ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第22話「さくらの透明なカード」

2018-06-10 08:14:13 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第22話「さくらの透明なカード」

 劇場版の出来事があったんだから、そりゃ「希望(ホープ)」もあるのは分かっていましたが、こうして一瞬でも出てきてくれたのは嬉しかったですね。

 さて今回でクリアカード編は一旦終わり。最後はローブの人物の正体が秋穂であったことを明かし、無敵の呪文である「絶対大丈夫だよ」を唱えて締めくくられました。
 これまでたびたび夢の中に出てきていたローブの人物。その正体は実はさくらなんじゃないか!と思った時もありましたが、その正体は秋穂。しかし本人は眠ったまま行動しているようで、この時の行動を覚えていたとしても「夢の中の出来事」として覚えている模様。となると、本人の意思とは関係なしに行動しているんでしょうか。
 とはいえ、秋穂本人の意思も少なからずあるようで、落下中のさくらを救おうとしたのは間違いなく彼女の意思でしょう。

 あわや鍵もカードも奪われかけるという事態に陥りかけましたが、海渡がかなりの時間を巻き戻すことで全ては無かったことに。どうやら僅かな時間ならともかく、あれだけの時間を戻すとなると大分魔力や体力を消費するっぽいですね。
 また、モモの目的の一つは「禁忌の魔法の発動を見る」ということが明らかに。もう1つは秋穂の無事を見守るとか、そんな感じでしょうか。

 ところでその「禁忌の魔法」ってなんなんでしょうね。さくらの力が過去の映像を映し出すほどまでに強くなっていることと何か関係がありそうな気はします。となれば、過去に介入できる魔法とか?
 今のさくらが仮に「あの出来事を無かったことにしたい」「過去を変えたい」と思った場合、その類のカードを作り出せてしまうのかもしれません。それをさくらに使わせることで、秋穂の身に起きた何か重要な出来事を「無かったことにする」とか?


 何故秋穂は夢の中でさくらの持っている鍵やカードを奪おうとしたのか、禁忌の魔法とは何か、さくらと秋穂はどうなってしまうのか、小狼はさくらを守るためにどんな行動を取るのか、桃矢の力の正体とは・・・まだまだ様々な謎を残したまま、今回でアニメのクリアカード編は終わりを迎えてしまいました。
 しかし最終回といっても、物語はまだ終わったわけではありません。クリアカード編を22話で終わりとはしたくないので、敢えてタイトルに「終」はつけませんでした。続きは見られるって、絶対大丈夫だって信じてるから。

 またいつか、この続きを見れることを祈って、一旦幕引き。1月から毎週とても楽しく見させてもらいました。声優さんたちの好演もあって、とてもブランクがあったとは思えない完成度だったと感じました。
 苺鈴がさくらを名前で呼ぶようになるなど、嬉しい出来事も数多くあったクリアカード編22話。本当にありがとうございました!
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」

2018-06-03 08:13:03 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」


 「さくらへの贈り物」というから何かと思ったら、その内の1つが「撫子の別荘をさくらに譲りたい」とは・・・スケールが違う・・・あぁ、小狼との新居とかそういう・・・?

 さて今回は藤隆と桃矢の会話からスタート。真嬉と桃矢が似ていることや、さくらと撫子がますます似てきていることを語り合っていました。こうして2人で話す機会は早々無かったと思うので、新鮮に感じました。そしてどこか暖かい雰囲気が何とも素晴らしい。
 そして桃矢のみならず、藤隆もまた「さくらさんのことも、僕には分かってあげられないから・・・」と、さくらが小学校4年生の頃から色々大変だったことを理解していました。何かあるのを分かっていて本人に自由にさせる。それは「さくらさんだから」。さくらや周囲の人間を信頼しているからこその発言でした。クリアカード編ではさほど出番は多くないですが、相変わらず素晴らしい父親っぷりでした。

