ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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電光超人グリッドマン 第39話(最終回)「さらばグリッドマン」

2019-12-31 06:25:52 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第39話(最終回)「さらばグリッドマン」

 遂に動き出した魔王カーンデジファーは、武史のコンピューターを基点として着々とコンピューターワールドの侵略を進めていった。武史のコンピューターのセキュリティが出来ないため、直人たちはジャンクにカーンデジファーをおびき寄せることに成功するが・・・
 グリッドマンとカーンデジファー、最後の戦いが今始まる!

感想
 ラスボスを誘き寄せる方法が「挑発する」という何ともアナログな方法でしたが、カーンデジファーにこうかはばつぐんだ!そこら辺、武史と似たもの同士だったんですね・・・

 さて今回は遂にグリッドマン最終回!でもゆかの兄はいつも通り!(笑。この期に及んでキャラ濃すぎませんかね、あの兄さん・・・
 危険を顧みずジャンク内での戦いを挑んだものの、カーンデジファーには力及ばず。それどころかアシストウェポンのデータが破壊されてしまうという事態に陥ってしまいました。「なんかゴッドゼノンに似た建物が壊されたなー」と見ていたら、まんまゴッドゼノンのデータが壊されていたわけですね。ジャンクにおびき寄せるということは、かなりリスクのある作戦だったと・・・

 アシストウェポン総動員(バリアシールドのみ)でもカーンデジファーには敵わない。しかし、カーンデジファーが武史のパソコンから来たということは、今ならば武史のパソコンにアクセスできるということ!という発想は面白かったですね。目の前のカーンデジファーを倒すよりも先に、現実世界の危機を救おうとするグリッドマンの冷静さ、そしてうっかり戸締りを忘れてしまうカーンデジファーのおっちょこちょいっぷりが光ります(汗。

 そんな中、遂に武史も目を覚まし、自分のパソコンごと「カーンデジファー」を葬り去る作戦を実行。直人とグリッドマンを信じた作戦は無事に成功し、カーンデジファーは消滅・・・ラストの特別な必殺技、カッコよかったですね。具体的な光線発射ポーズが気になるところですが・・・この感覚、ネクサスのダークザギのライトニング・ザギを思い出しますねぇ・・・あれ、未だにどういうポーズで出してるんだか分かりづらくて・・・

 そして訪れる別れの時。グリッドマンから武史へ「君はもう一人じゃない」と、OPの歌詞にある言葉を伝えたのが印象的でした。「誰もがみなヒーローになれるよ」の歌詞どおり、最後は武史も立派にヒーローになれたわけですね。自分の心の醜さを認め、ゆかへの手紙を自ら破り捨てた武史。最後に見せた笑顔は、これまでのように誰かをあざ笑うものではなく、心からの喜びにあふれたものでした。


 そんなこんなでグリッドマン全39話を無事視聴しました。見たことがあるようなないような・・・という感じの作品でしたが、アニメのグリッドマンの放送の影響もあってか、こうして今の時代にテレビで見ることが出来て嬉しかったです。
 まだ今ほど家庭にコンピューターが浸透していない時代に、コンピューターの便利さと暴走した際の危険性などを描いた点は凄いですね。

 グリッドマンと共に戦い続けた直人の勇気、一平のひらめき、ゆかの優しさと判断力、そして武史の決断。最終決戦でアシストウェポンのデータは破壊されてしまいましたが、グリッドマンにとって常に最高のアシストをしてくれていた直人たちがいる限りグリッドマンは一人ではなく、故に勝利をつかみ取ることが出来たのだと、そう感じた最終回でした。

 終わってみれば何だかあっという間だった気もしますが、ともあれ9か月間とても楽しかったです。いや本当、天候不順で録画失敗!なんてことがなくて良かったですね・・・あんまり近くのレンタル店で見かけないもので・・・(汗。
 ありがとうございました!
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電光超人グリッドマン 第38話「危うし地球!」

