろう」と思うことがありました。ストリウスたちのもとを離れて第三勢力として動き出すかと思えばそれほど派手には動かず、中盤は出てこない回もあったように思えます。かと思えば最近になって蓮と行動を共にし始めて、でもその光景はあんまり描かれなくて…意味あるのかなぁと思ってましたが、「存在の意味」を考えさせるキャラクターだからこそ、あまり印象に残る活躍をしてこなかたってことなんだろうか…?もっとデザストに注目して見ていれば良かったかもしれない…


 ところで今回「デザストが飛羽真を襲撃⇒CM⇒飛羽真とストリウスの会話⇒デザストが飛羽真を襲撃」という流れがありました。そもそも何でCM前のシーンで「何故飛羽真がライドブックを構えているのか」を不思議に思っていたら、実は目の前にストリウスがいたから…というもの。何でCM前にストリウス出現ではなく、その後のシーンであるデザスト襲撃を入れたのでしょう…?

 ともあれラストが近づく中、次回は蓮とデザストに決着がつきそうな気配。パワーアップは…せいぜいデザストの剣や技を使う可能性があるぐらいかな…
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仮面ライダーセイバー 第41話「二千年、綴られた願い。」

2021-06-27 09:35:35 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第41話「二千年、綴られた願い。」

 去年の暮れに大秦寺が打った年越しそばを食べる予定だった…まぁあの頃、そば喰ってる場合じゃなかったですからね…あれから半年かぁ…

 さて前回、元マスターロゴスを滅ぼし、オムニフォースのライドブックを手に入れたストリウス。オムニフォースを手に入れたこととは関係ないと思いますが、どことなく口調が元マスターロゴスっぽくなっているように感じました。あとやけに声が低いというか、ガラガラしていたというか…
 ストリウスがファルシオンに変身したデザストと戦っている一方、飛羽真たちはといえば…すっげぇ楽しそうに流しそうめんしてました(笑。賢人が、1カ月ぐらい前までは飛羽真たちと別行動していたとは信じられないくらい良い顔をしてましたね。

 その後片付けをしていると、タッセルが現われてストリウスたちがメギドになった経緯や自分が飛羽真たちの世界に干渉できないこと、飛羽真がルナと再会すればワンダーワールドの力を手にする代わりにこの世界から消えてしまうことなどを話してくれました。それを聴いたうえでルナと仲間ともずっと一緒にいたいという想いを語り、未来を変えることを宣言。2つの世界が1つになるエンドかな。

 他方、ストリウスもデザスト相手に「終わりが美しい」と、どこぞの真木博士みたいなことを言ってました。ストリウス曰くデザストは「変わった」とのことですが、元から割と自由に動いていた気がするので、あまり変わったようには感じません。敵であるはずの剣士と共に行動している、という点では変わったかもしれませんが。近々消滅しそうな気配のあるデザストですが、折角ならもう少し蓮とデザストの関係性を描いてくれないと、一緒にいたことの意味が伝わりづらいかなって…デザストの本で変身したり攻撃したり出来るんですかね?

 ルナと再会する前に、デザストの一部を吸収して強化されたカリュブディスメギドと激突。まさか召喚した剣を元の持ち主に使わせての二刀流を披露するとは思いませんでした。出来ることならこの戦闘をもうちょっと長めに見たかったですね。
 それにしてもクロスセイバーは安定した強さを誇っているなーと。現時点での最高戦力を出し惜しみなく投入してくれるのも嬉しい。最後に通常セイバー見たのいつでしたっけ…

 ともあれ、次回はストリウスの作戦が更に進行。
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仮面ライダーセイバー 第40話「輝く友情、三剣士。」

2021-06-20 09:30:45 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第40話「輝く友情、三剣士。」

 気づいたら第40話とかマジで?

 さて今回は元マスターロゴスが持つ「オムニフォース」には全てのライドブックを統べる能力によって、凌牙が操られてしまうことに。あくまでもライドブックを統べる能力だからか、乗っ取れるのは体だけで精神までにその支配は及ばない模様。望まぬまま兄と戦う羽目になった玲花でしたが、煙の分身を使ってノーザンベースに助けを求めていました。単に回避だけではなく、こういう形でも使えるのは面白いですね。

 割と追い詰められているからか、今回やけにテンション高めの元マスターロゴス。ライドブックを統べる能力にしても最初から使えばもっと楽だったろうに、それをしなかったのは、その力に頼らずとも状況を打開できると慢心していたからでしょうか。が、段々と後がなくなってきたので使い始めたようにも感じます。
 それでも光と闇の剣を手にしてからはまた慢心したのか、飛羽真たちを相手に真っ向勝負を挑んで敗北。からの倫太郎と賢人をライドブックを介して洗脳…ピンチになったら操りだすとか、何だか凄く情けなく思えますね(苦笑。賢人には「恨む価値も無い」、倫太郎には「哀しい人」と言われる始末…でもこの小物感、嫌いじゃないわ!あと倫太郎が氷で自分の足を止めるの好き。

 そして飛羽真は賢人、倫太郎の力も借りてフィーチャリングセイバーに変身!賢人と倫太郎はサポートに徹していましたが、こういう戦い方もアリだなーと。それにしても「銀河友情蹴烈破」の語感めちゃくちゃ良いですね…超好き…

 また、ユーリも元マスターロゴスの一撃を受け止めたり、ここぞという時に飛羽真たちのピンチを救うという活躍を見せてくれていましたし、操られていた凌牙も大秦寺たちの言葉で自制に成功と見せ場がありましたね…最早お兄様の方が良いキャラし始めているんですが、蓮に今後見せ場はあるんだろうか…

 
 最期の最期まで神であることを自称し続けた、哀しいただのホモサピエンス・元マスターロゴス。前回の描写からして飛羽真たちとの和解ルートもゼロではないかなと思いましたが…まぁそうなるわなぁ…ここでラスボス候補に躍り出たストリウスがどう動くのか楽しみです…そういえば以前ソフィアっぽい何かを創ってませんでしたっけ。あれが活きてくるのかな。

 ともあれ次回はファルシオンが何らかの形で復活。烈火くんも久々登場!
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