ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第13話「裏切りの調達」

2024-05-31 07:49:34 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第13話「裏切りの調達」

 「ママ、その箱何?」カ、カセットテープは知らなくてもしょうがないからセーフ!でもMDを何それって言われたら間違いなくジェネレーションギャップを感じると思います。

 さて、ブンブンジャーが前回のゴーオンレッドや炎神との出会いをヒントに、高度な人工知能を搭載したブンブンサファリとブンブンマリンを開発した一方で、ハシリヤンはブンブンキラーロボを開発していました。余談ですが、少し前までは「戦隊でキラーって言ったらアバレキラーだよね!」だったのに、最近は「てことは、ブンブンキラーロボキラーがいるんだな?」とドンブラ脳が侵食してきて困っています(苦笑。

 ともあれ、ブンブンキラーロボは気分の上げ下げを逆転させる「逆転アゲサゲ音頭」でブンブンジャーは窮地に。
 ここで気になったのは、気分が下がった順番。ブンブンキラーロボに近かったのは「錠→未来→大也→射士郎→玄蕃」なのですが、効果が表れたのは「錠→未来→射士郎→大也→玄蕃」と、大也よりも先に射士郎が影響を受けています。彼の素が熱血なのは以前描かれていましたから、それを意識したものでしょうか?……大丈夫?某殿の「嘘つき」みたいに、序盤にヤバい伏線仕込まれたりしてない?

 そんな中、何故かサンシーターのご機嫌取りを始める玄蕃。その真相は!といっても、CM明けの時点でバクサゲを象徴するかのような目の下のクマが無かったので、大体お察しでしたね(笑。飄々とした感じはいつも通りながらも「大嫌い」という辛辣な言葉をサラッと吐くの、結構好き。
 今回は等身大での戦闘は変身した程度でほとんどなく、巨大戦がメイン。ブンブンキラーロボが通常のブンブンジャーロボよりも強い理由が「違法改造」というのはしっくり来る理由でした。そんな違法改造も、より荒々しい野生の力の前にはひとたまりもなく。ですがブンブンキラーロボは今後も出番がありそうなので楽しみですね。敵のロボとの呉越同舟合体とか、無いかなぁ……好きなんだよなぁ、ゲキリントージャみたいな合体。
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「その着せ替え人形は恋をする」第13巻を読んで

2024-05-30 08:18:05 | 本・音楽
 「その着せ替え人形は恋をする」第13巻を読みました。若干のネタバレを含みます。


 11巻から続いていた、漫画「天命」に登場する大天使ハニエルのコスプレ編は一区切り……でしょうか?
 これまで描かれていた「天命」原作者の人物像からして「こうなるんじゃないか」という予想は立てていました。立てていましたが、想像以上のものが返ってきました。
 撮影開始前は「衣装は素晴らしいが、表情が海夢ちゃん過ぎる」的な理由で不評を買ってしまうなどもあり得るのではないかと思っていたら……あんなんお出しされたら、そりゃああなるわと。アキラさん、初登場時のクールさの面影が全く見られないほどに感動していて可愛かったです。

 ただ、その一方で何やら五条くんの様子がおかしい。最初は「我がままに付き合わせてしまった後悔」かと思いましたが、その件は13巻の冒頭で決着がついているから多分違う。となると、思い浮かぶのは「独占欲」ぐらいでした。
 そもそも五条くんの夢は「頭師になること」(1巻より)で、幼い五条くんが語った夢は「お雛様作れるようになりたい」(3巻より)。もしかすると、五条くんが雛人形の練習に励んでいたのは「頭師として生計を立てる」ためではなく、ただただ単純に「奇麗なものを手元に置いておきたい」「自分だけのものにしたい」という独占欲に由来するものだったのではないかと。これまでは少人数の撮影で自分の目の届くところにいたから気づけなかった感情を、今回のような事態になって初めて「海夢ちゃんは自分だけのものではない」ことを痛感させられてしまったのかもしれません。

 7巻、8巻のあのシーンを回想していたのは、それぞれ「自分の着せ替え人形が他人に着せ替えられている」「自分だけの奇麗なものであって欲しいのに、大勢の人の目にさらされている」とも読み取れるシーン。もしかすると、あの時既に暗い感情が渦巻いていたことを示唆したものかもしれません。
 13巻ラストのセリフも、海夢ちゃんを放っておけば「奇麗」が台無しになるのは明らかだから、距離は置きつつ今後は食事処的な感じで接していくつもりですかね……?

