TanteOLのキドアイラク

歌が好き、お料理が好き、食べるの好き、お酒も好き

サイドメニューばかりの食事とシュトゥルム

2009-10-31 10:15:39 | Travel

私の稚拙な語学力のため、
たいしたものが食べられなかったウィーンでの夕食ですが、
少し慣れて、まあまあ思うものが食べられた日の話題です・・・



Augustiner Keller(アウグスティーナーケラー)
ガイドブックにも載っている老舗のレストランです。
Keller(ケラー)とは、ドイツ語で本来は「地下」なのですが、
地下の酒場という意味もあります。
アウグスティーナ教会の隣にあるので、
この名前がつけられたようです。



ちょっと穴倉のような雰囲気のある店内。
入口の近くはバーになっていて、
たくさんの人でにぎわっていましたが、
私たちは、奥の静かな席に通されました。



Herr Oberは、ちょっと忙しいらしく、
すぐには注文をとりに来なかったので、
だいぶゆっくりメニューをながめることができました。
まずはビール。



こちらでは、どんな小さなグラスにも目盛りがついています。
この目盛りよりも少し多く飲み物が入っていないといけないらしいです。
あ、これは、もう二口くらい飲んじゃった後です・・・



前日、ダンナさんが、じゃがいもを揚げたものと
ザワークラウトが食べたいと言っていたので、
こんな感じで注文しました。
ソーセージは、とても長いものが2本。パン付きです。
ちなみにこれでサイドメニューなんですよ。



ソーセージにはなにやらタグが・・・
ウィーンのナントカのソーセージ・・・と書いてあります。
(調べておきます・・・)
ゆでてあり、シンプルな味でとてもおいしかったです。
マスタードが合いますね~



ビールのあとはワイン。
ウィーンでは、白ワインが主流です。
この時期にしか飲めないと聞いていたSturm(シュトゥルム)
・・・手前のグラス・・・
を頼んでみました。
シュトゥルムは作りかけ、発酵中の新ワインです。
日本でいうどぶろくみたいなものでしょうか。
ジュースのようにフルーティー。
私は普通のワインの方がいいな・・・



なんだか物足りない感じだったのですが、
これでメインを頼む勇気はなく・・・

隣のテーブルのドイツ人らしきグループの方々は、
すごく大きな肉のかたまりをワシワシ食べていました・・・

結局サイドメニューのインゲンとベーコンの炒めものになりました。
でもこれが普通の味でとてもおいしかったです・・・
Herr Oberには、サイドメニューばかり頼んでいるヘンな東洋人・・・
と思われたと思いますが、
まあ気にしないキニシナイ・・・
食べたいものが食べられてマンゾクでした。



ホテルまでは地下鉄で帰りましたが、
駅までの道には国立歌劇場がありました。
ライトアップされてとても美しかったです。

ウィーンの旅行記。
もう一つリクエストをいただいている話題がありますので、
また後日紹介させてください・・・(シツコくてスミマセン)

さて、明日は、S先生門下のミニコンサート。
私はシューマンを歌います。
ちょっとバタバタしそうなので、明日のブログはオヤスミさせていただくかも・・・
今日はとてもいいお天気ですね。
皆さん、よい休日をお過ごしください。


世界一美しい図書館

2009-10-30 09:00:43 | Travel

今日は、世界一美しい図書館の話題を・・・
リクエスト、アリガトウゴザイマシタ・・・

この図書館は、王宮の敷地内にあります。
マリア・テレジアの父であるカール6世の命令により、
フィッシャー・フォン・エアラッハ親子が内装を設計しました。
世界で最も美しい図書館といわれています。

入場料ですが、ガイドブックには5ユーロとなっていましたが、
7ユーロでした。
そして、チケットなどはなく、レシートが手渡されます。
入口でスタッフのお兄さんにこのレシートをチェックされます。
彼が、「英語?ドイツ語?」と聞いてきました。
どうやら注意事項を説明するらしい。
それならまだ英語の方が・・・
「撮影はOKだが、フラッシュは禁止、
ガラスケースに入った書物は撮影禁止」・・・
ということらしかったです。



中に入ると、
まず、その天井の高さと装飾の美しさに圧倒されます~
ドームの高さは約20mあります。



全て本物の本が並べられているのですから驚きです・・・
所蔵の本はおよそ230万冊。
対トルコ戦争などで活躍した軍人オイゲン公の蔵書15,000冊や、
宗教改革者マルティン・ルターの膨大な蔵書があるそうです。
蔵書以外にも、芸術文化に関するさまざまなコレクションもあります。



天井には、カール6世をあらわしたフレスコ画が描かれています。



カール6世の大理石像。



なぜか、ディズニーランドのホーンテッドマンションを思い出しましたが、
いやいや、作り物じゃなくてホンモノだから・・・



バロック様式の装飾が見事・・・

靴音だけが天井に響く静かな空間の中で、
しばらく時間を忘れていました・・・


ウィーンでの食事

2009-10-29 09:10:00 | Travel

先週、ウィーンの記事の項目の中で
リクエストをしてくださったお優しい方がいらしたので、
またこの話題でキョウシュクですが少しお付き合いください・・・

ウィーン料理は、基本的にお肉が中心です。
海はありませんので、イタリアやスペインのように、
新鮮な魚貝類を石窯でシンプルに焼いたようなものはありません。
市場に行けば生の魚なども売っていますから、
家庭ではそのような料理も作られているのかもしれませんが・・・



