フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

龍馬の首切り地蔵は地元の警察も知らなかった

2010-06-03 20:40:10 | Weblog
人それぞれだけどパソコンを立ち上げるのが億劫だと嫌がるので、住所も場所も調べずに町の名前だけで郷土史家となったバジルのお供をして「龍馬の首切り地蔵」のあるお寺に行く。その町について警察署に行ってバジルが「ちょっと聞いてくる」と聞きに行った。この日は警察署の前でネズミ捕りが実施されていた。その現場の人に聞いている。大丈夫かなと思っていたら案の定建物の中に入っていった。小さい町だからすぐに分かるだろうと思っていたらなかなか出てこない。やっとでてきたら「知らないって。漢字教えてだって」という。そこで警察に行くと署なものだから大勢の警官がいてみんな知らない感じ。一人の気が利かないような若者が地図を持ってきて、ありましたって地図を示して言う。「現在地はどこなの」というとなんと地図からずっと離れたテーブルの上を叩く。おいおい人に地図を使って説明したことないのかよ。バジルを見ると怒りで青筋が立っている。いかん暴れると思ったのでそこそこのところ聞いて自分達で探すことにした。そこから役場の分室の方へ車で行くとその前に役場がきれいなプレートで「龍馬の首切り地蔵」と作った案内板が掛かっている。「なんだちゃんと出来てるんじゃないか。役所と警察の連携なしか」俺が県外の観光客ならモウこの町には来ないよ。龍馬伝でせっかく盛り上がってるのに地元がこれじゃ。とバジルと警察の役立たずとか検挙率が悪いのはあんなの大勢やとっているのか税金の無駄遣いだなと散々コケにして帰ってきた。


町はきれいに整備されて昔の町並みを残しているし港の方は昔の日活アクションの雰囲気があった。この町に龍馬はよく来たという。


龍馬が和尚と酒を飲んだ「發生寺」は川端ストリートから細い道を少し登ったところにあった。
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