フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

小さな楽しみ

2010-06-06 01:22:32 | Weblog
良く、ステキな出会いがあったなんて言うう人がいる。僕の友達だった子もそういってた。それを聞きながらそうはとうてい思えなかった。自分にとって都合のよい人に出会ったとしか聞こえなかった。その子のキャラに拠るものだろう。そんなレベルだから僕は離れていった。たくさんいる人の中で手をつなげる人は一人だけと思うから。歳をとるとますますその傾向が強くなる。それはもう確信に近く自分の中で絶対となっている。だから、軽々しくステキな出会いがあったなんて言えない。いえない代わりに小さな小さな楽しみを散らばめて毎日、楽しく過ごしている。いつのまにか、あんなことを言ってた友達がいたなぁ。なんてすっかり忘れ果てたような感覚でステキな出会いをした人のことを眺めている。馬鹿みたいと。自分の中で徐々に変わり始めてる何かが分からなくて戸惑うけど生きるという意味がおぼろげながら分かりかけて来たのかも知れない。手の皺。顔の皺。老い盛りで盛り返そう。これが、けっこう小さな楽しみなんだ。腰が痛いとか、目が見えにくいとか腰が痛いとか
息が切れるとか感じ方変えたら面白い発見だもの。
コメント
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