ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

抗議レベル フジテレビ 「新・皇室入門」 3

2013-12-26 10:18:35 | 皇室報道

 ちょうどそのころ、ある国が雅子さまに手を差し伸べた。

  オランダだった。

  2006年夏、雅子様の病気療養をかねて、

  皇太子ご一家をオランダへと招いたベアトリクス女王。

  一体、なぜオランダの女王は雅子様を招いたのか。

 「実は女王の夫、クラウス殿下は「うつ病」だったのです。

  ベアトリクス女王は夫の「うつ病」を

  経験したからこそ、雅子様の気持ちを想像する事が出来たのだと思います」

  女王の夫もまた心の病に苦しんできたという事実。

  民間から王室に入り、うつ病になってしまったという人もまた結婚前は雅子様と同じように

  世界で活躍する外交官だった。

  結婚後もアフリカや貧しい国の支援に携わろうと考えていたクラウス殿下。

  しかし、女王の夫になった途端こう言われたという。

  「女王の立場を一番に考え、国の政策に関わる話をすべきではない」

 クラウス殿下が「うつ病」だったという事は事実です。

   外交官だった事も。

  でも、クラウス殿下がドイツ人であった事。ヒトラー・ユーゲント出身であった事により

  女王との結婚には国民の多くが反対した事実には触れられていません。

  そういう「過去」に対するわだかまりや反発・・・否定が殿下を「うつ病」にしたのだという事には

  一切触れられておりません。

 「女王の立場を一番に・・・・」の言葉は雅子妃のスライドのような気がします。

  確か、雅子妃は結婚後の晩さん会などで外国の政治家相手に軍事の話、政治の話などを

  しかけて論破しようとして宮内庁に「そういう話はすべきでない」と注意された事がありました。

 エジンバラ公を例にとっても「王配殿下」の立場は微妙で、男としてのプライドを満足

  させるものではない事は事実でしょう。

  そのクラウス殿下の「うつ病」と雅子妃の「適応障害」を同列に語ってよいものでしょうか。

 

 そして与えられたのは国際援助を行う機関に

  ただ簡単な助言をするだけの仕事だった。

  当時のオランダ首相はこう明かす。

志が高く、才能もある人間にとってはただただアドバイスを

 するだけという仕事はとても物足りなかったのだと思います。

クラウス殿下には「オランダ王室の犠牲になった」という思いが

あったのかもしれません」

与えられた仕事に幻滅し、傷ついていった有能な外交官

そのお姿は雅子さまと重なって見えてくる。

 この一文が、非常に王室や皇室に対して、失礼すぎるのではないかと思うのは私だけで

   しょうか。

  「王室」「皇室」にはそれなりの役割があり、それは民間のそれとは違います。そこに同じように

  「やりがい」を求めるのがおかしな話で。

  「与えられた仕事に幻滅し、傷ついていった外交官」って・・・・ 王族や皇族を馬鹿にしていますよね。

 現在、日本の皇族はそれぞれ「名誉総裁」などの職を引き受けています。

  赤十字の名誉総裁は皇后陛下です。そういった「名誉職」の全てを否定し、つまらないものだと

  言っているわけです。

  けれど、そもそも「王室」「皇室」は職場なのでしょうか?

 

 しかし、クラウス殿下には雅子様と違った面があった。

  自らの病状をメディアの前で語ったのだ。

  クラウス 「私はこれまで何度も取材を断ってきました。

  しかし、オランダ国民が一度は

  私について全てを知る権利があると考えて今回のインタビューを

  受ける事にしたのです。

  うつ病を患った事は私の人生の中で最も苦しい時期となったのは確かです」

  自らの言葉で心の病を告白したクラウス殿下。

  その思いにこたえるかのように、オランダ国民は

  自宅にメッセージをはりだし、殿下の回復を祈った。

  そして殿下も心配する国民の為に直接触れ合う機会を増やし、

   感謝の心を伝えていったという。

  愛する夫の心の病、その苦しみを共に乗り越えていったからこそ、

  雅子様の苦しみを理解していたベアトリクス女王。

  女王がからの指示を受け、皇太子ご一家のお世話をした人は

  その時の事をよく覚えていた。

  「ベアトリクス女王が「とにかくオランダにいらっしゃった雅子様が

  静かにゆっくりと家族だけで

  プライベートな時間を過ごせるように」と伺っていました。

  「静かな時間の大切さ」

  確かにオランダ静養の間中、皇太子ご一家がメディアの

  前に立たれたのは(馬車庫)この一回だけに限られていた。

 滞在先の城に小和田一家を迎えてどんちゃん騒ぎをした事や

  女王とのヨットをドタキャンした事には触れず。

  親しき仲にも礼儀あり・・・・という言葉を皇太子夫妻は知らなかったのでしょうか。

  女王がそこまでしてくれた背景には皇室(両陛下)とオランダの深い絆があったればこそ。

  それを台無しにしてしまったのが皇太子夫妻なのです。

 

