toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「うるうの朝顔」 水庭れん

2024年04月30日 | 読書日記

5章構成になっているけれど、実質的には5つの連作短編集。
最終章は、それまでの話がキーパーソンの視点からになっている。
内容的には、第一章から第四章が第五章の長いプロローグと言えるかも。

ファンタジックでユニークな設定は良かったけれど、物語はどれもイマイチ。
メーンストーリとなる第五章だけでも、もうちょっと何とかなっていたら良かったのに。。

こういう構成の場合、説明文などがその度に書かれる場合が多いけれど、それが無かったのは素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

2023.8.12

講談社


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