 みんなから愛されているさくらですが、本人の身には並々ならぬ事態が起こっている模様。誰にも頼らず自らクリアカードを作り出すほどの力を有しており、遂には過去の記憶を映し出せるほどにまでなってしまいました。
 それどころか、さくらが「本当の自分が映る鏡が欲しい」と望めば、思ったとおりのカードが出てくる展開に。海渡はこれを利用して、何かしらの目的を達成しようとしているのでしょうか。「禁忌の力」とまで恐れられる魔法具とは一体・・・海渡にとって「一番大切なもの」とは秋穂のことなんでしょうけども、秋穂を救うためにさくらが犠牲になった場合、秋穂がそれを喜ぶはずがないと思うのですが・・・

 ケロちゃんとユエは今回ようやくエリオルから事情を教えてもらいましたが、これまで教えてもらえなかったのは「ユエはよく顔と態度に出るから」でした(笑。ケロちゃんは急に雪兎(ユエ)の家に行くと言い出した時も、何だかんだでポーカーフェイス出来てましたからね・・・一方ユエがこのことを知ったら、心配で気が気ではなく、常にさくらの傍にいようとしそうです。

 小狼は既に事情を教えてもらっており、「さくらの望んだカードが出てきたこと」「さくらの力があまりにも強くなりすぎていること」を知っていました。エリオルが「さくら」だけでなく「小狼」も助けてやって欲しいと望んでいたことから、小狼はさくらを助けるためならば、その身も厭わない可能性もあります。いくらさくらのためとはいえ、さくらは小狼が身代わりになることは望まないでしょうし・・・
 互いを思いやりすぎるがあまり、自分のことや大切なものを見失ってしまう。出来ることなら海渡も含めてのハッピーエンドが良いのですが、さて・・・

 エリオルがかろうじて凌ぐので精一杯というだけでも強者感漂う海渡。次回はそんな彼との決着が!・・・ということはなく、次回はローブの人物が現実のさくらの目の前に登場する模様。
 しかし悲しいかな、次回で何とアニメのクリアカード編は最終話となってしまいます。次の話で全てが決着するとは到底思えませんし、「さくらたちの戦いはこれからだ!」エンドになるんですかね・・・またいずれ再開して欲しいです。


 
 ・・・しかし、毎度毎度短い尺の中にきっちり収めてくる「ケロちゃんにおまかせ!」のコーナーには驚かされっぱなしでしたが、クリアカード20枚の怒涛の読み上げは改めて声優さんの凄さを感じました。やっぱすげぇよ・・・
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第20話「さくらと虹とおじいさん」

2018-05-31 06:18:38 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第20話「さくらと虹とおじいさん」

 
 てっきりまた虹を出すのかと思ってましたが、虹は回想にちょっとだけ登場。良い方向に解釈するならば、「撫子が一番幸せな時期に意地を張って祝ってやれず、涙を流したこともあり、心の中では雨が降っていた。しかし、さくらや藤隆と会えたことで心は晴れ渡り、雨上がりの心に虹がかかっていた」的な感じですかね・・・

 そんなわけでさくらカード編以来となる、さくらのひいおじいさん、雨宮真嬉がクリアカード編に初登場。今回のやり取りからすると、さくらは真嬉と撫子、そして自分の関係について教えられたようですから、ひいてはさくらと知世も親戚の関係にあることを理解しているんですかね?まぁ知世は気づいてそうだけど、さくらが気づいていない可能性はありそうですが(苦笑。

 付き合ってはいるものの「デート」と言われると照れてしまったり、「彼氏」とは言えずに口ごもってしまったりというさくらが何とも可愛らしい一方で、小狼は真嬉に対して真面目でしっかりとした受け答えをしていました。知世の考えどおり、小狼もまた真嬉に認められたようで何よりです。

 過去を見る魔法が稀有な魔法だとは知らず、在りし日の撫子の記録を見つめるさくら・・・そうしたほのぼのとした雰囲気で終わるかと思いきや、突然記録の中の撫子がさくらに話しかけ、なおかつ彼女に触れてきた時は驚かされましたね。幽霊となった撫子が、記録の中の自分を通じてさくらに警告してきた、ということなんでしょうか。

