ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「映画ヒーリングっど♡プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」を見て

2022-09-27 08:02:33 | ヒーリングっど♡プリキュア
 2021年春に公開された「映画ヒーリングっど♡プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」を見ました。

 本作の舞台は東京。サレナ博士により開発された「ゆめペンダント」により現実に展開される夢の世界「ゆめアール」を堪能する花寺のどかたち。しかし、ゆめアールのプリンセス・カグヤによるステージを楽しんでいた際、ダンサーを夢見る女性がエゴエゴと名乗る謎の生物に捕まってしまう。ダンサーを救うべくプリキュアに変身するのどかたちに対し、分身で対抗するエゴエゴ。そこへプリキュア5が駆けつけた!


 正直ヒープリは少々物足りなさを感じた作品だったため、映画への期待も薄かったのですが、蓋を開けてびっくり。ヒープリの映画としては文句のつけようが無いくらい、最高級の映画に仕上がっていたと思います。
 「夢」と「想いの力」を軸に据え、誰かのためを思って見る夢に集う想いの力の強さをプリキュアたちが、何かを犠牲にしてでも誰かのために夢を叶えようとする様をサレナ博士・カグヤ親子が、独りよがり・自分勝手な夢の恐ろしさをエゴエゴがそれぞれ表現していた本作。夢見る心が喜びと悲劇を生み、そして想いの力が奇跡を呼ぶ。熱く楽しく、時に哀しく。けれども最後は笑顔で晴れ晴れと。素晴らしいストーリーでした。

 また、本作の戦闘シーンはとんでもないことになってます。序盤のエゴエゴとの戦いから既に見ごたえ抜群であり、終盤の畳みかけるような激しいバトルの連続には思わず見入ってしまいました。特にグレースのヒーリングステッキ逆手持ちや、フォンテーヌとスパークルの破損したバリアをアースが攻撃に転用する様、グレースの掌底などがお気に入りです。終盤は立て続けに新フォームが登場したのにも驚かされましたね。
 戦闘描写以外でも、カグヤの身に危機が訪れた際の描写は大人ながらにビクッとさせられました。あと、プリキュア5の捕らえ方がガチ過ぎて怖い。
 
 本作でのどかたちの前に立ちはだかる存在として描かれたエゴエゴですが、元々は博士のお手伝いのためにビョーゲンズを元に生み出された存在。もしも博士がカグヤだけではなく、もう少しだけエゴエゴのことを見ていれば、状況は多少なりとも変わっていたかもしれません。自分勝手な一面があったとはいえ「博士に逆らったカグヤをお仕置きしようとする」のは、博士を想ってこその行動であり、エゴエゴにも誰かを想う気持ちがあったのでしょう。
 博士のためを想ってした行動なのに、褒められない、報われない……「誰かのため」が報われなかった存在、それがエゴエゴなのかなと。エゴエゴを浄化したキュアドリーム、キュアグレースの表情もどこか哀しげなのが印象的です。


 といった感じで、締めのセリフに至るまで、ヒープリ主役映画として見るのであれば、ほぼ文句のつけようが無い作品だったと思います。ただ、プリキュア5との共演という点においては正直物足りなさを覚えます。
 序盤では先輩プリキュアとしての頼もしさを遺憾なく発揮してくれますが、その後は囚われの身となってしまうため、終盤まで出番が無いのが残念なところ。本編では難しくとも、EDで一枚絵などで一緒に東京観光を楽しむ様などを描いて欲しかったですね。
 そういった不満が他にもあったかどうかは定かではありませんが、後に公開されたトロプリとハトプリが共演映画では、両者の交流が多めに描かれていたなーと。


 そんなこんなでやや物足りなさを覚える点はあるものの、全体的には素晴らしい作品でした。いや本当、映像ソフト買ってもいいくらいの出来栄えでしたね……
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ヒーリングっど♡プリキュア 第45話(最終回)「おいでませ♡ヒーリングガーデン!」

2021-02-21 09:05:08 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第45話(最終回)「おいでませ♡ヒーリングガーデン!」

 どういう経緯でヒーリングガーデンに行くのかと思ったら、冒頭から特に何の説明もなくヒーリングガーデンに行くとは思いもしませんでした。前回別れる必要本当にありましたか…?
 さて今回はヒーリングガーデンに訪問。そんな中、サルローというヒーリングアニマルから、人間は最早ビョーゲンズと変わらない、地球のためには人間を浄化していくべきだという考えを聞いたのどかたちは、改めて人間が地球にしていたと気づかされることに。テアティーヌからもいざという時が来たら人間を浄化する覚悟があるという、割と衝撃的な言葉が発せられました。ヒーリングアニマルが人間の絶対的な味方ではないという立場が描かれるとは…ここら辺を見ていると、ヒーリングガーデン訪問はアスミが生まれた頃にやっても良かったかもなーと。

 今回うっかりメガビョーゲンを持ち込んでしまったように、生きていれば過ちはある。それを踏まえて、どのように未来を変えていこうとするかが大事。生きている限り戦いも、お手当ては終わらない。「生きてくって感じ」と、のどかのお決まりの言葉も「生きてる」という「今」ではなく「生きてく」という「未来」を見据えた言葉になっていました。
 

 さて、例年より4話ほど少ない話数で終わったヒープリですが…楽しかったという想いもある一方で、所々で物足りなさを感じてしまうのも事実です。
 病気と共存するのではなく、強い意思をもって立ち向かうという意思を見せたのどかたち。一人一人が生きるのを諦めない心で繋がることで、大きな脅威にも立ち向かっていけるというメッセージは受け取りました。しかし一方でのどかたちの今後についてはあまり触れられなかったのは残念でした。
 全編通してちゆの女将とハイジャンプ関連の話はたびたび触れられており、中盤以降はアスミの成長も描かれていました。のどかに関してもダルイゼンとのあれこれが描かれていましたが、キングビョーゲンに吸収されて終わりというのは味気なかったですね。浄化されるにしても、キングビョーゲンに一矢報いて欲しかったという気持ちもあります。あるいは、のどかに浄化されるか。
 そして何よりもひなたに関してはもうちょっと主役回が欲しかったです。優秀な家族と自分を比べてしまいがちな彼女が、自分の嫌いなところと向き合いつつもどのような未来を選択するのか見たかった…

 地球のお手当てはこれからもずっと続いていく!という終わり方は嫌いじゃありません。最後に「本編後の未来」を描くことが多かった昨今のプリキュアシリーズにおいて、「これからどう生きてくかで未来は変わっていく」という具体的な未来を描かずに終わったという点においては、本作は独特な立ち位置の作品だと感じました。ビョーゲンズのみならず、人間だって浄化対象になりうる。そうならないために何をすればいいのか?という問題提起をしたことは大きな意義があったと思います。
 ただ、それとはまた別に、もう少し個人個人の将来についても触れて欲しかったです。地球のお手当てのために何が出来るかを勉強し始めたひなたが、自分の夢を見つけるとか、そういう展開があっても良かったかなって…

 ともあれ、1年間ありがとうございました!
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ヒーリングっど♡プリキュア 第44話「みんなでお手当て!!すこやかな未来のために」

2021-02-14 09:01:55 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第44話「みんなでお手当て!!すこやかな未来のために」

 すげぇ今更な話をしますと、テアティーヌって「手当」+「犬」なんすかね…1年見てきた視聴者の感想とは思えんな!(汗。

 さて最終決戦。ビョーゲンズがビョーゲンズの力を吸収する特性を生かして、アスミを中心にネオキングビョーゲンに攻撃を仕掛けることに。が、僅かに遅く、ネオキングビョーゲンは結界を破壊して一瞬で地球を蝕むほどの力を発揮…これまですこやか市周辺の危機だったのが、一気に地球全体の危機になるとは。しかもあっさりプリキュアたちを吸収するとか、強すぎる…

 ネオキングビョーゲン曰く「生きることは戦うこと」。どこかの人形のお話でも聞いたことがある言葉ですが、のどかたちはそれぞれ病気、将来、自分の嫌いなこと、ラテのため、地球のため…いつも何かと戦いながら生きていると、ネオキングビョーゲンの言葉で気づかされることに。
 諦めない人が一人でもいれば、勇気づけられる人が出来て、互いに支える仲間が出来て…「生きたい」という思いで人々が繋がることで、諦めずに病気と闘い続けることが出来ると…この状況を今すぐ以前のような状況にすることは出来ないけれども、それでも諦めずに戦い続けることが大事だと、そういったメッセージを受け取りました。