2019-12-24 08:01:10 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第38話「危うし地球!」(悪臭怪獣スカボーン登場)

 今度こそはと悪臭怪獣スカボーンに隠密作戦を実行させていた武史だったが、ゆかへの一方的な怒りからスカボーンを暴れさせたことにより、グリッドマンに居場所がバレて倒されてしまったどころか、カーンデジファーからも愛想を尽かされてしまう。
 武史を切り捨てたカーンデジファーは全コンピューターワールドを支配するべく巨大化。その頃直人たちは武史とカーンデジファーが繋がっていたことを知り・・・

感想
 「貴様こそ、何をしているのだ!」・・・いや、あのカーンデジファー様?あなたこそ、いつものパソコンにいながら何をしていらっしゃったので?武史と会話していない時のカーンデジファーって何をして過ごしているんですかね・・・

 さて今回は最終局面。武史が感情的になってしまったがためにスカボーンの居所も作戦もバレてしまい、結果武史はカーンデジファーに見限られることになってしまいました。カーンデジファーも武史がいなくてもコンピューターの操作が出来るようになっており、自ら巨大化しコンピューターワールド侵略に乗り出したわけですが、つまりこれまでは「コンピューターが上手く扱えないから武史に頼っていた」ってことなんですかね・・・そう考えるとちょっと微笑ましく思えてしまいますが、まぁ自分で手をくださずとも侵略できるなら良いぐらいの感覚でもあったのかなと。

 で、見捨てられた武史は直人たちと再会。武史の計画だったとは知らず、悪臭を防ぐマスクのお礼を言おうとしたゆか。武史の涙の理由が気になったりと、本当の天才なら地球を侵略されて平気でいられるはずがないとビンタしたりと、武史のことを気にかけているのは確かですが、その優しさや愛情は武史にだけに向けられているものではないと、早々に気づくべきでしたね・・・
 これまで現実世界での接点が殆ど無かった直人たちと武史。そのことがより一層、武史がこれまでずっと孤独であったことを感じさせます。次回予告ではジャンクのキーボードを操作していましたが、果たしてどんな活躍を見せてくれるのか、気になりますね。

 そしてとうとう巨大化して侵略を始めたカーンデジファー。どことなーくこれまでのカーンデジファーと違い、シュッと引き締まった感じがするのは気のせいでしょうか。
 光線技主体かと思いきや、意外と武闘派なカーンデジファー。グリッドマンと激しい格闘戦を繰り広げつつ、白い砂塵でグリッドマンを追い詰めたり、現実世界でもコンピューターを植物のように増殖させようとしたりとかなりの強敵っぷりを披露してくれました。次回は剣も持ち出すみたいですし、本当、思っていた以上に接近戦するんですね・・・


 次回、遂に電光超人グリッドマン最終回!長いようで、短い9か月の締めくくり、堪能させてもらいます。
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電光超人グリッドマン 第37話「えっ!パパが死刑?」

2019-12-17 07:50:34 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第37話「えっ!パパが死刑?」(毒蜘蛛超獣カーンジョルジョ登場)

 今日は直人のパパ・宗一郎の誕生日。だがその誕生日が今まさに命日になろうとしていた。カーンデジファーが毒蜘蛛超獣カーンジョルジョを司法省のコンピューターに侵入させて法律を「カーンデジファー憲法」に書き換えたため、制限速度を守っていた宗一郎が逮捕されてしまった。
 そのうえ20年間無事故無違反であることが判明すると、裁判も取り調べもなく宗一郎は死刑を宣告される。刻一刻と迫る宗一郎の処刑の時。果たして直人たちは宗一郎を救えるのか・・・

