週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

全力王子・千葉和彦物語

2007年10月16日 | アルビレックス新潟

女房が「CAREL」という月刊誌を買ってきました。

・癒しの秋湯
・初心者のための漢方生活入門
・大人が通う、隠れ店・うまい店

中年夫婦が喜びそうな企画満載ですね。新潟日報事業社が発行するこの雑誌、新潟県限定発売の雑誌(定価420円)であります。

そんな記事の中に、4ページカラーでわがアルビレックスの「全力王子」こと千葉和彦選手の特集記事が組まれていました。

素質を開花させつつある

雑草から這い上がった

逆輸入Jリーガー

司令塔・シルビーニョのケガによる離脱の不安を補うどころか、それに余りある活躍で中盤を担った。当たりの強さとハードなボール奪取力で、試合を重ねるごとに着実に進歩を続けている。

いやぁ~、嬉しい企画ですねぇ。こういう記事を日常的に目にすることができるのは、地元にチームがある幸せですよね。

千葉ちゃんは、記事の中で自分の性格をこんなふうに分析しています。
・自分では黙々とやるほうですが、根はひょうきんだと思う。
(「ひょうきんさ」これはもうサポーターからは十分理解されていると思います。)
・自分ではよくわからないですがたぶんキザなヤツを気取っているんだと思います。
(う~ん、これはどうかな?「キザ」ってイメージは千葉ちゃんにはないけどね。「もう少し愛想よく!」って感じる時がたまにあるので、それがこれなのかな?)

小さい頃からの生育歴も、「千葉和彦物語」って感じで楽しく読むことができました。

・北海道生まれ。カズに憧れて小3でサッカーを始める。
・小学校時代はいきなり「釧路選抜」に選ばれる。
・小学校卒業と同時に親の仕事の都合で三重県へ。
・中学ではトップ下。
・水本(ジェフ)のいる三重高校に進学希望も内申点が足りず断念。
・特待生として日生学園第二高校へ進学。
・高校は寮生活でサッカー漬けの毎日を送る。
・2年先輩の尾崎瑛一郎(現・アルビS)らと全国高校サッカー選手権にも出場。
・高校時代は県選抜として毎夏オランダやスペインに海外遠征。
・高校卒業後はどこからも声がかからずオランダ行きを決意。
・単身オランダのアブルドーレンに乗り込むが、いきなり顎を骨折。
・アマチュア契約のため、親からの仕送りで自炊生活。
・新シーズンはボランチとして36試合中24試合に出場。
・ドートレヒトへの移籍が決まっていたが帰国時にアルビの練習に参加。
・反町監督の目に留まり、アルビに入団。

ざっとこんな感じですね。もちろん、随分はしょっていますけどね。いかがでしたか?「全力王子・千葉和彦物語」でありました。座右の銘はもちろん「全力」であります。この「CAREL」はもちろん永久保存版ですね。まだまだ書店に平積みになってましたから、まだお買い上げでないアルビサポ及び「全力王子サポ」の方は、ぜひお買い求めください。

しかしまぁ、千葉ちゃんがこんなにもアルビの中心的選手として活躍するなんて、1年前には想像できませんでしたもんね。「背番号3」を背負った時にも「ちょっと重いんじゃないかな?」って正直感じていたぐらいですしね。いや~ホント、この成長ぶりには嬉しい限りですよ。

日曜のサテのゲームでも、ゴールを決めたのはもちろんだけど、やっぱ格の違いを見せつけた感じがしましたよね。また脱ぎっぷりもいいんですよ。ゲーム後はピッチであっという間に裸になっちゃいましたもんね。では、大サービスで千葉ちゃんのセクシーショット。

さらに、ゲーム後にユースの長谷部君と。

風格が漂ってきましたね。ガンバレ!千葉ちゃん!雑草魂!全力王子!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手が審判にレッドカード!

2007年10月15日 | アルビレックス新潟

昨日のサテライトの大宮戦で、面白いシーンがあったんですよ。それはなんと、

選手が審判にレッドカードを出したのです!

…っていうのはちょっと誇張なんですけどね。でも、なかなか笑えるシーンでしたよ。こんなシーンをサッカーのゲームで見たのは初めてでした。実はね、主審の山内さんがゲーム中にレッドカードを落としてしまったんですよ。僕等がいたメインスタンドからも、「あっ赤いものがヒラヒラ落ちたぞ」「主審はどんどん別方向に走っていくぞ」っていうのが見えました。

すると、アルビのFWの深井選手がそのレッドカードを拾い上げ、主審の山内さんに手渡したのです。たったそれだけなんですけどね。ぼくらの周りのおじさんは「深井!レッドカードを掲げて審判に渡せ!」なんて言ってましたけど…。さすがに深井選手、そこまではしませんでした。でも「深井選手が審判にレッドカードを差し出した」っていうのに間違いはありません。ちょっとトリビア的でしょうか?

あっ今日の画像は合成ですので(わかってると思うけど)悪しからず。

それにしても、昨日のサテのメンバーは豪華でしたね。ウッチー、慶治、深井、ヒロシ、千葉、河原、光。みんなリーグ戦で活躍しているメンバーですからね。なんか、サテライトで見せてもらって「もうかった」って気分にさせられました。

それじゃぁ昨日の画像を2枚サービスです。

まずは、昨日も大活躍の河原選手。久しぶりのこのポーズです。

続いて、ケガから復帰のウッチーの可愛いポーズ。

 失礼しました。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!今季サテライト初勝利!

2007年10月14日 | アルビレックス新潟

五十公野に行ってきました。サテライトリーグCグループ第12日目、アルビレックス新潟大宮アルディージャ戦であります。現在3分け2敗のわがアルビは、1勝5敗の大宮と勝ち点で並んでいます(得失点差で5チーム中4位です)。サテのゲームとはいえ、サポーターとしては「勝利」の感激を味わいたいですからね。それに代表戦やナビスコ杯の関係で今週末はリーグ戦のゲームがありませんから、ドライイブがてら、新発田まで行ってきました。

ウッチー復活!(一歩手前?)

