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小田原の端々



長さ342mの飯泉取水堰には水門が10ヶ所設置されている。水門の開閉は大きく分けてローラー式とフラップ式があり、フラップ式のものは油圧装置でゲートを倒立させて開閉を行っている。先週末、酒匂川に出かけると飯泉取水堰の下流でフラップゲートの油圧装置の改良工事が始まっていた。先週末、酒匂川の左岸を自転車で走っていると中州で大きなクレーンが作業を行っていた。近くの岸辺から作業現場を見るとクレーンで導水管らしきものを吊るしている。重機や工事関係車両の出入口は反対側の右岸の新幹線ガード近く。現地の看板によると飯泉取水堰ゲート油圧装置改良工事で工期は来年3月15日までとなっていた。工事関係者に話を聞いたところ、しばらくの間は、重機や工事車両用通路の整備を行うとのこと。作業現場の少し上流では川を埋め立てて作業道が作られ始めていた。作業現場から50mほど上流に飯泉取水堰。この場所まで重機を持ってくるのはなかなか大変そうだ。飯泉取水堰の一番左岸側にある土砂吐用の水門。フラップゲート付きのローラーゲートで油圧のダンパーが見える。飯泉取水堰の10ヶ所の水門のうち、油圧式のフラップゲートは4門。どれくらいの規模の工事になるのかまだ分からないが、今後もちょくちょく工事の様子を見に出かけたい。帰りに飯泉取水堰の上流部分の様子も撮影。今年もかなり土砂が堆積しているようなので、来年2月くらいに浚渫工事も行われるかもしれない。

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