感想
 何気に左ハンドルなんですね、宗一郎の車。左ハンドル=外車=高いみたいなイメージがありますけど、どうなんでしょう。

 さて今回は本編は見たことが無いけど、サブタイトルだけは覚えていた第37話。冒頭から「その日は、宗一郎の誕生日だった。そして命日にもなろうとしていた」という不穏なナレーションから始まったかと思えば、直後に安全運転で逮捕される宗一郎。カーンデジファーの仕業だろうと大方の予想はつくわけですが、そこに至るまでの過程が分からないと、見ている側も宗一郎と同じ気持ちになりますね。時系列通りに物語を描くのではなく、敢えて順番を逆転、説明を後に回すことで視聴者にも宗一郎や翔一家の気持ちを味わわせる・・・なるほどなぁ。

 案の定、立小便を咎められた武史のせいだったわけですが、そこからまさか憲法を作り替えるという話になるとは思いもせず。そのために作られたカーンジョルジョが蜘蛛の姿をしていたのは「人間たちは法律に縛られている」「人間を法の網で捕らえる」ということを表しているのかなと。
 
 一時は宗一郎がいる刑務所に向かっていた直人ですが、グリッドマンからの連絡が入ると一人自宅へ舞い戻り、アクセスフラッシュ。この時の、事情を言いたいんだけどなかなか言い出せない直人の葛藤が印象的でした。
 どうにかキンググリッドマンの活躍もあって宗一郎を救い出せたものの、家族には分かってもらえず。最終的には許されたようで何よりでしたが、この時にも不平不満を口にせず、宗一郎が無事だったことを喜ぶ直人がカッコよかったですね。

 「あの星座、グリッドマンみたい」に「どこが?」と素で思ってしまったところで、また次回(汗。次回は遂にグリッドマンVSカーンデジファー!いよいよ最終決戦でしょうか。早いもので。
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電光超人グリッドマン 第36話「やったぜ!ベイビィ」

2019-12-10 07:04:53 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第36話「やったぜ!ベイビィ」(暴君超獣デビルフェイザー登場)

 桜が丘に新しく出来たショッピングビルは、コンピューターによる自動制御がなされており、ハッカーも侵入できない強固なセキュリティが施されている・・・それを聞いた武史はセキュリティ突破を試みるが敢え無く失敗。ならばとカーンデジファーに唆された武史は、暴君超獣デビルフェイザーを送り込むことでセキュリティを突破。コンピューターで制御されていたエレベーターは階の間で止まってしまう。
 折しもそのエレベーターには、ゆかと出産を控えているイトコが乗っていた。果たして直人と一平は3人の命を救うことが出来るのか・・・


感想
 「従妹」を「イトコ」と書きたくなるのは某ラノベ&アニメの影響なわけですが、あれからもう10年近く経つんですねぇ・・・

 さて今回はゆかとイトコがエレベーターに閉じ込められて大ピンチ!な回。一平が「2人」ではなく「3人」の命がかかっていると言いなおすシーンが印象的でした。
 エレベーターに閉じ込められたイトコが産気づく場面があったために、「ここはゆかが医者の子供として、知識を振り絞ってエレベーター内でお産を手伝う流れ!」かと思いましたが、そんなシーンは無く。まぁ医者と一口に言っても専門分野は多岐に渡りますしね。ただ、咄嗟に自分の衣服やバッグを枕代わりにしたり、汗を拭いたりといった落ち着いた対応はさすが、といったところでしょうか。

 また、同じビル内にいた直人と一平が、次々に閉まっていくシャッターに行く手を阻まれる、というシーンがあったがために、「今回はビルのコンピューターからアクセスフラッシュか!?」と思いましたが、そんなシーンも無く。気づいたらあっさりジャンクの部屋に移動していました。降りてくるシャッターの下をスライディングで潜り抜ける、というのをやるのかなーと思ってましたが、子供が真似したら危険ですしね・・・

 
 ゴッドゼノンの助けも借りて、勝利したところでまた次回。次回は直人のパパが死刑に!?・・・あー、この話覚えてるわー。レンタルビデオ店でたまたまグリッドマンのビデオを見つけて、裏の収録話紹介のところにこのサブタイトルが書いてあって、心底「嫌なタイトルだなぁ・・・」と思った記憶があります。内容は知らないのですが、サブタイトルだけは強烈に印象に残っていました。
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電光超人グリッドマン 第35話「ぎくっ!スケバンゆか!?」

2019-12-03 07:59:02 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第35話「ぎくっ!スケバンゆか!?」(ツッパリ怪獣ゴロマキング登場)

 直人や一平に優しく接するゆかを見た武史は、自分に向けられない優しさはいらないと、彼女の家のドライヤーにツッパリ怪獣ゴロマキングを送り込む。ドライヤーから発せられた光線を浴びたゆかはスケバンになってしまい、直人や一平相手に横暴な振る舞いを見せる。
 更にゴロマキングが入ったドライヤーはゆかの母から大地の手に渡り、直人の母、そして大地までもが女王様や不良になってしまった!

感想
 尼崎さん、よくスケバン状態のゆかを一目で見破りましたね・・・あまりにも変わりすぎて、誰だか分からないレベルだったのですが・・・

 さて今回はゴロマキングの影響によりゆかや直人の母、大地らが不良になってしまう事件が発生。このままでは街のみんなが不良に!・・・なるためには、人間掃除機のようにバッテリーでも仕込まれていない限り大丈夫な気がしますが、それはそれとして友人や身内が不良と化したのは問題。
 一度破壊活動を行ったあとは、寝たり遊んだりと好き勝手し放題のゴロマキング。しかし戦闘となるとチェーンでグリッドマンを苦しめたりと、そこそこの強敵でした。サンダーグリッドマン相手にも強気でしたが、劣勢と見るや否や反省したフリからのだまし討ちなど、卑怯な手も披露。しかしサンダーグリッドマンのパワーには敵わず敗北・・・チェーンを引きちぎるサンダーグリッドマンはカッコよかったですね。

 また、戦闘においてはまさかのスケバンゆかが大活躍。ゲーム感覚ではありましたが、的確にゴロマキングを攻撃してグリッドマンを救い、超人合体しろ!とグリッドマンに指示を出す場面も。そんなゆか相手に、終始気を遣っている一平もまた面白かったです(笑。

 そんなこんなでまた次回。次回は劇場版ダイナに出てきそうな名前の超獣が相手のようで。
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電光超人グリッドマン 第34話「ボディーガード弁慶参上!」

2019-11-27 08:03:03 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第34話「ボディーガード弁慶参上!」(時空魔人 亜武丸登場)

 不良からお小遣いを巻き上げられそうになっていた武史のために、カーンデジファーはボディーガードをつけるという。そのボディガードは、桜が丘大学のスーパーコンピューターに潜り込んだ時空魔人・亜武丸が過去からタイムスリップさせた本物の武蔵坊弁慶だった!
 弁慶に驚いた武史は逃げてしまい、1人残った弁慶は慣れない現代に戸惑いつつも、偶然知り合った子供たちには優しく接していた。だが、カーンデジファーたちの策略により操られ、人々を襲い始め・・・

感想
直人「源平の・・・合戦?」
私「源平の・・・合戦?」

ゆか「源頼朝には気をつけろって」
直人「なんのこった?」
私「なんのこった?」
 大体そんな感じの第34話。

 さて今回は亜武丸が物質の瞬間移動システムをタイムスリップシステムに組み替えたことで、本物の弁慶が現代に登場。最初のカーンデジファーと武史の件ですが、いつも以上にドラえもんとのび太感があったのは気のせいでしょうか(笑。
 車に驚く、昔のお金で支払う・・・といった感じで、タイムスリップもののお決まりみたいな場面もありましたが、こういうタイムスリップっていつ頃からあったのだろうと、ふと思ったり。そういえば「北京原人」なんて映画もあったなぁ・・・と。

 このまま弁慶が現代にいては、歴史が変わって自分たちが消えてしまうかもしれない!ということで急ぎ亜武丸撃破に挑む直人たち。瞬間移動中にチャージし、再出現した亜武丸の攻撃を受け止めつつキンググリッドファイヤー!という流れはカッコよかったですね。
 でもその後、ゆかは弁慶経由で義経に忠告しようとしていました(汗。それこそ歴史変わっちゃうんじゃぁ・・・と、直人&一平もツッコミを入れるのも当然のことで。

