ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP 第3話「走る理由」

2023-04-30 22:46:05 | ウマ娘 プリティーダービー
ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP 第3話「走る理由」

 スペシャルウィークはサイレンススズカを思うがあまり、目の前のグラスワンダーに集中できなかった。
 ライスシャワーは勝ったのに誰も認めてくれなかったことから「走る意味なんてどこにもない」と不安を覚えたものの、ブーイングを歓喜と祝福の声に変えるために頑張ることを決意した。
 ツインターボはトウカイテイオーに「諦めない」ことを証明するべく大逃げを決めてみせた。

 アニメ1期、2期でも走る理由については描かれてきましたが、今回はナリタトップロードとアドマイヤベガの走る理由に焦点があてられることとなりました。
 日本ダービーでの惜敗後、ナリタトップロードの調子は未だ戻らず、休養を与えてもトレーニングに勤しむ有様。かといって抑えつければストレスになり、子供たちへのコーチを経て久々に彼女らしい笑顔が戻ったものの、それも一瞬。周囲からの応援がプレッシャーになっている様子もうかがえました。
 
 そんな彼女に対するハルウララとライスシャワーの反応の違いが興味深かったですね。
 負けてもひたむきに走り続けるハルウララは、ゲームにおいても「みんな強いねー。次は負けないぞー!」と前向きな姿勢を見せます。そういった点ではナリタトップロードに近いものを感じますが、しかし声援を純粋に喜ぶハルウララと違い、今のナリタトップロードにとっては声援がプレッシャーになっているように見受けられました。
 そんな彼女の様子を察し、ハルウララの言葉をチョコバナナで遮るという大胆な手をとったのがライスシャワーでした。勝ったにも関わらずミホノブルボンやメジロマックイーンの夢を壊したとしてブーイングを浴びた、つまりは人一倍周囲の声に敏感なライスシャワーだからこその行動だと感じました。花火に誘ったのも、彼女なりにナリタトップロードをリラックスさせようとしてのことでしょうね。

 
 最高のコンディションで挑んでも負けたことから、恐怖を覚えたナリタトップロード。そんな彼女の本心を聴いたトレーナーがかけた言葉でハッとさせられました。ここで1話を、二人が出会った時のやり取りを重ねてくるの、ズルいわぁ……こんなんウルっとくるに決まってるわ。
 「逃げたくないです」。幼き日のナリタトップロードが抱いた想いは、今なお消えずに残っている。あの日からずっとナリタトップロードはナリタトップロードであり続けたからこそ、みんなが応援したくなる。
 応援を、敗北すらも糧に変えて常に頂点を目指して走り続けるナリタトップロード。精神的にはもう大丈夫そうですね! 

 
 一方のテイエムオペラオーはといえば、メイショウドトウ共々夏合宿を満喫していました。周囲に迷惑をかけないよう、自分の周囲だけバラ風呂にしたりと、割とシリアス寄りな本作における清涼剤ですね、オペラオーは……彼女がいてくれて本当に良かったです。センターこそナリタトップロードであり、彼女の魅力が回を増すごとに肌で感じられる作品にはなっていますが、個人的に一番株が上がったのはテイエムオペラオーかなと。
 

 ……とまぁ、この二人に関しては問題なさそうなのですが、問題はアドマイヤベガ。
 日本ダービーで抱いた「二人に勝ちたい」という想い。妹のみならず自分の為にも走ったからこそ勝利を掴み取れたと受け取っていましたが、アドマイヤベガは「妹を忘れてしまった」と更に自分自身を追い詰めてしまうことに。練習は深夜にまで及び、果ては夢の中で妹から自身の運命を告げられた時の表情と発した言葉は…………やっと見られた笑顔がアレなのが辛い。罰を受けて当然の身だと自覚しているのがあまりにも辛い。輝く一等星となった彼女の瞳から光が消えるのがなお辛い。
 「アドマイヤベガは菊花賞がラストラン」という史実をこういった形で反映してこようとは……完全に一人だけ「プリティーダービー」から抜け出してますね(汗。

 ラスト。アドマイヤベガの瞳に宿るのは、かつてライスシャワーが見せた青い炎。しかしライスシャワーにとっての執念の現れであった炎とは異なり、「アドマイヤベガ」という一人のウマ娘の感情を、個性を焼き尽くす危険な炎に見えました。今の彼女はアドマイヤベガであって、アドマイヤベガではない。妹のために自分を殺して走る一人のウマ娘以外の何者でもない。そんな風に感じられました。
 

 周囲の声を力に変えるナリタトップロードに対して、妹のために走るアドマイヤベガ。そして我が道を行くテイエムオペラオー。3人の決戦は菊花賞へと続くのですが……勝敗は史実に沿うとしても、これ、大丈夫?ウイニングライブでアヤベさんの感情死んだままだったりしないよね?いくらカレンチャンといえども、この状態のアヤベさんを引き戻せるのか……

 そういえば「髪降ろしたアヤベさん素敵!」「夏服カレンチャン!」「トプロ可愛い!」「いつだってオペラオー!」そんな感想も用意していたけど、どこかへ行っちまったなぁ……いや本当にアヤベさん周りが衝撃過ぎたわ……
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2023年の天皇賞・春を見た話

2023-04-30 16:52:17 | 芸能・スポーツ
 というわけで新しくなった京都競馬場にて、本日は天皇賞・春が開催されました。「へー、地下馬道の距離が馬に影響することあるんだー」などとのんびり見ていましたが……

 応援していたのはシルヴァーソニック、メロディーレーン、マテンロウレオの3頭です。マテンロウレオはちょくちょく名前を見かけるので、徐々に気になりつつある馬ですね。シルヴァーソニックは昨年の天皇賞・春以来気になっていた馬なので、今度こそは!という気持ちで応援していました。結果1着はジャスティンパレスで、シルヴァーソニック3着、マテンロウレオ5着、メロディーレーン12着でした。いや本当、無事に走り切ってくれて何よりでした。

 今回はスマホでYouTubeの配信を流しつつテレビを視聴。
 レース序盤、先頭をかっ飛ばしていたアフリカンゴールド。おぉ!この馬もカッコいいなぁ!このまま逃げ切るのも見てみたいな!……あれ、アフリカンゴールドどこいった?実況で名前が呼ばれないんだが?「スローダウン」?飛ばし過ぎたの……?
 あ、もうレース終盤だわ。このままタイトルホル……んん?今度は先頭にいたはずのタイトルホルダーの姿が見えない?(スマホを見る)……え、何、これ。どうしたの!?大丈夫なの!?

 その後、場内アナウンスにてアフリカンゴールドが2週目向こう正面で、タイトルホルダーが2週目4コーナーで競争中止となったことが発表されました。特にタイトルホルダーは配信の方では下馬に至るまでの一部始終が、テレビでは4コーナーの引きの画面でタイトルホルダーが後方で辛そうにしているのが映っており、心がギュッと締め付けられました……アフリカンゴールドも映像を見直すとどんどん下がっていく様が映っていたので心配です。ゴールする後ろで救急車が走り出すの、初めて見たかもしれない……

 ゴールした瞬間の喜びは、無事に走り切ってくれたという安堵の気持ちでもあるんだなと痛感させられたレースでした。どうか無事でありますように……え?トーセンカンビーナもゴール後に下馬してた?……みんな無事でいてください。


(追記)
 ジャスティンパレスに騎乗されていたルメール騎手のジョッキーカメラ見ました。ラストスパートの迫力と、ゴール後の喜びを噛みしめるような「Yes!」がカッコよすぎる…!
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王様戦隊キングオージャー 第9話「ギラ逃走中」

2023-04-30 10:17:31 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第9話「ギラ逃走中」

 団結とか熱いのは苦手そうだなぁ、リタ様……と思っていたら「おーっ!!」と誰よりもデカい声を出したのには笑ってしまいました。「ヴァァァァ!!言うこと聞け!」と言いながらギラを背負った剣の柄で気絶させたり、面白すぎるだろうリタ様……