 その後のネオキングビョーゲン戦は…正直ちょっとあっさりしていた印象を受けました。吸収されたダルイゼンやグアイワル、シンドイーネたちがネオキングビョーゲンに反撃してきたりするものかと思ってましたが、そんなこともなく。
 そしてサラッと多くの人に正体がバレたわけですが、のどかたちの事情を考慮して、知らないふりを続けることに。「プライバシーを守ることも大事」という発言もありましたが、これも今のご時世に向けたメッセージですかね?病気を治すために病気の近くで日夜戦っている人がいるんだから、その人たちに感謝こそすれ、正体を暴いてむやみやたらに騒ぎ立てないように!ってことでしょうか。

 そして別れの時が…ここで前期OPをもってくるのはズルいと思いますが、ちょっと弱くも感じてしまいました。一回ラビリンたちと一緒にいる光景を描いてからの別れだったので、「どっちなの?」と思ってしまいました(汗。
 それにしても今回で別れって、次回何すんのかな?と思ったら、早くも次回再会…ハグプリ、スタプリと大人になったプリキュアたちが描かれていましたが、のどかたちは今と大して変わっていないように見えます。今回お別れする必要無かったようにも思えます。凄くまったりとした感じの終わりを迎えそうですが、果たして…?
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ヒーリングっど♡プリキュア 第43話「キングの進化…!蝕まれたすこやか市」

2021-02-07 09:03:41 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第43話「キングの進化…!蝕まれたすこやか市」

 一瞬ですこやか市の人もエレメントも蝕む力を見せたネオキングビョーゲン。どうやらこれ以前からも街の各地に自分の力を点在させ、そこを足掛かりに一気に蝕む計画を立てていたとのこと。メガビョーゲンクラスになるとラテに察知されるから、敢えて小さな蝕みにとどめていたってことでしょうか。あれか、風邪もひき始めだと気づきにくいとか、そんな感じか。
 忠臣シンドイーネだけは残しておいたりと、割と策士ですね、ネオキングビョーゲン。

 蝕む力のみならず、攻撃力においても一撃でのどかたちを変身解除に追い込むほどの力を発揮。そんな危機にテアティーヌらヒーリングアニマルたち参戦!
 テアティーヌたちがネオキングビョーゲンを抑えている中、ネオキングビョーゲンを突破する手立てとして「ビョーゲンズはビョーゲンズの力を吸収するから、メガパーツを取り込んだ状態で攻撃を放てば届くのではないか」という、とんでもない提案をし始めたアスミ。
 ラテも人間界も守りたい、失敗を恐れすぎてはならない、共に過ごした時間が今の自分を作っている…と、女将とハイジャンプの両方を選んだちゆ、失敗を恐れないひなた、ビョーゲンズに苦しんだ経験を糧としたのどかたちから学んだことを胸に、アスミの決意は固い様子。これまでアスミに様々なことを伝えていたのどかたち

 というわけでシンドイーネ戦が繰り広げられたわけですが…何だろう、この微妙な盛り上がらなさは…イマイチ緊迫感に欠けるというか、ゲームで言うところのイベント戦感が強いというか…
 シンドイーネも豊富な攻撃パターンで魅せてくれるかと思ったら、根幹が変わっていないのであっさり隙を突かれて浄化され、更にもう一回浄化されて終わり…うーん、何だかシンドイーネのラストにしては勿体ない気がします。ここでメガパーツを奪われても生き延びて、最後の最後までネオキングビョーゲンのために体を張って欲しかった気も。
 あとラテが喋りだしましたが、昨年のララと違って聴診器を使えば会話できるわけですし、そこまでの感動は無かったですね。


 で、トロピカルージュが2月28日放送開始。今日が2月7日。ということは来週14日にネオキングビョーゲンと決着をつけて、21日の最終回でエピローグといったところでしょうか。何かこう、もう一つ二つくらいインパクトのある展開が欲しいところですが… 
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ヒーリングっど♡プリキュア 第42話「のどかの選択!守らなきゃいけないもの」

2021-01-31 09:00:50 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第42話「のどかの選択!守らなきゃいけないもの」

 前回、助けを求めるダルイゼンの手を振り払ったのどかの心は上の空。ラビリンはちゆたちからの後押しを受けて、「本当はダルイゼンを助けたかったのに、ビョーゲンズを浄化するという使命の間で揺れ動いているのか」と問いかけたものの、のどかの悩みは「あんな苦しい思い、もうしたくないよ…」という切実なものでした。ダルイゼンではなく自分のことしか考えていないことに苦しんでいた様子。
 