 奇麗な衣装とメイクを施すことで、理想の着せ替え人形に近づいていくが、一方で自分だけの着せ替え人形ではなくなっていく。そんな矛盾が感じられた13巻でした。単行本勢故、五条くんの本当の気持ちは分かりません。何やら二人の距離が離れる可能性もありますし、どうなることやら……助けてジュジュ様!涼香さんたち!


 余談ですが、本作のフィギュアやグッズはチラホラ見かけますが、もうちょっとジュジュ様のをですね、充実させていただけると大変嬉しく……え?アニメ新作の出番?……うるせぇ!くれ!(笑。
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機動新世紀ガンダムX 第28話「撃つしかないのか!」

2024-05-29 07:00:31 | アニメ・ゲーム
機動新世紀ガンダムX 第28話「撃つしかないのか!」

 サラッとGコン無しでGXを動かせるように改修しているキッド、凄くない?

 とうとう全面降伏を決めたエスタルド政府。ルクスはウィリスが提案するフリーデンとの会食を「他にやらねばならぬことが数多くございます」と一旦は否定しつつ、「ですが、ご命令ならば意義を唱えるものはございません」と続け、子供のように顔をほころばせて「命令」するウィリスに対し「ただしウィリス様、命令というお言葉は、使うべきところでお使いなされませ」と国家主席たるウィリスの「命令」の意味を諭していました。
 もしもこのやり取りがなければ、ウィリスは「子供のわがまま」じみた「命令」を続け、いつまでも国家主席としての自覚が得られなかったかもしれません。「命令」は国の行く末を左右する重要な局面でこそ使わなければ重みが失われかねず、例えどんな愚策であったとしても従わざるを得ない強制力を持つ。敢えて軽々しく「命令」を使わせることで、それが持つ重みと力を認識させる、良いやり取りでした。


 一方でロアビィはといえば、ユリナが隠し持っていた武器を見て「どいつもこいつも」と呆れたように呟いていました。そんな彼にも哀しい別れが待っていました……あの局面で必死に彼女を励ますのは、彼の優しさ故でしょう。ですが、あそこも既に戦場。一歩間違えれば次は自分も命を落としかねない状況で、いつまでも仲間の死を嘆いているわけにはいきません。涙を流すロアビィと、戦い続けるリーダーと思しき人物の違いは歴然です。
 「おい!おめぇは仲間のもとにもどれ!ここはおめぇみてぇな奴が来るところじゃねぇんだ!」。状況が状況とはいえ、勧誘時の落ち着いた口調とはまるで異なります。恐らく勧誘時はロアビィを「大人」として扱っていたものの、その後のやり取りを経て「子供」だと認識を改めたからではないかと。
 いつまでも嫌だ嫌だで避けてばかりもいられない。エスタルド関連の話は、ガロードのみならずウィリスやロアビィらが、子供が大人にならざるを得ない状況を描いた話だったのかなと。

 その後の戦闘においては、髪を振り乱し、いつになく荒々しい戦法で状況を一変させたロアビィ。ですが大勢のガスタール軍を前に「一気に突破するか!?」など冷静な判断が出来なくなっていたのも確か。影響を受けすぎて、自身の命すら惜しくはないと思ってしまっていたのかもしれませんね。
 
 そしてガロードがサテライトキャノンの使用を迫られた時、ウィリスはとある決断を下すことに。
 ここで冒頭の「命令」のみならず「やらねばならぬこと」が生きてくるのが素晴らしいですね。ルクスの言葉からも温かみが感じられるのがとても良い。「そのため(国家主席の身代わりになるため)に生きてまいりました」なんて言葉、例え家臣であったとしてもそう簡単に口にできるものではないでしょう。久々に見た時は「パッと見、裏切りそう」とか思ってごめん……


 南アジアにおける戦いは一旦終結したものの、時代の変化はそれに留まらない。まだまだ揺れ動いていく世界を見つめるあまり、最も近くにいるティファのことを見ていないガロード。次回はそんなティファの思いがあふれ出す話となっております。とうとうあの甘ったるい夢が見られるのか……!
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記念すべき「ふたりはプリキュア」第1話を見て

2024-05-28 08:16:41 | アニメ・ゲーム
 6月2日の「わんだふるプリキュア!」第18話の放送をもって、プリキュアシリーズの放送が通算1000回を迎えるとのこと。
 私自身は「スプラッシュスター」をチラホラと見た後、「ハートキャッチプリキュア!」から本格的に見始めたので……700話ちょっとですかね?

