週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

アルビレックスと2人の少年(と慎吾)の物語

2007年10月28日 | アルビレックス新潟

今朝、新潟日報を見ていましたら、スポーツ欄ではないページに「アルビレックス」の文字を発見しました。

アルビ応援2人をつなぐ

ことばの障害克服の小2

記事読み作文書いた小6

ビッグスワンで初対面

この記事は、以前にこのブログでも取り上げた「慎吾と少年のエピソード」のその後であります。アルビレックスと鈴木慎吾選手との出会いで言語障害を克服しつつある小2の少年と、その記事を読んで作文を書いた多感な小6の少年の出会い。まずはこの記事を引用します。

オレンジ一色に染まったスタンドで、兄弟のように観戦する二人の男の子がいた。二17日、新潟市の東北電カビッグスワンで行われたサッカーJIアルビレックス新潟ジュビロ磐田戦。アルビの応援を通じて言葉を話せるようになった言語障害の小学2年の男児と、その話をテーマに作文を書き、コンクールで大賞を取った小学6年の男児。この日、初対面を果たした二人はサッカー観戦を通じて友情を深めた。

小千谷市S町のF君(8つ)は、生まれつき言語障害があり、4歳までほとんど言葉を話せなかった。「しゃべる楽しみを与えたい」との思いから、アルビファンの両親はスタジアムに連れて行った。回を重ねるごとにサッカーを好きになっていったF君。ある日一初めて口にした言葉は「しんご」。大好きな鈴木慎吾選手(大分トリニータに期限付き移籍)の名前だった。その後、鈴木選手と交流を深めたのをきっかけに、どんどん会話できるようになった。

このエピソードを取り上げた新潟日報の8月10日付の記事を見て、感銘を受けた新潟市中央区のT君はNIE新聞記事感想文コンクールで、F君への思いをつづり、大賞を受賞。「サポーター同士がつながってほしい」とアルビレックス新潟が、二人を試合に招いた。

最初はよそよしかった二人だが、試合が始まると距離は縮まった。たどたどしいことばながらも、選手に声援を送るF君。T君もサポートするようにアルビコールを重ねた。

「サッカーヘの特別な思いがあったからF君は話せるようになった。いつか一緒にサッカーをしたい」と言うT君。試合後、約3万4千人の熱気が残るスタジアムで、「次もビッグスワンで会おう」と再会を誓った。(引用はここまで。少年の名前は記事では本名でしたが、ここではイニシャルにしました)

この記事を読んで、ボクはとても嬉しくなりました。

F君がアルビレックスとの出会いによって「しんご」と発してくれた事実がまず、スポーツを愛する者、アルビレックスを愛する者としてまず何よりも嬉しい。そして慎吾選手がF君との交流を実現させてくれたことが嬉しい。8月10日の記事をボク自身も読んで感じることがあったからこのブログに書いて皆さんにも紹介したわけだけど、ボクと同じような気持ちに小学校6年生のT君がなって、作文を書いたというのも嬉しい。そして、これらのことを「心温まる話題」として県民に知らせてくれる新潟日報の報道の姿勢が嬉しい。ビッグスワンという空間、アルビレックスというサッカーチームの存在によって、新潟県民の多くがこの事実を知り、幸せな気分に浸ることが嬉しい。

おそらく、F君やT君のこのエピソードだけではなく、アルビレックスというチームやサポーターの周り、ビッグスワンという空間には、数え切れないくらいの感動のドラマや新しい出会いが間違いなくあるんだと思います。ボクなんかもアルビのおかげでいろいろな人たちと知り合い、またこのブログを書くことによって充実した日々を過ごさせもらっている1人です(もちろんわが家の場合は、夫婦円満にも大きく関与していますがね)。昨日のジュビロ戦でも、浜松の「矢野貴章君を応援する会」の皆さんとも新しい出会いをさせていただきましたしね。

今日の結論:ありがとう!アルビレックス新潟!次節こそ、ホームで勝利だぜ!

 

コメント (12)
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