ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

秋篠宮殿下・眞子内親王 献花

2013-07-31 10:12:44 | 皇室報道

 何でもっと大々的に報道しないのかなあ。

生でテレビ見てない私だから報道に気づかないだけなのかしら?

 

 秋篠宮殿下・眞子内親王 献花 

 7月30日、長崎入りした秋篠宮殿下と眞子内親王は原爆記念碑に献花。

 被爆者らに「お体は大丈夫ですか」と声をかける。

 紀子妃は31日に北海道公務の為、同行せず。

 両殿下は31日から開催の全国総合文化祭に出席。

 献花のお写真は

 

   こちら1

   こちら2

 

 本当に秋篠宮ご夫妻はそれぞれの公務に忙しく。でも眞子様が非常に大きな戦力になっていますね。

  今後、やっぱりこの公務は眞子様に受け継がれていくのかな。先の馬術大会も。

  被爆者の方々は「若い皇族が来てくれてうれしい」と言ったそうです。

  眞子様の年代の方々に関心を持って貰いたいと心から思っているんでしょうね。

 公務の在り方として、常に常に夫婦一緒である必要はないと思うのです。それぞれに重要な公務が入っていれば。

  そして眞子様や佳子様のような戦力がいれば。

  被災地訪問だって同じではないでしょうか。皇太子妃が病気だというなら、皇太子単独で何が悪いんでしょうか

  皇太子は一体、何の為に「二人で行く」事に拘っているんでしょう。

  本来、愛子内親王だって12歳になるんですし、母君がご病気なら夏休みに「公務見習い」として同行したって

  おかしくないと思います。

  あくまで内親王が健常であるという設定の元ですが

 ところで、常陸宮両殿下は8月5・6日の日程で岩手県を訪問。被災地にも行かれ「あまちゃん」の

   三陸鉄道にも乗られる模様。常陸宮殿下、決してお目の状態がいいように見えないのですが

   暑さの中、体調を崩されないようになさって下さい。

 佳子様は今週土曜日にはアメリカへご出発。

   その前に宮中三殿参拝とか、両陛下へのご挨拶とか色々ありますね。一杯お顔を拝見したいものです。

   佳子様が行かれるのはマサチューセッツ州の紀子妃殿下のご友人の家。

   ハーバード大学の教授宅だそうで(あら?どこかにハーバード大出の方がいらっしゃいましたね。お知り合いは

   いないの?愛子内親王をホームステイさせてくれるような)

   王室のないアメリカ、それもマサチューセッツ州ですか・・・・きっと「プリンセス・カコ」は地元で大人気になりそうですね。

 

 月刊テーミス「天皇皇后両陛下は公務の中、皇室の危機ー

                 雅子皇太子殿下を巡る諸問題を追う」 

 愛子内親王には皇族としての品や姿勢が欠けている。

 内親王の入学以来、雅子妃の過敏ともいえる行動は皇太子妃としてふさわしくないと国民の目に映っている。

 橋下明氏がかって「もし自分の娘が雅子妃のように役目が果たせなかったら躊躇なく引き取る」と書いた時、

  小和田恒氏は「これまで書かれたバッシング記事の中で一番手厳しかった」と言ったそう。

  その言葉を伝えたのは、雅子妃のかつての婚約者・越智氏の父。

 皇太子妃候補には旧宮家令嬢がいたので、「もし雅子妃でなければ親王に恵まれていたかも」という空気が。

 宮内庁の士気の低下ー信子妃に直接所信をださせた事など・・皇室を尊敬し忠義を尽くす人が減っている。

   また、雅子妃が頻繁に小和田家と接触することも要因の一つ。

 小和田恒は今や宮内庁の重荷ー国際司法裁判所判事を続けていられるのは皇太子妃の父だから。

   かつて前任者を引きずりおろしてその座についた過去も。

 今や、東宮職員の最大の仕事は病気から来る雅子妃の異常行動をどうやって人目から隠すか。

 皇太子夫妻、宮内庁、東宮職、政府と政治家メディアが今こそ皇室の在り方や天皇制について

   真摯に考究し、行動を起こす時である。

 橋本氏の批判に一番手厳しいと言った小和田氏。だからって行動を改めるでもなく、「恨み」を増幅させて

  いってるんでしょうか ちゃんと橋下氏の記事を読んで「手厳しい」と思ったのならまず、実家に引き取り

  説教するでしょうよ。それをしないで「皇室に自分の居場所をみつけろ」って言ったんですよねーー

 娘が皇太子妃の座から追われたら、それこそ小和田家の犯罪が明るみに出る?ヤフオクとか?

  ゆえにここは何が何でも皇后に・・・・という図式ですね。

 皇室の在り方や天皇制の意義を論議する前に、「雅子妃は本当に病気なのか」と論議すべきでは?

 

 

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名もなき毒

2013-07-30 17:16:02 | ドラマ・ワイドショー

 カリフォルニアに慰安婦像ですって そりゃあ、あっちは韓国人多い国だから。

すんなりアメリカ人になってしまう日系人と違って韓国系はどこに住んでいてもメンタリティは韓国。

そしてパク大統領の殊更な「歴史認識」誰もが、こんな事、あっちの政治事情だってわかってるけど

だからってほったらかしにしてはいけないと思います。

何がソフトパワーだよーー そんな事やってるから、どんどん世論が間違った方向に行くんじゃないの。

左翼をごらんなさい。女性誌を使ってイギリスにジョージ王子が生まれたから「女性宮家」「女性天皇」

問題にはならないだろうって、逆説的に取り上げてわざわざ話題にする程ですのよ

精神的に歪みきった人達にまともに相手をしても無理だし、誠意は伝わらない。

害悪は排除すべきではと思います。

日本に帰化した呉善花さんが、親戚の結婚式の為に韓国に入ろうとしたら入国阻止されてしまったと言います。

理由をはっきり言わないらしい。

日本に帰化した以上、彼女は日本人なんだから外国人の入国を拒否するなんてどんな国だいっ

彼女が言う事がいちいちもっともだから、韓国としては具合が悪いんでしょう。

サッカーにおける、横断幕の件もただ抗議するだけでなく、韓国サッカー界そのものを排除していくべきでは?

世界が動かないとダメだと思います。

今日発売の女性誌で知ったのですが「太王四神記」を作ったキム・ジョンハクプロデューサーが自殺してしまった

そうです。原因は、前にブログに書いたように「ギャラの未払い」

ペ・ヨンジュン以外の出演者へのギャラが未払いだったし、製作費も大赤字だったようです

「太王四神記」は制作に3年もかかって、専用のセットを作り、音楽が久石譲を使うなど、とにかく壮大な

スケールで作られたドラマでした

キムPDの作品は、いわゆる韓国風のナショナリズムがあまり前面に出てこない。ある意味、グローバルな

作品で特に「太王四神記」は名作であると思います。

映像は綺麗、GCを多角的に使い、普通の韓国史劇とは一線を画していました。

それだけに製作費がかかったという事は知っています。でも、それも日本の援助で大夫助かってた筈なんですけど。

ペ・ヨンジュンはこの作品の撮影中に負傷し、現在もコルセットをつけていないといけない状態らしい。

でもキムPDの葬儀では7時間も直立不動だったと・・・・・

ものすごくいい作品だったけど、プロデューサーと主演に生涯に渡って傷を残してしまったいわくつきのものに

なってしまいました・・・

多分、ヨン様は今後、ドラマに出るのは無理かも。そう考えると、あの時、あんなに無理しなければと

ファンとして悔やんでしまうんですよね。

昨日の「SMAP×SMAP」のビストロスマップに北川景子&蘭寿とむがご出演

「ファンなんですっ水を得た魚なんdすっ」と生き生きしゃべる彼女は好ましいと思ったけど

隣の蘭寿が何とも複雑で そもそも北川主演映画のPRに駆り出されたついでに花組の宣伝って感じでしょ?

歌いもしなければ踊りもしない蘭寿とむが隣にいるっていうのは、まるで「芸能界に生きる新進女優がトップスターを

引っ張り出した」ようにも見え、「女優の一途な愛に応えるしかないトップ」のようでもあり、北川がはしゃげばはしゃぐほど

「蘭とむをそんな風に使うな」とちょっとお怒りモード。

本来、食べるシーンはご法度のジェンヌなのに。こんな所で簡単に掟破りとは。

楽しそう・・・・だったからいいっか。

 名もなき毒 

杉村さん・・・死んじゃうかと思ったらあっさり怪我の手当てして退院ですか。

しかも奥さんに知らせるなって。いじましい。何でそんなに気を遣うんだよーー義父は何をやってるの?

ここまで婿に無関心ってどうよ

 

それにしても姉妹のお父さん、死体を片づけてた。

人を殺したって事ですか? 

姉妹の確執もイマイチよくわからないのね。妹が一人で姉を嫌っているような気がして。

単なる「男」が問題とも思えず。カレシの方も、姉妹で修羅場になっているのに止めようともせず。

一体、何を考えているんだか?

 

来週は1部終了だそうですが、タイトルの名もなき「毒」とは一体なんなんでしょう?

 

 

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東宮家の現状 おさらい 雅子妃入内の経緯2

2013-07-30 07:00:00 | 皇室報道

 みなさん、色々ご意見ありがとうございます。参考になります。

過去を振り返る作業は非常に面倒だし、忘却の彼方に記憶が飛んで、なかなか難しいなと。

でも、未来を語るにはまず歴史から。

ごく最近、「東宮家は変じゃない?」と思われた方にも、わかりやすく書いていけたらいいなと思います。

私がなぜ、「入内の経緯」に拘るかというと、外からも内からも「不適格」そのものだった小和田雅子さんという人が

いともあっさり皇室に入ってしまった事、これを明らかにしないと皇室から出て行ってもらう方法が見つからない

のではないかと思うからです。

特に「なぜ入内阻止できなかったか」と問われた時、誰もが「両陛下がダメと言ったらダメだったんじゃないのか」と思うでしょう?