 その警告どおり、さくらは直後にいつもの夢を見て気を失ってしまうことに。と、同時に秋穂も「ローブの人物」の夢を見ていました。秋穂がローブの人物ならば、さくらではなく「ローブの人物」を見ているのはおかしな話。となれば、さくらと秋穂はシンクロし、同じ視点から同じ夢を見ていることに。
 海渡は「カードの創り手と同じ夢を見た」と話していましたから、クリアカードを生み出しているのはそもそもさくらという可能性が高い。過去のカードと同じようなやり方で固着したカードや、似た能力を持つカードも多いですから、さくら自身がクリアカードの作り手といわれても納得はできますが、となると、さくら自身が意図しないままカードを作っているということになるけど・・・

 クリアカードの事件を通して、シャレにならないくらいさくらの魔力は強大になり、その魔力を用いてさくらと秋穂が入れ替わるというのもありうるのかなーと。
 時計の飾りがついた本を開いてしまったため、秋穂の身が危うくなっている。その身代わりとして、秋穂と性質が似ているさくらが選ばれた・・・とか、そんな感じで。つまりあのフードの人物はさくらであり、さくらは夢の鍵を持ったままでは自分の身が危ないからと度々鍵を奪うような行為に出ていた・・・のかなぁ・・・あるいはさくらの身代わりになった小狼とか・・・分からぬ。

 エリオルもようやく事情を話してくれそうですが、次回予告を見るとさくらの身にも明らかに異変が起こっている模様。次回、新たな鍵が登場するっぽいですが、あれが真嬉がさくらに渡したかったものなんでしょうか?
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第19話「さくらと秋穂の子守唄」

2018-05-24 08:06:37 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第19話「さくらと秋穂の子守唄」

 
 「読み聞かせの最中にクリアカードが事件を起こすのかな?」と思ったら、まるまる1つのお話を朗読し終えていた第19話。

 さて今回は前々から話のあった、雪兎さんが行っている読み聞かせのボランティアにさくらたちも参加することに。雪兎さんが選んだ本は「銀河鉄道の夜」でしたが、アレ、全部読むってなると結構長いよね・・・途中まで読むことで子供たちにその本に興味をもってもらうことも目的なんでしょうか。

 それはそれとして、さくらは読み聞かせに小狼と秋穂を勧誘。最初は断っていた小狼も、大好きなさくらから袖をつままれて上目遣いでお願いされては断れるはずもなく(笑。結果、朗読の最中ずっとピアノを弾いていたうえに、更には子供が物語の展開に興奮しだすと、それを落ち着かせるために見事なアドリブを披露。すげぇよ小狼・・・
 また、さくらが秋穂に読み聞かせをどう説明したら良いか戸惑っていた際、小狼は英語でさくらの説明をフォロー。これ、秋穂がまだ日本に慣れていないため「読み聞かせ」を英語で説明した方が分かりやすいと判断した小狼のナイスフォローなんでしょうね。秋穂が日本に不慣れというのをあまり感じないため、何で小狼が英語で話し出したのか、一瞬戸惑ってしまいました(苦笑。

 ピアノ伴奏をすることになったため、相談相手として偉さん登場!他のみんなと同じように、偉さんもまた小狼のことを心配していました。小狼の優しさを知るからこその心配。小狼が抱えている重い決意とは一体なんなのか・・・
 また、劇場版第1作に登場した小狼の4人の姉も登場!テレビシリーズへの出演は初でしょうか?声優さんも当時と同じ方が演じられているようですね。

 
 カードによる事件も無く、朗読は無事終わり!・・・かと思いきや、その間既に事件は起こっていました。「記録」が映し出したのは過去の映像。さくらはそれを「失敗」と捉え、ケロちゃんはすぐさまユエに連絡を取るほどまでに焦りを見せていました。
 ケロちゃんが出会った、過去を映し出せる魔術師はクロウを含めて4人・・・意外と多いとも感じましたが、とにかく4人。そこへまだ中学生のさくらが加わるという事実。クロウカード、さくらカード、そしてクリアカード事件を経てさくらの魔力はとてつもなく強くなっており、ケロちゃんとユエの深刻さからしても決して良いこととは限らないようです。

 そうなると、海渡の目的はクリアカードを通してさくらの魔力を強くすることにあるんですかね?秋穂の身に、時計が表紙の本の影響で良くないことが起こっており、それを止めるには膨大な魔力が必要。そのため、さくらカードを使えなくし、新たなカードを固着させることで魔力の強化を図り続けているのかもしれません。
 小狼の重たい決意というのは、万が一さくらが魔力を全て奪われてしまうようなことがあればその身代わりとなることであり、桃矢もそれに備えて動いている・・・とか?

 どんな手を使ってでもエリオルに連絡を取ろうとするユエ。それほどまでに事態が深刻な中、当のさくらは何も知らず、次回小狼と一緒におじいさんと再会。あぁ、真剣なお付き合いをさせていただいていることのあいさつ回りとか、そういう・・・(笑。
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第18話「さくらと炎と水の鳥」

2018-05-13 08:10:30 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第18話「さくらと炎と水の鳥」

 
 利佳ちゃん、本当に中一ですかね・・・大人っぽすぎる・・・クリアカード編だと先生との関係はどうなっているんだろうか。

 さて今回は、さくらが改めて小狼に式服をイメージした飾りをつけたロールケーキをプレゼントしていたり、秋穂も時計の夢を見たり、カードキャプターさくら誕生の地である鳥居の前で再びカードと戦ったりしましたが、最後は桃矢とユエの会話で締めくくられることに。

 「カードキャプターさくら誕生の地」において、かつては「翔」、今回は「火焔」と二度に渡って鳥系のカードと対峙することになったさくら。考えてみれば当時は使えるカードが「風」しかなく、おまけに装備はパジャマとローラースケートという何とも心もとないものであり、かつ知世や小狼のサポートもなく、ケロちゃんは本来の姿に戻れず、ユエは正体を隠したまま・・・これでよくあの巨大な「翔」を封印できましたね・・・
 気になったのは「魔術や魔法の契約は、一度結んだらよほどのことが無いと解除できない」という小狼の台詞。小狼も自分の力について深く語ろうとはしませんでしたし、さくらを助けるために何か契約を結んでいる可能性がありますが、もしかして秋穂側にも何か関係している気がします。
 秋穂も図らずも時計の表紙の本と何か契約を結んでしまい、それを解除するのは海渡でも出来ず、その身代わりか何かにさくらが選ばれているとか・・・?

 また、最後の桃矢とユエの会話も印象的でした。ユエは口には出さないもののさくらのことを心配しているのが伝わりますし、桃矢の力がさくらの助けとなるものであれば、それを使って欲しいとも望んでいるのでしょう。
 その力の正体や使うタイミングを言わない桃矢に対し不機嫌になっていたユエですが、さくらのために出来ることをすると言ってもらえたうえに、初めて「ユエ」と呼んでもらえた途端、顔をそむけてしまいました。照れ隠しのつもりなんでしょうけども、分かりやすくて微笑ましかったです(笑。

 ただ、ユエがさくらの力の印を辿れない時がある、というのは気がかりですね。最後に映った桃矢とユエの影を見ると、ユエの右足の影だけ他の影よりも薄く見えます。自前で魔力を補給できるケロちゃんと違い、ユエは主からの魔力供給が必要。となれば、さくらがクリアカードを集めるたびに、さくらからの魔力供給量が減っている、さくらの存在そのものが薄れている、あるいはさくらの魔力の性質が変化していて感じ取れなくなっているとか、そんな感じなのでしょうか・・・こちらも心配ですね。

 「うそ、ちゃんと信じてる。信じてるから~」というさくらが超可愛かったところで、次回はさくらと秋穂の子守唄。偉さんだけじゃなく、小狼のお姉さん4人も登場!