 そして今年、雅子様にとって11年ぶりとなった外国の公式訪問も

その強い後押しとなったのはマキシマ王妃からの1本の電話だった。

「何も心配なさらずに オランダに来て下さい」

その絆に支えられ、あのオランダ報恩は無事に幕を閉じたのだ。

帰国後は宮城県など被災地3県をお見舞いされるなど元気な

姿をお見せになった雅子様。

皇太子ご夫妻が歩まれた20年。病気や困難と向きあわれたお二人から

私達は皇室の未来をどう考えるのか。

 なぜここまでオランダを持ち上げるのか。

  それはオランダが基本的に「反日」だからだと思います。

 マキシマ妃からの直接の電話を「名誉」としてしまう感覚がおかしいのです。

   本来なら、主役はあちらで、即位式を控えた王妃に気を遣わせる事が

   申し訳なと思わなくてはまりません。

   それを自慢げに語る部分に雅子妃の「王族と知り合いである自分」が誇らしい

  気持ちが表れていると思います。

 被災地訪問を3回ドタキャンした事には触れず。

 皇室の未来?もはや日本人ではなくなった異民族の支配する日本ですね。

 民間から皇室入りする事について

女子大生1 「軽々しく、自分のした事が出来るとか、考えちゃいけないとか

 すぐに外国に行けるなんてそういう風に監得てちゃいけないな。

 多分、雅子さん自身も、どうしたいとかキャリアからしても、あったと思うんですが

 こうy質に入ったという事で、国民の事を思って行動しなきゃいけないと

 いう事で、多分、すごく苦しまれたんじゃないかと思ったので

 (皇室に)入るという事はすごく覚悟がいるだろうなと思いました」

女子大生2「男性のお世継ぎを産まなくてはいけないというプレッシャーとか

そういった事を考慮すると女性の天皇というものがいてもいいのではないか

大学生3「なぜ男性しかダメなのかという事がよくわからないし、どうして

そういう法律を作ったのかということも疑問に思いますね」

 

伊豆野誠

今の時点だけでとらえるのではなく、1000年以上の伝統できている。

これはうまくいあってるという事。合理性がある。歴史といっていい。

その伝統を壊してしまうのは簡単。でも壊したものを立て直すは難しい。

この伝統の意味を考えるべき」

 

まず男系女系云々より「結婚」というものに対する若い方々の考え方が

非常に打算的というか、策略的というか、そんな印象を持ちました。

最初に「皇室に嫁いでみたい」と言った女子大生は「皇室でしか出来ない仕事がある」

といい、最後は「すぐに外国にいけるとか考えちゃいけないとおもった」と言ってます。

これはまさに20年前の小和田雅子と同じ考え方なんですね。

家と家との繋がりではなく「両性の合意の元に」結婚が行われる現在、

女性にとって結婚が一種の「ステイタス」になるかどうかという事。

「王子様と結婚すれば幸せになる」ではなく

王子様と結婚すれば好きな事は何でもでき、華やかな生活が出来る」

雅子妃が間違ったのはまさにこの部分でした。

そこに「愛」がないから「世継ぎのプレッシャー」に傷つけられたと怒るのですね。

 

この番組、ラストはやっぱり「今でも女性の家に嫁ぐ男性は少ない。

男女平等の考え方が・・・」と締めくくっていましたが、いわゆる男女平等の観点から

いえば「女性天皇が認められないのはおかしい。雅子様が傷ついて病気になるのは

当然だ」と言いたいわけです。

 夫婦別姓

 嫡出子と婚外子の相続の平等

 産まない選択を促進させる思想

これは家族制度を怖し、少子化を加速させ、民族を崩壊に導く思想です。

それを盾に「雅子さまおかわいそう」と言い募るテレビ局、マスコミは一体

どこの国の人間なのでしょうか。

「雅子様がお可哀想だから愛子内親王を天皇にしてあげよう」という理論は

皇祖神の子孫である天皇家にはないもの。

番組の最初は伊勢神宮を出して、堂々と

天皇とは精神的支柱」と言っておきながら、最後は「何で女性の天皇じゃダメなのか

理解できない」

と言い出す愚。

あのスタジオにいた人達は天皇という存在の大事さはわかっても

制度には不満が残り、「女性(雅子さま)に優しい皇室を」などと思ったのではないかと。

天皇にとって大事なのは

父が(父の父もその父もその父も)天皇である」という「血筋」なのだという事。

それがすなわち「男系男子」である理由だという事を一切説明しなかったテレビ局。

制作者が知らないからなのか、意図的だからなのか。

どちらにせよ、こうやって民意は誘導されてしまうんだなと感じた次第です。

 

