ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

Halloween 2019

2019-10-31 | アメリカ事情

                                 

 

 

 

 

今年のオフィスのハロウィーンは、扮装ではなく、手毬サイズのちいさなパンプキンを如何にしてハロウィーン的に飾り付けるかというコンピティションをした。以下が力作の数々。この他にもたくさんあるが、以下作品が人気の飾りである。最初の三作品をご覧になって、何を表しているかすぐおわかりかもしれない。

 

 

     

 

映画 Hocus Pocus(1993)邦題:ホーカス・ポーカスのサンダーソン三姉妹 第一位

メキシコの誇る画家フリーダ・カーロのUnibrowユニブラウ=一続きの眉毛だけでフリーダとわかる 第三位

スティヴン・キングの「IT」のペニーワイズというピエロの女の子版-もっと恐ろしさが。。。 第二位

各三名はギフトカードを贈呈された。

 

    

 

 胴体がパンプキンのキツネとその隣はラインストーンで飾ったファンシーなパンプキン

ステンシルで飾ったものは、私のお好み

その他大勢のパンプキンたち―私の作品は包帯を糊を解いた水に浸してパンプキンに巻き付けたミイラパンプキン(手抜きで簡単!)

 

 

このコンピティションの結果は後日判明する。一等賞の賞品は果たして? 赤字で上記に。

 

 

Have a Happy Halloween!

 

 

 

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孫から見たおばあちゃんは

2019-10-29 | 人間考察

saga.co.uk

 

 

 

下は大方の孫と呼ばれる子供たちのおばあちゃんについての意見です。


おばあちゃんは自分の子供がいない女の人なので、他の人の小さな女の子が好きです。おじいちゃんは男のおばあちゃんです。おじいちゃんは男の子たちと散歩に出かけ、彼らに釣りやトラクターについて話します。


おばあちゃんは何かする必要がなく、ただここに居さえすればいいのです。おばあちゃんは年を取っているので、遊びに夢中になったり、走ってはなりません。おばあちゃんはわたしたちを空想の馬がいる市場までたくさんの10セント硬貨を用意してドライブして連れて行ってくれるだけで十分です。そして、おばあちゃんが私たちを散歩に連れて行った場合、きれいな葉や毛虫に出会うと、ゆっくりと歩くようにするんです。


おばあちゃんは「急いで!」とは言いません。

 


おばあちゃんは大抵は太っていますが、子供の靴を結ぶには太りすぎてません。

 


私たち以外のひとといる時は、コンピューターを使ったり、ヴィデオゲームで遊ばない方がいいです。おばあちゃんは賢くなくてもよく、犬が猫を嫌う理由などの質問に答えてくれればいいです。


理解するのがむずかしいので、訪問客のように赤ちゃん言葉を使いません。おばあちゃんは、私たちに本を読んでくれる時、話を飛ばしたりせず、そして同じ話をまたすることを気にしません。


特にテレビがない場合は、おばあちゃんが十分に時間(暇)を持っている唯一の大人なので、誰でも一人はおばあちゃんを持つべきです。


#7 坊や、あなたもそう思う?





 

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秋雲に想う

2019-10-27 | わたしの好きなもの

 自宅からすぐ近くにあるいつも歩くトレイルで。ここには大きな空がある。

 

 

 

 

スコットランド人に長い間愛されるスコットランドの国民的詩人Robert Burnsロバート・バーンズは、先回書いたようにスコットランドの非公式国家とも呼ばれる邦題にして「蛍の光」(Auld Lang Syneの歌詞を書いた。彼はその他にも日本人に耳慣れたスコットランド民謡に歌詞を付けた。その中で日本でも親しまれているのが、「故郷の空」のメロディを使った歌だが、敬虔なプレスビタリアン(長老派教会会員)であった父親の息子とは思えないほど、バーンズはこの曲にあからさまな、露骨ともいえる歌詞をつけて俗謡とし、それはとても人前で、家族で、そして子供に歌える歌詞ではない。私としては日本の大和田健樹氏作詞の「故郷の空」をはるかに好む。


夕空はれて 秋風吹き

月影落ちて 鈴虫鳴く

思えば遠し 故郷の空

ああ わが父母 いかにおわす


澄みゆく水に 秋萩垂れ

玉なす露は 芒(すすき)に満つ

思えば似たり 故郷の野辺

ああ わが兄弟 たれと遊ぶ


高く澄んだ秋空を見上げると、夕暮れでも夜でもなくとも、こうした感情は湧いてくる。父母はすでに亡いが、遠く過ぎ去った昔をなつかしく思い出す。毎週トレイルに足を運び4,5マイル歩くとき、あるいは週日に思いがけなく空が大きいキャンパスを歩くとき、特に秋はそうした思いが忍び寄るものだ。そんなキャンパスの秋の日に写した空の写真をご覧あれ。


Cumulus cloud(積雲)のうろこ雲/羊雲はオフィスの窓からの小さい空一面に。 

 

 

   Mammatus Clouds(乳房雲)は、キャンパスを歩いていてふと見上げた空に。異様さ満載。


 Altocumulus lenticularis cloud 巻雲的なレンズ雲はキャンパスにて。

 

 

 

 

 love様へ:思いがけないお知らせで本当に驚きました。さぞお力落としのことかと思います。慰める言葉も見つかりませんが、心よりお悔やみ申し上げます。この秋の空に貴女様とご家族への思いを託します。



 

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生きている説教

2019-10-25 | 人間考察

vikingword.com

 

 

 

 

 

1953年、シカゴの鉄道駅に記者団が集まり、1952年度のノーベル平和賞受賞者との出会いを待った。


彼は大きな男で、ふさふさした髪と大きな口ひげを生やした背丈が6フィート4インチ(193.04㎝)もあった。


記者たちは彼に会えて光栄だと興奮して口々に言った。 カメラのフラッシュは焚かれ、彼への賛辞があちらこちらから聞こえたが、この訪問者は、その興奮の記者たちの向こうに、二つの大きなスーツケースを運ぶのに苦労しているアフリカ系アメリカ人の年配女性に気付いた。「すみません、ちょっと失礼、」と彼は群衆の中をこの女性のいるプラットホームまで素早く歩いて行った。彼女のケースをひょいと持ち上げて、彼はこの女性をバスの所へ連れて行った。それから待たせ続けた記者たちのもとにもどり謝罪した。


その男は、アフリカの貧しい人々や病気の人々を助けるために自分の人生を投資したあの有名な哲学者、音楽家、医師、宣教師であるアルバート・シュヴァイツァー博士だった。


歓迎委員会のメンバーの一人は記者の一人に「これは私が初めて見る『生きた説教』ですよ」と言った。


男性でも女性でも、人の尺度は、その名前、名声、または何を言うかではなく、何をするかである。


 

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Hunchの不思議

2019-10-23 | 人間性

 flickr.com

 

 

 

 

 

Hunch(ハンチ)とはintuitionと同じ意味があり、勘、予感などの意味がある。「虫の予感」など何か良くないことが起こる前の予感にもhunchを使うが、premonitionと言う単語を用いることも多い。ここではhunchについて、それも良い方の予感についてである。


例えば、幼い頃コロッケが食べたいなあ、と学校でふと思い、帰宅すると母が「今晩はコロッケよ」と言うことがよくあって、何故母は知っていたのだろう、もしかしたら超能力があるのかと嬉しく思ったものだった。姉たちにもそうした傾向があって、時々驚かされる。結婚してからは、夫さえそうである。母は、親子だもの、言われなくてもわかっちゃうのよ、と言っていたが、夫に関しては、血のつながりはもちろんないのに、そのhunchに驚かされることが多い。今朝言付けするのを忘れたのに、その欲しかった物を購入して帰宅、ということがたびたびある。一言も言っていないのに、である。こうした勘がhunchである。