(追記)
 「さくらカード編で桃矢がユエに力を渡す際、ユエは名乗っていたのに、何故今回忘れている設定になっているのか」といった趣旨のコメントをいだたきました。ですが、そういった質問については私では答えられないことも多く、質問投稿サイトなど、より適した場所があるなどの理由から全て非表示のままとし、回答しないことにしております。そのため、申し訳ありませんがコメントそのものに対して返答は出来ません。ご了承ください。
 ただ、ご指摘の件は私も確認し、今回桃矢が「雪兎に名前を聞いて、ユエの名前を知った」というのは矛盾しているように感じます。「『ユエ』とは名乗られたが、音でしか聞いていないため、どういう字を書くのかを雪兎に聞いた」という解釈もできるかもしれませんが、私には何故忘れているのか分かりません。 
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第17話「さくらとおかしなお菓子」

2018-05-06 08:22:24 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第17話「さくらとおかしなお菓子」

 
 丹下桜さんはドラえもんズの映画「おかしなお菓子なオカシナナ」にハニー姫として出演されていたので、このタイトルは縁のようなものを感じますね。

 さて今回はクリアカード編では初めて佐々木利佳が出演!前に声を演じられていた川上とも子さんは亡くなられたので出番は写真などだけかと思ってましたが、こうして受け継がれたようで何よりです。
 声といえば、「ほえええええええええええええええええ」は丹下さんってすげー!と改めて感じました。「主なき者よ!」もとてもカッコよかったですね。

 お菓子作りで固着したのは「顕現」のカード。てっきりお菓子作りなので「甘」と似たカードかと思いましたが、どうやら違う模様。無機物の意思を顕現させるカードなのでしょうか?食べられる側のお菓子が「食べられたくない、むしろこっちが食べてやる」という意思を持ったとか?

 一騒動を解決した後はさくらと小狼の微笑ましいやり取りがあった一方で、詩之本家においても何やら事が本格的に動き出してきた模様。
 今回は何と!というか、やはりというか、モモもケロちゃんたちのように意思を持っており、動けることが判明しました。EDであんだけ動いてましたし、さほど驚きはありませんでした(苦笑。新しいカードが起こす一連の事件に関して海渡たちが関与しているのは間違い無さそうですが、彼らにも秋穂絡みでそれ相応の事情がありそうです。

 てっきり海渡とモモが元凶かと思ってましたが、そもそもは秋穂の家にある時計の飾りがついた本が関係しているようで。さくらがクロウカードを封印していた本を開いたように、秋穂も時計の本を開いて何かしらの魔法を発動してしまったのかもしれません。その時計が進みきると、秋穂の身に何か良くないことが起こる。
 それを止めるためにはさくらの力が必要だが、これまでのカードでは対応できないため、海渡とモモ?は敢えてさくらカードを透明化して封印。小狼たちが封印してしまわないよう、さくらしかクリアカードの魔力に気づけないようにし、魔力向上も兼ねて様々な事件を起こしている。過去の事件に似ているのは、さくらが解決しやすくするためかなーと。
 

 海渡が秋穂を利用しているわけではなく、「また・・・笑ってください」という彼女の言葉に心打たれていることからして、彼女を心から心配していることが伝わってきます。秋穂を救うためなら何でもしかねない。彼もまた、自分よりも他人を優先しすぎてしまう人なのかもしれませんね・・・

 そんなこんなでまた次回。
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第16話「さくらと苺鈴のおともだち」

2018-04-29 08:19:39 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第16話「さくらと苺鈴のおともだち」

 
 遂に、この時が遂に・・・!

 さて今回は前回の続きから。まずは「地」に似ている、大地を揺り動かす強大な力を持ったカード「揺動」。こちらは「飛翔」の頑張りで固着できましたが、「頑張ってくれてありがとう」というさくらの言葉にめっちゃ喜んではしゃぐ「飛翔」は何とも可愛らしかったですね。
 帰り道では「格闘」と「双」の性質を併せ持ったかのような「争闘」のカードが出現。「争闘」の攻撃を受け止めたりする苺鈴もさすがですが、格闘技を習っていないものの持ち前の運動神経の良さで回避し続けるさくらもさすが。加えて「片方の石を破壊したら、半分だけ結晶化した」⇒「『双』と似ているならば、両肩の石を同時に壊せばよいのではないか」という発想に至るあたり、経験値がだいぶ溜まっているなと感じられました。

 そして夜の部屋での語らい。ここでも苺鈴の優しさがあふれ出ています。他人のことを思いやるのは大切なこと。しかしそればかり追い求めてしまうと、自分のことはどうでも良い人になってしまうと・・・この子、本当に良いこと言うなぁ・・・
 更にはさくらにとっての最強の呪文「絶対、だいじょうぶだよ」を思い出させるという重要な役目を果たしてくれました。本当にこの子、アニメ版オリジナルキャラクターなんですか・・・?

 そしてそして!別れの際には遂に「木之本さん」から「さくら」へと呼び方が変わりました!さくらカード編から時は流れ、この時になってようやく「さくら」呼びに。BGMも相まって思わず目から涙が・・・
 何が可愛いって、旅の目的に「さくらと呼ぶ」ことが入っていることに加えて、「さくら」と呼ぶのが最後の最後、別れ際になってようやくというのが可愛らしいです。きっと呼ぼうと決めたものの、いつ、どのタイミングで呼ぼうか考えていたんだろうなと思うと、ますます苺鈴が愛しくなります。
 出来れば知世のことも名前で呼んで欲しかったですが、実は描かれていないところで呼んでいた説を推したい。本来は大道寺家に行った時に呼ぶ予定だったけれど、事件が起こって呼べなかったので、電話口で呼んだ・・・とか。

 初めの頃のライバル心むき出しな頃から随分と大人になった苺鈴。魔法は使えず、小狼への思いは失恋という結果になりつつも、さくらと小狼を大切に思う気持ちに変わりはなく。2人の関係を見守る立場だからこそ、どちらか一方ではなくどちらにも幸せになってもらいたいから、もっと互いを思いやるばかりではなく、互いに自分を大事にして欲しいと願う。素晴らしいおともだちです。
 正直苺鈴の出番はあっても前後編程度だろうと思っていたので、こんなにも活躍してくれて、とても嬉しかったです。ありがとう苺鈴。またいつか帰ってきて・・・



 苺鈴のみならず、今回は園美から撫子の父、つまりさくらの祖父の話も出ていました。和解できたようですし、夏には別荘に遊びに行く予定もあるようで。絶対泣けるって、その話・・・

 また、海渡はうっかり秋穂から聴いていない「さくらの父は考古学者」という事実を口にしてしまったため、時間を巻き戻して無かったことにしていました。時間を止めるのではなく巻き戻す、さくらの父についてまで調べが及んでいるということ、BGMが止まるなどゾッとするシーンでもあると思うのですが、自分のうっかりで時間を巻き戻すという離れ業をやってのけたのかと思うと、ちょっと愛らしくもありましたね(苦笑。


 苺鈴は香港に帰り、次回はお菓子。「甘」に似たカードの出現でしょうか。
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第15話「さくらのおもいで鑑賞会」

2018-04-22 08:14:30 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第15話「さくらのおもいで鑑賞会」

 
 今回の知世はポニーテールでしたが、クリアカード編でも超絶可愛いツインテール知世は見られるんだろうか。

 冒頭では秋穂が「本の続き」を語っていましたが、それは前回起きた出来事そのまま。それを受けて海渡は「もっと頑張ってくれるといいですね、アリス・・・」と一言。この一言から漂うヤベーイ奴感。秋穂を楽しませるためにさくらに色んな出来事を解決させているのでしょうか。