 

 

 

 

 

 

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抗議レベル フジテレビ「新・皇室入門」 2

2013-12-26 09:23:18 | 皇室報道

 雅子妃の20年からみおる皇室の未来

 

 今年、オランダの即位式に出席した雅子妃に関しての海外の報道

雅子さま「金の卵から解き放たれる」

「ストレスプリンセス 海外訪問を希望」

 ハーバード大を卒業し、東大から外務官僚になり皇室入りした雅子妃への

  国民の期待は大きかった。

   その国民の期待は現実のものとなる。

 ハーバード大は親のコネで入学

  東大学士入学したものの修士課程をとれずに帰国

  けれど、国民が抱く雅子妃のイメージはいまだにレポートのようなものであるという事

 

 各国のVIPをも通訳を介さずに話される姿、そして中東文化にも詳しく、二度にわたる

  中東各国を回られる姿に国民は胸を躍らせた。

 皇族は間違った言葉を使ってはいけない為、語学に堪能であっても通訳を介するという

  伝統がある。ほんのちょっとした訳のミスが国際問題になる恐れがあるから。

  にも関わらず、通訳を介さず延々と話した事で何等かの問題が生じた可能性はある。

 中東に詳しいわりには「褒めてはいけない」習慣を無視し、馬を褒めた為に「おねだりした」

   事になり、馬を贈られる羽目になったり、二度目は阪神大震災の直後であるにも関わらず

   にこやかに訪問した事には触れられていない。

 

 しかし、これ以降、外国訪問はとだえてしまう。

 ベルギーの結婚式に行った事はなかった事?

 

 2002年12月5日の記者会見

 「外国訪問が難しい・・・」この言葉を宮内庁記者は

「幼い頃から、また外交官として社会に出られてからも

外国に行くというのは日常的な事だった雅子さまに

とって国際親善の場というのは非常に大事に考えていらしたと思います。

その一方で皇位継承者となるお子様の誕生を優先する形でご出産までの間、外国訪問が

実現しなかった。そういう国際親善に寄せる思いと現実とのギャップは非常に大きくて

そのギャップに雅子様も非常に深く悩まれていたのではないかと思います」

 雅子妃は外交官ではなく、外務省の1官僚であったにすぎない事が抜けている。

 「国際親善」というのは外国に行かないと出来ないものではないという視点が抜けている。

 「皇室」というのは「国際親善」をするのが主な仕事ではない・・・それを知らなかった事が抜けている。

  では「皇室」とは何か?

  前述したように「伝統」「日本人の大元」である事の象徴であるなら、まず日本人としてのDNAを

  残す事が最大の仕事なのです。

  男系男子のみで繋がれた歴代天皇の存在は、理屈ではなくその事に意義がある。

  男系男子を産む事が国際親善より上である事は当たり前の事。

 しかし、一方で妃が産む必要はなかった。秋篠宮妃でもよかった。

  けれど皇太子夫妻は、自分達に子供が出来ないが為に弟一家にも産児制限をかけた。

  つまり、自らのDNAを滅ぼそうという行為に出たのです。

 

 雅子さまは全てがご出産優先だった苦しみを「外国訪問が難しい」という

  言葉で表されたのだ。

 「出産優先」である事と「外国訪問」がなぜ繋がるのかわからない。全く関係ないのでは?

  出産優先であるので外出禁止にされたーとか、常にSEXを強要されたとかならわかるが。

 

 だからこそ結婚から8年、愛子様をご出産されたあとの会見では・・・・

 「生まれてきてありがとう」会見

  やっと授かった子供の誕生を涙ながらに語られている。

 作・友納ではないか?と思う程仰々しいナレーションに驚きました。

 

 はたして、雅子様の苦しみは終わらなかった。

  現在の法律では天皇になるのは男系男子と決まっている。

  そこで「次のお子様は是が非でも男の子を」という声が上がったのだ。

  その声を雅子さまはどんな思いで聞いておられたのか。

 どこからそんな声が?

