フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

土佐勤王党、弘瀬健太の手紙見つかる

2010-06-23 10:24:18 | Weblog
幕末の志士、土佐勤王党の弘瀬健太の手紙が見つかった。うちの近所でね幕末の頃なら「健ちゃん」と呼んでいただろう。知らない人も多いだろうけど龍馬の幼馴染で平井収二郎とともに切腹させられたと言うくらいしか僕も知らない。このたび子孫の人の家から手紙が見つかったということで当時の様子。攘夷のことが少しでも垣間見える貴重な資料となるということだ。当時の土佐藩の追及が厳しく切腹後も詮索されたので手紙なんかもやばいのでほとんど焼かれたという。収二郎なんか墓まで捨てられたんだから。それに健太は吉田東洋暗殺にかかわっていたからなおさらであっただろう。享年28だったかな。龍馬は弘田の死を聞いて一晩中泣きとおしたという。友達が、幼馴染が理不尽にも殺されていく現実に途方にくれたでしょうね。もう少し時がゆるやかであったなら・・・白虎隊の唄だけではないのですよすべての志士の上にも時が情け容赦なく過酷に通り過ぎていったのです。
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