ダメと言ったのにそれを乗り越える何かがあったのか、それとも両陛下自らが招き入れてしまったのか。

今もそうです。

東宮家の異常行動を許しているのは誰か」と問うた時、本人達だけなのか、東宮職なのか

宮内庁なのか、それとも両陛下なのかで、対処が違うでしょう?

はっきり言って、入内阻止出来なかったのに別れさせる事が出来るのか?と疑問に思う事もあります。

だって、あれだけ「不適格要素」がありながら・・・・ ループ状態。

皆様からの意見を集約すると両陛下が雅子妃入内を許したのは

 皇太子の意思を尊重したから

 両陛下自ら「小和田雅子でいい」と思ったから

 両陛下は「私情」を大事にされた。

 見えない力に脅された

 外堀を埋められた。

って事ですよね。

息子の意思を尊重した両陛下は20年経ってもそういう態度なのかなと思うし。

はっきり言って、両陛下が動かなければ東宮家はこのまま即位するし、そうなったらもう誰も止められないでしょう。

ではどうやって両陛下の目を覚まさせたらいいのか・・・・という話になるのですが。

その前に

先に提示した資料1990年4月に発行されたニュースパッケージチェイスに沿って、「経緯」を見て行きましょう。

買った当時はわからなかったのですが、今読み返してみると、これを書いた記者は、「今年中に小和田雅子で決定」

と見ている節があり、その伏線としてこれを書いたのではないかと思われるんです。

理由は

 やんわりとした礼宮批判

 皇太子妃の選定条件の曖昧さを突く

 皇太子の意思こそを尊重すべきと書く

そして「多分年末に決まるだろう」というような予測を書いています。

そして、記者自身、これは意識的かどうかわかりませんが皇后に対し「美智子さん」という書き方をしています。

早い話、皇室に対する崇敬の念は一つも持っていない・・・ある意味、小和田家と似たようなメンタリティなのか

なと。

という事で、第一章から主要部分を抜き書きしてみますね。

 

 第一章 空前のブームをもくろむ政府

 天皇家の次男、礼宮と婚約した川嶋紀子さんは、宮内庁の予想をはるかに超えるブームを巻き起こした。

 89年を代表するマドンナとして1位に輝く紀子さん。紀子さんの納采の儀は民放キー局が生中継。

 「結婚式は1日中放送するんじゃないか」宮内庁詰め記者達が首をかしげる程のフィーバーぶり。

 礼宮でこんな騒ぎなら皇太子の時はどうなるんだろう。

 女性週刊誌は「5月婚約説」を唱えるが、それはありえない。

  皇位継承順位代位の皇太子のお妃選びは2位の礼宮に比べて何倍もの厳しい条件を満たさねばならないという

  事情が。そのうえ、紀子さんが先に登場してフィーバーを巻き起こした事によって「紀子さんと同等か、出来れば

  彼女を上回る女性でなければならない」という厳しい条件も新たに加わってしまった。

 皇室制度は国家の基本問題というのが政府の変わらぬ位置づけである。

  次の皇后陛下となる事が確実な皇太子妃の選考にあたっては目立たないけれども首相官邸を中心と

  する政府が大きな役割を担っている。

  彼らの皇太子妃選びの姿勢は象徴天皇制をいかに維持していくか、が基本だ。

  この観点から政府は、平成2年中に皇太子の婚儀までを行う事に消極的だ。

 皇室の冠婚葬祭は象徴天皇を国民の意識に定着させていくうえで、極めて重要な要素だ。

  古くは皇太子と美智子さんのご結婚によって新しい皇室像を一気に広める事が出来たし、平成元年は

  昭和天皇崩御から大喪の礼に至る様々の儀式に散って戦後世代に対しても天皇制を強く印象づける

  事が出来た。

 大嘗祭・即位の大礼は国と宗教の関わりで世論の対立があるから皇族の慶事で盛り上げたい。

  礼宮の婚儀は6月に終わるので、皇太子妃決定を大嘗祭の前に発表して祝賀ムードを一気に

  広める事が出来れば世論を一元化出来る。

 ・ 宮内庁記者会は何でこんなに川嶋紀子嬢が人気なのかわからなかった?

  ・ 政府としては象徴天皇制を定着させるために皇太子の結婚を利用したいと思った。

  ・ 大嘗祭前に発表、平成3年結婚がほぼ決まり?と思っていた。

 実際にはこの時期、まさに6月に小和田雅子氏は学位を取れずに帰国。外務省勤務。

   本当にこの年に決めたかったとすると、2年も遅れをとったわけで・・・外務省出身官僚を使って

   強引な鴨場デートや、電撃的な「婚約スクープ」は、焦りの上の手口だった事がわかりますよね。

 かつて、皇太子と正田美智子さんの婚約・結婚が「開かれた皇室」の代名詞になり、国民は大々的に支持

  したなんですよね。誰も疑問に思わず。

  「開かれた皇室」とは何だ?という疑問は昭和の時代からあったけど、黙殺されて議論されませんでした。

  今時の若い人達には全くわからない言葉だと思うんですが、「開かれた皇室」の対極に「菊のカーテン」があり

  今まで庶民が知るよしもなかった、皇太子一家のプライベートな暮らしぶりの公開とか、「普通」の子育てとか

  自由に買い物をしたり遊んだりする姿を流す・・・イギリス王室風なイメージでしょうか。

 浩宮を乳母抜きで育てる事、入学式や卒業式に夫婦で出席する事、軽井沢でのゴージャスな静養、これらは

  全て「開かれた皇室」の象徴でしたね。でも批判されなかったのは、日本が高度経済成長時期であったことと

  昭和天皇のカリスマ性に守られていたこと、皇太子夫妻はプライベートでは非常に質素倹約を旨として

  生きていたから(浩宮と礼宮の学習院の制服やランドセルは陛下のお下がりだったり・・・)

 そして平成になり、皇太子の結婚は「象徴天皇制」を位置づける為の慶事であるというんですね。

  ここでいう所の「象徴天皇制」は、多分、「華麗なる皇室外交」「欧米化した暮らしぶり・・イギリス風」

  世の中、男女平等と声高に言われてキャリアウーマンがもてはやされ、人権意識が高まり・・・

  日本人が少しずつ日本人らしさを無くしていく過程で、川嶋紀子嬢の出現は、左翼の人達には脅威

  だったし、小和田雅子の登場は願ったりかなったりだったのかも。

 時世がどうであれ、「皇室」の根本を本能的にわかっていた礼宮が選んだのが川嶋紀子嬢で、

  時流に流された皇太子がこだわったのが小和田雅子だったという事でしょうか?

    

 第2章 礼宮婚約の波紋

 ダイニングキッチンの納采の儀。カーテンで流し台とガステーブルを隠し、金屏風を置き、

   真新しいカーペットを敷きつめてはいる。だが、ひらたくいうと、台所兼食堂が紀子さんが皇室に入る

   最初の儀式の場となり、天皇のお使いはそこで皇位継承順位第2位の親王妃となる方へ

   「結婚の約をなすため」と物々しい口上を述べたのだった。

 「土地付き娘」「資産家令嬢」が「お嬢様」とすると、紀子さんは「お嬢様ではない」し、「上流社会の人」でもない。

その代わり彼女はただの土地つき娘にはないものがあった。

あえて家の中にテレビを置かず、会話を大切にしようとした程の家族の結びつき。学者である父親のもとで培われた

知的な性格。中学生まで欧米で暮らす事で身に着けた本物の国際性。そして両親がはぐくんだつおおらかさ、つつましさ。

 3LDKのプリンセスは国民に支持された。

 宮内庁は、礼宮と川嶋紀子さんの婚約が国民に受け入れられるとは必ずしも信じていなかった

 3LDKのプリンセスとして印象付けられ、その上で支持された事で皇太子のお妃候補の対象が大きく広げられるだろう。

 「資産家の令嬢でなければ」-これまでの親王妃を見ると、例外なく実家から経済的援助を受けている。

   美智子さんが皇太子妃になった後、実家の正田家がひそかに援助した額は、当時の金額で計2億円を超えているという。

 礼宮が川嶋紀子さんと結婚したいと思っている事は記者会も知っていたが、資産的に現実化するか疑問だった。

 「学生のくせに」礼宮への批判。

 「はしゃぎすぎだ」「まだ学生の分際でありながら」という批判が少なからず沸き起こった。

 東京のある私立大学で共感が語学クラスの学生に「礼宮の婚約をどう思うか」と質問した所

  約40人の学生のほどんとが川嶋紀子さんについて「好ましい」と答えたのに対し、礼宮については全員が

  「わがまま」「利己的」などと批判したという。

 普通の国民は、学生時代に婚約したり、卒業してする結婚生活を続ける事は難しい。税金で養われている身で

  ありがなら、学生のくせに婚約したり、留学先へ婚約者を連れて行くなんて許せない(当時そういう噂があった)」

  というのが、クラスの代表的な意見だった。

 礼宮が婚約を急いだ理由は、兄の皇太子がお妃選びが難航しそうで自身の結婚は何年も待たねばならなくなると

  判断したことだろう。

 宮内庁は国民の間にわだかまるこうした批判を重くみた。

  「卒業してから結婚するのであり、むしろ公務にプラスになる」と批判をかわす一方で、紀子さんが婚儀で着る

  十二単衣を新調せず、常陸宮華子さんから借りる事にしたり、かつて職員宿舎である鷹司和子さん宅を

  当面の新居に充てるなど、つつましい結婚生活を演出する配慮を示した。

 つつましく華美にわたらないことは皇太子の結婚についても宮内庁の基本方針となる。これも礼宮婚約の

  波紋といえる。

 喪中でありながら・・右翼の批判

 昭和から平成に変わる時、右翼団体の宮内庁批判が先鋭化している。平成元年に天皇が相続税を納税した

  事に「天皇を国民と同列に扱うとはもっての他だ」と反発。大嘗祭も「国家行事として行え」と要求。

  そんな右翼が「昭和天皇の喪があけていないうちに、慶事をすすめるのはけしからん」

  「弟が兄に先んじるのは皇室の伝統を乱す」宮内庁に乗り込んで主張。

 藤森宮内庁長官、山本侍従長は「伝統尊重派」で「この時期の礼宮の婚約は皇室の伝統にそむく」という

  批判はそれなりに受け止めたものと思われる。

 皇太子のお妃選びが次第に「伝統尊重型」に移りつつあるように思われ、それが保守派も含めた礼宮の婚約への

  批判、不快感の表明と無縁でないと感じる。

 頭がこんがらがってしまいました。

   保守派から見ると礼宮の結婚は「批判」の対象になっている?嘘ーー 逆じゃないのか?と。

   確かに当時、「昭和天皇の喪中であること」「兄より弟が先に結婚すること」「学生結婚であること」に対して

   批判があったのは確かです でも主に女性週刊誌だと思うけど。

 礼宮が結婚を急いだ理由は、「兄の結婚がするに決まるとは思えない」とされているので、皇室内ではこの当時

   小和田雅子の名前は完全に消えていたし、両陛下もOKしているわけではなかったんでしょう。

   無論、小和田雅子当人も皇室に入る気なんてさらさらなく・・・といった所?

   他の理由としては、「紀子さんが魅力的で、早く結婚しないと他の人に取られる」と助言された…この場合の

   他の人とは皇太子。皇太子妃候補にされたらたまらないと思ったのか?

   さらに、即位の大礼に「妃」が必要であったこと。

   紀子妃は結婚後数か月で即位の大礼に筆頭宮家の妃として皇后の後ろを歩いていたわけです。

   思えば、あれだけの才女で可愛い川嶋紀子嬢が皇太子妃候補としてノーマークだったというのが

   何ともおかしくて。まあ、さすがの皇太子も弟の彼女をとるわけにはいかないし?

 両陛下は礼宮が結婚を申し出た時「長幼の序」があると言って説得しようとしたと言われています。

  それに対して礼宮は上記のように「兄がいつ結婚するかわからない」という理由を述べているわけで。

  皇室の伝統に則れば、早い結婚は望ましいのではないかと思うのです。

  本当に保守派が礼宮批判をしたとは思えないのですが。

 さらに私立大学でアンケートをとったという・・・意図的、作為的な貶め行為だなあと思います。

  そして「十二単衣」が常陸宮妃のものって・・・新調したんじゃなかったっけ?と。

  職員宿舎はひどいなあと思いました 正直、秩父宮妃が気の毒がって「私の邸を譲る」とおっしゃって

  下さらなかったらどうなっていたかと

 21世紀の私達からみると、礼宮の結婚はどこまでも皇室の伝統を尊重した正しい結婚だったと思うのですが

   90年代は「伝統を打ち破る新しい結婚」と解釈されていたんですね。

  川島紀子嬢の出自や経歴が「伝統的」では困ると左翼は考えたのでしょう。だから学生結婚である事やら

  喪中だーと騒ぎ立てて殊更「やんちゃな礼宮のわがまま」風に描いたのだと思います。

  それに乗って、十二単衣を借り物にしたり、職員宿舎をあてたり・・・なんて事を両陛下が指示したのだとしたら

  本当に厳しい措置で

  のちに甘やかし放題の皇太子夫妻への待遇と比べると何で・・・・・って思いますけど。

  両陛下にとって礼宮とはそんな存在だったんでしょうね。

 

 お浄めに古い映像を・・・・思い切り泣いて下さい。

 

   <!-- 秋篠宮夫妻 -->

  

 

 

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八重の桜・半澤直樹

2013-07-29 08:54:57 | ドラマ・ワイドショー

 雨ですねーー湿気がひどくて。まるで梅雨。でもダムは取水制限。

何だかこれすら嘘つかれているみたいで・・・テレビを信用できない私です。

 昨日、雅子妃は沼津に行ったようですね。愛子内親王の遠泳の授業を見る為に。

2時間も海岸で保護者や先生とおしゃべりしていたそうです。

皇太子は岡山・大分公務ですけど、同行しない理由を「暑さを避ける為」だったそうで。

でも、昨日は大分より沼津の方が気温が高かったみたい。2時間も外にいて直射日光を

受ける事が出来るとは、なんとお元気なんでしょうね。

頭に来るのは、東宮職がマスコミに対して「帰宅するまで報道するな」と言い渡した事です

何でそんな事?批判されるからに決まってるじゃないですか。

もはや国民を欺いても、威嚇しても何とも思わない東宮家です。

皇太子も岡山や大分くんだりまで言って、言う事は「楽しいですか?」こればっかり

他に言う事ないんですか?

あ・・・あった。「娘の宿題も多いです」

 

 八重の桜 

明治編になってオープニングが変って。いきなり新島襄のご登場

しっかし

本人に罪はない。ないと思うけど、この人ずっとアメリカにいたんだよね?

あの悲惨な戊辰戦争を経験していないという事ですか?

このタイミングで彼を出す事になんの意味があるでしょうか?

 

以前も、脚本家が現代的な視点から描くので、時代性と合わないシーンが多々あり、視聴者としては

違和感があると書きました。

若い方なんでしょう。江戸時代の事をどうのこうのというより「武士とは何か」わかってないと思うんですね。

「命は地球より重い」と信じてやまない人なんでしょう。

うちのバカ娘がドラマを見てて「昔の人は命を大事にしなかったんだね」といい、腹が立ちました。

それだけ茅野権兵衛の切腹が軽く見えたという事ではないかと。

それというのも、山川大蔵達が切腹する茅野に向かって「申し訳ありませんでした」と謝るんですね。

これっておかしくないですか?

謝るくらいならあんたが死ねよ・・・とつぶやきたくなるんです

玉鉄に罪はない。本当の山川だって自分が死んで全てが丸くおさまるならと思っていた筈。でもあの謝り方で

「よかったー自分じゃなくて」と思っているような?そんな印象がありました。

(山川さんちは・・大蔵も健次郎も生き残ってるしね・・・何だかずるい・・・みたいな?)

「申し訳ございません」ではなく、せめて「かたじけない」だったら違っていたのかもしれません。

また、殿からの手紙も「そなたの忠義は忘れぬ」と書いてるけど、わざわざ家臣の命を奪ってまで生きながらえるって

どうよーーと あまりに冷静で。

せめて、「私が腹を切るから藩士一同、身が立つように」と叫んで照姫達に抑え付けられる・・・とかのシーンなら

泣けたのになあ

さらにさらに函館の頼母さん。あなた、本当は自分が死ななくてはならなかったのよ。

本当は、この時点で知っていたんでしょうかね?

その上で「俺は生きる」と言えたものかどうか 戦を経験した人というのは、生に執着しないもの。

頼母がなよたけの句を手に「俺は生きてやるぞ。新政府がどんな国を作るのか見てやるぞ」というのも

感動的な筈なんですが、妻と娘達が全員死んでいるのにそんな事言えるのかと疑問が。

むしろ「わしは一生生き恥をさらす。それが償いじゃ」と言った方がぴんと来るような気が。

頼母の「見てやるぞ・・」のセリフですが、実は日テレ版で、西田敏行が茅野権兵衛を演じた時、切腹のシーンで

ほとんど同じセリフを言ってたんです。

ナレーションとしては「容保の死一等を減ずる代わりに首謀者3名を出せと言われ、席次からすると西郷、神保

田中だったが、西郷は行方知れずで残り二人はすでに死亡。4番目の茅野に巡って来た」と。

そして切腹しながら「見てやるぞ。薩長がどんな世の中作るのかみてやるぞ」って言うんです

時を経て役は違うのに同じようなセリフが巡って来るとは。西田さん、感慨深いものがあったかな。

とはいえ、同じセリフなのにこれが死にゆく茅野と後々まで生き残る西郷では全然意味合いも受け取り方も

違ってしまいます。

ここらへんのセンスが、「八重の桜」の脚本家にはないんだと。

山本むつみさんでしたっけ?脚本書いてるの。

彼女には、白虎隊がなぜ飯盛山で壮大な自刃をしたのか、西郷家21人が死んだのか、理解できてないと思います。

集団ヒステリー状態とでも考えているのかなとも思い。

「武士の死」というものをあまりにも軽く扱いすぎているのではないかと思うんです。

だから生き残った人達が抱える「苦悩」が見えてこない

みんな、夫や兄弟、家族を戊辰戦争でなくし、あるいは死にきれずに生き残り・・・・その「生き残る」という事の

悲しさがわからないんですよねーー

小さい頃、あれは小4くらいの時でしたか。

空前の新撰組ブームがありまして。しかも、社会でもちょっとそこらへんを学びまして。

新撰組の生き残りが仙台にいたという事に非常にびっくりして喜んだりして

でも、先生は「みんな名前を隠して生きてたの。なんでお前だけ生き残ったと言われるから」と言ってましたが

多分、当時、そういう感覚はあったと思います。

飯沼貞吉も名前を変えて仙台でお務めしてたんですしね。

武士にとって「生き恥をはさらす」事ほど辛いものはなかったと思います。

それなのに、この登場人物はみんな生きる事に必死。生きる事程素晴らしいみたいに描かれてて。

ちょっと違うようなと。

 

来週は山本兄さんに新たな嫁がいる事が発覚 この兄ちゃん、戦のさなかに何やってたのよーー

 

 半沢直樹 

視聴率、最高の22%マーク これはまだまだいけるな・・・ふふっ

思えばこんなにわかりやすい勧善懲悪な話は今時珍しい。

まるで昭和40年代の時代劇です

悪代官とか、悪行を重ねる奴らに虐げられる庶民を助けるヒーロー。

必ず決めセリフがありましたっけ。

今きくと、ほんっとに恥ずかしい程キザなセリフを平気で言ってたーー

半澤の「倍返しだ!」とか、上司を呼びつけにするとか・・・そういう啖呵を切るシーンは

あの頃の時代劇のクライマックスそっくりですよね。

子連れ狼とかーー長七郎天下御免とかーー暴れん坊将軍とかーー何だかわくわくしちゃう。

 

悪を倒すだけじゃなく、義理人情にも篤いのが半澤のいい所で。情報が欲しいからとはいえ、

自ら不利にしむけてでも、家族を探してあげたり 

これで上戸彩がいないと最高なんですけど。

まあ、壇蜜は許そう。宇梶さんの幸せすぎるドラマも・・あと2か月と思えばおじさん達の嫉妬は買うまい。

 

さて、今週はラブリンでなかったーー来週に期待。

石丸幹二。四季時代は王子様だったのにーーすっかり滑舌悪い悪役になっちゃったよーー

 

 

 

 

 

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なるようになるさ・斉藤さん2

2013-07-28 17:15:31 | ドラマ・ワイドショー

 「だまし絵歌麿」まだ見てなくて・・・すっかりシリーズ化されちゃいました

 

 飲み過ぎで・・・・ 久しぶりに お祭りで生ビールを2杯。雨が降り出す前にと思って

ぐいぐいっといき、帰って来てチューハイを飲み 頭痛いです。

お酒は暫く控えなくちゃーー

でも、毎日毎日、午前中はヨンジュナにくっついて、夏休みの宿題にくもんに問題集にとやってて

怒り、怒鳴り、教え・・・っていつから私、家庭教師になったんだ?という程密着している毎日。

まるで・・・まるで・・・ハイジを怒っているロッテンマイヤーさんじゃないかっ

「アーデルハイド!」という代わりに「ヨンジュナ!」と叫んでいるのよね。

昔はこんなに親が夏休みの宿題に付き合うなんて事、なかったと思うんですけど

学校での遅れも押し付けられて。何だか燃えつきそうです。

 

 なるようになるさ 

多くの視聴者が脱落しているでしょうが、なぜか見ている私。

わずかな舘さんとまひるちゃんを見る為に。

舘さんのぼやんとした雰囲気が好きなのと、まひるちゃんの滑舌がいいのに安心感があるって事で。

でも、ストーリー以前に、せっかくこの二人のおかげで自然な流れのドラマになっているのに

突如、浅野温子がしゃべりだすと「舞台」になっちゃう事。

今回はそれが一層顕著でした。

 

橋田先生は「血のつながり」程信じられないものはない」と思っていらっしゃるんでしょう。

「渡る世間は鬼ばかり」の最初の頃は、主に弥生さんは夫婦問題、文子、さつきは嫁姑問題、そこに

長子の嫁姑問題が絡み、岡倉夫婦はいつもやきもきして、娘達の避難所になっていました

岡倉のお母さんが生きていたころは、よく娘を庇っていたし、ずけずけと娘に注意するシーンなどもあり

何となく「血の繋がり」って一番理解しあえるのかなと。

でも、弥生夫婦の子供達が結婚・離婚・・・と始まった頃から、「血の繋がりに頼らない」家族が描かれるように

なりました。

さつきの息子、信も実の親より嫁の親をとってるし、弥生夫婦は実子を見限ってよその子供達と生活。

文子達は「元夫婦」として距離を保った付き合いになり、葉子は身内に頼らない子育て敢行、長子だけは

岡倉に残っていますが、夫とほぼ別居婚状態。

橋田先生なりに「新しい家族像」を模索した結果が今回の「なるようになるさ」なんだろうなと思います。

 

ありえない程さぱさぱした妻は、3人の息子も嫁も、孫すら見限って・・この見限り方がすごいんですよね

同居してくれない、親の事を考えてくれない、嫁一筋だーと恨み節は一切なくて、子供達が唖然とする程

私はこれから私の好きな事するから、干渉しないでね。私もしないから」とぐうの音もいわせない切り方。

「文句があるなら同居してみろ」とでも言ってるかのような・・・・・

そして、赤の他人3人との疑似家族が出来て行くわけですが、今のところは過干渉の夫に対し

妻は「人は色々あるから」と何もかも静観状態

こういう今時な「あえて相手の過去や心情に触れずに生活する」スタイル。本当は最先端なのかも。

にも関わらず、昭和の香りがするのは、やっぱり突如3人の飛び込み同居人が現れる事かなあ。

寅さんの世界は昭和だから通用したという事でしょうか。

橋田先生と宝塚歌劇団の植田伸爾はよく似ていると思います

どちらもドラマ史や舞台史に残る大ヒット作を出していながら、視聴者や観客からは「古い」と言われる。

セリフに独特な癖があって、好き嫌いは激しいでしょう。

今や橋田先生新作といえば「えーーまた?見ない」で植田先生新作といえば「えーーパス!」の人も多い。

橋田ファミリー以外の出演者は「気の毒に」と言われ、植田作品があたったトップスターもまた「気の毒」と言われ。

私も若い頃は植田作品は評価できなかったし、今の橋田作品もどうかと思って来ました。

でも、最近、芝居作りにおける二人の大胆さとか、観客や視聴者をぐいっとひきつける強引さに改めて

時代を超えた「偉大さ」があるんじゃないかと思うようになりました。

今回の「なるようになるさ」は橋田ファミリーが泉ピン子だけ。主要キャストは橋田セリフに戸惑い、デフォルメし

何とか「現代」に合わせようと思っている印象。

でも浅野温子の・・何というか、脚本をばかにしたような喋り方はまずいよねーー

どう演じたらいいかわからないんだろうけど、それにしても脚本家に失礼なんじゃないか?と。

植田先生の脚本も、もうまとも喋れるスターがいなくて、何だかわざとらしく聞こえたりしますが

「型」を踏襲すればある程度は出来る。橋田セリフもそうなんだろうなと思います。

それをナチュラルにしようとして、無理だったから浅野温子になったのかしらねーー

 

 斉藤さん2 

ここまで来ると玉井さんでしたっけ?あのおばさまは集団で「いじめ」をしているようなものですね。

今時PTA会長なんてそんなに権力ないと思うけど、確かにつるみたがる人はいるかも。

今回の話はどこにでも転がってる話で、面白味はなかったかな。

でも山内ママの思い込み→受け入れて貰えなくてぶるくれ→自立するぞと立ち直り→とんでもない行動に・・・

というパターンは面白かったかも。

古株のおばさまママ達よりはずっと素直で真摯でいいママだと思いますが。

 

花火をやった疑惑の高校生の一人が、ご懐妊中。あの子、お腹痛がってたけどどうなったの?

フラワー教室で一人浮いてる方、マヤ文明のマスターとアイコンタクトしてたけど何?

そして、一番わけわかんないのが「異常なし」の巡査長?

あれ、偽物かと思ってたら本物の警官だったんだあ。そして大真面目にやってるし。

裏があるよね。「異常なし」さんの話を早くやってよーー

 

 

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東宮家の現状  おさらい 雅子妃入内の経緯 1

2013-07-26 12:09:35 | 皇室報道

 夏休みの「課題」企画、結構好評なので続けさせて頂きます。

夏はお勉強しつつ遊ばなくちゃね

 

先に「東宮家の現状は誰の責任か」という問題提起をいたしました。

その結果、沢山の意見が寄せられ、おおむね「両陛下に責任があるのではないか」という事になります。

その理由として

 皇太子夫妻の非常識な行動や態度を叱責できないから。

 皇太子夫妻の非常識な行動や態度を止める事が出来ないから。

 皇太子夫妻を庇うような言動が多いから。

です。

一方、「両陛下の責任ではない」「そう思いたくない派」の方たちの理由は

 50を超えた「大人」の言動や行動に80歳の親の責任を問うのは間違っている

 結婚するまで皇太子は「普通」だった。ゆえに配偶者である雅子妃が全面的に悪い(小和田家も)

 皇太子夫妻の結婚を黙認した国民にも責任があるのではないか

です。

どちらの意見も正しいのです。でも視点が違うんですね。

前者は問題の根本は皇太子の誕生、あるいは今上の結婚、ひいては戦争にまで遡って考えます。

後者は、あくまでも「結婚後」の皇太子夫妻に焦点をあてた考え方です。

 

その後、「誰にどう訴えかければ東宮家の現状を変えられるか」という問題提起をしました。

みなさん、一番は「安倍総理にメールなり投書なりして訴えて行く」「宮内庁にメールを送る」等の意見が

多かったと思います。

正直、庶民の私達にはそれしか出来ないというのはあります

そうはいっても、3月に突如小和田恒氏が安倍総理に会い「政府専用機を貸せ」と言われた時、たった7分の

面談ではあったけど断れなかった事からすると、安倍総理に期待するのは無理なのかもと。

 

私達は東宮家の惨状を「日本の未来に関わる事」であると思い、色々議論したり葛藤したり、悲しんだりしている

わけですよね。勿論、個人的に交通規制を受けたり学習院の学友達のように直接被害をこうむっている人達も

いるわけですが。

しかしながら、天皇・皇后両陛下ないし宮内庁はこれらの問題を「私事」ととらえているのではないかという疑問が

わきます。「天皇家という一家の問題」として処理するなら、東宮家問題はただの「本家と後継ぎの喧嘩」とか

財産争いのような下世話な話になってしまう。

本家本元がそうとらえている場合、私達は口を出す事は出来ません。

長男夫婦が家業をさぼって遊んでばかりいる。それも家の金を使いたい放題で。

次男一家はそんな長男夫婦が作った借金を自転車操業しながら返済している。

長男夫婦の一粒種の娘は障害があるにも関わらず、「健常」だと言いはってしつけや療育をさせないので

今や野生児状態。次男一家には将来の跡取りが生まれた。

しかし、金遣いが荒く、仕事をしない長男夫婦をなぜかかばい続け、模範的な次男一家には

「文句をいうな。黙って働け。後継ぎは長男に決まってる」と社長夫婦は譲らず、そのくせ「ちゃんと仕事を覚えてくれない」

と嘆く・・・・というような図式ですね。

問題なのは、普通の商家ならいいけど、この場合の「家の金」というのが税金という公金であるという事です

「税金」で暮らしているという事を人一倍考えている筈の両陛下が皇太子一家がそれを無駄に使う事は

許しているという矛盾が国民を怒らせるし、失望させるし、批判の的になってしまうのです。

 

ではそれは誰の責任か・・・・で前述したような結果が出たと。

そこで、さらに一歩踏み込むというか、過去をおさらいしつつ「なぜ今のような状況を招いてしまったのか」

という議論に移りたいと思います。

本来は戦前にまで遡って考えるべきでしょうが、そんな事をしていると夏休みが終わってしまうので

今回は「なぜ雅子妃は入内できたか」という事に焦点をあてて考えてみましょう。

公式には

 昭和61年、スペインのエレナ王女のレセプションに現れた小和田雅子嬢を皇太子が見初める。

 一か月後の日英協会のパーティでも顔を合わせる。

これによって浩宮の雅子嬢への恋心が燃え上がり、何度もプロポーズ。しかし、当の雅子嬢は外務省に入省

したばかりのキャリウーマン。東大に学士入学しオックスフォードに国費留学。

 平成の世になり皇太子が「雅子さんではいけませんか」と申し出。宮内庁が動く。

 足かけ5年とも6年とも言われる皇太子の求婚に雅子嬢、折れれ結婚を承諾。「皇室に外交しに行きます」と

  鳴り物入りで乗り込む。

といった経緯です

一方で、

 実は昭和59年の冬、オックスフォード留学中の浩宮がスイスのコルマールでスキーを楽しみ、その一行の中に

  小和田雅子がいた。

 この年、両陛下は誕生日会見で「結婚は早い方がいい」と発言。

という話もあるのです

コルマールの話が本当だとすると、両陛下はこの時点で皇太子が小和田雅子と結婚したいと思っている事を

ご存じであり、賛成していた・・・風にも感じられるのですが。

 

ここに・・・「ニュースパッケイジチェイス」という小冊子があります。

タイトルが「極秘取材メモから」皇太子妃はこうして決まる」

1990年に発行されています。

 

1990年といえば、秋篠宮が結婚するという事で空前の紀子さまフィーバーがあった年。

それにひっかけて「皇太子妃選び」についてあれこれと書いているんですね。

手のひらの中におさまるような小冊子がまだ我が家に残っていた事が奇蹟ですが・・・・

多分、某大型掲示板の情報源の中にこれも含まれているだろうと思います。

この本の内容についてはのちのち詳しくレポしますが、当時のお妃候補は

 久邇晃子(旧皇族・皇太子のまたいとこ)ー学習院

 伏見宣子(旧皇族・父はモービル石油部長)ー学習院

 住友愛子(父は住友信託銀行役員、母は鷹司家)ー学習院

 島津彩子(父は新日鉄、母は旧男爵家)ー学習院

 坂本敦子(父は今上の学友、祖父は貴族院議員)ー学習院

 草刈智子(父はサッポロビール幹部、母は一条家と伏見宮家の流れをくむ)ー学習院

 渋沢肇子(父はソニー役員。祖父は子爵)-聖心女子

 小林詔子(父は富国生命役員、母方は牧野伯爵の流れ)-学習院

 古河美佐子(父は電工会社役員、祖父が男爵。母方は元閣僚)ー学習院

 北野裕子(父は北野建設社長、母方は元貴族院議員」-聖心女子

 清水美佳(父は清水建設部長、母は紀宮のピアノ教師)-学習院

 三井智子(三井総家の出身)-学習院

 服部聡子(セイコーの服部家)-聖心女子

 三井史子(三井家の分家)-聖心女子

 豊田由美子(トヨタ自動車家、母は皇后の学友)-聖心女子

 三田麻紀子(父は日立製作所会長)ー聖心女子

 小和田雅子(父は外務省外交官、父方はチッソ社長)

 波多野真理(父は外務省、旧華族の流れをくむ)

 吉野直子(父はクレディスイス信託銀行社長、母はハーピスト)

 → 旧皇族

 → 旧華族

 → 財界令嬢

 → その他

 宮内庁が候補に挙げたお妃候補はざっと70人だそうです。その中でもマスコミに取り上げられた回数が

  多い人が上記という事で、私も久邇、渋沢、三井、服部・・・の名前はよく覚えています。

  ここで、「旧皇族」出身の女性が2人というのが多いのか少ないのか、どう思われますか?

  旧華族が8名いますが、どれも祖父とか母方に華族がいるというだけで、鷹司とか

  九条、一条という五摂家もいない状態ですね。

  いわゆる昔から「お妃」を出す家柄からは、マスコミに取り上げられるような令嬢がいなかったという事なのか

  早々に辞退してさっさとお嫁にいったとか?それにしても、今にして思えば不自然かなと。

 旧皇族2人の中で渋沢さんはわりと早く消え、最後まで残ったのが久邇晃子さん。彼女は香淳皇后の実家の

   家柄であり、母方は新興貴族の名門の家柄、さらに代々神宮祭主の家柄。この冊子には「保守派が最も賛成

   する人」と書かれています。

 本人も妃候補に挙がった時点で「覚悟」しており、マスコミに絶対に素顔を撮らせず、生活ぶりはいたって質素。

   哲学を学ぶ才媛。昭和天皇が吐血して入院後、「早く浩宮の結婚を」という事で、婚約を急ごうとしたのでは

   ないか・・・とみられたが、当の浩宮が乗り気でなかった為に外れる。

 波多野真理さんの経歴はおおむね小和田雅子と似たような感じ。父親は現学習院院長で外務省国連大使。

  いわゆる小和田派です。この冊子にはジュネーブに留学中の彼女を見る為に礼宮と紀宮がスイスへ公務で

   行った・・・と書かれています。本人にその気がなかったので外れたと。

 宮内庁は財界人の令嬢を早々にお妃候補から外したがっていたようです。なぜなら「会社の看板」を背負っている

   女性は「万人に支持されにくい」と見たから・・・らしいけど、じゃあ、日清製粉社長令嬢の正田美智子さんは

   どうなんだよーーとひとしきり

 両陛下がイチオシだった女性が吉野直子さんだったと書かれています。

  その理由が「父親が世界的なバンカーで母はハーピスト。彼女自身も天才的なハーピストである」から

  ですが、それ以上に「外国暮らしが長い」事がお気に入りの理由にされているんですね。

  要するに「外国暮らしが長い」≒国際性を身に着けている。語学力がある。+彼女の場合は財界でも政治でも

  ない「芸術分野」の一人者という事で「万人の支持を得る」と考えられたのではないかと。

 冊子には、数々のお妃候補が登場する事によってわかった点が2つあると書かれています。

1 東宮や若手の皇族、浩宮の周辺が考えるお妃候補には、官僚や学者の家族まで含まれている。

2 これからの皇族の役割として外交を重視する考えがあり、宮内庁も支持している。

この冊子がいわゆる左翼系だったとしたら、このように解釈するのも当然だろうなと。でも、当時はそれが

左翼系の考え方だとは誰も思っていませんでした。むしろ「国際性」(いわゆるグローバル)「語学力」「学歴」は

「出来る女性」の条件になっていたと思います。

 いわゆる保守派としてこのお妃候補の人達を見ると、

 血筋より学力・語学力・海外暮らしが重要視

 旧皇族・五摂家などの旧華族との繋がりが薄い

 いわゆる「皇室外交」重視、国内公務軽視の傾向が見える

 多産系かどうかが重要視されない時点で「世継ぎ」問題を軽視

という風に見えてしまうのですが・・・・・

 

皇太子と小和田雅子の出会いについてこの冊子は、いわゆる今まで語られていた事を踏襲しています。

ついでに書くなら、高円宮が非常に協力した事。

雅子嬢の祖父が水俣病を出したチッソの会長であった事については

元々銀行マンだった江頭氏は興銀からチッソに派遣されただけ」それが「三代にわたって汚点なし」

に触れるのはおかしいじゃないかと記者が詰め寄ったが、宮内庁は「必ず問題になる」と言ったらしい。

(問題になってますよねーー)

宮内庁が消極的な姿勢(反対したとは書いてない)の中、浩宮だけは結婚に向かってまい進したたそうですが

雅子嬢はオックスフォードに留学が決まって、話は消えたというのが1990年当時。

当時、お妃選考にあたっていたのは、東宮大夫、東宮侍従長、東宮侍従。

1980年代後半から外務省出身の東宮侍従が増えて行きます。

雅子妃入内の下地はすでにできていたのかもしれませんね。

 

それでも、この冊子に書かれていない事があります。

本当の所、両陛下は小和田雅子入内についてどう考えていたかという事です。

そして「3代にわたって汚点なし」の筈の規定が、どのように覆されていったのか。

なぜ、小和田雅子は皇太子妃になる事が出来たのか。

 

若い方は想像して欲しいし、私達と同年代の方々はあの頃を思い出しつつ考えてみてください。

「なぜ両陛下は小和田雅子入内をお許しになったのでしょうか」と。

 

 

 

 

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DOCTORS・OH MY DAD

2013-07-26 09:09:47 | ドラマ・ワイドショー

 社民党の福島さん、やっと辞任ですか・・・・っていうか、社民党自体いらないけど

あの独特の説明的な喋り方が気に障ってしょうがなかったんです。

何だか馬鹿にされているみたいで。まあ、私は福島さんほど学歴も職歴もないのでひがみですが。

今回、民主党が大敗したのは別に菅やぽっぽ兄のせいだけではないと思う。

「民主党」という名前を聞いただけでそぞっとする国民が多いんですよ。時が経てば経つほど嫌悪感が増す

という不思議な党で。

でも、選挙後に菅氏に「党員資格停止3か月」とかいっても何の効力もないよねーー

民主党という党自体が国益にそぐわないのだと思います。

だからって「痛み」を与え続ける自民党もどうかと思うけどさ。

 DOCTORS 

いやーーまたやってくれちゃったよ。すぐるちゃん

自分が下手に餌付けしちゃった猫のせいでバイクが横転。巻き込まれたのが皆川先生の息子だった。

さすがのすぐるちゃんも、今回は「ふんっ」てな態度が取れなくて、人知れず悶々と罪悪感に苦しめられ

ついに・・・・「俺の肝臓を半分やる!」と言い出し。

何だかここで大爆笑しちゃったんだよねーー

この極端さがたまらない。どこの世界に医者が患者に臓器を提供するなんて話が。

院長たちのセリフじゃないけど「そんな事をやってたら医者の体がいくつあっても足りない」になる。

しかもすぐるちゃんの体は飲酒癖が原因で使えそうにない。

見るからに糖尿っぽいもんね

 

皆川先生の息子にはそこまで肩入れしておきながら、自分の患者に無関心なすぐるちゃんを

黒相良が狙う。患者と同じRHマイナスAB型の血を大量に輸血させちゃった

その仕返しがレバニラ炒めとはっ いやーこの馬鹿らしさがすごいです。

ラストシーンの、こわーーい相良先生の顔・・・印象的でした。

 

 OH MY DAD 

ああ・・もう挫折しかかってる。一体、このドラマは何が言いたいんでしょう。

親切なバイト先のおじさんに倉庫を提供され、とうとう住みついちゃった?