 で、そういえば初代の第1話を見たことが無かったなと思い、今回初めて視聴しました。
 20年前の作品ということを加味しても、最近のシリーズとは結構雰囲気が異なるんだなと。それは、夜という時間帯も相まった戦闘時のやや不気味な雰囲気に加えて、なぎさの「たまには男の子にモテたいよ」という発言から感じ取ったものだと思います。最近のシリーズでは「主人公に恋心を寄せる男の子」は描かれますが、その逆は殆ど見受けられません。全く無いわけではないにしろ、しばらく見ていない気がしますね。
 弟にいじわるをしたり、メップルに頼まれたとはいえ人の家やお店の厨房を突っ切ったりといった行動も、昨今では見受けられないなーと。昨今の主人公たちが「良い子」だとすれば、なぎさは良い意味で「普通の子」といった印象を受けました。

 客演時には頼もしすぎる初代の二人も、最初は身体能力の向上になかなかついていけず、どことなくフワフワした感じの戦闘でした。特にキュアホワイト、どこかぽわんとした表情をしていましたが、これは状況を理解しようとする方に頭が働いていたからとか、そういう理由があるのかな?
 何にせよ、これがいつから乱打を繰り広げるようになるのか、それはそれで楽しみです(笑。


 といった感じでかえって新鮮に感じた初代プリキュア第1話でした。しかし1000回、1000回かぁ……全ては見ていませんが、その中でも最も心に残っているのは「スマイルプリキュア!」の第19話「パパ、ありがとう!やよいのたからもの」です。キュアピース=黄瀬やよいの名前の由来、ピースサンダー、本当に素晴らしい回でした……今後もああいった素晴らしい話が繰り広げられていくことを願っております。
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「地雷グリコ」を読んで

2024-05-27 07:12:46 | 本・音楽
 青崎有吾さんの小説「地雷グリコ」を読みました。

 射守矢真兎(いもりや・まと)は、友人・鉱田ちゃんから頼まれ、文化祭における屋上の使用権をかけた勝負に挑むことに。勝負の内容は、じゃんけんで勝った手に応じて階段を登っていく「グリコ」に「地雷」要素を加えた「地雷グリコ」。それを皮切りに様々な勝負に身を投じていくこととなります。

 いずれの勝負も「じゃんけん」「神経衰弱」「だるまさんが転んだ」など、誰もが一度は遊んだことがあるであろうゲームがルールの追加によって、緊張感漂う頭脳戦・心理戦が繰り広げられる勝負に様変わりしています。ルールや勝敗の経緯、状況などについては図解もされているため、理解の助けになります。
 「ルールの追加」とだけ聞くと、ゲームが難しくなってしまうのでは?と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。話の流れを理解した後は、ルールが提示された際に「自分だったらどうするか?」を考え、答え合わせをしながら楽しく読み進めることが出来ました。
 勝負として一番好きなのは「だるまさんがかぞえた」で、それ以外で印象に残ったのは「自由律じゃんけん」の冒頭で描写された真兎の考え方です。私自身、相手の行動の理由を知りたくなるので、どこか親近感を覚えました。勝負の面白さはもちろんのこと、それに挑む登場人物たちもまた魅力的でした。

 また、何となくではありますが「アニメ化したら面白そう」とも感じた作品ですね。とはいえ、例えば「地雷グリコ」で爆発の演出をやり過ぎてしまうと、日常の一幕の中で繰り広げられる真剣勝負の良さが薄れてしまいかねないので、そこら辺の塩梅が難しいな……と、存在しない映像作品への注文が出てきてしまうほどの魅力が溢れていました。1クール、いや2時間ぐらいの映画とかどうっすかね。

 そんなこんなで、思えば割と久々の読書だった気がしますが、とても楽しかったです。
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2024年の日本ダービーを見て

2024-05-26 16:12:05 | 芸能・スポーツ
 今日はダービーめでたいな!

