フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

源氏物語

2010-03-09 21:05:12 | Weblog
源氏物語は全部読んだことがないと思う。部分部分は読んだ記憶があるけど終わりまで読んだかといわれるとあやふやだ。それが今度、林望さんが2年がかりで忠実に現代語訳しているって聞いてうれしくなった。林望さんによるとあの時代にこんな物語を編んだというのは、世界にないとのこと中国にも欧州にも中近東にもエジプトにもなかったとのこと。これって、世界一優れた民族なのかな。なんでもすごく誇っていいことらしい。それくらいこの源氏物語は群を抜いているらしい。日本の他の古典と比べてもだということらしい。林望三は、これに取り掛かるため入念に準備しまずは経済基盤を確固たるものにしようとこの十年何でもなりふりかまわず仕事したらしい。大学教授もやめて著述に専念し来る仕事拒まずすべては、源氏のためだというから驚きだ。その執念の訳がこの2年間で完成するらしい。楽しみだな。こんどこそ前編読んでみよう。それから古典へといや古文へと進むんだ。古文は大変難しいけど嫌いじゃないから何とかなるかなとボンヤリ思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする