ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

肌の色?

2021-03-31 | アメリカ事情 人間性

肌の色を見ない人々。

 

 

 

診療所で、母親が書類の必要事項を書き込む作業中、彼女の眠っている赤ちゃんを待合室で一緒になった老人が、抱っこしている写真記事は、人々の心を温めている。人種間の緊張が高まっている中、まさに今アメリカが聞く必要のある話である。

アラバマ州のナターシャ・ウィルソンは、その愛らしい瞬間を写真に収めた。このメッセージと一緒にFacebookに投稿して以来、瞬く間に拡散された。

「今日、私は診療所の待合室にいました。この女性は眠っている赤ちゃんを抱えて歩いてきました。スタッフは受付で彼女に書類を渡して、彼女が待合室に座って書類に記入している間、眠っている赤ちゃんをどうやって抱いていようかと思案していたとき、この男性は部屋の向こう側から、「私が抱いていましょうか?」と声をかけたのだった。

母親は微笑んで、それはとても助かります、と言った。この男性はそれでそばへ行って、この赤ちゃんがまるで彼自身のあかちゃんであるかのように優しく揺り動かしながら抱いた。まさにその光景には心が溶けたことである!!!

人種差別は今日でもアメリカ社会では非常に現実的だが、この男性はその愛情と親切に希望と私が決して忘れない素晴らしいものを与えてくれたのだ!

もしどなたかこの男性をご存知ならば、彼がどんなに素晴らしい人か彼にお伝え願いたい。」

この人種の壁を取り払うという短いがとても温かい話は、今や全国のメディアによって共有されている。

写真の母親は後にジェイド・ウェストと特定された。

「彼が助けたいと思ったという事実に私は安心し、感謝しました。彼は本当に本物のようでした」とウェストはABC局の番組「グッドモーニングアメリカ」に語った。彼女は見知らぬ人が彼女のためにとても親切なことをするだろうと驚いた。

「彼はまるで自分の孫であるかのように私の息子と話していて、まるで生まれた時から息子を知っていたように見えました」と感謝している母親は付け加えた。 「彼はただただ温かなお方でした。」

ウェストは、人々が異なる考え方を持つことは問題ないと述べたが、皆がお互いを気遣うことは、最も重要だと言った。

「肌の色に関係なく、私たちは皆ただの人間であり、お互いを愛することができます!私たち一人一人が自分の役割を果たし、子供たちに肌の色が存在しないに等しいことを教えれば、未来世代は色覚異常になる可能性があると心から信じています。」

ウィルソンにとって、彼女が捉えた事件は、ニュースのインタビューで明らかにしたように、彼女には異人種間の家族がいるため、このちょっとした光景は特に身近なことだった。

「私の子供たちは異人種間に生まれたため、それは私にとって特に感動的でした。特にこの男性は年上の白人で、人種の違いについてまったく考えていなかったので、それは心温まるものでした。まるで彼の赤ちゃんであるかのように、この赤ちゃんをただ愛していました。彼は完全に何色も見ませんでした、そしてそのお母さんも肌の色を見てはいませんでした。」

家族が写真の紳士をジョー・ヒルと認めた後、ウィルソンも彼とつながることができた。

「私はそれがより多くの人々に示され、より多くの人々に希望を与えていると思います」と彼女は写真について言い、「私はただの小さな町の女の子です。 まるで神様が、おっしゃっていらっしゃるようです:『ほら、人々よ、見なさい。あなたがたはお互いを愛することができます。難しいことではありません。』そして、確かに難しいことではありません。」

 

ー参考:Facebook

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ジョナサン・アイザック

2021-03-29 | アメリカ事情 人間性

ジョナサン・アイザック

ジェシー・T. ジャクソンの記事による

 

 

 

フロリダ州オーランドに本拠地を持つ全米プロバスケット協会NBAのチームで、ジョナサン・アイザックは、試合前に行われた国歌を支持するリーグ初のNBAプレーヤーである。一方、他のすべてのプレーヤーとコーチは、昨今の黒人に対する警察の残虐行為に平和的に抗議するために国歌が流されるときは、片膝をついている。

マジックの試合で平均12ポイント以上、30分弱のパワー・フォワードも、試合前のウォーム・アップやセレモニーで誰もがジャージの上に着ていた「ブラック・ライヴズ・マター」(BLM)のTシャツを着ることにも反対している。

オーランド・マジックはブルックリン・ネッツを128対118で破り、ジョナサン・アイザックが16分で16ポイントを獲得した。アフリカ系アメリカ人であるアイザックが試合後に行ったインタビューで、彼は「国歌の最中にひざまずきもせず、”BLM"のシャツも着ていませんでしたが、黒人の命が重要だと思いますか?」と聞かれた。

今年の春に叙階された牧師になったばかりのアイザック(22)は、明瞭に答えた。「勿論です(彼は黒人の命が重要だと信じている)。私の決断には多くのことが関わってきました。」

驚いたことに、彼はこう言った。「 『ブラック・ライヴズ・マター』のTシャツを着ても、国歌斉唱時にひざまずいても、黒人の人生をサポートすることはできません…黒人の人生は重要だと思いますよ。」

「私の人生は福音によって支えられてきました。」

マジックのフォワードは、彼の人生は「イエス・キリスト」の福音によって支えられてきたと説明した。アイザックはその後も福音を伝え続けている。「誰もが神のかたちに造られても、私たちは皆神の栄光に満ちてはいません…私たちは皆間違いを犯します。イエス・キリストの福音は私たちに恵みがあるということだと思います。そして、イエスが私たちの罪のためにやってきて死んだこと、そして私たち全員がそれを理解し、神が私たちと関係を持ちたいと望んでいることを理解すれば、私たちは肌の色を乗り越えることができ、すべてのものを乗り越えることができるのです、例え混乱している世界ででも、激励してくれるのです。」

「人種差別は私たちの社会を悩ませ、私たちの国を悩ませ、私たちの世界を悩ませている唯一のものではありません」と彼は言った。 「私たちは人種差別だけでなく、社会として私たちを悩ませているすべてのものを乗り越えたいと思っています。その答えは福音だと思います。」

記者は、「人種差別と警察の残虐行為に抗議するために国歌をひざまずくことと宗教が何の関係があるのか​​、さらに説明できますか…両者の相関関係について説明できますか?」と尋ねた。

「黒人の生活は福音によって支えられています。」

アイザックは丁寧に答えた。
「正直なところ、私はそれを自分自身の宗教とは思っていません。私はそれを、私たちの罪のために死んだ御子を通しての神との関係として見ています。ひざまずいてTシャツを着るのは、個人的には一つの答えではありません。私にとって、黒人の人生は福音によって支えられています。すべての命は福音によって支えられています。」

彼は次のように締めくくった。

「私たちは皆、神の栄光に欠けていますが、一日の終わりに、謙虚になって神を求め、罪を悔い改め、人は誰でも自分の過ちや人々の過ちを別の観点から見るのです。別の見方をすれば…それは私たち皆を近づけます、肌の色や、男性であろうが女性であろうが、肌の表面上の違いを乗り越えて、お互いに近づけるのです。」

彼は試合前にチームメートと会い、「ブラック・ライヴズ・マター」のTシャツを着ていない理由やひざまずいていない理由について話し合い、敬意を払っていると述べた。そして彼は人気を博すためではなく(ひざまずかないことで目立つことを知っていたため)、イエスの謙遜な僕となるためだと語った。

 

 

 

 

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母性

2021-03-27 | アメリカ事情

”Motherhood" by Leon Goupil

 

 

Photo: Gem Douglas

 

「この写真が好きです。私と息子は、ちょっと前に撮られました。これを 5歳の娘が写したことに気づいていませんでした。

私はこの日を鮮明に覚えています、家事と育児に没頭した日々の一つでした。その日、3人の子供たちと一緒に医者に行ったことを覚えています。覚えておく必要のあるすべての病気、質問、処方薬の更新を忘れないようにリストを作成しました。

その後、これが薬局での私たちでした。

この写真は、敗北した母親のように見えると言う人もいますが、私にとっては強さを表しています。

現時点では、育児は必ずしも簡単ではありませんが、私たちはいつでもどうしたらいいのか方法を見つけます。何故なら心の中に余裕を持っているからです。

この写真はなんの衒い(てらい)も華やかさもありません。日常生活です。

私は時々子供たちを楽しませ、騒がないようにさせるために私の携帯電話を子供たちに渡します。私は子供たちと同じくらいしばしば必要なのを知っているので、私は子供たちを抱きしめるのです。

これは、私が気づいていないときでも、子供たちはいつも私を見ていることを思い出させてくれました。子供たちへの私の揺らぐことのない静かな強さと献身を覚えてもらいたいものです。

私たち皆はこのような瞬間を持ったことがあると思います。それは正常なことで、本物です。

それが私の母性です。」

 

ー「TheMotherhoodProject」と言う企画に掲載された記事から。

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Bad Cat? 世界で最悪の猫?

2021-03-25 | 私の好きなこと

Photo:  Mitchell County Animal Rescue

 

 

 

「当初私たちは彼女が病気だと思ったのですが、彼女はただの”嫌な子”であるだけでした。」

ノースカロライナ州ミッチェル郡動物救助隊(MCAR)がその保護施設に連れてきた猫について書いたことである。

4歳のブリティッシュ・ショートヘア猫のパディータは、飼い主の死後、ミッチェル郡動物救助保護施設(MCAR)に連れて行かれた。スタッフはすぐにこの猫の性格を理解し、引き取り手へ呼びかける紹介文には「正直が最善の策」というアプローチを使うことにした。

動物救助保護施設がパディータについて書いた愉快な説明は次のとおりである。

「パディータにお会いください、気弱ではないお方は。

好きなこと:
二度と朗らかにならないと感じるまで、あなたの魂をじっと見つめること。音楽はテッド・ヌージェンのロック曲CatScratch Fever(猫ひっかき傷熱)、映画はスティーヴン・キング原作のPet Cemetery(動物墓地)で、登場人物のペット猫”チャーチ”は彼女のヒーロー。飛び上がって脅かすこと(彼女の専門)、暗い隅に潜んでいること、自分の居住地の女王であること、避難保護施設のスタッフをだまして彼女が病気だと思わせること(彼女はただの嫌な子なだけであると獣医は同意しています)。

嫌いなこと:

ピンク色、子猫(快活すぎ)、犬、子供、ディクシーチックス、ディズニー映画、クリスマス、そして最後になりましたが...ハグ。

彼女は独身で、個人的空間を尊重する、社交的ではない人間とぎこちない社交をする準備ができています。

無料養子縁組」

しかしながら、結局この正直にありのままに記すこの猫についての紹介記事はうまく機能して、パディータについて瞬く間に口コミで広まった。保護施設は彼女の養子縁組のために50以上の申請を受け取った。

最近の更新では、保護施設はパディータ(現在はノエルと名付けられている)と彼女の新しい家族の写真を投稿した。

MCARは言った:

「養子縁組以来、彼女はグリンチに値する方向転換をし、心のサイズを3倍にしました。彼女は新しい家族を愛し、彼女のお小遣い(以前の飼い主が残した)は、MCARに子猫用収容施設に使いました。ジョーとベティはノエルに素晴らしい住居を与えました。そして、すべての動物が愛に値することを証明する人生も与えられました。」

 

Credit: Mitchell County Animal Rescue

コメント (2)
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こんな意見

2021-03-23 | アメリカ事情

 

 

 

 

「今日は、コロナウイルスに関連する反アジア人種差別について直接私たちが受けた経験でした」とある母親は言った。

この母親の小学2年の娘が受けるズームクラスでのことで、娘のクラスメートの1人が、「この自宅隔離を私たちがしなければならなくした中国や中国人は好きではありません」と率直に言った。クラスの担任教師は、状況を可能な限りとりなしたが、この発言による被害はすでになされていたようだった。

さらに都合の悪いことに、この発言をした生徒は娘の友達の一人だった。

母親は、2つの選択肢があると思った。これを教えの機会とするか、あるいは、なかったことにするか、だった。アジア人はしばしば沈黙を守り、なるべく波風を立てないように教えられるが、彼女は日頃子供たちには自分が信じていることに反することには立ち向かい、その不当なことについて話すようにと、教えたいと思っていた。

これについて娘がどのように感じたか、そしてこれから何かについて母親は娘と話し合った。そして自分の気持ちを書き留めるように促し、それを他の人と共有してはどうかと言った。娘はそれを誰とも共有したくなかったが、皮肉なことにソーシャルメディアで共有することは気にしていなかった。娘と同じように感じている人が他にいるのかも知れず、もしかしたら娘の言葉が他の誰かに話す勇気を与えるかもしれないと母親は娘に言った。下記はその娘の言葉である。

「私たちがズーム授業を行なったとき、誰かは中国と中国人が好きではないと言いました。私は中国人なので、これは私を悲しくさせました。それは意地が悪く聞こえ、言っていることも間違っているので、人々にそれを言うのをやめることを願っています。この人は自分が何を言っているのかわからないので、それは間違っています。ウイルスがどのように始まったのかは誰にもわかりません。人が中国人が好きではないと言うとき、この人は私が好きではないと言っています。私はこのウイルスを拡めてはいません。今まで私の友達でいてくれてありがとう。」

母親は言う。「私の7歳の子供の気持ちを聞いてください。私たちはウイルスではありません。あなたの子供たちはあなたに耳を傾けていて、あなたが話すことは思わぬ結果をもたらします。私の娘はそれでもその発言をした子供に、友達でいてくれてありがとうと感謝しています。」

 

 

そのフェイスブックのペイジにはこんなコメントがついていた。

「すべての中国人は、一部の人が犯した過ちに対して責任を負いません。」

そのコメントに一票を投じたい。

もし私がその娘の母親であったら、まず人種差別と色めきだつ前に、何故そうした「意見」があるのか、一緒に真相を調べてみようと提案したい。

昨年中国の若い医師はコロナウィルスに感染し、その死の病床から中国政府を糾弾し、又今年になって中国の女性医療従事者も政府の「命令」を指摘している。必ずしも、意味がわからないで、間違ったことを言っているわけではないかも知れないクラスメートの意見は、できる範囲でクラスで大いに意見を交換すべきことではないのだろうか。人種差別というカードをここで出すのは早急なのではなかろうか。それでは、実際にお互いを理解するのに必要な過程を端折ったことに他ならないのではあるまいか。例え小学二年生と言えども、わかる範囲での話し合いは必要なのではないだろうか。

頼りない実績のW H Oが見せかけのように、一年も経ってから、「実地調査」をし、100%実績のない検査結果を発表しても、それが真実だとする根拠さえない。中国がフェア・ゲームをしているとは決して言えない状況は、結局市井の中国人や中国系人を一番傷つけている。 

 

 

 

コメント (4)
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