 さて、「運よく」ラクレスの攻撃は急所を外れていたため、一命をとりとめたギラ。ギラをラクレスから隠し通す一方、各々ギラを密かに我がものにするべく、側近であるシオカラやセバスチャン、クロダさん、モルフォーニャ(後継ぎ候補)に依頼。
 同じタイミングでギラに近づいたシオカラ、セバスチャン、クロダさんは、何だかんだで互いに気安くものを言える間柄になった様子。セバスチャンのシオカラに対する「何をおっしゃってるんですか、へなちょこ」も好きですが、何といってもモルフォーニャさんが可愛い!あの笑顔には逆らえねぇ……何あの可愛すぎる笑顔、好き……「なんちゃら材で、ゴッカンにずっといるの刑に処す」とか可愛すぎる……あとギラくんがキングオージャー呼び出す際に拍手してるのも好き。
 また、行動は共にしなかったものの、ンコソパではラクレスの側近であるドゥーガが割と面白そうな人であることも判明しました。てっきりバグナラクに情報を流しているのは彼ではと疑っていましたが、普通に良い人っぽいですね。


 側近たちに振り回される中で、ギラくんは忠誠と依存は紙一重、孤高と傲慢は表裏一体だと語り出します。子供たちを守っていたつもりが守られ、一人で生きてるつもりでも誰かに支えられている。「ちょっときれいごと過ぎません?」というモルフォーニャに対しても、「他人の助けが迷惑かと聴いてみたのか」と返すギラくん。
 聞ける雰囲気ではないというモルフォーニャと、ゴッドスコーピオンを探して文字通り跳びまわっているゴッドホッパーに送る言葉は「当たって砕けろ!」「言葉にできない想いは体でぶつけるんだ!」。相手がどう思っているか想像するのも大事ですが、実際に確かめてみるのも同様に大事なことですからね。近い相手だからこそ気づかない感情ってのもあるでしょうし。

 にしても、まさか三大守護神間で三角関係が巻き起こっていようとは……例えるなら鈍感系主人公のゴッドカブトと、彼の親友でありゴッドスコーピオンが好きなゴッドホッパー、そして紅一点でゴッドカブト一筋のゴッドスコーピオン……といった感じでしょうか……私もギラくんのシュゴッドの言葉が分かる能力が欲しい……言葉を理解して、三人の恋の行く末がどうなるのか見届けたいです(笑。

 思いがけない恋愛が展開される一方で、デズナラクは各国で次々に王様たちを撃破。正直ここまでの物語ではイマイチ存在感が薄かったので、今回の暴れっぷりを見ても「突然出てきて難しいこと言ってる」といった感想が先に来てしまいましたね(汗。印象だけなら、毎度毎度シュゴッダムで誰よりも大きな声でギラを糾弾し、ラクレスを称えるゴローガの方が強いかなって。


 ゴッドホッパーによる攻撃がまさかの圧殺だったところで、次回は遂に「戦隊」誕生!「仮面ライダー」に意味をもたせるのと同じくらい、「戦隊」結成に意味を持たせる展開が好きなので、楽しみです。
 でも、冒頭のやり取り見てると長男カグラギ、長女ヒメノ、次男ヤンマ、次女リタで、末っ子ギラくんという印象が無くもなく……いずれにしても、これまではギラくんを中心としたやり取りでしたが、今後はそれ以外の交流も増えるでしょうし、どういった戦隊になっていくのか新たな楽しみ方が生まれそうですね。


 さて、この後は「ラクレス王の秘密」だな!……え?次の配信は6月4日予定で、最終話が7月16日予定?今回キングオージャーZEROが本編にも出てきたので、てっきり今日配信だとばかり。意外とラクレスの真意が分かるまで時間がかかりそうですね。
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仮面ライダーギーツ 第33話「慕情Ⅰ:バッファ無双!」

2023-04-30 09:35:34 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第33話「慕情Ⅰ:バッファ無双!」

