山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ベンジョバチではなく「コウカアブ」だった

2016-07-21 12:21:52 | 生き物
 暑いというのにハエより俊敏な通称ベンジョバチが庭で活発だ。
 昔のぼっとん便所には必ず出会う虫だった。
 小学生用の図鑑を見たら、正式名は「コウカアブ」という。

                              
 「コウカ」とは、お坊さんの住まいの後側に架け渡してあった洗面所(後架)のことを言うそうだ。
 どっちにせよ、幼虫はたしかに糞尿の中でで見うけられる。
 しかし、成虫は人を刺さないし腐った植物や生ゴミを堆肥にしてくれる益虫でもある。
 スリムなクビレのところが白っぽく透明ぽいところがあるが、飛んでいるときはまったく見えない。

                  
 アブとハチの違いがわからなくなる。
 アブは、ハエの仲間で、翅は2枚、人の血を吸うものもあるが針はない。
 ハチは、アリの仲間で、翅は4枚、針を持つ。
 ブユ(=ブヨ)は、アブの仲間で体長が3~5mmと小さく、毒液があるので刺されると長引く。
 が、とっさの場合は混乱すること間違いなし。

     
 10cmはある「ガガンボ」は、蚊が巨大化したモンスターだ。
 幼虫は果樹や稲をあらす害虫だそうだが、成虫が蜘蛛の餌食になっている姿をときどき見る。
 幼児の多くがガガンポに会うと恐怖で引きつるのを目撃する。

 山里は、そんな昆虫らの多様な生き様を学べる世界でもある。

 
 
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