 さて今回は大道寺家で「なでしこ祭」の演劇を鑑賞するのがメインでしたが、大道寺家に向かう前、さくらの部屋において、小狼を心配するさくらが凄く可愛らしかったですね。もじもじしている足の仕草にこだわりを感じた。
 苺鈴もさくらの「文字じゃほんとに大丈夫かわかんない」という気持ちを察して、電話をかけてくれました。苺鈴も小狼とあれこれ話したいことはあるでしょうに、さくらと小狼の時間を作ってあげる優しさ・・・本当に良い子です。

 そして大道寺家では鑑賞会。恥ずかしさのあまり映像をまともに見られないさくらでしたが、小狼の登場に思わずドキッとして釘付けになる様が本当に可愛い。その後やっぱり恥ずかしくなって顔を覆い隠すのもまた可愛い。そして一切の悪気無く素直に感動している秋穂が凄く可愛い・・・今回の感想「可愛い」の一言で済むんじゃないですかね(笑。
 とはいえただただ可愛さに見惚れていただけではなく、クラスメイトたちが「1、2、3」とリズムを口にしているシーン、BGMも相まって結構涙腺に来ていました。いや、本当に優しい子たちばっかりなんだなぁ・・・って。あのBGMは小狼と苺鈴の幼い頃の回想などでも流れていましたが、心が晴れやかになるBGMですよね。

 
 その流れから演劇再現来るか!?と思われましたが、話を知世の歌へと振った途端、明らかにテンションが下がる知世が面白かったです。しかも自分の歌のパートだけ、他の映像記録と離しているのが可愛らしいですよね。
 多分「さくらたちが映っている練習風景を通しで見た直後に、自分の歌のパートが再生されないようにする」ために離していたのでしょう。見られたくなければいっそ消せば良いでしょうに、わざわざ消さずに離しておくというのが良かったです。
 にしても、あそこまでテンションの低い知世というのもなかなか見ないですね。「はい・・・」の低さといったら(笑。


 今回はクリアカードの事件が起きないなーと思っていたら、終盤に地鳴りが起き、事件解決は次回へと続くことに。杖を隠しつつ「転寝」を使い、直後に猛烈に謝るさくら。事件解決のためにはやむをえないことだとは思いますが、こういった細かい点を気にするのがさくらの良いところでもあると思います。


 単なる地鳴りでは無いようで、次回登場する「闘」に良く似た女の子?が原因なのかな?
 次回「さくらと苺鈴のおともだち」。未だに「木之本さん」呼びなので、「さくらさん」や「さくら」と呼ぶようになったりします・・・?
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第14話「さくらと神社と動物園」

2018-04-19 08:04:15 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第14話「さくらと神社と動物園」

 
 冒頭のさくらの寝顔アップが可愛らしかった第14話。髪型の変化は最初どこがどう変わったか気づけませんでした(汗。

 今回も苺鈴登場!そこにいるのが当たり前かのような馴染みっぷり、良いよね・・・最初の頃はあんなにライバル心むき出しだったのに、今じゃ一緒の部屋で寝て「おはよう!」ですよ。小狼に髪型を変えたさくらをドヤ顔でお披露目ですよ。可愛くないわけがない。
 また、小狼がさくらを助けるためにかなり疲労しているのを見て、自分にも魔力があればと悔しがっているシーンも印象的でしたね。さくらのために一生懸命なのにやきもちを焼くのではなく、小狼やさくらの助けになれないのを悔やんでいる点に、彼女たちの関係の変化を感じることができます。
 それでも、小狼の言うように、苺鈴はさくらの相談相手になってくれたり、髪型を変えてくれたりと十分すぎるくらいサポートをしてくれています。苺鈴は苺鈴の出来ることを立派に果たしていると、そう思います。