今日の大きな目的の一つは、何と言っても「ウッチーの回復具合」を自分の目で確かめることであります。ウッチーのケガによる離脱から、「勝てないアルビ」がスタートしたわけですからね。この人の復帰については、ホント、指折り数えて待っていました。今日は右膝をがっちりとサポーターで固定して先発出場でした。

「内田!無理するな!」「今日は調整でいいぞ!」そんな声が観客席からもかかります。ホントにそうです。サテのゲームで回復途上のケガをまたやっちゃったらたまりませんからね。今日は元気な姿、走れる姿を見せてもらっただけで大満足でしたよ。

ウッチー自身も、「最後の詰め」の部分は意識して全力を出さないようにしてプレーしていたみたいでした。それでも何度か僕らを「オーッ」と唸らせるプレーも披露したりして、「復活間近」を予感させました。

長谷部君(ユース)が光っていました!

前半に千葉ちゃんがヘッドで1点、後半には河原が押し込んで1点と、アルビが2点をリード。大宮に1点を返されましたが最終的には2-1で勝利しました。今日のアルビレックスで光っていたのは、ユースの長谷部彩翔選手です。

「あれ?今日は亜土夢が出ているの?」って錯覚するほど、キレのいい鋭い動きを連発していました。この長谷部君、今日のゲームではセットプレーのキッカーも務めていて、1点目の千葉のヘッドも彼のコーナーキックに合わせたモノだったし、2点目の河原のゴールにもいい動きで絡んでいたんじゃなかったかな?とにかく目立っていました。

たしかこの長谷部君って、来季入団が決定しているユースの選手ですよね。ここに書いてありました。そうそう、もう1人のDFの大野君も先発出場していましたよ。来季に入団が内定している2人の選手をサテライト戦でしっかり使ったってことですね。素晴らしいですね。来季が楽しみです。

慶治も頑張っていました!

ホントに久しぶりに慶治のプレーも見ることができました。真っ黒に日焼けした姿は、「エジミウソンか?清原か?」って感じでした。まだまだ本来の調子ではないのでしょうが、まずは元気な姿を見れたことで満足です。「このままでは今シーズンを終わらせない」っていうベテランの活躍を期待したいですね。

今日のゲーム中に、「サッカーのゲームとしてはとても珍しいシーン」があり、僕らは大笑いをしました。さてそろそろ眠くなってきたので、その内容についてはまた明日

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸運のオレンジ自転車

2007年10月13日 | アルビレックス新潟

今日の午後のことでした。新発田での仕事の打ちあわせを終えて1週間ぶりに自宅に帰ってくると、新聞屋さんがわが家を訪ねてきました。「何か当選したみたいですよ、おめでとうございます」って届けてくれた封筒の中には、1枚の紙がありました。

8月26日(日)
アルビレックス新潟オフィシャルマッチデープログラム
今節のプレゼント
ご当選おめでとうございます!

厳正なる抽選により
「ORANGISTA ミニサイクル」は
あなたが当選となりました。
おめでとうございます!

いやぁ~、ビックリしました。最初は「えっ?何のこと?」「そんなの応募した?」「あなたが応募したんでしょ?」「お前じゃないの?」そんな会話を夫婦でしながら、一生懸命に1か月半前の記憶を辿ります。

8月26日と言えば清水戦ですよね。ブログで確認したら「キレのない貴章とキレたエジミウソン~清水に完敗も下を向く必要はなし!~」っていうエントリーを書いたゲームです。1-0の敗戦ゲームでした。確か、1年ぶりにキリンのゲーフラがオーロラビジョンに映った日でした。

ゲーム後、自宅に戻った僕たちは、いつものようにマッチデープログラムをファイルに綴じようとしたのです。その時、ボクと女房との間にこんな会話があったのでした。

「新潟日報サンクスデーでアンケートに答えると新潟日報紙面拡大パネルのプレゼントだってさ。よし、ハガキが2枚あるから1枚ずつ応募しようか」

「でもあなた、希望パネルの番号を書かなきゃいけないのよ。私たちパネル展示見てないじゃない。何番が欲しいか書けないわよ。」

「とりあえず1番にしておこう。1番って一番いい写真でしょ、きっと。」

「だいたいパネル展示も見ていないのにおかしなパネルが当たったらどうするのよ。だいたいそのパネルはどこに飾るの?」

ボクのテンションはどんどん下がります。

「じゃぁ、応募は1枚だけにするよ」(げっハガキがまだここに1枚あるよ。しまうのは面倒くさいなぁ)

「おっ『今節のプレゼント』は、あの亜土夢が宣伝してるオレンジの自転車をプレゼントだってさ。お前この間、『折りたたみ式自転車が欲しい』って言ってたよな。1枚はこっちに応募するね。」

まぁそういうわけで、 ホントに偶然の産物での今回の応募だったのですよ。そもそもマッチデープログラムのプレゼントに応募するのも初めてだったくらいですからね。それがまぁ、折りたたみ式自転車が当選しちゃうなんて、超ラッキーであります。なんかついてるなぁ…。もうオータムジャンボは売り切れたかな?toto買っちゃおうかなぁ…。

……とまぁこんなブログ記事を書いていたら、モバアルメールが届きました。

矢野貴章
アジア・アフリカチャレンジカップ2007
エジプト戦(10/17 in 長居スタジアム)に
出場決定!

すばらしい!貴章おめでとう!
ますます「なんか幸運がやってきているぞ」って感じです。幸運はオレンジ色の自転車と共にやってくる!代表戦での貴章の活躍を祈りましょう!

さて、明日は五十公野に、ウッチーと慶治の復活ぶりを見に行きましょうかね。あぁ…幸福な「週末はアルビレックス!」であります。

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴章のファウルランキング1位は勲章か?!

2007年10月12日 | アルビレックス新潟

先日買った月刊誌「J’Sサッカー」は、本当に読み応えのある内容でした。って言うかいまだに現在進行形で(他にも雑誌買ってるし読むのに忙しい)、まだ日々楽しんでいます。アルビサポとしては見逃せない記事も満載ですよ。まだ見ていない方は超お薦めですぜ。

そんなこの「J’sサッカー」誌の中で、ほんの小さなランキング記事がボクの目に留まりました。「なんでもランキング40」の中の、「ファウルランキング」です。

ファウル回数ワースト5
1位:矢野貴章 (新潟) 81回
2位:マルキーニョス (鹿島) 79回
3位:谷口博之 (川崎) 65回
4位:近藤祐介 (神戸) 53回
5位:高松大樹 (大分) 52回

被ファウル回数ベスト5
1位:矢野貴章 (新潟) 82回
2位:茂原岳人 (甲府) 71回
3位:フェルナンジーニョ (清水) 68回
4位:ポンテ (浦和) 63回
5位:マルキーニョス (鹿島) 62回
5位:中澤佑二 (横浜M) 62回

「へぇ~意外だなぁ…」っていうのがこの記事を見た時の正直な感想だったのですが、やがて「ちょっと待てよ。これは貴章のプレースタイルに対する大いなる勲章なんではないのかな?」って考えが変わりました。

記事には「熱い男・矢野貴章!ファウルの多さは気性の荒さか!」っていう コメントがありましたが、これはちょっと違うと思います。「貴章」と「気性」をかけたシャレなのかな?

まず、被ファウル回数が多いということは、相手が「ここはファウルをしてでも止めなければ」と判断してファウルをしてくるわけですから、チャンスをメイクしていることの裏返しでもあるのでしょうね。ですから、これはもう間違いなく大勲章です。

ファウルの回数が多いっていうことは、一見すると「ラフプレーが多い選手」っていうイメージだけど、貴章がそういうタイプの選手でないことは明らかです。ということは、「相手のチャンスを潰しにいくために積極的にボールに絡んでいく」っていうことだと判断できます。ですから、これも被ファウルとは違った意味で大勲章なのでしょうね。

そして何よりもすばらしいのは、貴章が「ファウル」と「被ファウル」の両方でJリーグトップという事実です。貴章の他に両方のランキング5に顔を出しているのは、ファウル2位・被ファウル5位の鹿島のマルキーニョスだけです。マルキーニョスが実に魅力的なサッカー選手であることは周知の事実。つまり、この両ランキングでトップをとった貴章は「大きく評価してよい」とボク的に判断しています。アグレッシブにボールに絡んでいく選手としての勲章なのですよね。

このランキング特集。結構面白かったです。マルシオ、千代反田、北野なんかも渋いところで上位にランキングされていたりして、「よしよし」と満足している八百政でありました。

他にもアルビ系の記事がたくさんある今月号の「J’sサッカー」、680円は安いですよ。皆さんもぜひお買い求めください。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の「サカダイ」は喜多です!

2007年10月11日 | アルビレックス新潟

今週発売の「サカマガ」と「サカダイ」。今朝はあまり時間がなく、コンビニでチャチャチャと両誌をめくり、迷わず「サカダイ」を購入しました。だって「日本屈指のFW陣が激白」っていう特集記事に、貴章が特集されているんですからね。大久保、寿人、坂田、そして貴章ですよ。(やーい!巻も播戸も我那覇もいねぇーぞー!)

確かに貴章の記事に惹かれて買った今週の「サカダイ」ですが、今日の八百政「一押しの記事」は、貴章の記事ではありません。

Jリーガー・インサイドストーリー

喜多 靖(ザスパ草津/DF)

もう一度、挑む夢

いやぁ~感動的でしたよ。昨シーズン10月に左膝半月板損傷のケガをして11月に手術。その1週間後に新潟から解雇通知。トライアウトも受けられない状態で、4月に再手術。8月には横浜FCのキャンプに自費参加。そして9月12日。選手登録期限の実質的な最終日に、ザスパとの契約を交わすことができたのだそうです。

度重なるケガで引退さえも覚悟した男が
”基本給0円”の契約で再びJの扉を叩く

磐田、新潟などで10年間プレーした男が、
すべてのプライドを捨てて再起を誓う

なんか記事を読んでいて、涙が出てきましたよ。スポ根ドラマの一場面を見ているような臨調感を感じました。

手寮の一室で喜多と向かい合った植木監督は、
苦しいチーム事情を説明した上で、こう尋ねたという。
「それでも本当にサッカーをやりたいか?」
喜多は即座に答えた。
「やりたいです」

喜多靖選手。あの「モーゼの十戒」と言われたミドルシュートは、今でも僕たちの目に焼き付いています。そして「いてまえ~やすし~」の応援歌。CDでは何度も聞いたけど、残念ながらボク自身はビッグスワンで歌うことはありませんでした(実際にはあったのかな?)。しかし、喜多靖というプレーヤーがアルビレックスにいたことをボクは絶対に忘れないし、「敷島まで応援に行くか?」と尋ねられるとちょっと自信はないけど、「草津で喜多は頑張っているかな?」とサッカー雑誌やスポーツ新聞で気にかけていくことは間違いないと思っています。

この記事、きっとみんな読んだら感動するよ。今週号の「サッカーダイジェスト」、どうぞ書店かコンビニでお求めください。

ご購入いただけると、こんなステキな記事ももれなく読むことができます。貴章のインタビューってことでもちろん永久保存版です。貴章って頭のいい性格のいい青年だってことがインタビュー記事から伝わってきますね。それにひきかえって言ったらなんだけど、大久保のインタビュー内容なんてすごく野性的っていうか本能のおもむくままって感じですよね。でも、もしかしたらサッカー選手としては大久保タイプの方が魅力的なのなって思ったりもします。サッカーは難しいな。

そうそう、大宮戦のゲームレポートやアルビのチームレポート「得点力不足は改善されるか!?」っていう特集記事もおもしろかったです。さすがプロのサッカー記者は目のつけどころがいいですね。感心してしまいました。ベストイレブンには千代タンが6回目の選出でした。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深井応援団ほか~大宮戦外伝~

2007年10月10日 | アルビレックス新潟

今日はもう週の真ん中の水曜日だし、いつまでも先週土曜日の「劇的なロスタイムの大宮戦」を引っ張るのもなんなんで(きっともう1回くらい「サカマガ」か「サカダイ」でネタにするけどね)、今日は「大宮戦外伝」ということで、あの日の小ネタをいろいろと書きたいと思います。

その1:深井応援団

まずは昨日のコメントでコジコジさんからも指摘があった、「深井応援団」の皆さんの話題です。深井選手の先発出場を知ってか知らずか、今日の冒頭の画像のように「深井正樹」の小旗を持った応援団が、深井の出身地である山梨県増穂町からビッグスワンに来てくださいました。皆さんおそろいの赤いTシャツ(もしかして鹿島カラーかな?)を着て、一生懸命に応援していらっしゃいました。

先発出場で前半の45分間を精一杯闘った深井選手でしたが、残念ながら得点はならず。後半開始と同時にエジと交代でした。ですが、ボールに対する執着心はすばらしく、とてもいい動きをしていたと思うし、チャンスメイクもしていました。この人のバネはホントにすばらしいですよね。まさに「和製マラドーナ」って感じです。ただ残念なのは上背が足りないこと。空中戦では勝ち目はありません。

深井選手は鹿島から1年の期限付きで新潟に移籍してきたわけですが、来季いったいどうなるのでしょう?鹿島に帰るのか、新潟に完全移籍か、選択肢の中には地元のヴァンフォーレもあるかもしれませんね。いずれにしても、新潟でもう一暴れしてほしいです。

その2:若杉さんのサッカー講座

話が前後しますが、今回も僕ら夫婦はゲーム前の「サッカー講座」に参加しました(写真は今回のではありません)。僕らにとって5回目のサッカー講座、今回の講師は若杉さんでした。若杉さんの講座は僕らは3回目の参加です。毎回思うのですが、若杉さんの話は面白いです。そしてわかりやすいです。今回は「アルゼンチンの若手育成」というテーマで、映像をふんだんに使いながら、「日本人とアルゼンチン人の文化の違い」や「狩猟民族と農耕民族のDNAの違い」などを言及しながら、アルゼンチンの若手がいかに貪欲にサッカーに取り組んでいるかということを、説明してくださいました。

時には、アルビレックスの選手の時間の使い方やお金の使い方に対しての苦言もありました。また、「貴章がいかに素晴らしい選手として成長してきているか」についてもお話ししてくださり嬉しかったです。今回はちょっと参加人数が少なかったけど、とても面白く、「また参加したいなぁ」と思いました。

その3:スマイリーズのツインドラム(ソロ)に感動!

大宮戦のゲーム前に、『内野小学校ブラスバンド THEスマイリーズ』の演奏がありました。

「小学生の金管バンドか」と軽い気持ちでみていたのですが、「この小学生たち、とんでもない人たちだ」ということがわかりました。スイングしてましたよ。「スイングチルドレン」であります。凄く上手く、そしてかっこよかったです。特に2人のドラムソロ(あれ?2人でもソロって言う?)は最高でした。今度全国大会をかけてコンクールに出場するそうですが、ぜひ頑張ってほしいです。

その4:ついに慶治がビッグスワンに帰ってきた!

慶治のメンバー入りは前節からだけど、ビッグスワンへの登場は本当に久しぶりです。リザーブの選手紹介の時に、G裏からも大きな拍手が湧きました。

ウッチーと永田が次々とケガで離脱し、千葉が何だかわけのわからない疑惑で出場自粛。DF陣がやや心配な(本当は随分心配な)現在のアルビ。ヒロシや光ももちろん頑張っているけれど、ここに慶治が帰ってきたのは嬉しいですね。今はまだ交代のチャンスはないけれど、必ず慶治の力が必要になる時がやってきます。アルビにとって「頼もしい助っ人が帰ってきた!」って感じですね。

その5:キリンのぬいぐるみ発見!

このぬいぐるみを発見した時には、「わが同志!」って声をかけたくなりましたね。「この思い、貴章に届け!」って感じですね。キリン仲間として、仲良くさせていただきたいなって思います。そうそう、ジュビロ戦の時には、浜町から「矢野貴章君を応援する会」の皆さんが、キリンTシャツを着て大勢いらっしゃるようです。ここでも「キリンネットワーク」ができたらいいな…って思っております。

その6:今季も素敵です!アルビチアリーダーズ!

まずはお父さんたちを少し楽しませちゃいましょうかね。

いや~今季のメンバーも、皆さん可愛らしくて素敵です。アウェイに行くと、「アルビにはチアリーダーズがいていいなぁ」と実感しますね。踊りもカッコイイし、笑顔も素敵だし、おじさんとしては言うことありませんな。

皆さん、このゲーフラの画像がわかりますか?実はこのゲーフラ、チアの「長澤由美さん」のゲーフラなんですよ。チアの皆さんがダンスパフォーマンスをしたり、G裏で応援したりしている時に掲げられていました。画像にはありませんが、「石田良美さん」の全身が描かれた『のぼり』も僕らの席の左前前方に掲げられていました。

それにしても、「選手だけでなくチアも応援しよう」っていう気持ちがすばらしいですね。このゲーフラを見ながら女房と「今度ジェルソンコーチやフラビオコーチのゲーフラが登場するかもね」などと笑いながら話しておりました。いやいや、笑い事ではない。十分可能性ありですね。ボクは MCの森下君のゲーフラ作ろうかな。ローソンマンのゲーフラとか、中野社長とかのゲーフラがG裏に立ったら面白いでしょうね。

以上、大宮戦の6つの外伝をお届けしました!

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この流し目、だぁ~れだ?

2007年10月09日 | アルビレックス新潟

おっほぉ~!アルビサポの女性陣のハートをくすぐる、この涼しい流し目。

だぁ~れだ?

ヒントはこの鼻の左側にあるホクロですね。美化120%って感じ(叱られるかな?)のこの新キャラクター。ゲーム前に流れる選手の3Dアニメの新作で、今回の大宮戦の前に披露されました。黒豹・エジ、地球を回る・貴章、コンダクター・シルビーニョ、ちょっとお出かけ中・慎吾、怪物と闘うアトム・亜土夢、ゴールを守る北野、闘牛士・マルシオ、燃える男・坂本隊長、壁男・千代反田…今まで登場してきたアルビアニメの登場人物に新しいキャラクターの登場です。

わけのわからん異星人(ん?ソラリゼーションマン?)と闘い、

華麗にかつ泥臭くボールをクリア。

そうです。アルビレックスが誇る守備の要「ツインタワー充」またの名を「ダブルみっちゃんず」を、千代反田充と共に担っている男。永田充選手であります。

いや~大宮戦の劇的勝利の影でほとんど話題にはのぼっていない(って言うか忘れ去れてる)んだけど、ここで満を持して登場した永田キャラですが、残念ながら当の本人はケガで離脱中でありました。

貴章と共に柏からやってきた男。若干20歳でA代表のユニフォームを着た男。アルビ初のA代表選手になるか?と言われた男。ケガで昨シーズンを(噂では一昨シーズンも?)棒に振った男。今季開始前の奉納絵馬に願い事「ケガをしない」と書いた男。今季、千代タンと共にゴール前を鉄壁の守りで支えた男。この時期にまたケガをし、戦線を離脱している男。

まぁ、いろいろあるけど永田選手は魅力いっぱいのDFなんであります。背番号11をめがけたロングフィードも、今シーズンもっともっと見たいですね。早くケガを治して元気な姿をサポーターに見せてほしいと思います。

ガンバレ!永田充選手!俺たちは待ってるぜ!