 「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」を得た道長によって作り変えられてしまった世界には英寿も景和もいない。しかし戦いは続く……ツムリはIDコアを渡す際に「あの……ごめんなさい」と切り出していました。人の命など何とも思っていない、ショーが盛り上がれば良いという趣旨のもとでは、とても今までのように「おめでとうございます!」なんて口に出来ないでしょう。
 祢音は辛い記憶を忘れた状態で生きており、キューンはそれを受け入れ、道長も「それ(IDコア)に触るな」という彼なりの気遣い?もありましたが、ベロバによって強制的にゲームに参加させられてしまう羽目に。本当に人の嫌がることを積極的にやりますね、この人……ですが、祢音はベロバが思っていたほど弱い存在ではありませんでした。これが逆転に

 当初は道長を倒せばデザグラを取り戻せると悠長に構えていたチラミも、さすがに全滅とあっては焦らざるを得ず、ギーツとタイクーン復活のためにサポーターに頼ることに。しかし道長の前にはジーンとグレア2でも相手にならない。攻撃力は元より防御力も圧倒的。単に硬いというよりは、ゾンビ故に「攻撃を喰らっても死なない」ことが拡大解釈された感じですかね?
 しかし道長はこう、イマイチ敵としての魅力に欠けると言いますか……立ち位置的には「仮面ライダー鎧武」の戒斗に近しいものを感じますが、自分が気に入らない世界はぶっ潰す!と、派手に駄々をこねているだけのように見えなくもなく……どこか自棄になっているようにも見受けられますし、矜持とか誇りがあまり感じられないため、魅力を感じづらいのかな。


 絶体絶命の窮地の中、ツムリ「英寿…」と祈った瞬間、何と英寿が主題歌と共に復活!「勝ち切ってみせて」の瞬間にギーツへの変身するのは熱かったです。その復活にはツムリが関係しているようですが、彼女自身は何が起こったか把握しておらず、全てを知るのはデザイアロワイヤルの開幕を宣言した謎の存在・スエルの模様。
 となると、ツムリは英寿の母親、創世の女神の生まれ変わりなんでしょうか?「母さんに会いたい」という願いが叶えられなかったのは、既に叶っていたから……?


 そんなこんなで思いのほか早く復活したところで、また次回。景和に関しては映画でチラッと見せた一面が気になるところですが、果たして。
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ひろがるスカイ!プリキュア 第13話「届けて!はじめてのおくりもの」

2023-04-30 09:06:48 | ひらがるスカイ!プリキュア
ひろがるスカイ!プリキュア 第13話「届けて!はじめてのおくりもの」


 「ファーストシューズ」と聞いて「装備カードにありそう」と思ってしまったのはさておいて、今回はエルちゃんのよちよち歩きのお祝いとしてファーストシューズを送ることに。カッコいい寄りのソラちゃんと可愛い寄りのましろ、プリンセスに相応しい靴をと選ぶものの、どれもエルちゃんのお眼鏡にはかなわず。ならばとソラちゃんはこの世界の靴屋全てを周ろうとしますが、それに対してはましろは「終わるころにはエルちゃん大人になっちゃうよ」とツッコミ。「防御力高そう」の件も含めて、ソラちゃんのことを否定せず、やんわりと軌道修正を図ろうとするのが良いんですよね。
  
 そんな時、遂にスカイランドへと繋がるトンネルが完成。それはましろとのお別れの時でもありました。最後の夜にはあげはさんの気遣いもありましたが……素直に感情を出すことは出来ず。相手の手を握りたくても握れない、そんなもどかしさが描かれていました。
 それはソラちゃんたちに靴を譲ってくれた女性・緑さんも同じ。ファーストシューズを海外に旅立つ家族に送るつもりでいたものの、別れを涙で汚したくないという想いからためらっていました。それを聴いたソラちゃんとましろは、緑さんの想いを伝えさせるべく、何とプリキュアに変身して空港へ送り届けることに!
 ハートキャッチでは「部屋の掃除」、トロプリでは「電車を追いかけるため」、デパプリでは「拘束から抜け出すため」と、怪人不在でも変身したことはありましたが、今回は人助けのため。しかも正体がバレるのも厭わない!ってのが良いなぁ……敵を倒すだけがヒーローではない、というのはよくある描写ですが、その見せ方が素敵です。

 緑さんの寂しさも愛情も、涙を通じて家族に伝わったことでしょう。そんな緑さんたちを見てソラちゃんとましろの目にも自然と涙が……そしてしっかりと繋がれる手。ここでようやく感情を表に出せるようになるの、本当に良いなぁ……言葉が無くても、互いにどれだけ相手を大切に想っているかが伝わってきます。誰もが誰かを愛し、優しく出来るからこそ想いを伝えるのを躊躇ってしまう時もあるという、優しさと寂しさを感じるお話でした。


 そんな今回のプリキュアはキュアミラクル!共に違う世界出身で、別れを経験したプリキュアという繋がりがありますね。折角ならキュアマジカルも一緒に登場して欲しかったところですが。

 次回はいよいよスカイランドへ!……で、あげはさんはもしや追加戦士枠……?
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貸し切りスクリーンへの憧れと…

2023-04-29 08:18:10 | 日々の生活
 ネットで映画館の空席状況を確認できるのは大変便利な機能ですが、殆ど満席の映画の一方、公開間もないのに空席が目立つ映画は大丈夫なのか?……と、勝手に心配してしまう今日この頃。

 ここ1カ月映画館に行く機会が多かった……とはいっても5回中4回がグリッドマンユニバースだったわけですが、公開して日にちが経っても未だ見に来る人がいるのは嬉しい一方で、たまにはあの大スクリーンを独り占めしてみたい!なんてことを思ったり。

 私は映画を基本的には公開初日か数日以内に見に行くようにしています。ネタバレが出回る前に!といった話ではなく、単にそのタイミングを逃すと腰がどんどん重くなってしまうからというのが理由です。
 故に映画館に行くと毎回結構な人数のお客さんが入っているわけですが、たまーーーに殆ど人が入っていない時がありまして。今では夏の金曜ロードショーの顔なじみとなった「サマーウォーズ」は公開初日だったにも関わらず少人数だった記憶が。他にも公開してからしばらく経った後の映画で少人数だったことはあるものの、一人だけで見た経験はありません。
 もっと遡ると、公開から時間経過後の「スプリガン」「少林サッカー」「ゴジラFW」も割と人数少なめだったように記憶しています。二桁いるかいないかのギリギリのラインだったような。
 
 そんなわけで未だ一人で見た記憶はなく、いつか独り占めしてみたいな!……とは書いたものの、実際それが叶ったとして「本当に誰もいないの!?」「こんなに人気無いのおかしくない!?」「映画館のスタッフさん、私のこと忘れて戸締りとかしないよね!?」などなど、どーでもいいことばっかり気にして映画に集中できないこと請け合いなので、やっぱり誰かしらいて欲しいです(苦笑。

 そんなことを思う今日この頃。今のところ他に気になる映画はないために恐らく次はライダー&戦隊だと思いますが、またあの空間の雰囲気を味わいに行きたいですね。
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「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見て

2023-04-28 20:11:24 | テレビ・映画・ドラマ
 本日公開の映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(吹き替え版)を鑑賞しました。小さい子供が大勢見に来ていて「マリオ愛されてるなぁ!」と嬉しくなりました。

 当初は見に行く予定はありませんでしたが、予告を繰り返し見るうちに段々と見たくなってきて、結果初日に見に行くこととなりました。
 予告の印象からすると「マリオが主人公でピーチが相棒、ルイージがヒロイン」といった印象を受けていましたが……すいませんでしたー!間違いなく本作は「スーパーマリオブラザーズ」の映画でしたー!!
 いやー楽しかった!もう至る所にマリオやマリオと共に時代を歩んだキャラクターたちへの愛が溢れている素晴らしい作品でしたね!

 「It’s me MARIO!」から「It's you MARIO!」へ。本作開始前に流れたCMでは、世代を問わず様々なプレイヤーが、様々なマリオを楽しんでいる様が描かれていました。ゲームの中のマリオは我々プレイヤーの分身であり、本作におけるマリオもまたプレイヤーの分身でした。
 見知らぬ世界に放り込まれながらも、離れ離れになったルイージを助けるべく、決して諦めずに挑戦し続けるマリオ。時に迷い、時に落ち込み、時に強敵を前になかなか進めない!それでも諦めなければきっと道は開ける!はじめのうちは同じ罠にひっかかっていても、その内慣れてくるとスイスイ進めるようになる!けれども、油断したらアウト!もしかしたら、短期を起こして取った無駄に見える行動が起死回生の一手になるかもしれない!……そういったゲームの「スーパーマリオブラザーズ」におけるプレイヤーの行動や成長を「何度失敗してもくじけないマリオブラザーズ」に置き換えた見事な作品だったと思います。彼らの魅力を「諦めないこと」として捉えたのが何よりも素敵ですし、何だかプレイヤーである私も褒められているような気がして嬉しくなりました。


 ルイージだって、ただ捕まってばかりではありません!「ルイージマンション」が大好きな身としては非常に嬉しいシーンがありました。マリオだけでなくルイージの魅力もしっかり伝わることからも、本作が「スーパーマリオ」ではなく「スーパーマリオブラザーズ」の映画であることを感じられますね。
 そしてピーチ姫の可愛さとカッコよさといったら!「戦うピーチ」に関しては「スーパーマリオUSA」や「スーパーマリオRPG」で経験済みなので違和感は覚えませんでしたが、思っていた以上のカッコよさを見せてくれます。特に終盤のカッコよさが半端なかったです。毎度毎度さらわれるのにも、決してか弱いからではなく、本作で描かれたように「優しさ」故なのかもしれないと感じさせられました。あとはフライパンを使ってくれれば言うこと無しでしたが、さすがに小さい子供も見に来ている中で、クッパ相手とはいえフライパンでガンゴンはまずいかなとも(苦笑。
 あ、キノピオは色々とぶっ飛んでました(笑。マリオたちと同行するキノピオが突出してぶっ飛んでますが、その他のキノピオも大概っちゃ大概……ピーチ姫が来なかったらどうなってたんですかね、あの国。

 マリオの好敵手として旅を共にするドンキーコングは圧倒的なパワーとあの曲を披露してくれた他にも、嬉しいサプライズが!しかも彼女まで!あのゲームで育った世代としては本当に嬉しかったです。
 そしてクッパはといえば……三宅健太さんの良い声でアレはズルい、ズル過ぎます!(笑。「今回のクッパは無茶苦茶強者感あって良いな!」と思ってたらアレだもの。それでいてしっかり貫禄も保っており、シリアスもギャグもどっちも出来てしまうというのが憎めない、魅力的なキャラクターでしたね。


 また、本作には様々なマリオブラザーズ要素が盛り込まれています。「うわ!ここでその姿はズルいわ!」「君らは一緒に旅しないんか……」「えぇ!?最近のマリオではソレ使ってアレになるの!?」とか、まぁ次から次へと出るわ出るわ(笑。中でも予告で出ていたマリオカート要素は見ごたえがありましたね。特に終盤のあのシーン。もしやとは思っていましたが、迫力と絶望感が凄かったです。
 そして中にはマリオと競演経験のある、あのキャラクターも意外な形で登場していました。あんなん今の子供わかるわけねーだろ!?……と思いましたが、考えてみれば最近ではSwitch Onlineで遊べますから、意外と身近な存在なのかもしれない……
 
 そして要所要所で使われる、聞き馴染みのあるBGMの数々!これがまた何とも心地よいのですが、個人的な一押しはスタッフロールの音楽が、ある時を境に……という、あの演出!まさしく「スーパーマリオブラザーズ」の映画に相応しい演出でしたね!