 ということで、やってまいりました日本ダービー!……スキルヴィングが走ってからもう1年か……忘れないよ、スキルヴィング。
 今回は親子三大制覇もかかるレースとなりましたが、私が応援するのはキタサンブラックの弟にあたる11番シュガークンと、ブラックタイド産駒の18番エコロヴァルツ!応援候補に挙がっていたサトノエピックは東京ダービーに出走とのこと。そちらも応援しています。

 始まった!……エコロヴァルツとシュガークンは先頭集団!このまま、このままいってくれ!……最終コーナー、伸びろ、粘れ!!あー抜かれた!出てきたのは……ダノンデサイル!?皐月賞では直前の除外となったダノンデサイル!?もしも皐月賞で無理をして走っていたら、この勝利が無かった、そもそも出走できなかった可能性もあったわけで……その判断でつかみ取ったのがダービー馬の栄誉。あまりにもかっこよすぎます。横山典弘騎手もG1最年長勝利とのこと。人馬共におめでとうございます!残りの一冠は誰が取るのかも楽しみになってまいりました。

 結果としてはシュガークン7着、エコロヴァルツ8着。5着以内には届かなかったものの、道中はめっちゃ盛り上がりましたし、次走も頑張ってもらいたいです。エコロヴァルツの脚質は何寄りなんですかねぇ……
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わんだふるぷりきゅあ! 第17話「私が、あなたを守る!」

2024-05-26 11:38:17 | わんだふるぷりきゅあ!
わんだふるぷりきゅあ! 第17話「私が、あなたを守る!」

 ・メエメエの頼れる相談相手
 ・豊富な動物知識
 ・いろはへの隠しきれない恋心
 ・料理上手
 悟くんの株は留まるところを知らない。緊迫した場面だったとはいえ、キュアフレンディに顔を近づけられて頬を赤らめるの、好き。

 さて今回は遂にキュアニャミーがいろはたちの前で初変身!正体はもちろん猫屋敷ユキでした。シャイニーキャッツパクトを用いた可憐で優雅な変身シーンの見ごたえは抜群でしたね。クール系だと思わせておいて「ほっぺにきらめき」の可愛さでギャップを演出するの、ズルくない?あと名乗った際の決めポーズも良き…
 
 しかし、かけがえのない友人であり、心優しいまゆを守るための盾となるのみならず、外敵を退ける矛にもなるのがキュアニャミー=ユキ。その矛は言葉となっていろはたちにも向けられました。実際、まゆを守りきれなかったのは確かですからね。飛び出したのはまゆだったとはいえ、今後もああいったことが無いとも限りません。
 ただ、そのあり方はどこか過保護にも見えます。大事だから失いたくないという自分の気持ちを優先するがあまり、まゆが失うものに目を向けていないのではないかと。人間なんて他にもいる、プリキュアじゃない子と仲良くすればそれで良いと言われてしまうと、言い返しづらいところではありますが……それでも、いろはたちを遠ざけたところで、優しいまゆがガルガルの出現に黙っていられないと思います。

 果たしてまゆは守られているだけの妹なのか。まゆ覚醒も間近だろうなといったところで、また次回。それにしてもソファーの手すりに腰掛けるすみれさん可愛かったっすね…
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仮面ライダーガッチャード 第37話「ホッパー1とたからもの」

2024-05-26 10:03:51 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャード 第37話「ホッパー1とたからもの」

 ギギストによって依代を必要としないスケボーズマルガムとなってしまったスケボーズ。倒せばケミー自身も滅ぶ。違和感こそ覚えていたものの状況的にやむを得なかったとはいえ、誰よりもケミーの可能性を信じる宝太郎が、自らの手で可能性を潰してしまったショックは相当なものでしょう。
 それでも慰めようとしてくれるホッパー1を突き放さず、優しくバッグの中に戻したり、母から「無くしたものがあってもたくさんの宝物があるはず」と諭されるとすぐにホッパー1に謝ろうとしたりと、こんな時でも宝太郎の優しさは失われていませんでした。

 しかし、そんな彼をさらなる絶望に叩き落とすかのようにアントルーパーマルガムが出現。分身はともかく本体を倒せばアントルーパーは失われる。今回宝太郎が選んだのは久々のライトニングジャングル。耐久しつつ打開の道を見つけるためのライトニングジャングルでしょうか。電撃で拘束という道もあったかもしれませんが、宝太郎の望む道ではなかったのでしょう。
 ですが、そう簡単に奇跡は起こらない。宝太郎の声も届かない。そんな中で敢えて憎まれ役を買って出たであろう彼と、宝太郎の心を思うあまり手が出せなかったりんねの違いも面白かったですね。倒した彼を一切責めなかったのは、宝太郎自身もやむを得ず倒した経験があるからでしょう。