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなの心がひとつに

2007年10月08日 | アルビレックス新潟

今日の画像は、サポ仲間のMさん(週アル常連)が大宮戦に向けて「気合い入れて作ってきましたよ!」という新ゲーフラであります。ゲーム前のオーロラビジョンにも映し出されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

苦しいときこそ
    
みんなが一つに
    
なれるとき

Mさんの願いが込められたこの新ゲーフラ。6つのハートの中には「12」のサポーターズナンバーが書き込まれ、さらにそれぞれのハートがしっかりと繋がれています。またゲーフラの各辺の中央には「N」「W」「E」「S」のスタンド各エリアを表すアルファベットが。「ゴール裏だけでなく、スタジアムすべてのエリアのサポーターの心を一つにして、苦しい時だからこそ選手を必死に応援しよう!」という、Mさんの熱い願いがこのゲーフラには込められています。いいね、このゲーフラ。選手に対してだけでなく、僕らサポーターに向けたメッセージ入りのゲーフラっていうのは、もしかして初めてなんでは?Mさん、グッジョブ

ホームで3連敗。リーグ戦ではチーム最多タイの4連敗。離脱者も多く、チームは勝てない日々が続きました。状態が悪い時の組織っていうのは、それまで多少我慢していた部分が一気にほころび出てくるものです。チームの不振に対する鬱憤やストレスが、不平や不満となって表出してきます。アルビサポも例外ではなく、やれ「水をまくのがどうのこうの」とか「ブーブーラッパがどうのこうの」とか「それが原因で殴った殴られた」とか、ボクは詳しくは知らないけど、ネット上でもさまざまな意見交換(や鬱憤晴らし)が行われていたようです。

今回の大宮戦。キックオフ前のG裏で、ボクは2人のアルビ要人の姿を目撃しています。1人は中野社長。N席抽選の方針変更の説明時にも自ら登場し、サポーターに向かって20分も語りかけたという中野社長。今回の前述した一連の出来事に関しては、社長の所にもメールが相当送られているらしいです。社長自らゴール裏の様子を視察するその姿に、組織のトップとしての責任感を垣間見ました。さらにもう1人、キックオフ直前に僕がトイレに行った時にすれ違ったのは、間違いなく池田弘会長でした。池田会長、中野社長という組織のトップ2人が、自ら足を運んでゴール裏に飛び込んでくるその姿勢。素晴らしいと思いました。

残念ながら大宮戦の観客数は4万人には届かず、38507人でした。しかし、G裏の応援ムードは(特に僕たちの周りは)最初から最後まで熱気に溢れていました。そして、劇的なエジのロスタイムのゴール。涙と鼻水まみれになって泣き笑いしながら、あたりかまわずのハイタッチ。鈴木監督がインタビュー「最後はサポーターの声援があって、得点できた。選手も声援に応えようと頑張った。」と答えている通り、僕らとしても「必死の応援が最後の場面の演出に一役買うことができたかな?」とある意味で自己満足もしています。

こういうゲームですから、ホイッスルが鳴った直後に席を立って帰路につく人などG裏にはほとんどおらず、ゲーム後の選手挨拶を拍手と大歓声で迎えました(鼻水と涙まみれの絶叫とともにね)。しかもそれはゴール裏だけでなく、メインでもバックでも同様の光景が見られました。「勝利ゲームの感動と興奮は、駐車場の渋滞に勝る」ということが実証されたわけです。

ゲーム後のショップも大繁盛でしたよね。僕らも勝利記念グッズを購入したしました。またカナールを始め、いたるところで祝勝会がおこなわれ、ゲーム後もアルビ談義で大いに盛り上がるサポーターはそれこそ相当な数だっただろうと思います。わが家も帰りのスーパーで、発泡酒ではなくビールを購入。ちょっと贅沢なおつまみも買い込んで、自宅のキッチンでテレビ録画のゲームを見ながら祝勝会でした。アルビの勝利は、間違いなく新潟の経済効果を高めています。

Mさんのゲーフラ「苦しいときこそ  みんなが一つに  なれるとき」は、ここでまさに現実のものとなりました。「苦しさ」があるからこそ「勝利の感動」が大きくなり、「みんなの心が一つになった感激」を味わうことができるのだろうと思います。こんな経験をしちゃったら、もうアルビレックスから離れることなどできやしません。アル中人生は永遠に続いていくのであります。

  ふっふっふ…シセ  

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA全農サンクスデーの大宮戦

2007年10月07日 | アルビレックス新潟

アルビサポの皆さん、秋晴れ晴天の3連休の中日を心穏やかに過ごされたモノと拝察いたします。スカパーや地上波で、もう一度ゲームを見て再度興奮した方も多いのではないでしょうか?

「ヒロシのループシュートは惜しかったな」とか「隊長の振り向きざまシュートは浦和戦の亜土夢みたいだったな」とか「深井がコーナー附近でボールを奪い取ったシーンは涙が出るな」とか「貴章はホントに進化しつつあるな」とか「勲のあのミドルが決まりだしたら代表入りだな」とか「シルビは本来の動きが戻ってきたな」とか…ね。

もっとも「小林大悟のヘディングがポストに当たって助かった」とか「その前にどフリーの選手を作っちゃダメだよ」とか「どひゃーなんだあの大宮のオーバーヘッドは?」とか、ヒヤヒヤした場面もリピートされたわけですから、いろんなところで書かれているように「決してアルビの闘いはほめられたモノではない」というのも事実です。

でもやっぱり「勝利は何よりの妙薬」であります。エジのゴールシーン、歓喜の選手たち、興奮するサポーター席などを何度も再生して見るにつけ、胸一杯、身体いっぱいの幸福感を満喫しております。

さてさて、昨日の大宮戦は「JA全農サンクスデー」でありました。スタジアムを訪れた人につきたての餅や果物(無花果?)が無料で配られたり(僕らは「サッカー講座」に出席していたので、それが終わってからEゲート前に行ったら長蛇の列だったので、別の選択をしました)、野菜の即売会をやったりしておりました。こういう企画はいいですよね。そして何よりもすばらしいのがこれであります。

入り口のゲートでマッチーでプログラムとともに配られたのは「おにぎり」であります。冒頭の写真にもありますように、「新潟産コシヒカリを使ったおにぎり」3万個が配られました。気温も下がってきたので大英断をしたのでしょう。おにぎりの中身は「生たらこ」ですよ、奥さん。

いや~この「生たらこ」の無料配布のおにぎりが、美味しいの美味しくないのって、どっちだと思う?もちろん「バカウマ」ですよ。「あぁ日本人に生まれてきてヨカッタ」って実感できるほどの美味でした。販売元はLAWSON、さすがスポンサー同士の連携はバッチリですね。ただ、おにぎりの製造元の住所が「福島県」だったのはご愛敬でしたけどね。

この「おにぎり」が大宮サポにも配られたというのが、ボクはとてもいいことだと思います。遠くから(まぁ大宮は一番近いチームだけど)わざわざアウェイに来てくれるサポに、「新潟の味」をプレゼントするとは粋なはからいです。ボクが大宮サポなら感激しますね。以前にアウェイの京都(西京極)に行った時だったかな?バナナをもらったことがあるんですよ。とても嬉しかった記憶があります。こういうサービスをどんどんして、他サポをビッグスワンに来させる作戦もとてもいいと思います。

ゲーム前のセレモニーでは全農JAの男女お二人が登場し、ローソンマンとは一味違ったパフォーマンス(って言うかメッセージ)を披露しました。特に女性の方が優しい口調で大宮サポに向けたメッセージ、ボクはとてもよかったと思います(確か「新潟のお米をよろしくね」って感じだったと思う)。

そうそう、全農JAから両チームと審判団に新米をプレゼントしたのもナイスな企画でした。僕らゴール裏では「審判団も賄賂の米を受け取ったんだから、その分アルビに甘い判定しろよ!」なんて冗談も飛び出していましたが、もちろん審判団は公平なジャッジをしてくれたと確信していますよ(笑)。

そういうわけで、昨日はスポンサーの全農JAからMOMのエジに「コシヒカリの新米」がプレゼントされたというわけです。

エジも嬉しそうでしたね。美味しい新潟のお米をたくさん食べて、パワーをつけて(ただし体重はこれ以上増やさないようにね)、ゴールを量産してほしいと思います。JAもエジとコマーシャル契約を結んだらどうですかね?テレビでエジが新潟米のコマーシャルをするなんて、いかにも新潟らしくていいんじゃないでしょうか?

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感激!号泣のロスタイム!大宮に劇的勝利!

2007年10月06日 | アルビレックス新潟

いやぁ~皆さん、おめでとうございました。最後は数的有利に立ちながらも、決定機を生かせずに後半ロスタイムに突入。「あ~今日も勝ちきれないのか…」「大宮のカウンターだけは気をつけろよ」と、正直なところ負けが続いているものですから、「勝ち点1でもいいから」などと弱気虫が心の中で蠢き始めている時でした。すでに後半ロスタイムの3分も2分半以上過ぎていました。

光からゴール前のシルビーニョへ。シルビーニョがゴール前で競り合いながらバックパスでボールを貴章へ。貴章が相手DFともつれているスキにエジミウソンがゴール右隅にシュートです。決まりました!

 

ゴール裏に走り込んでくるエジ、そして選手たち。途中交代した坂本や寺川もゴール裏に駆けつけます。僕らサポは歓喜の坩堝、感動の号泣、感激の抱擁。まさに興奮の嵐です。

そして、その直後にホイッスルが鳴り響きました。ゲームセットです。サッカーって何が起こるかわかりませんね。本当に劇的な、感動的な今日のゲームでした。八百政も八百妻も年のせいで涙腺が弱っておりますので、もう涙が止まりません。涙と鼻水を流しながらの感動のゲームフィナーレでした。

千葉の体調不良によるメンバーからの離脱(後述:ありゃまぁこんな事情があったのね。ビックリですわ)、深井の先発、後半からのエジの投入。苦しいゲームでした。さっき自宅に戻ってきて、祝杯をあげながら録画しておいたゲームを見ました。(飲みすぎてちょっとラリパッパであります)

深井も貴章もヨカッタですね。貴章は代表戦を体験し、まちがいなくたくましくなりました。前半45分間の出場でしたが、深井も十分存在感を示しました。坂本隊長の果敢な攻撃にも、松尾のチャンスメイクも素晴らしかったです。そして最後に決めたのは、やっぱりわれらのエジミウソンでした。商品にもらった新米コシヒカリを食べてますます新潟を好きになり、来季も元気いっぱいでプレーしてくださいね。横浜なんぞに行っちゃダメだよ!

あぁ、これで3連休を気持ちよく過ごせます。皆さん、本当におめでとうございました。ゲーム前後のさまざまなエピソードについては、また明日ね

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優しさはいらない!

2007年10月05日 | アルビレックス新潟

明日はJリーグ28節:大宮戦です。Jリーグ全体とすればなんてことのないゲームかもしれませんが、新潟&大宮にとってはこのゲーム、とんでもなく大きな意味を持つ重大なゲームであります。

まずはわがアルビレックス。チームは4連敗、ホームでも3連敗。マルシオは累積、内田、亜土夢、永田はケガで出場できず。明日負けるようなことになると、初の5連敗、ホーム4連敗というワースト記録を作ってしまいます。とにかく、アルビレックスにとってこの大宮戦は絶対に負けられない一戦なのです。しかしまぁ。こんな状態ながら、勝ち点41で順位7位をキープしているなんて立派です。前半の貯金が生きているってことですよね。でもね、もう負けは絶対に許されません。なんとしてもここから盛り上げていかねばならないところです。

一方の大宮アルディージャ。勝ち点24で、現在の順位は降格圏内当確の17位。得点18はアルビの半分以下で最下位の横浜FCとたった1点差の17位ながら、失点35はアルビの38を上回りリーグ7位。典型的な堅守カウンター狙いのチームであります。なんとしても降格圏から脱出したい大宮は、このアルビレックス戦は絶対に負けられない一戦なのです。

アルビ対大宮のもう一戦は第15節に駒場で行われ、2-1で大宮が勝っています。大宮にとっては1試合に2点以上とったというゲームは、今までに2ゲームしかないのでありまして、その1チームが新潟なのです。特筆すべきは浦和と2戦して負けていないってことですかね(1勝1分)。

さて明日のゲーム、心配していたエジと貴章も出場できそうだし、前節負けたとはいえ浦和戦の気迫溢れるプレーを継続できればアルビ有利であります。もちろん「今日こそホームビッグスワンで勝利だ!」というサポーターの後押しもありますしね。

ただ心配なのは、昨年度に見られた「降格候補チームへ優しいアルビレックス」という悪癖です。昨年J2に降格した京都、福岡、C大阪から1勝もできなかった屈辱を忘れてはなりません。今シーズンは、きっちりと勝ち点を稼ぎたいですね。優しさはいりません。明日はとにかく、自分たちのチームのために大宮を叩くだけです。

八百政的に明日の期待の星は、ズバリ、スタメン(予想)最年長の寺川選手です。前節の浦和戦でもマルシオに代わって十分すぎる働きをし、チームを鼓舞したベテランが、明日もきっとやってくれそうな気がします。今日の画像にあるように、10月のカレンダーのモデルを務める寺川選手。この10月のカレンダーのように、エジとの絶妙の絡みを見せ、明日は大宮に引導を渡してくれそうな予感がします。

「チームのピンチを救うのはベテラン」ていうのが、日本人的にも喜ばれるストーリーです。明日はひとつ、寺川選手の活躍に期待しましょう。響け!ビッグスワンに郷ひろみの「誘われてフラメンコ」!「て~らかわよしと、あ~ぁあ、あん」

では皆さん、明日ビッグスワンで!

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンチキショーとコンノヤロー

2007年10月04日 | アルビレックス新潟

週刊「サッカーダイジェスト」の「スーパーさぶっ劇場」に、今週も貴章が登場していました。先週に引き続いて、中村憲剛シリーズの1コマなんですがね。

「アンチキショー」と「コンノヤロー」っていう貴章と今野に引っかけたダジャレネタなんですけど、中年オヤジとしてはこういうくだらないネタは大好きです。

それよりも何よりも、貴章のキャラが4コママンガに登場するようになったことが、嬉しいですよね。(ちなみに隣の4コママンガには「涙のソリマチン」が出てました)

そのわれらの矢野貴章ですが、昨日の新潟日報「アルビ取材帳」には「矢野のももに軽い張り」という見出しで、練習を途中で引き上げたことが記事になっていました。どうやらたいしたことはなくて、大宮戦には出場できそうだということなんで一安心です。でも、やっぱりエジはダメみたいだし、淳監督の悩みは尽きませんね。

そうそう、この記事の最後に「ファビーニョが家族を連れてクラブハウスに顔を出した」って記事も書いてありました。嬉しいね。ファビーニョが来てくれたことも、こういうことが新聞(新潟日報という地方紙ならではですね)に載ることもね。 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浦和戦で感じたいろいろな思いを今さら考えてみる

2007年10月03日 | アルビレックス新潟

アウェイの埼玉スタジアムで浦和に負けて4連敗。あれから3日が経ちました。今日は水曜だったので、「サカマガ」と「サカダイ」の発売日です。コンビニで立ち読みをして両誌の中身を吟味。結局今週は「サッカーダイジェスト」を購入しました。

「日本サッカーの危機を追求する!!」
「日本サッカー改良計画」

っていう特集記事は読み応えがあって面白かったです。特にガンバの遠藤の巻頭インタビュー、「なるほどね」って思いましたよ。「サカダイ」は表紙も遠藤でしたが、遠藤って、白・黄色のチャンチャンコを着せると鬼太郎ですね。思わず連想して笑っちゃいました。失礼。この特集記事についてはいろいろ考えることもありました。これについてはまたいずれの機会に。

アルビ関係の記事は「サカマガ」「サカダイ」ともに抑え気味でした(負けた週はそんなもんです)。それでも両誌共に貴章のゲームフォトが大きく扱われ、「さすが代表は違うわい」とほくそ笑んでいた八百政であります。

でも、嬉しかったのは今日の画像ですね。これは「サカダイ」のほんの片隅に使われていた画像(114ページの片隅)なんですが、千葉がワシントンをマークしている画像です。この写真を見ながら、浦和戦で感じたいろいろなことを思い出したので、きょうはそのことを少し書き留めておきたいと思います。

浦和戦は負けたしチーム4連敗。当然悔しさはものすごいモノがあり、地団駄踏んだわけなんだけど、なんか妙な満足感っていうか誇らしいっていうか、変な自己満足みたいな感情を覚えたんですよ。それは何でなんだろうな?っていうところなんです。今日のエントリーの内容は。

・千葉が鉄人ワシントンを完璧に押さえ込んだこと。
・北野が魂のこもったプレーでファインセーブを連発したこと。
・千代反田が何度も何度もゴール前でボールをクリアしてピンチを救ったこと。
・ヒロシが闘莉王に文句言われたけどサラリと受け流したこと。
・貴章が前戦でしつこい守備をして浦和から嫌がられていたこと。
・闘莉王が前戦に上がってきたけど仕事をさせなかったこと。
・「へっ?阿部はどこにいるの?」って思ったこと。
・「へっ?鈴木啓太って目立たないじゃん」って思ったこと。
・アウェイでも浦和といい勝負できるじゃんって思ったこと。
・ずぶ濡れになっても大声で応援している自分やまわりのサポを誇らしく思ったこと。
・「浦和に負けて悔しい」って本気で思っている自分の姿が嬉しく誇らしいこと。
・「浦和にもアウェイだろうと勝てそうだ」って本気で思ったこと。
・ゴール裏は半分しか入れてもらえなかったけど「ギッシリだった」こと。
・「浦和とは違う新潟のサッカー文化(サポーター気質)」を誇りに思ったこと。
・でもやっぱり浦和に負けて「今はまだ浦和が上だ」って思い知らされたこと。
・でも「来年は絶対にここ(埼玉スタ)で浦和に勝つぞ」って現実味を帯びて決意したこと。

まぁ、何だかんだといろいろ感じたわけなんであります。そういうことが総合されて、「負けたけど(しかも4連敗)ある程度の満足感のあるゲーム」だと感じたんだと思います。来年か、何年後かはわからないけど、アルビが埼玉スタジアムで浦和を破って赤い服を着たレッズサポに地団駄踏ませたり、J1優勝をなし遂げたりした時、おそらく間違いなく今回の浦和戦のことを、八百政は思い出すだろうなと確信しています。

今に見てろよ!