 そんな苺鈴にまたしても猫の耳と尻尾が・・・と思っていたら、何とさくらと小狼以外の全員が動物化!魔力の無い人間が対象だったんですかね。仮に小狼も動物化するならば、まんま狼でしょうか。にしても、猫耳、ウサ耳、犬耳などは可愛らしいですが、そんな中での羊の角のインパクトはかなり大きかったです(笑。
 今回の騒動の原因は「幻影」。かつての「幻(イリュージョン)」を彷彿とさせるカード。「幻」は個人個人が心に思い浮かべたものに応じ、見る人によって姿を変えるカードでしたが、今回の「幻影」はその規模が拡大。さくらの「動物園とどっちが良いか悩んだ」という思いを受けて知世たちを動物に変えたばかりか、「このまま皆戻らなかったら」という不安な思いをも形にしてしまうほど強大な力を持ったカードでした。

 そんなさくらの危機に、小狼が颯爽と登場!今回神社に来る前に何かを作り出していましたが、あれが時を止める魔法を使うためのものだったとは思いませんでした。かつてクロウカードの「時」で時間を止めたことがありましたが、まさか自力でそれを行えるところまで修行を積んでいたとは・・・どうやら相当無茶な修行をしていたようで。
 そんな修行の甲斐あって、空間を引き裂いてさくらを助けに駆けつけるシーンは凄くカッコよかったです。剣を捨て、両手でさくらを抱きしめるのもチョーイイネ!そこからさくらが小狼を抱いたまま元の世界に帰還するのも最高でした。

 またしても、かつてのクロウカードと似たような事件が起こった今回。強くなりたいよと思うさくらですが、何かしらのパワーアップを果たすのでしょうか?
 次回は思い出鑑賞。「封印されたカード」の劇を皆で見るんですかね。となると、「希望」のカードも今は透明になってるんだろうか・・・
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第13話「さくらとただいま苺鈴」

2018-04-08 08:07:46 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第13話「さくらとただいま苺鈴」

 「あ、これモモがヤベーイ奴だ!」と思った新OP。あんな偉そうに椅子に座ってるぬいぐるみが、やばくないわけが無い。とか何とか思っていたら、EDで当然のように動き出すモモ。仲良くしてるっぽいですが、そう簡単にそんな関係になれるのかどうか。月の満ち欠けも何か関係してるんですかね。
 にしても、さくらにしてはやや暗めのOP映像でした。

 さて今回はクリアカード編では初めて苺鈴が来日!急にさくらの家に泊まるということでしたが、藤隆との電話ではめっちゃ大人っぽい対応を見せていました。それを「礼儀でしょ」と当然のように話しつつも、一方でケロちゃんとは相変わらずだったりと、成長している(猫を被っている)一面と子供っぽい可愛らしい一面を存分に発揮してくれていたと思います。さくらの髪を乾かしてあげるシーンとか、珍しく髪を下ろしているシーンとか、そして猫耳と尻尾とか、凄く可愛い・・・嘘みたいだろ?アニメオリジナルなんだぜ?この子・・・

 互いに互いを大事に思っているからこそ、小狼が何か抱えていることを感じつつも踏み込めないさくら。そんなさくらと小狼の仲を後押ししてくれる苺鈴。本当にさくらは良い友達に恵まれましたね。最初の頃、対抗心をむき出しにされていたのが嘘のよう。これもさくらの魅力あってこそなのでしょう。

 その一方で、珍しく桃矢とユエが会話。桃矢はユエに渡した力は無くなったものの、生きている限り少しずつ新たな力を蓄えることが出来るとのこと。小狼やエリオルと同じように、時が来るのを待っているようで。
 
 そして秋穂の持っている本には、苺鈴の身に起こった猫化現象と同じ物語が描かれていました。「新しいページが読めるようになった」とのことですが、現実の出来事が本に反映されるのか、本の出来事が現実に反映されるのか、どっちなんでしょうね。本にはまだ読めないだけで物語が書かれているのか、はたまたまだ物語の無い本に、現実の内容が書かれているのか・・・だとすればその物語を作っているのは誰なのか・・・
 
 「ケロちゃんにおまかせ!」では懐かしのだんご三兄弟っぽいイラストをスッピーが描いていたところで、また次回。
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