さて、初日は、12時間のフライト後、夕方到着したので、
町の中心にでも行ってみようかと思っていましたが、
ホテルに着いてホッとしたのか、
ちょっと横になったつもりが、ハッと気がつけばあたりは真暗。
夜9時になっていたのでした~

レストランに行ってドイツ語や英語のメニューと格闘する元気もなく、
駅のスーパーで色々買い求め、こんな感じに・・・
でも、だいたいなんでも売っているし、
これはこれでおいしくいただきました。
ビールも、スパークリングワインも、チーズも、日本よりずっと安く、
私たちにはウレシイ・・・



Semmel(ゼンメル)に
ハムとピクルスをはさんだだけのサンドイッチも、
なんだかオイシイのです。
パンとハムがオイシイからなのかも・・・



2日目は、意を決して(!?)ホテルの近くのレストランへ。
通りから入った静かな場所にあるにもかかわらず、
お客さんでにぎわっていました。

まずは飲み物だけ頼んで・・・これも意外に時間がかかります。
そして、メニューの解読・・・なのですが、
Herr Ober(給仕さんのこと。男性である場合が多いです。大変働き者です。)は、
意外に早く注文を取りに来てくれちゃうのです。
とりあえず、内容がわかっているメニューしか注文できませんでした・・・



Wiener Schnitzel(ウィーン風カツレツ、手前)と、
Gulash Suppe(ハンガリー風ビーフシチュー)です。
サラダとパンも頼みました。

Wiener Schnitzelは、本来は仔牛なのですが、
豚肉である場合が多いです。
お肉をたたいて薄くし、細かいパン粉をつけて揚げ焼きのようにして作ります。
シンプルな塩、こしょうの味付け。レモンをしぼって食べます。
Gulash Suppeは、私のイメージとはちょっと違いました。
じゃがいもやにんじんなど野菜も入っているはずだったのですが、
もうすでにすべて溶けてしまっていたのでしょう。

どちらも、お肉はやわらかくてオイシイのですが、
うーむ・・・味が濃い・・・
パンを一緒に食べていたら、オナカがいっぱいになりました~



ビールとワインを1杯ずつ飲み、
この食事で、2人で30ユーロ(4000円くらい)ほど。
日本の半分くらいですね。
ただ、一皿の量が多く、色んな種類が食べられないので、
当然かもしれません。

ダンナさんにとっては、初めてのウィーン料理。
もしかしたらもっと薄味でオイシイところやメニューもあるかもなのに、
私の稚拙な語学力のため、申し訳なかったです~


紫玉ねぎサルサソースのサラダ

2009-10-28 08:45:52 | Gourmet-Cooking

和歌山から無事戻りました。
シンポジウムは、事なきは得たものの、ひとつ準備物で忘れ物があり・・・
自己嫌悪です・・・
次回はもう最後なので、細心の注意を払いたいと思います。
昨日の帰りは、ちょうどよい時間の飛行機がなく、
帰宅は日付が変わってしまいましたが、
関空でゆっくりゴハンを食べることもできたし、
飛行機の座席は、プレミアムシートでしたので、
それなりに楽しめました・・・

さて、今日は、またまたサラダのお話。
au*ちゃんが作ってきてくれた
紫玉ねぎのサルサソース。
紫玉ねぎ、パセリを、
ビネガー、オリーブオイル、スパイスなどであえたものです。
彼女のレシピにはケイパーが入っていましたが、
自分なりにアレンジしちゃいました。

サラダのトッピングにしてみました。



野菜は、レタス、ルッコラ、ニンジン、スティックブロッコリーです。
紫玉ねぎは、からみが少ないので、
水にさらさずに食べられるといいますが、
私はやはり少し水にさらしました。




色もキレイだし、味のアクセントにもなり、
とっても気に入りました。
このサルサソース、ライ麦パンにも合います~

オイシイもの教えてもらってカンシャです・・・


和歌山です

2009-10-27 08:07:33 | Business
昨日から和歌山に来ています。シンポジウムのお仕事もあと2回を残すところとなりました。

今回は関西空港からバスで和歌山に入りましたが、飛行機はANAとスターフライヤーの共同運航でした。初めてスターフライヤーの機体に乗りましたが、座席がゆったりしていて、何より席と席の間が広く、ノッポさんで足長の専務にはとてもよかったようです。

写真は、和歌山電鉄 貴志駅のネコ駅長タマです。ネコが駅長をしているのはなんとなく知っていましたが、和歌山だったんですね...こんなキャラクターグッズが色々ありました。

さて、いいお天気になった和歌山。
少し久しぶりの司会なので、気をひきしめてがんばってきます。