で、やっと奥さんの誕生日を忘れていた事を思い出し

しかもクイズ番組でその事を思い出して答えが遅れた・・・・為に賞金とれず。

何だかここまで来ると、本当に昔、優秀な学者だったのか?と。

未来型なのか何なのかわからないマグネシウム電池に拘って、予算も立てない

利益率すら計算しないで「夢」をプレゼンしてしまう。

何度も同じ事で失敗しているのに、それでもこだわるのって・・・障害じゃないかと思う程。

頭の切り替えがいつまでも出来ないのが学者ではあるけど、織田裕二パパは

ただのおバカにしか見えないよ

 

倉庫で映してたテレビの電気代は・・・・ソーラーパネルかなんかでただなの?

っていうか、倉庫は暑いぞーーあんなにぐっすり眠れないぞーー

そういう現実が全くわかってないよなーーとひとしきり。

 

 

 

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ドラマあれこれ

2013-07-25 08:19:32 | ドラマ・ワイドショー

 ケンブリッジ公爵家のプリンスの名前は「ジョージ・アレクサンダー・ルイ」

アーサーじゃなかったかあ まあ、ジョージはエリザベス女王のお父様の名前ですから。

それにアレクサンダー大王+ブルボン家のルイですか?

未来のジョージ7世ですね。

なかなかよろしい名前ではないでしょうか。かっこいいというか、伝統的な中にも現代風で。

性はウインザーだけど・・・マウントバッテンはつかないんだっけ?

称号というか爵位は・・・?一応プリンスオブケンブリッジって呼ばれるらしいですが。

昨日の日本の報道は、ウイリアム王子とキャサリンが病院前で気軽に報道陣の質問に答えて

ジョークまで飛ばした事、王子がチャイルドシートに乗せた息子を自ら車に乗せてさらに自分で運転して

帰った事。暫く、キャサリンの実家で子育てする事などが報じられ、「開かれた王室」を強調し、褒め称えていました。

「こういう二人こそ国民の支持を集める」とか、「新しい王室の姿」だとかぶっちぎりで褒めちぎりまくり。

でも、ちょっと待って欲しい。

ウイリアム王子が生まれた時、両親はプリンス・プリンセスオブウウェールズという地位にいました。

でも、ジョージ王子はケンブリッジ公爵家の長男という扱い。

だから、ある意味、自ら運転してもなんら問題がないというか たまたまウイリアムが女王の孫であるという

だけで、普通の貴族の家庭と考えれば普通の行為だったのだと思います。

無論、護衛の車両はついているでしょうけど

実家で子育てが許されるのも、ケンジントン宮殿が改修中である事かららしい。

本来は世継ぎなのでバッキンガムに行くべきなんでしょうけど、そうしなかったのは新しい子育てというより

それだけ身分が軽いって事なんじゃないかと。

ケンブリッジ公爵は軍人という仕事についていて、キャサリンは公爵夫人。

だからこそ、今までは公務が少なくても誰も何も言わなかったし、安っぽい服を着ても許されている。

実家で子育てしても「新しいわ」ですむけど。やがて、ウイリアムがプリンスオブウェールズになった時、

今のままのスタイルが許されるかどうかは疑問です。

そこまで軽くなったらそれこそ「宮殿も使用人もいらないじゃん。王室なんてただのセレブ」になっちゃって

やっぱり廃止論が出てくるような気がします。ミドルトン家の家柄の低さもマイナスに働く事でしょう。

何だか、ウイリアム&キャサリンのあのカジュアルさを皇太子家の好き勝手の言い訳にされたらたまんないなあと。

「沼津遠泳にお付添いの雅子様。これが新しい皇室の形」「公務より子育て優先。これが新しい天皇の在り方」

みたいに誘導されたら本当に嫌だなあと思いました。

今期、出来不出来が激しい夏ドラ。「SUMMER NUDE」がまた視聴率を下げたそうで

だよねーー そこかでみたような話とシチュエーションはもう沢山って感じかも。

空気読めないフジテレビ、それでも韓国ドラマを流し続ける・・・・・・

韓ドラ制作現場では今、製作費と出演料が支払われず、業者が夜逃げしたりして、大きく混乱しているそうです。

韓国ドラマは普通週に2回、1本1時間から1時間10分(CM抜き)で放送されます。

だから、制作現場は地獄のような忙しさ。放送数分前にロケやってなんてこともザラ。

しかも、放送局の競争が激化して製作費はどんどん上がり、ギャラも上がる・・・・支払えるかどうかの見通しが立つ前に

とりあえず撮影に入らないと放送に間に合わないというわけですね。

そんなこんなで放送されても視聴率が低かったら目もあてられない。そこでギャラの未払いが出て俳優が出演拒否

制作者が訴えるような事態に まあ、ちょっとざまあみろ的な感じはしますが。

フジテレビや電通が、そんな韓国ドラマを助ける為に破格の値段で買っているんじゃないか?と思い。

駄作を高値で買って朝から垂れ流しする・・・韓ドラ好きな人ならさっさと切るような作品を、何となく暇つぶしに

見ちゃう視聴者(病院のロビーとか)そうやって視聴率を稼いでいるのかなあ

日本の制作現場だって予算不足で大変な目にあっているわけで。スポンサーの機嫌を損ねないよう、広告を一手に

握っている電通さんを怒らせないよう、本当は韓ドラなんか流したくないけど流し、日本のドラマの中にこそっと

ハングルを入れてみたり、韓国語のCMを流してみたり

韓ドラ・・好きだけど、壮大に自爆してくれた方が日本の為よね。

 八重の桜

とうとう開城。でも泣く気にもならないなあ。みんながこぞって殿さまに「生きてくれ」と頼むのも

武士としてどうよ・・・と思うし。そんなシーンを入れるから「は?」って思っちゃうんじゃない?

日テレ版だと、戦のさなかに赤ちゃんが生まれて殿が井上丘隅に「名前をつけてやれ、今日という日を

忘れないような名前を」といい、井上は「さて・・今日が会津の新しい日であれば「はつ」はいかがでしょう」

といい、殿は「はつか・・・よい名じゃ」で終わるのよ。

本来、殿が「我が身はどうなってもいいから家臣たちは助けてくれ」というのが筋ではないか?

ちょっと容保、嫌な奴だなあと思ってしまいました。

しかもっ。男性陣に紛れようとする八重さん・・・・・ いくらなんでもそれは無茶な。

尚之介さんは妻への思いやりから「ここに女がいるぞ」と言ったんでしょう。そりゃ当たり前ですよね。

普通の論理を説いても絶対に納得しない妻ですから。

脚本家として、会津っていうか、この時代の「男と女の違い」を見せつけられると嫌悪感を抱くのかなあと思うんです。

娘子隊が嘆願するシーンでも「女は引っ込め」みたいなあからさまな態度に「こういう考えしてるから会津は負けたんだよ」

と思った人も多かったんじゃない?

でも違うのよ。あれは差別じゃなくてある意味「思いやり」だったんだと思います。

そこらへん、ジェンダーフリーに染まってる脚本家の手にかかると「男女差別」とか「死ぬ事が正義じゃない」とかいう話に

すり替えられてしまう。それが悲しいかなあ。

で・・・次はいきなり明治ですよ。

あんなに愛し合ってた尚之介さんと何でわかれるハメに?

 

 名もなき毒

毎回どきっとさせられるなあ。このドラマ。

犯人は女性ではないかという杉村さんの奥さんの推理はいいとして、まさかその杉村自身が

狙われちゃうとはっ

誰かが邪魔だと思った?

あの姉妹の屈折した愛情もなあ。

お姉ちゃんは自分の彼氏が妹とできてる事を知っている。知っているからこそ「式は延期に」と言った筈なのに

みんなから止められて、どういうわけか当の彼氏が率先して結婚従ってる。

姉と妹、両方といい思いをしようという魂胆なのか?ひどいなあと思いつつ。

姉と妹、ちょっと歳が離れているせいか、育った環境が違うせいか、お互いを誤解しているような。

こういう擦れ違いはどこにでもあるよね。

 

 ショムニ

今時、こんな能天気な会社があったら潰れているだろうと思い、ちょっと不愉快になるっていうか。

バブリーな時代と違って、今はどの企業も必死。特に人事に関してはシビアだよね。

確かに「うつ病」診断書で休職して遊んでいるのに、くびに出来ないつらさはよくわかる。

だったらそこらへんをもうちょっとさあシビアに描けないの?

三浦翔平が演じてる役なんてパワハラそのものじゃん。それを根本から解決せず

ショムニメンバーの脅しに屈するような形でめでたしめでたしっていうのはいくらコメディでもなーー

ドラマ見ながら、あんなことまでして働きたくないと思った若者多数だろうなと思ってしまいました。

 

 WOMAN

不幸のてんこ盛り来ましたーー

今回、一番うけたのは、がんの告知をするドクターが笑顔だった事。

笑いながら「急性骨髄性白血病です」っていうんです。高橋一生君

我が家の姫が「何で笑うの?」っていうから「さあ・・」としか。

「治療すれば治る可能性があるから頑張ろう」の意なのかもしれないけど、その笑顔が

ものすごく能天気で 見ながらこっちも笑ってしまうというか、その後に来る猛烈な不快感がたまりません。

 

あの区役所お兄ちゃん「とりあえずここに預けて」って簡単に保育所に預けられたのね。さすがです。

しかし、陸君の「しゃべらない」はどう理解したものか。保育園の先生「知能検査」じゃなくて、

「小児精神科を受診するように」アドバイスすべきじゃないの

だって陸君、どうみたって知的障害には見えないよーー精神的にまいってる感じにしか見えないって。

生まれつき敏感なのかもしれないけど。

 

それにしても・・・・・ しおりの告白にはびっくり。っていうか、そんな事じゃないかなと思ってはいたけど

延々と語られると怒りで頭が一杯になってしまったわ。

小さい頃から苛められてた?お母さんが自分を過大評価するから自分もそうなってしまい、嫌な人間になった。

だから苛められて居場所がない?

そこに小春の旦那が現れたら両親が楽しそうに笑ってて、それを見たら家にまで居場所がなくなっちゃうと

思い、痴漢です!と小春の夫を貶めた・・・でも彼はしおりを「どうしたの?」「大丈夫?」という目でみつめてた。

ホームで乗客達に殴られ蹴られ、その時に落ちた梨を拾おうとしてホームに転落・・・・

この感情、知ってると思いました。

私、一人っ子だったんですよね。

それで4歳か5歳の時、うちにお客が来て、赤ちゃん連れだったんです。

で、両親がその子を「可愛いわ」というのを見て、ひどく悲しくなった私はぷいっと違う部屋に入って

しくしく泣いてたの あとから母に「ふぶちゃんが一番可愛いのはわかってるでしょう?あの人達は

今日しかいないし、お客でしょう?」と抱っこして言われて、やっとほっとしたけど、あの頃の私は

一人っ子で甘やかされて愛されていたのにすごく不安感も強かったという事ですね。

つまり、しおりって、そういう子なんだなあと。それが高校生?で出ちゃう?わけわからないでしょ。

母親が小春にエアコンを買っただけでやきもちやくとか これはもう人格障害だなあと思いました。

 

 今日発売の週刊誌によるドラマ評をちょこっと。

半澤直樹」→ 世の中の男性視聴者を虜にしたネオ大河。若者に媚びをうらない所がいい。

          スト―リーの作り方は昔の大河ドラマそっくり。それに比べて今の大河は・・・・という話。

ショムニ」→ 江角だけ浮いている。ネタが古い。

なるようになるさ」→ 橋田ファミリーじゃない人が橋田ドラマをやると、こういう結果になる。泉ピン子の

              「私が手本」ぶりがすごい。浅野温子はとりとめない脚本に出会うとデフォルメ過多の

              演技で切り抜ける。舘は自分流を貫きすぎ。

WOMAN」→ 脚本家は業界ではちょっとした「名脚本家」的扱い。でも長セリフが多い。何でも喋ればいいと

           いうものではない。

「Oh My Dad」 → クレイマークレイマー的な「子育てしながら仕事をする親は大変」のてんこ盛りでまとまりがない。

「スターマン」→ こんな種市先輩は見たくない。

 

だそうです。

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韓国史劇風小説「天皇の母」122 (なんてたってフィクション)

2013-07-24 08:34:57 | 小説「天皇の母」121-140

あの・・・

宿泊先である大使館に戻ると、女官長は恐る恐るマサコに尋ねた。

「お体の具合はいかがでしょうか?」

王宮で大分ワインを飲んでいたから、それがちょっと心配だったのだ。

しかも、マサコにしては随分の饒舌だったようで、気分的な浮き沈みの激しさが相手国に対して

どんな印象を与えてしまうか、という事が心配だったのだ。

平気よ」

それならよろしいのですが。しかし妃殿下、お酒はあまり・・・」

もう。いちいち言わなくてわかってるわよ。せっかく人が忘れているのになぜわざわざ思い出させるの?」

「忘れているのに」とはすなわち、彼女が「妊娠」しているという事実だった。

それを思い出しただけでマサコは不機嫌になり、ぶすっとした顔になって女官長をにらみつけた。

せっかく人がいい気分になってるのに水をさすってどういう事?あなた達っていつもそうよね。私が楽しんだり

するのがそんなに許せないの?」

いえ、そうではありません。ただ、お体の事が心配で。お酒は妊婦にはよくありませんので」

少しならいいって本に書いてあったわよ。現に元気じゃない

マサコの声が外まで響いたのか、ドアが開いて皇太子が入ってきた。

どうしたの?」

知らないわ。私が今日ワインを飲んだ事を怒ってるのよ

私は妃殿下のお体を心配して」

飲まない事にこしたことはないけど、少しは大丈夫なんじゃないか?」

のほほんと皇太子は言った。これ以上、マサコを怒らせると大使館員達に余計な疑念を与えてしまう。

皇太子は早々に女官長を下がらせた。

みんな私が不幸になればいいと思ってるのよ。やっと外国に来る事が出来たのよ。さんざん宮内庁に嫌がらせされても

やっと勝ち取った旅行なのよ。なのに、ちょっとワインを飲んだだけで何よ」

わかったわかった。女官長には注意しておくから。明日は結婚式だし。早く寝てしまった方がいいよ」

妊娠初期の気分の抑うつなのかな・・・と皇太子は本で読んだ浅知恵で考えながら必死になだめていた。

 

結婚式当日。華やかな雰囲気の中、ベルギー王室メンバー始め、各国の王族が教会に集まる。

ロイヤルウエディングと言っても、ブラバント公とマティルダの結婚式は質素に地味に行われる予定だった。

ヨーロッパの王室が派手な結婚式を行う時代はとうに過ぎていたからだ。

出席者のほとんどが上質な生地で作った中間色のスーツに女性は帽子着用といういでたちだったのは

マティルドのウエディングドレスが非常にシンプルなデザインだったからもしれない。

朝からテレビはロイヤルウエディング一色。

美しくて頭のいいマティルダ。ベルギー生まれのお妃を迎える喜びは国民みんなの総意だった。

式が行われる教会の模様も映し出されている。教会の歴史、ここで行われた儀式の数々、ロイヤルウエディング。

そしてこれからの段どりなどをアナウンサーが渾身のレポートをしている。

その映像を見ながら着替えようとしていたマサコは、突如 「これ、やめるわ」といった。

これとは、教会に着て行く予定の真っ赤なドレスだった。

は?」女官長及び、女官はあまりの驚きに絶句し、「ど・・どうなさるので」という。

青いスーツがあったでしょう。それにするわ

青いスーツは予備に持ってきたもので、結婚式後のレセプションか、外出時に着用予定であった。

赤いドレスは結婚式用にわざわざ作ったものであり、小物類もそれに合わせている。

だって絨毯の色を見てよ。赤じゃないの。赤い絨毯に赤いドレスなんて全然目立たないわよ」

そ・・それではお着物になさいますか?それでしたらプロトコルに」

何で着物で行かなきゃいけないの?その青のスーツを出しなさいよ

青のスーツと一口にっても、これはただの青ではない。

ロイヤルブルーのスーツだ。

日本でだって大昔は紫が最も高貴な色とされて一般人は使えなかった・・・という歴史がある。

ロイヤルブルーは本来イギリス王家にのみ許された色である。

だから今回のような公式の場では極力避けるのが無難・・・ゆえに赤いドレスにした筈なのだが。

マサコは言い出したら聞かない。

慌てて目にも色鮮やかなロイヤルブルーのスーツに同色のショールを用意。大きな青い帽子も出された。

靴は同色の6センチヒールで。これも最初は赤いもう少しヒールの低いものにするはずだった。

マサコは上機嫌でそれらを身に着け、教会へ向かった。

 

教会の入り口にはマスコミが多数押し寄せ、教会に入る客人たちを映しだしている。

滅多にない慶事であるし、王族方のファッションチェック程楽しいものはない。

とはいえ、今回はみな真冬の式である事や簡素な式を考慮してか、列席者はみな、黒やグレー

薄い青色のスーツにファーで統一しているような感じがあった。帽子こそそれぞ大きいものを

被っていたけれど、大方は黒かグレー。

その中で、ひときわ目がさめるようなロイヤルブルーのスーツに身を包んだマサコ妃が皇太子と

一緒に車から降りると、ちょっと回りがどよめいた。

野次馬たちはやんやとはやしてたが、教会の長い絨毯を歩く日本の皇太子夫妻への視線は

決して温かいものではなかった。

どこのプリンセス?)

(日本よ)

(ああ、日本。それにしても花嫁より目立ってしまいそうな色じゃないの。しかもロイヤルブルーだなんて

度胸あるわね)

(チャールズが見たらどう思うかしら)

マサコは自分が非常に若い部類に入る事。そして予想通り絨毯の色と被らない事で十分に自分をアピール

出来たと鼻高々だった。

記念写真を撮る時の席次は後ろだったけれど、ロイヤルブルーのドレスは十分に自分を引き立たせてくれたと

満足していた。

隣の皇太子も非常に楽しそうで、王族の知り合いにマサコを紹介する度ににこやかに笑っている。

君の奥さんはちょっとクレイジーなんじゃないか?」とちくりと嫌味を言われても、皇太子にはそれが褒め言葉にしか

聞こえなかった。

 

その後、国王主催の晩さん会では、相変わらずワインがおいしくて、マサコはついつい飲みすぎてしまった。

ベルギーに来る事が出来てうれしいです。だって6年も外国訪問が許されなかったんですよ。信じられます?

