フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

commandeur

2010-03-10 19:10:13 | Weblog
タケシキタノが仏蘭西の文化勲章最高位のコマンドールが授与されました。やっぱり仏蘭西だね。一味違うから。分かるような気がする。黒澤よりタケシのほうが仏蘭西向きということが。タケシには、アンドレブルドンの香りがするからね。フランス人って男は禿でチピでズッコッケてるのが好きなんだからね元々。こう言ってはいけないのか、芸術作品や活動で認められたのだから。デモね、自分の中ですごいねというよりレベル下がったのかなと言う気持ちがどこかにある。僕らの年代はみんなそうかもしれないけど凄いのをいっぱい見てるからね。どうしても比較してしまうんだ。本当は、こっちの方がたいしたことないのかもしれないけど。カミユもサルトルもボーボワールもサガンもジャンギャバンもいた国だろう。まだ、ベルモンドーもドロンもいるしね。美的感覚がちょっとアメリカンと違うから仏蘭西は面白いんだよね。日本人は、アメリカンカジュアルよりフレンチカジュアルが絶対似合うと思うよ。授賞式にタケシが全然浮いてなかったでしょう。仏蘭西には自然に染まるとおもいます。タケシもいよいよ世界のタケシだな。このポジションで漫才やってもらいたいな。コマチネじゃなくコマンドールでギャグが出来るからさ。権威をからかうところがタケシの凄さだからね。抜いて見せなよ。ジャン!
コメント
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