 とまぁ、最初は何となくの気持ちで見に行った本作でしたが、終わってみれば「スーパーマリオブラザーズ」の世界観にどっぷりと浸れた作品でした。楽しい時間をありがとうございました!あ、EDは最後まで見ましょう。


 ……なお、ビクッとさせられたシーンが、個人的には三か所ありました。一つは最早見た目が怖いううえにデカいアイツですが、残る二つは雑魚キャラのアイツら。登場シーンとEDでビクッとさせられましたね。まさか初めて出会ってから数十年後に怖さを覚えさせられることになろうとは……まだまだ楽しめるなぁ、マリオブラザーズの世界。
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「ゴーストブック  おばけずかん」を見て

2023-04-28 08:01:49 | テレビ・映画・ドラマ
 2022年に公開された映画「ゴーストブック おばけずかん」を見ました。

 「願いがかなうほこら」の噂を聞いた一樹、太一、サニーの3人が、同じ願いをほこらに祈ったその夜、彼らの枕元に図鑑坊なるおばけが「古本屋にておばけずかんを手に入れろ」と告げに現れた。果たしてそこには無かったはずの古本屋が建っており、そこから「おばけずかん」を持ち出してしまった3人と、彼らを追って古本屋に入った瑤子先生は不思議な世界に迷い込んでしまう。そこには様々なおばけと、一樹らの友人である湊がいて……といった感じの本作。


 何となく「ジュブナイル(2000年の映画)っぽいなー」と思っていながら見ていたのですが、まさか同じ監督さんだったとは……一樹の両親役として「ジュブナイル」に出演された遠藤雄弥さんと鈴木杏さんも出演されており、更にリビングにはテトラの姿も……あの映画も良かったですよねぇ……

 さて本作は映画館で予告を見た際にうっすら気になっていた作品でした。「おばけ」「少年少女」「大人」といった要素から「学校の怪談」を連想し、ガチで怖いのが来たらどうしよう……と不安になっていましたが、実際には怖さよりも親しみやすさを感じるおばけばかりで、図鑑には「でも大丈夫」と対処法が書かれていることもあり、怖さよりもワクワクの方が強かったですね。おばけを図鑑に封じる過程も、程よいハラハラとほのぼのとした感じがどこか心地よかったです。
 ラスボスはこれまでに登場したおばけたちとはけた違いの存在感を発揮していますが、あくまでも「試練」の一環であるからか、話す時間を与えてくれたり、元の世界に帰る選択肢を用意してくれたりと、割と話の分かる存在だったなと。

 個人的にお気に入りだったのは、太一と瑤子先生のやり取りです。子供ならではの遠慮のない発言と、それに対して大人というより年の離れたお姉ちゃんみたいな気安い感じの返答。この2人の関係良いなぁと思いながら見ていたら……一樹と湊ともども、最後に見たいものを見せてくれました。お年寄りと仲が良いためか、どこか含蓄のある言葉を発するサニーも良いキャラクターでしたね。雲梯の時にはこちらの想いを代弁してくれましたし。

 登場するおばけが思っていたよりも少ないのと、意外性という点では物足りなさを覚えますが、一方でシンプルで分かりやすい物語や言葉はスッと心に入ってくるのは良いところかと。
 大切な友達のため、大事な願いのために命を懸ける中で少年少女は少しずつ大人になっていき、大人もまた精神的に一歩成長する。少し寂しく、それでいて希望のあるラストも含めて良い雰囲気の映画でした。
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普通に買いたいポケモンカード

2023-04-27 07:52:15 | ポケモンシリーズ
 以前「(枚数制限などを気にせず)ポケモンカード5パックください!」
 最近「(そもそも買えないので何も言うことがない)」

 本当に最近のポケモンカードはどこもかしこも売り切れ売り切れ。最新パック2種のうち1種2パックしか買えていません。それでも買えただけマシと思うべきか。
 お店やインターネット等でも抽選の情報を目にしますが、そもそも何でポケモンカードを買うために抽選を突破せにゃならんのかと。「そこまでしないと買えない」現状が嫌いなので、抽選には参加せずフラっと立ち寄って買う、というのを続けています。まぁ買えないんですが(苦笑。
 以前は最新パックが発売されても誰一人並んでいなかったのに、何で今となってはあれほどの人だかりが出来るのやら……最近では転売目的と思われるのが嫌なので並ぶこともしていません。加えてお店の迷惑にもなりそうなぐらいの行列でしたので、何かなって……

 ふと頭をよぎったのは小学生時代。限られたお小遣いの中で買った拡張パックに入っていたのは、正直どう使ったら良いのか分からなかったレアコイル。何でダブるかなぁ……と、ガッカリしたことが理由かどうかは定かではありませんが、何故かあの時のことは鮮明に覚えています。
 パックを開ける楽しさ、レアカードが当たった時の喜び、被った時の戸惑い、素敵なイラストを眺める時間、うっかりポケットに入れたまま洗濯する……そういった経験を子供はもちろん、今でもポケモンが好きな大人も気軽に味わえるようになって欲し……いや、最後のは私だけで良いですね(汗。

 まぁうだうだ言いましたが、とどのつまり「私もポケモンカードが欲しい!!」という、昔と変わらぬ願望を書き連ねただけです(笑。あの頃のように気軽に買って、そこにいるポケモンのイラストにはどんな物語があるのか、想いを馳せたいですね……
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無敵超人ザンボット3 第21話「決戦!神ファミリー」

2023-04-26 07:31:03 | アニメ・ゲーム
無敵超人ザンボット3 第21話「決戦!神ファミリー」

 前回「メカブースト4体相手にしておきながら”決戦前夜”ってマジ?」
 今回「マジだった……」

 戦いの舞台を宇宙に移した神ファミリーとガイゾック。今回は互いに死力を尽くした艦隊戦が繰り広げられることとなりました。
 ガイゾックの本気を示すかのように、初手で繰り出されたのは何と1,800個ものスペース機雷!これが第1波だというのだから恐ろしい……ロボットアニメではありますが、人間爆弾といい、ザンボット3では対処しきれない兵器で攻めてくるのが厄介過ぎますね。
 スペース機雷、無数のミサイルに続いて現れたのは、メカブースト・ダンガルン。勝平たちにも衝撃を浴びせる素粒子レーザーを放ってきたかと思えば、尻尾の先端にあった球体はザンボット3を捕らえる弾力性のあるワイヤーを展開。この二段構えの武装からしても、ガイゾックが本腰を入れて神ファミリーを殺しに来ていることが伺えます。徐々にブッチャーの余裕が無くなっているようにも感じました。

 そんなガイゾック相手に神ファミリーも総力を結集。子供たちまでもが艦内で積極的に行動する中で、遂に神ファミリー側に犠牲が……
 ここまで戦闘の指揮にあたっていたおじいちゃんが、おばあちゃんと共に特攻し、突破口を開こうとしてくれました……厳しくも頼もしい指揮官だったおじいちゃん、柔和で温厚ながらも肝の座ったおばあちゃん……二人が大事にしていた茶碗が割れ、修復されていたのは、戦いは終わり、元の平和な地球に戻ることの暗示なのでしょうか。でも、優しい祖父母を失った心の傷は治らないんですよ……
 そして次回予告のナレーションも「さぁて、どう戦い抜くかな」から「さぁて、どう戦ってくれるかのぅ……」に変化。死してなお、勝平たちを見守ってくれているようなナレーションにグッときました……

 ですが、勝平たちには悲しんでいる時間すら与えられない。勝平の父はザンボット3がワイヤーで縛られた際も迷わずバンドックの壊滅を選択し、祖父母の死を目の当たりにした後もバンドック追撃にあたるべく武器の補給と修理を指示していました。この局面でこの判断が下せると信じたからこそ、おじいちゃんは彼に後を託したのでしょうね。
 勝平もキングビアルに自分たちを助ける余裕が無いと判断してか、ワイヤー切断に際しては自らミサイルの爆発に突っ込んでいました。最初は勝手な行動が目立った勝平でしたが、既に心まで戦士になってしまったんだなって……


 次回は「ブッチャー最後の日」。本当に?ブッチャー以外も最後の日を迎えたりしない?大丈夫?EDで「ぼくらには ちちがいる ははがいる」って歌ってるけど、最後まで残ってくれますか……?
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