凡人な私のコロッケ以上の例で、非常に偉大なのは、アインシュタインであろうか。宇宙由来の重力波は1916年当時にはその検出する技術もなかったが、一般相対性理論を打ち立てたアインシュタインは、その存在をhunchして提唱していた。その予感は勿論当たり、今日アメリカ国立科学財団がLaser Interferometer Gravitational-Wave Observatory、略してLIGOと呼ばれるレーザー干渉計重力波天文台を設立した所以である。科学者は、おそらくこうしたhunchと真面目に取り組み、考察し、研究していくことにより山中伸也博士や吉野彰氏のような方々が、ノーベル賞受賞者となられるのだろう。


科学者の間だけではなく、この勘・予感はロマンティックな場合にも起こる。たとえば結婚を決定づける時「この人で間違いはない」とか「運命だ」という予感がすることがある。最初の出会いで得ることもある。昔懐かしいアメリカの家庭コメディドラマでBrady Bunch(邦題:ゆかいなブレディ一家)という番組の主題歌にもhunchのはいるフレイズがある。


 The Brady Bunch


Here's the story of a lovely lady   ここに素敵な女性の物語があります
Who was bringing up three very lovely girls   彼女は三人のとても素敵な娘たちを育てていました
All of them had hair of gold, like their mother   彼女たち全員は母親のように金色の髪をして 
The youngest one in curls           末娘は巻き毛でした 
It's the story of a man named Brady   これはブレイディという名前の男の人の物語です
Who was busy with three boys of his own   彼は三人の息子と忙しくしていました
They were four men living all together   四人の男たちで暮らしていましたが
Yet they were all alone     みな寂しく思っていました
Till the one day when the lady met this fellow    ある日この女性がこの男性に会った時
And they knew that it was much more than a hunch   ふたりはそれが単なる予感以上のものだと知っていました
That's this group must somehow form a family   それはこのグループが何とかして家族をなさなくてはということです
That's the way we all became the Brady Bunch    こうして私たち全員がブレイディバンチになったわけです 
The Brady Bunch, the Brady Bunch     ブレイディバンチ、ブレイディバンチ
That's the way we became the Brady Bunch    こうして私たちみんながブレイディバンチになったわけです
 

Songwriters: Frank Devol / Sherwood Schwartz
The Brady Bunch lyrics © Addax Music Co. Inc.

 

 

雪の深くなる州の大学にいた学生時代、いつもルームメイト3~6人と暮らしていたが、彼女たちの誰かが婚約すると、最初にデートした時、「ピンときたの」「この人だ、という予感があったわ」と言っていた。それは日本で言う、つながれた赤い糸のあちら側に行きついたことである。


下のオレゴン州ビーヴァートンのトレイシー・スタウトさんのお話も、素敵なhunchである。


 私は扁桃腺の除去手術のため病院にいました。 私がその頃付き合っていた男の人は、午後5時に仕事が退けてから、私を迎えに病院にくることになっていました。 ところが私は3時15分に早々と退院手続きが済んでしまい、看護師は誰かが私を迎えに来てくれるかどうか尋ねました。 その時、ある思いが私を襲うかのように浮かび、「はい、私の彼氏が。」と笑顔で答えました。 「彼は5時までここに来れませんが、それほど長く待つことはないでしょう。 彼は私を心配して早めにここに来るでしょう。」 案の定、彼は15分後にそこにいました。


統計と確率の基礎があれば、起こりうるかもしれないが、本当は愛があるから、hunchは起こると、限りなくロマンティックなこの楽天家は考える。そして常に他の人を思いやる人間にもやって来るのがhunchなのだとも。


もしあなたにもそういうことがおありでしたら、是非お知らせくださいませ。

 

 

 それでは、おまけをどうぞ。

 

 

 

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