 「のこぎりとか、戦いで使えんのか」と思っていたら、普通にギコギコ警棒らしきものを切ってて笑ってしまったところで、また次回。次回はスケバン・・・ん?あれ、何か次の話、覚えがあるような無いような・・・


 にしても、この弁慶役の方、どこかで見覚えが・・・(OPで役者さんの名前を確認)・・・あ!?帰ってきたウルトラマンのスーツアクターのきくち英一さん!?はー、グリッドマンにも出演されていたんですねぇ・・・
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電光超人グリッドマン 第33話「もうひとりの武史」

2019-11-19 07:22:25 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第33話「もうひとりの武史」(怨念鬼獣チドゲラー登場)

 ある日、道路に飛び出した子供を救った1人の青年。彼は武史にそっくりな青年・タケオだった。
 明るくてスポーツ万能、正義感に溢れ、初対面の直人たちともすぐに仲良くなれる社交性を持つタケオに嫉妬した武史は、電波塔のコンピューターワールドに怨念鬼獣チドゲラーを送り込み、彼を操ろうとするが・・・

感想
 今回は武史と瓜二つ、しかし性格は真逆の青年・タケオが登場。OPを見ていて感じた「何でタケオに役者さんが2人当てられているんだろう」という謎は、本編最後で明かされることに。

 タケオに嫉妬し、彼を操ろうと企んだ武史でしたが、結果は惨敗。
 送り込んだチドゲラーはサンダーグリッドマンの「サンダーグリッドファイヤー」というサンダーなんだかファイヤーなんだか、ファイヤーはキンググリッドマンの担当じゃないのかという疑問が残った技に敗北。
 マイクロチップ入りの腕時計を持つ直人や一平、街の人々を操ることは出来たものの、タケオの活躍により被害は最小限に食い止められることに・・・まぁ、直人と一平は予想以上にゆかのビンタを喰らってましたが(汗。結構容赦ないっすね・・・

 ならばと実力行使に出た武史の前に現れたのは、自分とは違う顔をしたタケオと、幼い頃ばあやに懐いていた武史。
 武史は幼い自分から紙飛行機を受け取り、手にしていたカッターナイフを捨て、ナレーションが「武史がまだ幼い頃『大きくなったらこんな人間になりたい』そう思った姿が、タケオとなって現れたのかもしれない」と締めくくる・・・

 ・・・あ、これそういう話でした!?(汗。この直前にゆかが「タケオ」の部屋に電話しているはずなのに、画面に映ったのは「武史」の部屋っぽかったので、はて?とは思っていたのですが、まさかちょっと不思議系の話だったとは・・・
 「タケオ」は本当にいたのか。かつて夢見た自分の姿を、全く別の青年に重ねて見ていたがために、同じ顔に見えたのではないか。ゆかが電話をかけた部屋の主は、武史なのかタケオなのか。それとも、カーンデジファーと縁を切り、正しい道を歩むようになった未来の武史なのか・・・色々と想像が膨らむ話でしたね。

 ちょっと寂しい締めくくりになったところで、また次回。次回は弁慶がタイムスリップしてくるよ!・・・そろそろ終盤だったはずでは・・・?(汗。
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電光超人グリッドマン 第32話「人間掃除機の襲撃!」

2019-11-12 07:45:55 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第32話「人間掃除機の襲撃!」(吸引怪獣ギュルンバ登場)

 街中で行われていた掃除機の実演販売。それを見ていた武史は帰り道、道端に捨てられたガムを踏んでしまい、ガム捨てた男性に注意をするも、返り討ちにあってしまった。
 そこで武史は吸引怪獣ギュルンバを掃除機のコンピューターに送り込み、掃除機は公衆道徳を守らない人間のクズを吸い込む人間掃除機と化して、次々に人間を吸い込み始め・・・


