週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

オブリガード!ターレス!

2019年07月07日 | アルビレックス新潟

ターレス選手の訃報を知ったのは、アウェイ金沢戦から帰宅した後の6月22日深夜、自宅のPCでした。弊ブログに「心よりお悔やみを&だからこそ今を悔いなく生きる!」って記事を書いたのが、6月23日のことでしたね。

金沢戦の1週間後、アウェイ・鹿児島戦では選手は喪章をつけてプレーし、ボクらはサポーター有志が準備してくださった黒いリボンを腕につけて、ターレス選手への哀悼の意を表して応援しました。白波スタジアムには「Obrigado THALLES(オブリガード ターレス:ありがとうターレス)」のダンマクも掲げられました。

そして昨日のホーム大宮戦。スタジアム前に献花台が設置され多くのサポーターが手を合わせてターレス選手の冥福を祈り、アルビレックスのフラッグにターレス選手への感謝と哀悼の気持ちを書き込みました。このフラッグは、ブラジルのターレス選手のご遺族に届けられるそうです。遠く離れた地球の裏側で彼の死を悼む私たちの気持ちが、ブラジルのご遺族に届き、彼が多くの人に愛され夢と希望を与えてくれたことを知っていただければいいな…と思います。もちろんそれで悲しみが癒えるわけではないでしょうが。

スタジアム内でも、試合前の全員による黙祷、選手が喪章をつけてプレー、昨シーズンのターレス選手のゴールシーンの映像の放映など、ターレス選手の死を悼むさまざまな企画が行われました。

あぁ…人の命は儚いですね。ターレス選手の躍動する姿をついこの間までビッグスワンで見ていただけに、運命の残酷さを感じずにはいられません。ターレス選手、どうぞ安らかにお眠りください。そしてボクらは、貴方の迫力あるプレーと重量感のあるゴールを決して忘れない。

ターレス選手の死の報に接した後、鹿児島戦&大宮戦とアルビは連勝しました。レオナルドとフランシスの両ブラジル人選手が、2人で5得点と大活躍(オウンゴールも含んじゃいます)です。昨シーズンのチームメートであったカウエや高木やサチローの、献身的なプレーも目立ちます。そして両ゲーム共に、相手に先制されたのをひっくり返しての逆転勝ち。

ターレス選手への哀悼の思いが、アルビ戦士たちの心に火を点けたように感じます。「ターレス選手のために」「ターレス選手に笑われないように」「天国のターレス選手に気持ちを届けたい」「志半ばで逝去したターレス選手の人生を考えれば、サッカーができる幸福を精一杯享受しなければ罰が当たる」など、いろいろな思いがアルビ戦士の胸中で燃え上がり爆発したのでしょう。

ボクらもこれからの人生で当分はサッカー観戦を楽しんでいくことになりますが、かつてアルビレックスにターレス選手という重戦車のような選手が在籍して活躍してボクらを熱狂させ、ブラジルの地で志半ばにして不慮の死を遂げたことを、スタジアムに足を運ぶたびに思い出すことでしょう。ありがとう!ターレス!安らかに眠れ!

 

コメント (2)
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