 そして絶望は終わらない……ここからの濃密さ、凄まじかったですね。一旦希望を見せるってのが辛いし、なまじ抗う力を持ってしまったがために、気持ち悪さを必死に押し殺そうとしている声が迫真過ぎてなお辛い…
 ケミーである以上は訪れる展開だろうとは思ったものの、あんなに酷いことになるとは思わんかった。錆丸や蓮華、スパナ、そして以前の強化フォームに出番を用意してくれるのは嬉しいですが、あんな活躍を担うことになろうとは。通常ライトニングジャングルは「倒すのが目的ではない」って感じの変身でしたが、あの時点で変身しうる最強戦力を投入したあたり、相当切羽詰まっていたのが伺えます。万が一にも誰かを傷つけさせるわけには行かない。しかしその結果、ケミーが、そして宝太郎自身が深く傷つく結果となってしまいました。

 クロスホッパー誕生時に「宝太郎の必死な叫び声、良いよね!」と感じましたが、あの時以上の悲痛な叫び声が心に響かないわけがない。始まった時は少々不安もあった宝太郎が、今となっては本作の主人公は彼以外にはありえないと思えるようになりました。

 畳み掛けるような絶望の中で、悲しみの殻に閉じこもってしまった宝太郎。しかし雨は上がれば虹がかかる。不穏な始まりだった次回予告が、一気に晴れ渡り、次回遂にレインボーガッチャード登場!いい予告だ…宝太郎が制服なのも良いよね…
 で、アトロポスも何やら不審な感じ。親を慕う気持ちを無碍にされて黙っているとは思えませんね。ギギストに反旗を翻し、グリオン復活のために宝太郎たちに協力するのはあり得るかな。あるいはラスボスがアトロポスになったり。
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ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ(2024) 第16話「ニセモノのオーケストラ」

2024-05-25 07:46:31 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ(2024) 第16話「ニセモノのオーケストラ」

 言うほど砂糖と塩って間違えるか……?と思ったけど、そもそも家に砂糖が無かったし、コーヒーも飲まんかった。でも「塩じゃし!」が可愛かったのでヨシ!

 さて今回は見た目は似ている、中身は正反対なウルトラマンのニセモノ特集。ザラブ星人の目つきが悪いにせウルトラマンのように悪事を働く存在もいれば、ババルウ星人ババリュー先輩のように行き違いから始まったとはいえ、次第に温かな心を持つようになった宇宙人もいました。暗黒星人に生まれながらも「運命は変えられる」と立ち上がる様を見せるのが、元々憎めない感じの宇宙人ではなく、かつてウルトラキーを盗み、ウルトラ兄弟とレオ兄弟の衝突を引き起こしたババルウ星人ってのがまた良いんですよね。個人的にババリュー先輩が子供たち一人一人の名前を呼ぶの、好き。

 続いて科学的な力での再現例として、サロメ星人が作ったニセウルトラ5兄弟(SR)や、ベリアルが作ったダークロプスゼロが取り上げられました。ウルトラマン、ゼロを模して造られたロボットといえばユカにとっては苦い記憶がありますし、今回は無理に明るく振舞おうとしていたように見えました。
 あのロボットのことをエディオムが知らないはずもないと思うのですが、知ってて敢えて触れているのか、たまたま関連性があったから紹介しているだけで特に意図はないのか。はたまたユカがその一件は乗り越えたと思っているのか。セブンガーの強化を考えた際、良くも悪くも強さを発揮したあの機体のことを思い出さないはずはないでしょうし……強化がなかなか進まないのは、また悪用されてしまったらどうしようという不安があるからかもしれませんね。
 なお「ニセウルトラマン(SR)」という表記を見て「SSRもおるんか」と思ってしまいました(苦笑。


 で、トリを飾るのは「ウルトラマンR/B」に登場したウルトラマンオーブ・ダークノワールブラックシュヴァルツ。
 当時同作には殆ど触れていなかったのですが、今回取り上げられたオーブダーク登場回だけはチラッと見た記憶があります。「最近のウルトラマンはべらべらしゃべりすぎだ。神秘性がなくなる」「デザインが気に入らん」と、個人的なヒーローの在り方を他人に押し付けるオーブダークこと愛染。一部納得できる意見もありますが、結局は自分の好き嫌いを他者に押し付ける、身勝手な存在だなと。
 なお、同作は現在折り返しまで視聴しました。正直思っていたよりかはだいぶ面白いです。力の使い方を模索したり、正体を隠す意味だったり、思いのほか楽しめていました。少々視聴が止まってしまっているので、いずれ再開しなければなと。