皆さんはヨーロッパ大陸にいるから、あちこちの国へ行くのも簡単で羨ましいわ」

などと喋り、相手がちょっと呆れた顔をするのに気付かなかった。

夜は、大使館でベルギー日本協会のレセプションがあり、乾杯の音頭をとられると、マサコは持っているシャンパンを

飲み干した。事情を知っている女官や侍従達は顔色を変えたがマサコはお構いなしだった。

 

翌日、皇太子夫妻は帰国せず、首都ブリュッセルから離れたヂュルビュイという町へ、全くのプライベートな

旅を楽しんだ。車で長時間の移動は妊婦には負担な筈だったが、マサコは分厚いコートをはおり、

悠々とシートに身を沈める。

ヂュルビュイは小さな町で、「日本の皇太子夫妻がやってくる」というのは歓迎一色のムードにつつまれた。

車を降り、街を散策すると多くの人々がついてきてSPは大変な思いをしたが、皇太子夫妻は上機嫌で

街の人々と話す。

街の人達は総出で迎え、居酒屋を営む老人が「リキュールを献上したい」と言ってSPに止められるも譲らず、

それを見た皇太子がひょいっとグラスを持って飲み干した。みなは喝采した。

マサコも当然、地元の名酒を味わい、一層開放的な気分になった。

ヂュルビュイでは出される食事がどれもおいしかった。

こういう食事がしたかったんだとマサコは言った。東宮御所で食べる大膳課が作った食事の味気ない事といったら。

おまけにムードもへったくれもない。

それに比べたら、このヂュルビュイのロマンチックな街並みと、ソースのきいた大きな肉の塊り、付け合せの野菜の

色の美しさ。とりわけリキュールの味と言ったら。

マサコは結婚して初めて自分が皇太子妃である事を忘れたような気がした。

 

ブリュッセルに戻ってからは、ヂュルビュイで食べたクッキーの味が忘れられず、女官に買いに行かせた。

両親やレイコへのお土産にするのを忘れるわけにはいかなかったのだ。

皇太子夫妻は市内の高級レストランにお忍びで行き、それぞれ別のフルコースを注文。

目にも鮮やかな料理の数々、高級感あふれる店の雰囲気とそんな所で特別扱いされている自分達。

そう考えるといつも以上に食欲がわいてくるし、おいしいとも感じる。

マサコの方のお肉はどんな味ですか?」

皇太子が珍しそうにマサコの皿を見つめる。一口欲しいのかしらと思ったが、フォークで突き刺して

夫の口に運ぶのは不潔な感じがして嫌だった。

だから「じゃあ、お皿を好感しましょうよ」という事になり、二人は大きな皿を交換し合った。

ぎょっとしたのはレストラン関係者である。

いやしくも三ツ星のレストランで、大皿を交換するマナーなどあり得ない。

この日本の王族はテーブルマナーを知らないのだろうか?いやいや、レストラン側に落ち度があったに違いない。

それでよくよく観察していると、互いに食べかけの皿を交換しているのである。

これはフレンチではやってはいけないルールだ。

給仕係は「すぐに料理を作りなおすように言ってくれ。双方半分ずつ。最初からやり直しだ」と言った。

別々のコースにした筈なのに、皿を交換する程互いの料理が食べたいと思ったのか。

それならそうと言ってくれればいいのに。それに食べたりないのかもしれない。給仕はそう判断したのだった。

そこで、新しい料理が運ばれてきた。

今度は当惑したのは皇太子の方だった。

「いや、別に料理が足りなかったとかそういうつもりじゃなかったんです」

「そうよ。もうお腹いっぱいだわ

という事で二人は新しく運ばれてきた皿には手をつけなかった。

 

それでも二人でワインを二本飲み、ゴージャスな食事を堪能した所で、レストラン側のたっての願いで

記念撮影に応じる事にした。

今も残るその写真のタイトルは「皇太子と彼の妻オワダマサコ」である。

つまり、このレストランでは皇太子妃はプリンセスではなく貴賤結婚の扱いであった。

 

一方、皇居では天皇と皇后が驚きの報告を受けていた。

「か・・懐妊している?」

二人は顔を見合わせる。

「本当に懐妊しているのですか」

皇后が尋ねた。カマクラ長官は頷く。

医師団が確認しましたので確かかと思われます」

では何でこんな状態でベルギーへ行ったのだ?しかも私達に何の報告もなしに」

天皇の声は少し怒っている。

それは当然だ。皇太子が結婚してからというもの、どれ程この日を待ちわびていたかしれないのだ。

国民みんなが待っているからね」と言った時、「私の友達にそんな事を言う人は一人もいません」と反抗された

時も、黙って耐えた。懐妊さえしてくれればいいと思っていたから。変な波風は立てたくなかったから。

そうでなくても天皇には皇太子夫妻がとても仲睦まじい・・・という風には見えなかったのである。

申し訳ございません

カマクラは頭を下げて今にも土下座せんばかりの勢いだった。

皇太子両殿下のご意向だったのでございます。もしご懐妊されていると知られたら、きっと両陛下は

ベルギー行きをお止めになるだろうと」

当たり前じゃないか」天皇は怒鳴った。

世継ぎを産む体なんだぞ。心配するのが当然じゃないか」

そうです。皇太子夫妻はどうしてそれがわからないのでしょう」

両殿下は外国訪問出来なかった事を大変気に病んでおられて。今回こそは何が何でもと。特にフィリップ

王太子殿下は皇太子さまとは同い年で仲がよく・・・」

だったら皇太子単独でよかったじゃないか」

はい。しかし、妃殿下がどうしても同行なさりたいとのご希望で」

何かあったらどうする

何かあっては遅いのですよ

皇后も珍しく声を荒げていた。どうもあの娘は自分を自分だけのものだと勘違いしている。

私共もそう申し上げたのですが、皇太子殿下がお譲りにならず」

妻のわがままを通す事が愛情だと思っているのか。天皇は頭を抱えてしまった。

なぜこんな・・・ほんの少し考えればわかる事ではないのか。

無事に帰国し、無事に生まれれば確かに笑い話になるだろう。そうなって欲しい。そうなる確率の方が高いのかもしれない。

しかし、皇太子妃に宿っている命は天皇家の命。将来の天皇かもしれないのだ。

どこの国の王族だって、授かった命はその夫婦だけのものではなく大事にする筈だ。

ご夫妻には侍医団をつけております。まだこの事は外部にはもれておりません。しかし、何やらマスコミの

動きが妙で」

「妙とは?」

妃殿下のご懐妊情報を掴んでいるのではないかとみられる節があり。勿論、はっきりそんな事を書かれたら大変です

ので釘をさしてはいるのですが」

目出度い事なのだからスクープされてもどうという事にはならない筈だが、ななめ上の思想を持つマサコだ。

下手に週刊誌が騒ぎ出したらどのような反応を示すか。それを思うとぞぞっとした。

もうすぐ帰国なさいます。その時に両陛下には正式のご報告があると存じます」

カマクラはそういう言うしかなかった。

天皇も皇后も帰国までの日々、ただただ心配し、時計を見つめる日だった事は確かだろう。

そんな親心も知らず、皇太子夫妻は意気揚々と凱旋帰国した。

きっと女性週刊誌tが「マサコ様の華麗なる皇室外交」と持ち上げてくれるだろう。

そしたらまた外国に行けるかもしれない。飛行場に集まったマスコミの視線が皇太子妃の腹部に

集中していたなどとは想像だにしていなかった。

 

そして帰国から3日後にそのスクープは衝撃的に報道されたのだった。

 

 

 

 

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英国ロイヤルベビー誕生

2013-07-23 12:42:37 | ドラマ・ワイドショー

 ケンブリッジ公爵家に男子誕生おめでとうございます 

そっかーチャールズ皇太子にとっては初孫なんだなあ・・・・

エリザベス女王もひいおばあちゃまに

 

 日本のマスコミのうかれようが不思議

何だってテレビでは「これでもかっ」という程、大騒ぎして「おめでとうございます」ムードにするんでしょう。

そりゃあおめでたい事に違いはないけど、ロイヤルベビーではあるしね。

でも、ウイリアム王子はまだ皇太子にもなってないし。このベビーちゃんの扱いは「ケンブリッジ公爵家の長男」って

事でしょう?そりゃあ、王位継承権第3位ではあるわけで。そこらへんは悠仁親王と立場は同じ。

7歳違いになるのかしら?

将来、仲良しになれるといいですね

イギリスのロイヤルベビー出産ではここまで大騒ぎするのに・・・街角コメントでは

「まあ、おめでとうございます」

「嬉しいです」ばっかり流して・・・・翻って悠仁親王誕生寺の「お通夜」のような雰囲気とはまるで違う。

日本ってやっぱりそういう国なのか?

 

 男子誕生でがっかりするのは?

一部マスコミは死ぬほど「女の子」を望んでいたでしょうね。なんせ将来の女王ですから。

オランダ・ベルギー・スウェーデンが将来、女王が確定。これでイギリスもそうなら、日本も皇室典範改正して

愛子内親王を女帝にという流れに持って行けたかもしれません。

でも、男子だったので、将来の国王確定。チャールズ → ウイリアム → 男子と受け継がれていくんですね。

東宮御所では今頃がっかりしているかも(笑)

いや、それとも、「愛子に会わせたい」とかいって渡英を画策中?

 

 名前は?

王子や王女の名前は、昔の王様や女王様の名前からとってる人が多いですよね。

チャールズ・ウイリアム・ヘンリー・エドワードなんてその典型。

アンドリューだけはギリシャ系の王族の名前だそうですが。

だから、今回生まれた王子様の名前をちょっと予想。

 アーサー(いわゆるアーサー王伝説)

 アルバート (ヴィクトリア女王の旦那さん)

 リチャード (リチャード3世?)

 ジョージ (エリザベス女王のお父様)

 ディビッド、ルイス、ジェームス、マイケル・・・・

当たったらいいなあ 生まれながらに子爵様って事よねーー ダイアナ妃が生きていたら

どんなに喜ばれたか。似てるといいなと思います。

とにかく健やかに元気にお育ち下さい。

コメント (21)
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