S アヴェニュー以北の空き地は、水源と言える小さなクリークが何マイルか離れたところにあり、それしかない。つまりここに何百もの大規模な住宅地を作るには、生活用水も含める水が不足することになる。この計画地の東には低めの丘陵地に作った住宅地がすでにあるが、そこはすでに15年前から井戸が枯渇し、引越しを余儀なくされた家族が少なくない。
日本のことなのに、まるで2003年の映画Lost In Translationのような気持ちになった。この映画の題名は、異なる言語(あるいは文化とも取れる)と言語がいかに上手に訳されても、意図することがきちんと伝わらなかったり、小さなズレが生じたり、100%であるべきが、95%ほど、と言う感じのことを言う。同じ言語でもそう言うことは起こりうるのだろう。
Lost In Translation(否、ここではLost In Transformers,であろうか)を極力避けたいならば、やはり他言語に精通することなのかもしれない。ニコラスはスエーデン語の他に英語は勿論、フィンランド語、ドイツ語などもよく知っているようである。南スエーデンに住むこの少年は、日本や日本の文化へも興味を広げていた。
CreditOtto Sarony/New York Public Library, via Associated Press
オスカー・ワイルド
雑草とは何か?その美点がまだ発見されていない植物である。
ラルフ・ウォルド・エマーソン
http://pastispresent.org
ラルフ・ウォルド・エマーソン
そしてこれはおまけ。末娘の部屋のドア後ろの姿見に今でも貼ってある言葉。一つは、”A lady isn't what she wears but what she knows." (淑女というのは、何を着ているかではなく、何を知っているかである。)と ”Magnify your mission by being a good example!" (良いお手本によってあなたの使命を拡げる!)である。そう、かなりオタクな末娘である。