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アウェイ観戦の心地のよさ

2007年10月02日 | アルビレックス新潟

今日も仕事の取引先で、所長に言われました。

「八百政さん、アルビ残念だったね。4連敗だって?調子よかったのにねぇ。あれ?まさか埼玉スタジアムに行ってたの?土砂降りの雨の中?お疲れ様。好きだねぇ。いやぁ~せっかく応援に行ったのにねぇ、負けちゃって。八百政さん行ってるかなぁって噂してたんですよ。そうですか、やっぱり。わっはっは。4連敗でそろそろアルビも勝ちそうだよね。大宮戦はビッグスワンに行こうかってうちの会社のメンバーとも言ってたんですよ。」

こういう時に、真面目に「あんたねぇ、サポーターってのは…」などと説教しても始まりませんから、八百政は軽く左から右に受け流して、ムーディー勝山であります。愛想笑いも仕事のうちでありますからね。

今回の浦和戦の帰りのバス車中で女房とも話していたのですが、最近アウェイ観戦時に僕ら夫婦はとても精神的に落ち着きます。変な言い方ですが(仮に負けたとしてもいいゲームだったならば)ストレスが溜まりません。別にビッグスワンが嫌ということではないんです。ホーム・ビッグスワンの魅力は何にも代えがたいことはまさしく事実なんです。でも、アウェイに行った時のバスの中とか、ゴール裏とか、とても居心地がいいんですよ。

僕らはアウェイ観戦のほとんどは新潟交通「くれよん」のバスツアーで出かけます。今回もそうでした。何度も「くれよん」を利用しますから、おのずとツアー参加者に顔見知りも増えます。積極的に話しかけたりするわけじゃないけど、「おっあのカップル、今回も来てるな」とか「いつもJAPANの青ユニ着てるお兄さん、今回もいるぞ」とか「今回はいつものおじさん3人組は2人しかいないぞ」とか、目に付く固定メンバーも増えてきました。僕らも「あの中年(ん?初老か?)カップル、また来てるな」とかって思われてるかもね。

今回のバスツアーでは、僕らの後ろに男女合わせて4人ほどのグループが乗っていました。この人たち、ちょっと見た目は「農協ツアー」って感じのご年配のグループでした。でも、ツアーバスの中って、「アルビが好き」「アウェイまでアルビの観戦に行く」っていうオーラの出ている人たちばかりですから、言葉を交わさなくても「心で通じ合っている」っていう安心感があります。件の「農協ツアー」風の皆さんも、別に会話に聞き耳を立ててたわけではありませんが、いい感じで「アルビ好き」を感じさせてくれました。

「いい感じ」なのはバスの中だけではありません。アウェイスタジアムのG裏のムードって、ビッグスワンとはまた違うムードがあります。僕らはビッグスワンではG裏真後ろのポジションなんてとても行けないけど、アウェイではそれも可能です。何よりも皆さん、応援への気合いの入り方が違います。「俺たちは遠くからかけつけて今ここにいる」っていう自信と誇りとこだわりをみんながもっています。応援の声はでかいし、拍手は大きいし、ヤジもため息も少ないですよね。逆に選手へのかけ声は多いです。どしゃ降りでもずぶ濡れになって必死で応援してましたモノね。こんな魂を鼓舞するようなダンマクも出ましたしね。

「ビッグスワンでもG裏全体がこうだといいのにね」と、帰りのバスの中で女房としみじみと話をしたしだいです。

そこでもう一度冷静に、「ビッグスワンのG裏とアウェイG裏の違い」についてその原因を考えてみました。そして、ある一つの結論(全体の中では、ほんの小さな結論の中の1つだと思います)に行きつきました。

それは「子ども」の存在です。

ビッグスワンのG裏には、多くの親子サポがいます。しかし、子どもの中には、アルビのゲームが始まっても、ずっと座席に腰掛けて電子ゲームをしたりマンガを読んだりしている子どもが少なからずいます。もちろん、一生懸命に応援している子どもたちもいますけどね。みんなで立ち上がって拍手や声援を送っているG裏で、隣の親は一生懸命応援しているのですが、子どもたちが退屈そうに嫌そうにしている姿って、結構あるように思えます。ボクなんか「こらぁ!ここに来たらしっかり応援しろ!」って言いたい気持ちはヤマヤマなんですが、「まぁそこまで言わなくてもいいか」「大人の中にもあまり褒められない態度の人もいるしな」などという感じで黙っています。(ホントはこういう傍観者的な大人も悪いんだろうな)

翻ってアウェイ観戦ではどうでしょう。バスツアーにももちろん子どもは参加しています。G裏にももちろん子どもはいます。ですが、アウェイに来る子どもたちにはゲームやマンガに夢中の子は(少なくともゲーム中には)いません。アウェイにはそれなりに覚悟のある子どもたちが、親などの大人に「僕も連れてって」と頼んで参加しているのでしょうね。大人たちも、ホームなら気軽に連れていく子どもも、さすがにアウェイには気軽に連れて行くというわけにはいかないのでしょうね。拘束される時間はホームの比ではありませんからね。それが「子どもサポのアウェイでの質的向上」につながっているのだと思います。

ただね、これは難しい問題ですよ。すべての大人サポが自分の子どもに対して、「G裏っていうのは必死で応援する場所なんだ」って教えることができればいいんでしょうけどね。昨今の教育現場をめぐるさまざまな問題や実態を見聞きするにつけ、「難しいだろうなぁ」と思います。

まぁ、いずれにしても「アウェイのG裏」には、「非常に上質な空間」ができあがっているのは確かであり、仮に負けたとしても、ずぶ濡れになったとしても、選手のプレーが魂のこもったモノであれば、満足感を得ることができるのだということなのであります。

さてさて、今季の残りのアウェイ戦はすべて関東圏であります。これはもうアウェイ観戦の絶好のチャンスなんですよ。当初八百政は、今回の浦和戦が今季のアウェイ観戦最終戦の予定だったんですが、現在、「なんとかあと1回アウェイ観戦を」ともくろみ、画策中であります。

そうだ!アウェイに行こう!

コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする