ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

親友な夫

2020-10-02 | 恋愛・結婚

flickr.com

 

 

 

夫とわたしは二人とも同じ裁判所で異なる階に陪審義務を負っていた。 私の階には、最初に裁判所に来ている旨を報告し、陪審員に選ばれなかった後で書類を受け取る部屋がある。 私はその部屋の外の廊下に腰を下ろして待つことにし、そこのエレベータードアが開いたときには携帯電話を見ていた。

エレベーターから出てくる様々な人たちを、ぼんやりとちらりと見上げていたとき、そこに夫を見た。 彼は群衆から離れて、私に向かって歩き、私の隣に座ったとき、彼の顔には最大の笑顔が浮かんでいた。

咄嗟に私は顔を赤らめてしまった。 私たちは突然その場所に二人だけになった。 私の心がこんなに広がるとは。 親友と結婚してこのような瞬間を過ごせるほど幸運であることに、私は感謝の気持ちでいっぱいになった。

午後中わたしは考えていた。 何故あの瞬間が特別なものになったのかその理由を説明することはできないが、一生忘れはしない。

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凍えないでね

2020-10-01 | アメリカ事情 人間性

 

 

 

 

 

北に住む友人が教えてくれた。

「これは私たちの猫ではありません。 私たちは、物置小屋に猫用の出入り口を設置しました。

私たちの新しい隣人は、外が凍えるほど寒いときでさえ、飼い猫を家の中へ入れることはめったにしません。 私たちはその隣人と二度、丁寧にその飼い猫について話をしましたが、隣人は一向に気にもかけませんでした。

だから私たちは隣人の飼い猫がうちの物置小屋に入れるように、壁の下方一部に出入り口を作りました。」

この隣人の猫は、マッチ売りの少女よりも幸せなことである。よかった、よかった。

 

 

 

 

 

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