日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

商売繁盛・芸能の神様の黒田稲荷(浜松市)

2023-04-18 | 神社

浜松駅から徒歩5分、鍛治町の有楽街の南側の入り口を入ると、すぐ左手に真っ赤な鳥居が見えてきます。

黒田稲荷は、豊受大神を御神体とし、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全の神として、教興寺の末寺・浄教寺の妙円尼が境内にお祀りしたのが始まりととされ、明治時代になり、廃藩置県で廃寺となりましたが、町の人々の熱心な信仰心によりお稲荷様だけが残されています。



五穀豊穣、商売繁盛のほか、芸能事にもご利益があるといい、祠の脇には、都はるみさんのサイン入りの「アンコ椿は恋の花」と書かれた巨大絵馬が飾られています。

これには、ちょっとしたエピソードが残されています。

浜松で開かれることになっていた都はるみさんのコンサートのポスターが、黒田稲荷の脇の電柱に貼ってあるのを見た

売れない呉服商が、黒田稲荷を参拝後、都さんに直接着物を売りに行き、都さんがステージで着てくれることになりました。

その後、都さんはレコード大賞を受賞し、呉服商の着物は、「都はるみの着物」として売れるようになりました。

以来、出世のパワースポットとして、多くの芸能人が合格祈願に訪れるようになったとか。


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沼八幡宮(浜松市)

2023-04-04 | 徳川家康

浜松市浜北区沼の沼八幡宮

浜北駅から徒歩数分のところにあります。





沼八幡宮は、徳川家康の家臣で戦功のあった太田沼之助が、隠居して家康に与えられたlの土地を開墾し、1586(天正14)年、京都の岩清水八幡宮から御霊分けをしてこの場所に鎮座した神社です。

「沼」と名がつく神社は初めて聞いたのですが、この沼八幡宮は、沼之助自身の名前から「沼新田村」とつけたのが由来だそうです。

名前に「沼」がつくのも珍しいと思いますが(^_^;)

そもそも沼之助は、浜松城下に住み、彼の屋敷に通ずる小路は「沼殿小路」と呼ばれていたそうです。

その小路の名は、飯尾豊前守連龍が曳馬城主だった頃、家老の江馬安芸守泰顕の屋敷の脇道が、江馬殿小路、沼殿小路と呼ばれていたとか・・・






境内には春の訪れが(*^。^*)







神社の名前の由来からいろんなことを知りました。

そうそう、沼八幡宮というのは、山口県にもあるそうですね。


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