ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

小さな兵士

2019-05-31 | アメリカ事情

 (Photo: Christine Burchard/WZZM)

ゼイヴィアは稀な足の障害を四歳で診断された。

 

 

 

 

九月上旬のある日、合衆国陸軍特殊技能兵ラリー・ハリスはミシガン州グランド・ラピッズで七歳のゼイヴィア・ブシャード・ミースと彼の両親と歩道で出会ったとき、コミュニティサービスを行っていた。


特殊技能兵ハリスは彼の陸軍の制服を着ていて、そして、ゼイヴィアは憧れの気持ちだったー 彼はいつも兵士になりたかったのである。 ゼイヴィアはハリスに、自分が「ビルドーアーベア」(手作りのクマのぬいぐるみチェーンストア)のぬいぐるみをを見つけてくるまでそこで待ってもらうよう頼んだ。そのクマはハリスと同じような陸軍迷彩服を着ていたので、ゼイヴィアは彼に見せたかったのだ。


「この少年は彼の人生の夢が兵士になることであると私に言ったんです、しかし彼の足が奇形で、決して兵士にはなれないだろうと。」とハリスはテレビ局WZZM-TVに語った。 「たいていの子供たちは、いつか何かになりたいと願い、そして二週間後には何か他のものになりたいと言うものです。 でもゼイヴィアの目を見れば、これは彼がやるべきだという高いレベルの動機を持っている、と私は言えます。」


ゼイヴィアの足は二歳のときに痛み始めた。 五歳までに、彼は屈曲拘縮と呼ばれる変形性膝関節症と診断され、それは生まれつき右足が本質的に曲がったままであることを意味している、と、彼の母親はWZZM-TVに語った。五回の手術の後でさえ、それはハンディキャップとなって軍人のキャリアにとって深刻な障害となる。


ハリスはこの少年を助ける方法を探し始めた。 「宣誓をしたとき、私は国内外の(人々の)保護を誓いました。そして、それを言うとき、私はいつも戦争に行くことや、あるいは白兵戦(接触戦)についてだけ話しているのではありません。」と彼はWZZM-TVに言った。 「もし私が彼を助けないなら、私は兵士ではない、ということです。」


特殊技能兵ハリスは十月十四日金曜日にゼイヴィアのためのあるイベント開催を計画し始めた。少年の両親であるクリスティン・ブシャードとアンドリュウ・ミースもその計画に乗った。ほんの数週間の通知で、彼は米国陸軍予備軍、ミシガン州警察、ウォーカー市警察、そして数人のグランドラピッズ市当局者および高官からの約束を得た。このイベントはゼイヴィアにとっては非常な驚きだった。


この大きな計画の日の午後2時30分ごろ、パトロール・カーと陸軍ハンビー(軍事車両)の集団がストッキング小学校へ向かった。その小学校でゼイヴィアは教室にいた。ハリスはその教室へ赴き、ゆっくりとドアを開けた。 「どうなっているの、君?」と彼はショックを受けているゼイヴィアに言った。 「君は今私と一緒に車に乗りたいですか?」



Courtesy WZZM-TV




ゼイヴィアはハイ、と言い、ハリスと二人で学校を出て、待っている車のうちの一台に乗り込んだ。車の列は一連の裏道を走行してから町の大通りに到達し、そこではゼイヴィアとハリスの乗る車両を初め入れんの軍用車両は、赤信号を通過し、と他の車両の前を通る権利があった。この車両グループが陸軍予備軍センターに到着したとき、ハリスはこれからの驚きに備えて、ゼイヴィアの用意をしたーゼイヴィア は名誉兵士になることになっていた。


センター内では、家族、友人、軍関係者と警察関係者が出席していて、式が始まった。


「過去四十年間、私は何人かの兵士たちの宣誓を行うという名誉なことを行ってきました。そのうちの何人かは将軍になりました」と表彰台のメルビン・バウマン中佐は言った。 「私はあなたの年齢の若い少年の宣誓をしたことは一度もありませんが、それをすることは名誉なことです。」


バウマン中佐はゼイヴィアに右手を上げるように頼んだ。 「私の後に繰り返してください」と彼は言った。二人は「入隊」の宣誓を唱えた。


「十月十四日のこの日、あなたは名誉ある兵士になりました、」とバウマン中佐はゼイヴィアに言った。満場の拍手が沸き起こり、ゼイヴィアの母親は表彰台に立った。


「皆さんすべてに私は感謝致します。息子のためにこれをしてください、息子になんでも可能であることを知らしめ、今日彼を輝かせ、そして決してあきらめないように彼に教えてくださってありがとうございました。」と彼女は言った。 「このような出来事によって、ゼイヴィアは努力し続け、戦い続けることを知っています。そして今、彼は一人ではないことを知っています。彼は今、外の世界に自分を気遣って下さる方がいらっしゃることを知っています。」


頬に涙を浮かべてゼイヴィアは同意してうなずいた。特殊技能兵ハリスは少年に近づいて、握手をした。 「ようこそ、陸軍へ」と彼は言った。


 

Courtesy WZZM-TV

ゼイヴィア

 

Credits: Brent Ashcroft, WZZM-TV, Grand Rapids-Kalamazoo-Battle Creek, Mich.Published 4:02 a.m. ET Dec. 4, 2016 | Updated 8:36 p.m. ET Dec. 8, 2016



 

 

陸軍特殊技能兵 ハリスは重要な任務を展開ー七歳の少年を合衆国陸軍に入隊させた。




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村の古老

2019-05-29 | 人間性

ba-bamail.com

 

 

 

 

ある老人が村に住んでいた。 村全体が彼にうんざりしていた。 彼はいつも悲観的で、絶えず文句を言い、機嫌が悪かった。 長生きするにつれて、彼はより卑劣になり、より有毒な言葉をまき散らすようになった。 彼の不幸は伝染的だったので人々は彼を避けるのに最善を尽くした。 彼は他人に不幸を感じさせたのだった。


しかしある日、彼が80歳になったとき、驚くべきことが起こった。


即座に誰もがその噂(あの老人は今日幸せで全く文句を言わないし、顔さえ生き生きとしている)を聞き始めた。


村全体がその男の周りに集まり、彼に尋ねた。「一体どうなさったのですか?」


その老人はこう答えた。「なにも。ただ 80年私は幸福を追いかけてきましたが、それは無駄でした。 だから私は幸福なしで暮らすこと、そしてただ人生を楽しむことに決めたんですよ。 だからこそ私は今幸せなんです。」


教訓:幸福を追いかけないで、 あなたの人生を楽しむこと。







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無言の帰宅

2019-05-27 | アメリカ事情

Ali Blumenthal for Reader's Digest

 

 

 

夫が長男の引っ越しに伴って大陸横断をした際、帰途は、飛行機だったが、その空港で、夫は無言の帰国を果たした戦没兵士が到着したのを見た。その簡単な迎えの儀式のため通常の飛行機の発着は少々遅れたが、兵士に対する最大の尊敬を、愛情を空港の利用客は示し、誰一人遅れに文句は言わなかった。そして、大きなガラスの窓から、人々はこの見知らぬ兵士に心を寄せたのだった。帰宅した夫がそのことをを話してくれた時、私はどこかで耳にした讃美歌の言葉を思い出した。 He did not die in vain! それはその兵士の遺族が一番覚えておきたい言葉だったろう。そして先日下の記事を読んだ。

 

無言の帰宅をした戦没者が家族と対面するのを空港の窓から見た

チェリル・マクドナルド

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ヒーロー

2019-05-25 | アメリカ事情

 swiftkickhq.com

 

 

 

 

 

 

さかなクンについての本をしばらく前に読んだ。魚類の前にさかなクンはゴミ収集車に夢中だったとわかった。彼の母親はそんな彼を集積場まで連れて行ったりしたそうである。ゴミ収集車が好きな幼い男の子は、さかなクンだけではなくて、ずいぶんたくさん知っている。孫もそうだし、隣の市に住む幼い少年も誰にも劣らないファンで、新聞記事にもなったほどだ。ゴミ収集車の運転手はいつだって、こうした少年たちのヒーローで、必ず手を振ってくれたり、心が広い。そんな素晴らしい運転手の一人についてのエリザベス・フライザー・オユングさんの実話をご紹介したい


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今日、息子の5歳の誕生日のためにあるヒーローが私たちに加わってくれました。


 

息子、ヘンリーは神経障害と言語障害を持っています。


 

そのため彼は集中的なスピーチ・セラピー、オキュペイショナル・セラピー(作業療法)、水泳と乗馬レッスン/セラピーでほとんどの週日は、埋まり、まだ多くの友達に会う機会がありませんでした。


 

彼は今年、プレ・スクールを始めたばかりで、それは順調に進んでいます。


 

ヘンリーの週は彼の最大の喜びである水曜日のごみ収集車の日を中心に展開し、彼の 「親友」リチャードがゴミ収集車を運転してやってきて、ヘンリーにこんにちはと言うのをいつも楽しみにしています。


 

そして今日はヘンリーの誕生日で、友達が誰も現れなかったら、彼はどれだけ心を壊されるだろうかと心配でした。

 

でも私たちの「友人」は、時間を取って彼の「トラック」を私たちの家へ運転してきて、ヘンリーを驚かせてくれました。


 

息子の顔にある純粋な喜びは、私達はいつまでも覚えているでしょう。


 

ヘンリーはリチャードの傍で(停車してある)トラックのコントロールを「機能させる」だけでなく、近所を走らせるために「役立つ」こともありました。


 

私は今日とても胸がいっぱいになり、ヘンリーが「彼の」トラックを見て喜んでいるのに涙もしました。ゴミ収集車運転手の思いやりの行為に私がどれほど深く感動したかをあなたが御理解なさることを知っています。


 

素晴らしい一週間をお過ごしください。私は私やあなたが他の人に予想しなかった優しさの行動を見せていくことを願っています。



sunnyskyz.com

真のヒーローにマントはいらない





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2019-05-23 | アメリカ事情

 jooinn.com

 

 

 

 

多くのアメリカ軍兵士は、愛する家族を残して、アフガニスタンを初めとする紛争地へ赴く。兵士達が休暇なり任務完了で帰還する時の家族との再会は決してお金では買えない貴重なものである。来る5月27日はアメリカ合衆国ではメモリアル・ディ(戦没将兵追悼記念日)である。11月11日のヴェテランズ・ディ(復員軍人の日)はアメリカ合衆国以外でも祝日であるが、メモリアルディは、南北戦争に起源があるため、合衆国特有の祝日である。戦没者となることなく、無事に帰還、あるいは休暇で帰還する兵士たちの下のヴィデオをご覧いただきたい。パワフルなヴィデオである。

 

 

 

 

 

 

 

 

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