フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

orange jam

2014-12-19 08:11:41 | Weblog
雪は大雪だったらしいね。白髪山での救助隊が0:40に登山口について19:00頃避難小屋に到着と新聞に出ていた。登山者は無事に救出されてよかったけど予想外というのはどこでもあるもんだね。普段なら避難小屋までは1時間20分もあれば行けると思うけど6時間くらいもかかっているんだもの。それも救助隊がさ。どんだけの雪だったか想像がつくよね。ラッセルが大変だったんだろうね。四国と言えども山では大人の胸まで雪があることがあるんだ。すべてに予想外があるのに原発は安全基準を充たしたなんて言えるのかなとブツブツ。ヒロコが先日パリから帰ってきて「パリはうんざり」と言ってた。何でもスリがことのほか多くて油断ならずカードも危なくて使えないとのこと。ヒロコは江戸っ子で神田の生まれでしゃっきりしてるから被害にあわなかったけど高知の田舎者なら到着と同時に掏られてただろう。パリはこりごりと田舎で言いふらしてるらしい。パリにすら行けない田舎者はパリに行かなくてよかったと胸を撫で下ろし行けないという現実をわすれて我が身の幸せに酔う。そうかパリかと思いつつ畑で紅蜜柑を取ってきたのでジャムを作る。この蜜柑は蜜柑の原種で味はいいんだけど種が多い。今回はママレードじゃなく「蜜柑ジャム」つまり皮は最後に摩り下ろしてペクチン代わりに使うだけでジャムには使わない。ジャムは種を取った実だけを使って作るんだ。猫様用の石油ストーヴの上でね。

蜜柑の実を中袋のままミキサーにかける。勿論その前に種は除けておく。ミキサーにかけたドロドロにグラニュー糖を適当に加えてあとはグツグツ。ちょうどいい頃合になったら適当な量の皮の表面をすりおろしてレモン果汁をいれて出来上がり。甘くて美味しい蜜柑ジャム。ママレードのように苦味はなく甘酸っぱいいい香りのジャムです。これならいろいろな蜜柑で味が楽しめるね。簡単だから作ってみて。
コメント
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