 ダルイゼンを助けることは、キングビョーゲンの更なるパワーアップを妨げるという点では重要なこと。しかしのどかの気持ちは「嫌」。だったらのどかが助けなければならない義理も責任もない、自分の気持ちも体も大事にしていい…これまで敵との和解パターンも多かったため、ダルイゼンとの共存ルートもあり得るかと思いましたが、ラビリンがここまで言い切るとは思いませんでした。
 そして巨大ダルイゼンとの戦いにおいて、のどかもはっきりと「あなたを助ける気にはなれない!」と断言。ヒープリは病気との共存を良しとするのではなく、病気との決別をはっきりと示した形になりましたね。ダルイゼンについては完全に浄化出来なかったこと、自分の体と心を大事に思っていたことから、キングビョーゲンに吸収された後も一矢報いそうではありますが、救いは無いでしょう。なおシンドイーネはその忠実さを買われて部下であり続ける模様。ネオキングビョーゲンを倒してもシンドイーネだけは生き残るのか、はたまたネオキングビョーゲンの危機にシンドイーネが自らを捧げる形で消滅するのか…

 「ダルイゼンを見捨てておきながら、地球の皆を守るというのは随分な思い上がり」と挑発されたものの、そもそもダルイゼンを追い詰めたのはネオキングビョーゲンだと反論するのどか。今回でだいぶ吹っ切れた感がありますね。嫌なものは嫌だと言い切る心もまた大切でしょう。

 そして次回はネオキングビョーゲンとの戦いでアスミが…?ひなた関連の話はどうなるのやら…そして次回作の予告も始まりました。キュアサマー、よく動くっすね…
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ヒーリングっど♡プリキュア 第41話「すこやか市の危機!忍びよるキングの影」

2021-01-24 09:01:12 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第41話「すこやか市の危機!忍びよるキングの影」

 トロピカル~ジュが2月28日からってことは、今回含めて残りあと5話ほど。ちゆの夢は描かれましたが、ラスボス戦を前にのどか、ひなた、アスミの今後をどう描くのだろうか。

 さて今回はキンググアイワルと再戦。ギガビョーゲンを浄化しなければならないのに、キンググアイワルにダルイゼン、更にはシンドイーネまでやってくる始末。ヤバい場面なんですけど、敵も味方もドカドカ攻撃しているのはちょっと面白かったです(汗。
 猛攻の末に変身が解けて大ピンチ。おまけにキンググアイワルの隙を突いてキングビョーゲン完全復活。やけに進化を促していたかと思っていましたが、やっぱり部下を取り込むつもりだったか…しかし、シンドイーネが惚れ込むのも分かるくらいイケメンなボスですね。どことなくテアティーヌと近しい雰囲気がありますが、敢えて対になるような姿を取ったのか、はたまたテアティーヌを宿主として産まれたビョーゲンズがキングビョーゲンなのか。

 今回はギガビョーゲンを強化しただけに留まるかと思いきや、ダルイゼンの吸収も画策。自我があるダルイゼンはそれを拒絶し、向かった先は…のどかのところでした。のどかの中で回復を図ろうとしたものの、のどかはそれを拒絶。かつてダルイゼンの「自分さえよければいい」という考えを否定したのどかに対し、のどかも同じだと告げるダルイゼン…まぁ、どの口が言っているんだと…結局はダルイゼンの利にしかならないということを考えると、話を聞く義理は無い気もしますが、純粋なのどかには響く言葉でしょう。

 ダルイゼンを守るのが正しいのか否か。ダルイゼンを倒すのか、それともプリンセスプリキュアのフローラとクローズ、希望と絶望のように、のどかとダルイゼン、人間とウイルスが共存するのか。気になるところでまた次回。
 ところで、今回キンググアイワル自ら城を建設していましたが、もしかして彼の宿主って大工さんだったり?
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ヒーリングっど♡プリキュア 第40話「ひなたの後悔…誕生!キンググアイワル」

2021-01-17 08:59:40 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第40話「ひなたの後悔…誕生!キンググアイワル」

 前回「ういてるだけのモヤ」キングビョーゲンを浄化?したものの、全てはグアイワルがキングになるための作戦だったことが明らかに。弱ったキングビョーゲンを吸収するのではなく、メガパーツで強化するのはちょっと意外でした。「そういえばあったなぁ…」と(汗。
 キンググアイワルに対してシンドイーネは反発しキングビョーゲン探索に出かけ、ダルイゼンは誰がキングだろうと関係ないと、両者とも相変わらずの姿勢を崩していませんでした。気配が消えてなお愛しのキングビョーゲンを探す一途なシンドイーネはちょっとカッコよかったですね。ここまで一途だと、キングビョーゲンを見つけて欲しい気もしますが、見つけたら見つけたでキングビョーゲンに体を乗っ取られそうな気も…シンドイーネにしてみれば、キングビョーゲンと一つになれて本望なのかもしれませんが…

 見た目「偉ぶってる王様」感が凄くてあまり強そうではありませんが、プリキュアを全く寄せ付けず、次々とメガビョーゲンを生み出すほどの力を備えていたキンググアイワル。その誕生に一役買ってしまったことに強く責任を感じ「何もしなきゃよかった」と泣き出すひなたに対し、ニャトランは「お前、失敗ばっか覚えてるからへこむんだよ」と、何度失敗しても立ち上がってきたひなたを励ましていました…何このイケメン…
 失敗したことって、成功したことよりも覚えてしまいがちな気がします。失敗を糧にして成功したこともあったのに、どうしても失敗したときのイメージが拭いきれない。そんな時に成功をちゃんと覚えていてくれる誰かがいれば、立ち直ることも出来るんだなぁと感じさせられました。

 エレメントさんからのSOSを受けて、脱出のための策を練るのどかたちの邪魔をするダルイゼン。ボスが変わっても大して気にしていないダルイゼンですが、のどかに対しては生みの親ということもあって大分ご執心の様子。単にダルイゼンを浄化して終わり!という結果にはならないでしょうし、どういう結末を迎えるのか気になります。
 今回調子に乗りまくっていたグアイワルは…その内復活したキングビョーゲンorシンドイーネに倒されそうな気しかしないなぁ…とか思ってたら、何だか次回早速逆襲されそうな雰囲気。

 ともあれ次回はキンググアイワル&メガビョーゲン戦。何やら結構動きそうな予感。そして映画のパートナーフォームは本編で見たいレベルですね…
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ヒーリングっど♡プリキュア 第39話「ついに決戦!?とびこめ!ビョーゲンキングダム!」

2021-01-10 09:00:49 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第39話「ついに決戦!?とびこめ!ビョーゲンキングダム!」

 新年一発目のヒープリは、ひなたの幸せそうな夢からスタート。その中ではダルイゼンたちがいいひとになっていたものの、キングビョーゲンを見たことが無いから夢に出しようがないとのこと。そういえばシンドイーネやダルイゼン強化の際は姿を見せていましたが、最近大人しいですね。終盤まで明確な姿かたちがはっきりしないラスボスというのは…いつぶりだろう。名前的にはドキプリのキングジコチューを思い出しますね。

 で、そんなキングビョーゲンのいるビョーゲンキングダムに繋がっているであろうゲートを偶然発見したひなた。罠である可能性も考慮したうえで、突入を決意したわけですが、何故敵の本拠地に変身せず生身で向かうのか…(汗。結果的に無事たどり着けたものの、警戒心があるのか無いのか。
 キングビョーゲン本体は実体が無いため物理攻撃が通じず、実体を持つ分身のような存在も個々の必殺技が通じない程度には強い模様。一度は心が折れかけたものの、パートナーと共に復活!…となったものの、正直ヒーリングオアシスもあるし、ヒーリングっどアローもあるんだから、絶望するにはまだ早い気がしました(苦笑。絶望感だけでいえば、ギガビョーゲンとの初戦の方が強かったですね。あと頑張ってるのは伝わりますが、ラビリンたちの顔がちょっとコメディっぽくて緊張感がイマイチ…(汗。

 でもまぁ、ここからヒーリングっどアロー使っても勝てないから、治癒が済んだヒーリングアニマルなりテアティーヌが駆けつけてきて一時撤退って流れかな?と思っていたら、あっさり浄化完了…?どうやら冒頭でシンドイーネをキングビョーゲンのところから遠ざけていたところから、全てはグアイワルの作戦だった様子。もしかして本当に頭脳派だったのか、グアイワル。そんなグアイワルは次回キンググアイワルとしてパワーアップするようですが、あの絶妙にダサい感じが実にグアイワルな気がします(苦笑。
 とはいえ、このままグアイワルがラスボスになるとは考えづらいですし、キングビョーゲンを消されたからといってグアイワルとシンドイーネが敵対して結果的にプリキュアの味方になるとも思い難い。となればグアイワルの作戦にはめられたフリをしたキングビョーゲンが、グアイワルを素材にパワーアップするとかそんな感じでしょうか。

 ともあれまた次回。
 
  
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ヒーリングっど♡プリキュア 第38話「女将?ハイジャン?揺れるちゆの心!」

2020-12-27 09:00:11 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第38話「女将?ハイジャン?揺れるちゆの心!」

 これまで女将修行とハイジャンプを両立させてきたちゆですが、とうじが旅館を継ぐ意思を見せ、ハイジャンプの道を進んでも良いと言われたことで、心のバランスが崩れてハイジャンプにも専念できなくなってしまうことに。ニャトランの説明があまりにも分かりやすかったので「本当にひなたのパートナーか!?」と一瞬大変失礼なことを思ってしまいました(汗。

 どちらの道を進むか迷う…というのは「Go!プリンセスプリキュア」でも、同じ青のプリキュアであったキュアマーメイド、海藤みなみも直面していた壁ですね。似たような状況ではあるものの、「心のバランスが崩れる」云々の話はGoプリには無かった話かなーと。

 そんなちゆの前に立ちはだかったのは、一途な想いでここまでやってきたシンドイーネ。一途な思いには敵わない…と思っていたちゆを励ましたのは、他でもないペギタンでした。誰よりも近くで頑張っていたペギタンだからこその役割でしょう。ちゆなら両立できるかもしれないとは思っていたので、展開自体にさほど驚きはなかったものの、ペギタンから「勇気を分けてあげる」という言葉が出てきたのはグッときました。のどかたちが以前作った横断幕もきっかけになっていたのが良かったですね。
 ちゆから勇気を分けてもらっていたペギタンが、今度はちゆに勇気を分ける番。互いに互いを支えあっていく、良いパートナーですね…

 ただ後半の、戦闘が始まってからのテンポはちょっとイマイチだった気がします(汗。なんかゆっくり目だったような…いつもなら変身して駆けつけてきそうな残りの面々の変身シーンも描かれていましたし、描こうとしたものを前半で大半描き切った感が無くもなく。
 あとギガビョーゲンや強化シンドイーネが大して強くなっていないような気も…戦い慣れてきたという解釈で良いんだろうか。

 ともあれ、次回は1月10日。いきなりビョーゲンキングダムでの決戦!?でも「トロピカル~ジュ!プリキュア」は2月28日からの放送。まだひなたやのどか、アスミの今後も描かれていませんから、いったん撤退を余儀なくされるかな。
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ヒーリングっど♡プリキュア 第37話「季節をエンジョイ♡ラテ様おもてなしツアー!」

2020-12-20 08:59:53 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第37話「季節をエンジョイ♡ラテ様おもてなしツアー!」

 いつもなら37話は10月末ごろの放送なので秋の話であっても何もおかしくはないのですが、時期的には「ヒープリのみんながサンタさんに!?」的な話をやりそうなところを「行楽シーズンだもんね!」と言われると、ちょっと戸惑ってしまいますね(苦笑。

 というわけで今回はそれぞれ色々な秋を満喫。のどかたちは授業で芸術の秋を、ラビリンたちはスポーツや収穫祭、そしてアスミは秋を満喫する人たちのためにまんじゅうを売るアルバイトに勤しんでいました。追加戦士といえば転校というイメージがありますが、昨年のユニ共々、そういったパターンを崩している感じでしょうか。まぁ昨年はララが転校関連で色々ありましたが。
 絵を描くのどかたちの中に、てっきり一人ぐらい独特な感じの絵を描く子がいるかと思いましたが、みんな普通に描けてましたね…なんかこう、女の子って男の子以上に絵が上手いイメージがあるんですけど、何ででしょう…

 そんな中、お手当てを続けることはパートナーとの別れも意味していることに気づくラビリンたち。ダルイゼンからそのことを指摘され、お手当てを続けなければ一緒にいられると唆されるものの、守りたいのはそれだけじゃない!と奮起。今度は人間では無くヒーリングアニマルを素体にしたギガビョーゲンでも出て来るのかと思いましたが、そういった展開にはならなくて一安心ですが、それはそれで見てみたいような(苦笑。

 いつでも一緒に遊びに行ける未来にするべく、心を一つにしたヒーリングアニマル。そして徐々に回復してきたテアティーヌたちも間もなく地球に…?となれば思っていたよりも早く別れの時が来るのでしょうか。

 そして次回は女将とハイジャンプの選択を迫られるちゆ。思っていたよりも早く岐路に立たされることになりましたが、果たしてどちらを選ぶのか。それともどちらも選ぶのか。進路に悩む青キュアというのは、Goプリでもありましたねぇ…
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