感想
 明らかに逆恨みの時もありますけど、たまに武史側が正当な理由で怒っている時もありますから、武史はカーンデジファーとは違い、根っからの悪人ではないんですよね。ストーカーまがいではありますが(汗。

 さて今回は人間のクズを吸い込む人間掃除機の話。グリッドマンが怪獣ギュルンバを倒しに行こうにも、10分充電で5時間コードレスで動ける掃除機の中に如何にして突入するか・・・という点を描いていた点は面白かったですね。
 ただ、うっかりとはいえお菓子を落としてしまった直人、作戦とはいえ街にゴミを捨て続けた一平に関して、何らかのフォローが欲しかったところではありますが。あと、最後に折鶴を捨てたカナが叱られていましたが、アレ落としただけにも見えるんですけど・・・(汗。

 ギュルンバとの戦いにおいては、久々にサンダーグリッドマンが登場!やはりこちらもカッコいいですねぇ。
 ギュルンバとは関係ないですが、一時期かつて登場した怪獣の改造版が出ていた時期がありましたから、てっきり今後はその路線で行くのかなぁと思っていただけに、こうして新怪獣が出てくれるのは嬉しいですね。


 最終的には街にゴミを捨てた人々はみんな改心・・・するかと思いきや、そもそもの発端であるガムを捨てた男性は性懲りも無くガムを捨てていました。と、そこへ「拾え!」と武史の声が!
 おぉ!もう人間掃除機は無いのにカッコいいところあるじゃないか!・・・と思いましたが、人間掃除機を再び襲わせることをほのめかして、男性を怯えさせていました。やり方はあれですが、ちょっとだけ武史がまともに見えた話でした。
 ・・・まぁ、一番公衆道徳を守っていないのは、次々に怪獣を生み出して暴れさせ、人間社会を混乱に陥れている武史とカーンデジファーな気がしますが(汗。


 そんなこんなで次回は武史にそっくり、でも性格等は正反対な人物が登場。
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電光超人グリッドマン 第31話「怪獣ママは女子大生」

2019-11-08 08:00:02 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第31話「怪獣ママは女子大生」(いたずら怪獣テレボーズ登場)

 女子大生の遥キララが拾った一枚のフロッピー。そのフロッピーは武史が落としたものであり、中にはカーンデジファーが入っていた。
 カーンデジファーに唆されたキララは、いたずら怪獣テレボーズを作成。電話局のコンピューターでテレボーズが暴れたことにより、「いつもされているいたずら電話をしてみたい」というキララの望みどおり、電話の内容が全て悪口に変換されてしまう。

 直人と一平もそうとは知らず、互いに悪口を言われたと思い込み、絶好の危機に陥るが・・・


感想
大地「突然カナちゃんが僕のこと大嫌いだって!それに二度と電話しないでって」
直人「カナちゃんがそんなこと言うわけないだろ」
 ・・・むしろカナなら言いそうな気がしないでもない(汗。

 さて今回は武史がカーンデジファー入りフロッピーを落としたところから始まったトラブルが描かれていました。
 キララが作ったテレボーズは武器を持たず、気は優しくて力持ち、いたずら好きが玉に瑕・・・というカーンデジファーが考えていた怪獣とは全く異なるもの。それでも一応の成果(悪事)は挙げていましたから、単なるいたずらでは済まない気がしますが・・・
 キララもカーンデジファーの被害者というよりかは、フロッピーを「企業秘密が入っているかも!」と家に持ち帰ったり、いたずら電話をしてみたいと言い出したりと、何やかんやでいい性格しているよなぁと。


 今回は電話一つで街中が大パニックになっていることを除けば、基本的にコミカルなお話でした。
 そもそもカーンデジファーが「フロッピーを使わずとも移動できる」と武史を説得すれば良かったのに、わざわざフロッピーに入ってくれたあたり、優しいおじさん感がありました。
 キララに怪獣を作らせてもイマイチ上手くいかず、終始振り回されっぱなしでしたが、そんなことは無かったと言わんばかりに武史の前ではいつも通り振舞うカーンデジファー様が面白かったです。