 そんなこんなでまた次回。にしても手をポンと叩いたり、「えぇ~そ、そんなぁ~(ガクッ)」と落ち込んだりと、エディオム、中に人が入っているんじゃないかと思うくらいには人間味がある良いキャラになってきたなーと。
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「ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」を見て

2024-05-24 13:34:49 | ウマ娘 プリティーダービー
 本日から公開されている「ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」を見ました。若干のネタバレを含みます……史実を語るのはネタバレなんですかね?(苦笑。

 本作の主人公はジャングルポケット。とある理由からフジキセキを慕い、彼女が師事していたタナベトレーナーのもと、トゥインクルシリーズに挑むことに。ライバルであるアグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ダンツフレーム、そしてキービジュアルではラスボス感のあるテイエムオペラオーと如何なるレースを繰り広げるのか!
 ……いやまぁ、史実の記録は確認済みなんで、3期同様に結果が分かったうえで視聴しているのですが(苦笑。なお事前に「ここまでだろうな」と予想はつけていたものの、開催年を一年勘違いしていたので、鑑賞中は「ここで終わり!?嘘だろ!?」と思ってしまったのは秘密(汗。

 全体的にジャングルポケット、アグネスタキオンの物語としてはよくまとまっていたと思います。ジャングルポケットがとある悩みを抱えた際のフジキセキの対応はめっちゃカッコよかったので必見ですね。正直フジキセキはこれまであまり育ててきてなかったのですが、久々に育成しようかなと思わせてくれるくらいにはいい活躍でした。よって、この3人の映画として見るなら◎です。
 ただ、ダンツフレームとしては○、マンハッタンカフェとしては△といった印象です。ダンツフレームはとあるレースでの迫力ある描写が印象に残ったものの、マンハッタンカフェは……あのレースの描写を短くまとめられてしまったのが非常に勿体ない。かといって、ジャングルポケットがセンターの映画で、トレーナーやフジキセキとの絡みを減らしてまであのレースを描くか?と言われると答えに悩みます。ですが、それでもキャラクターPVで期待していたレースがあんな感じで終わってしまったのは惜しい限りです。
 アニメ3期もそうですが、ウマ娘は史実の記録を知れば知るほど、あれもこれもと欲張りになってしまうのが難点だなと、本作を見ていて改めて感じましたね。

 とまぁ、不満点も少なからずありますが、ちょくちょく泣いていたのも事実。コミカルなパートでのジャングルポケットの百面相は楽しかったですし、強化済み前作主人公の一人・テイエムオペラオーの圧倒的世紀末覇王っぷりなど楽しませていただきました。「最強を証明する」とはどういうことか。その過程に立ちはだかるものは何か。様々なウマ娘の「本能」が呼び起こされる映画でした。あと「オペラオーとドトウのレースもっと見せて!」「ダンツのあのレースちょうだい!」などのわがままも呼び起こされました(苦笑。


 そして!本作には様々なウマ娘が登場します。RTTTのセンターを飾ったナリタトップロードはジャングルポケットの同室かつトゥインクルシリーズの先輩として登場。また、パンフレットには「放って置けない危うさをはらむ」と書かれているアヤベさんことアドマイヤベガは、真面目な部分は入場者特典の小冊子「また星は巡る」に任せたとでも言わんばかりに、「好きなもの」に夢中です。まさかカレンチャンがツッコミに回ることになろうとは。あ、カレンチャンのあの衣装考えた人、握手しましょう。もっと近くで見せて。
 ミラ子ことヒシミラクルは登場するたびに何か食ってるのが可愛いし、キングヘイローは相変わらずカッコいいし世話焼きだし、タキオンといえば当然彼女も出てくるし、中には「え!?君ら喋るの!?」的なキャラクターも次々出てきます。
 もちろん!私の大好きなサイレンススズカも映ります!更に!キタサンブラックやサトノダイヤモンド、サトノクラウンも映ります!なお同じシーンにはシュヴァルグランの帽子と思しき物体が映っているのですが……カメラさん、もうちょっと右側映してもらえませんかね?

 ともあれ、話の流れを理解したうえでもう1回見に行くのもいいかな?と思う今日この頃でした。じゃあマジで久々にフジキセキとタキオン育てるかなぁ。
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