  宮内庁長官は「皇太子家に第2子を秋篠宮家に第3子を」と言っただけです。

 自分で産めないなら弟夫妻に任せればよかったのに、産児制限をかけた。

  その上で「どんな思いで聞いておられたのか」と言われても・・・・・

  努力せずに結果が出ない事に傷ついてもそれは自己責任ではないかと。

 一般庶民でも世界的に見ても「子どもの誕生」程、目出度いものはない。

  なぜなら人間の本能として子孫を残す事が必要であるとインプットされているからでしょう。

  ゆえに「第2子第3子」を望まれて、それが「無礼だ失礼だ」という感覚に陥る事が

  おかしいのです。

 ここからは私の想像ですが、愛子内親王は本来「男子」として生まれてくるはずだったのでは

  ないかと思います。

  しかし、結果として生まれたのは女児だった。その時点で「不妊治療・男女産み分け」に

  正確性がないと判断し、出産を止めてしまったのではないかと。

  

 2004年5月10日。愛子様ご出産から3年。今度は皇太子さまが

  苦しい胸のうちをあかされた。

 「人格否定発言」

 いわゆる「雅子のキャリアや人格を否定する動きがあった事は事実です」と言ったセリフの

  どこが「苦しい胸のうち」なのか。

  むしろ、意味不明に第三者を責め立てる言葉を投げる皇太子とは何者なのかと言いたくなります。

 全ての原点はここかもしれないと思います。

 「雅子のキャリアや人格」 → ハーバード大での成績がいい優秀な人間

                   好き嫌いをはっきりいう性格

                   「自己肯定」にのみ頼る性格

 を否定した人物がいる。それは誰だったのか?という事。

 そして原因を「世継ぎのプレッシャー」とした事で、「世継ぎを産めと強要された」と言いました。

 皇太子の考えとすれば「世継ぎの誕生より、ハーバード大卒で語学堪能で中東に詳しく

 外交をやりたいと言っている嫁を貰った自分」を評価せよと言っているのです。

 

 それから2か月。宮内庁は雅子様の病名を「適応障害」と発表する

 いきなりの「病気」宣言に驚きました。

 

 適応障害・・・それは「はっきりとわかる強いストレスの為に不安・抑うつ・不眠などの

  症状が見られ、社会生活に支障をきたす病。

  この頃から雅子様が国民の前に姿をお見せになる事は極端に減っていく。

  折をみて出られた行事にも、その顔に笑みはなく、まるで人目を避けるようにカメラの前を

  通りすぎて行かれた。

 「適応障害」という病名は医師団と雅子妃の造語であるという事実が抜けている。

 ストレスの原因が「世継ぎを産めない事」だったとすれば、皇太子妃を辞めればよかっただけ。

  あるいは(しつこいけど)弟夫妻に委ねればよかっただけです。

  公務は嫌だけどディズニーランドへは行ける。フレンチレストランで3時間も4時間も食べ続けられる。

  那須御用邸で大規模なお遊びは出来る・・・という事には一切触れられていない。

  平等で正確な報道をするなら、ディズニーランドでにこやかにお手ふりする皇太子一家を

  映しだして

  「雅子様はレジャーと静養に励まれた」とするべきでした。

 

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抗議レベル フジテレビ「新・皇室入門」  1

2013-12-26 08:44:32 | 皇室報道

 こんな気持ち悪い番組を最後まで見て、書き取った私は偉い?

でも、NHK始め民法各社の「雅子妃擁護」の真実が少しでも見えるなら・・・と思いました。

 

 街頭インタビュー 「天皇とは何か」「国の象徴とは」

国の象徴 → 中心人物

          国の中心として目立つみたいな

 

 天皇陛下はどんな存在?と聞かれたら

大学生1 「今年の夏までフランスに留学。君の国には天皇がいるけど天皇とは何なのか

       どんな存在かときかれて「象徴」と答えた。

       「象徴」って何?具体的な役割は何?日本に必要なのか」と言われて堪えられなかった」

大学生2 「塾の講師をしているが、どうして天皇は偉いのかと聞かれ、答えられなかった

大学生3「象徴が生きている人間であるという事がどういう事なのかわからない」

工藤美代子 「日本人のもっとも美しいすがた。日本人の気品を体現している存在ではないかと

       外国人に言われた」

「天皇とは何か」という事に対する答えとして「伊勢神宮」をあげる。

 伊勢神宮について

・ 伊勢神宮に祭られているのは天照大御神(皇祖神)