 また、珍しく一平だけでアクセスコードを入力する場面もありましたが、そこでグリッドマンのつづりを「GRIDOMAN」と間違える場面が。31話も一緒にやってきて今更間違えるというのがまた・・・(笑。
 

 締めはキララから教えられたテレボーズの弱点=背中の角を、キンググリッドマンが打ち抜く・・・のかと思っていたら、特にそんなことは無くキンググリッドビームをぶっ放してました(笑。テレボーズが一度降参するかの姿勢を見せた後、ジャンプして襲い掛かってきたことも少なからず影響しているのかもしれませんが、弱点とは一体・・・

 そんなこんなで次回はサンダーグリッドマン、カムバック!良いナレーションでした。

 ・・・ところで、キララが持っていたあれもポケベルなんですね・・・ポケベルっていうと、液晶画面があるイメージだったのですが、あのタイプのポケベルは一体どこを見て相手を判断しているのか・・・
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電光超人グリッドマン 第30話「世界滅亡の日」

2019-10-29 06:08:26 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第30話「世界滅亡の日」(魔力超獣ジュバゴン登場)

当たると評判のコンピューター星占い「トキメキ星雲」。武史もゆかとの恋愛運を占うが、名前は似ている全くの別人に迫られて散々な目にあってしまう。
そこで武史は魔力超獣ジュバゴンをトキメキ星雲のコンピューターに送り込み、そこからカーンデジファーのいいなりになる光線が放たれる。

カナや直人の父、街の人々、遂には直人やグリッドマンまでもがカーンデジファーのいいなりになってしまい…


感想
いつもよりドラえもん味があった導入部分。散々な目にあった武史を見て爆笑した後、気を取り直して冷静に努めるカーンデジファー様とか、まさにそんな感じ。ドラえもんだったらここから「悪かったよ。機嫌なおせよ…仕方ないなぁ…」で道具出してる流れ。

さてそんないつもとは違うカーンデジファーが見られた導入部分から一転、本編はいいなり光線によってカーンジデファーの「恋のライバルは殺してしまえ」「仕事なんてやめてしまえ」「今日は世界滅亡の日だから欲望を解放しろ」といった無茶苦茶な命令に従ってしまう人々が描かれていました。
直人も今日で命が終わるという言葉を信じきってしまい、グリッドマンへの変身も拒むという事態に。てっきり一平の鉄拳制裁で正気になるかと思いきや、それでも直らず。

緊急時ということで今回はグリッドマンによる直人との強制合体が見られたわけですが、戦いたくない直人と合体したために、普段戦闘中は表に出てこない直人の人格が合体後も如実に反映されてしまう羽目に。怯えるグリッドマンが完璧に直人だったので、やっぱプロって凄いんだなぁって。
この様子からして、普段グリッドマンがまともに戦えているのは、戦う意思を同じくする直人のおかげでもあるんだなと改めて感じるシーンでもありました。

そして隙を突かれてグリッドマンも洗脳され、ジュバゴンと仲良く破壊活動。基本「知人やヒーローが洗脳される」という怖い話なんですけど、ちょいちょいコメディ挟んでくるからそこまで怖くはないですね。
出動したゴッドゼノンでジュバゴンを倒すのか、はたまた今度こそ殴って正気に戻すのか…意外と容赦ないゴッドゼノンによるグリッドマンへの攻撃に驚かされましたが、その後のゴッドゼノン回収からの件もまた面白かったです。

物理で正気に戻すのではなく、心に訴えかけて正気に戻す。ハラハラさせられつつ、笑える場面もある面白い回でした。
次回はカーンデジファーが入ったフロッピーを女性が拾う模様。道端に落ちてるUSBをパソコンに繋げるな!という話はどこかで目にしましたが、この時代でも道端にフロッピーって落ちてたんですかね…
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