フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

延命治療

2010-12-09 10:14:58 | Weblog
昨日テレビで見た。NHKのクローズアップ現代と言う番組で取り上げられていた。延命治療を自ら拒否して自分らしく死んでいった18歳の娘さんの物語だ。生まれつき心臓に欠陥があって重病患者なんだけどいままであらゆる治療を受けて来たんだけど18歳になった時、もう十分頑張ってきたからと自分の意思で延命治療を拒否するんだ。お父さんは、「少しでも生きるチャンスがあれば生きるようにしてあげたい」と娘の説得にあたるが娘は「もう十分やったよ。せめないで」と断る。このあたりの親父さんの心情が痛いほど分かってもらい泣きしてしまった。人生に対する男と女の差なんだろうな。今、医療技術の進歩が著しいから延命措置って考えられないくらい進んでいるんだって。だからお父さんの生かしたいと言う気持ちが画面からにじみ出ていた。それでも、覚悟して娘の気持ちを尊重して残された時間を精一杯大事にしようとするんだけど。延命って考えさせられるね。うちの場合もパンプが具合が悪くなったら延命措置をしますかとこの間医者に聞かれたんだ。姉二人は、しない。僕は、痛くないことだったらする。と言う答えだった。女は肝が据わっている。男は、比べて女々しいね。命に対しての考え方にも性差がでるのでしょうかね。とにかく、自分達にももうすぐ選択を迫られる現実がやってくるんだから命を慈しむということを考えさせられた。
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