・ 皇室にとって特別な存在

・ 節目に訪れる場所

 式年遷宮の説明 → 1300年62回の式年遷宮によって「常若」の思想が保たれる

 つまり天皇とは

 精神的支柱

 日本独自の文化と伝統を体現している

 独立と統一の保証人

 国民の為に尽くす存在

 

「天皇」とは何か・・・・という問いに対して、最初に「伊勢神宮」を持って来たのは

正解だったと思います。

伊勢神宮は皇祖神が祭られており、祭主を務めるのは天皇家の皇女。

皇族方が節目の時に必ず参拝し、先祖に報告する場所であるから。

つまり、天皇は天照大御神の子孫である・・という考え方です。

神話の時代にまで遡る歴史を考えると、「日本」という国の大元であるといえるでしょう。

 

実際の歴史を見れば、元々いた大和民族の所に、九州から鉄を持ってきた一族がいて

そこで争いが起き、戦が繰り返され・・・・という史実があるわけですが。

伊勢と並ぶ大きな勢力だった出雲。伊勢VS出雲の戦いは伊勢の価値。

そこから、争いをやめて「大王」を頂き、祭祀を中心とする合議制の政治形態が出来上がった。

つまり、「大王」という象徴を抱く事で、一つの国の民である事を自覚し、統合していくという事ですね。

これは、朝鮮半島や中国には根付かなかった思想。

特に朝鮮半島では次々に国が出来ては争いが起こり、征服と屈服の歴史が繰り返されるわけです。

その原因は、あちらが「騎馬民族」でこちらが「農耕民族」だったからとも言えるでしょうが、

要するに非常に「平和主義」だった・・・・というわけです。

聖徳太子が提言したように「和をもって貴しとなす」つまり、大王の元で皆がなかよく、どの部族も

ひとしく「和」に属するという国民の統合の象徴だったわけですね。

 

八幡和郎氏が「独立と統一の保証人」と言ったのは、天皇という存在があってこそ

日本はまとまっているのであり、それは第二次世界大戦後に占領国だったアメリカですら

崩せないものであったという事です。

結論として「天皇」ある限り、日本はどんなに乱れても「日本」である事に変わりがなく、国民として

帰属していく場所であるという事です。

私が思うに。

21世紀の現代、在日勢力が非常に強くなっており、韓流ブームなどで、日本文化を軽視するような

思想が出来上がり、日本を守るべき外務省やNHKですら、「反日」の様相を濃くしている今、

式年遷宮によって、今一度「日本人とはどんな存在なのか。どういうものなのか」と考え

「日本文化を見直すべきだ」との機運が高まった事は、やはりそこに「皇室」「天皇」の存在が

あったからではないかと思います。

私達がなぜ、皇太子夫妻に怒り、廃太子すら叫ぶのかと言えば、そこに「日本人である自分」を

再確認し「美徳」をもう一度みなおすべきだとの考えがあるからです。

 義務に忠実である事

 真面目で思いやりがあり、気遣いをする

 こつこつと働く

 他人のせいにしない

 恨みをひきずらない

このような「日本人らしさ」を皇太子夫妻は失っている事を見るにつけ、このような人達が

将来の「天皇」「皇后」になる事に我慢がならないからです。

式年遷宮が62度も繰り返され、その度に新しい社殿を作り直し、その為に樹が植えられ米が作られ

火がたかれ・・・という永遠に変わらない営みを見る事によって

「伝統」の大切さを実感している国民が、それを壊そうとする天皇を許せないと思うのは当然ではないかと。

2000年に渡って天皇家は存在し、125代続いてきたわけです。

その中にはひどい天皇も沢山いました。乱暴であったり、精神的に変だったり、弱かったり

我がままだったりした天皇もいます。

けれど、天皇家をなくそうとする天皇だけはいなかったわけで。

現皇太子は「天皇家を否定し、伝統を壊し、自らの欲の為に天皇家を利用し」

やがて「天皇家をなくそう」とする、歴代の中でもっとも悪質で欲の塊のような「天皇」になるのです。

でも、日本人の象徴たる「天皇」はそんな存在ではない。

日本人とはそんな悪質な民族ではない。

その機運が「式年遷宮」への強い関心になったのだと思います。

 

 学生達から質問が出る

天皇が女性ではなぜいけないのか

また、皇族に嫁いでみたいという女性が

皇室に入らないと出来ない仕事もあると思うので」と発言。

二つの問いに対する答えが

雅子妃の20年からみる皇室の未来」という長々としたレポートでした。

 

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