ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

大和悠河への期待値は・・・・

2007-09-30 19:34:30 | 宝塚コラム

 宙組のショー「宙FANTSISTA」を見ていて、卵から生まれ出る

星のプリンスに感慨深くなったんですよねーー

タニちゃんと藤井先生といえば「NON-STOP」だったなあ。

あれは藤井先生のデビュー作で、タニちゃんは早死にしちゃうサーカスの

少年・・・一生懸命綱渡りをしてにっこり笑ったときの笑顔が本当に素敵で

いつか華やかなトップさんになるなあ」と思ったもんです

そうそう・・・「エル・ドラード」で外しまくりのエトワール・・でも笑顔が絶品で

可愛らしくてかっこよくて金色の衣装がよく似合ってた。

ガイズ・アンド・ドールズ」のネイサンは憎めなかったなあ・・やっぱり

キザった笑顔が可愛らしくて。

 

思い浮かぶのはどれも月組時代の彼女ばかり。

はじけるような笑顔と若さと華やかさを持った若手スター・・月組の御曹司

で、いつか歴代の月トップの中でもひときわ輝くだろう・・と、思っていた

ものです。

(下級生の頃から見ているのでかなり贔屓目)

 

宝塚には様々なタイプのトップがいてもいいと思います。

星組の安蘭けいのように苦節○年、待ちに待ってやっと上り詰めたトップの

座。相手役の遠野あすかと共に最初から安定感を見せ、誰が見ても安心

しつつ、若々しい柚希礼音を育てる役目も負っているというような?

あるいは雪組の水夏希のように、ダンス以外は色々不安定要素も持っている

かもしれないけど、そこは二番手彩吹真央を始めとする

フォローに徹する姿勢の組子に支えられて頂点に立った・・・ような?

 

じゃあ・・宙組はどうなの?と言われたとき。

うーん・・・3回見た結果。

タニちゃん一人で頑張ってる。ものすごく背伸びしてトップらしくあろうと

努力しているものの、今の所から回りしているような」という印象です。

相手役の陽月華は歌以外は全てにおいて大和より上っ

演じさせれば表情豊かで感情表現が上手。躍らせれば多分宝塚の中で

一番上手 そんな表情豊かで技術力のある相手役に恵まれて

一対の雛人形のようにぴったりだけど、大和が一本調子に見える・・・・

特にショーでは藤井作品の機微を知ってる陽月と初めて尽くしの大和の差は

大きいわあ・・・

 

二番手の蘭寿とむは、地がネアカっていうかのびのび楽々好き勝手。

それは北翔海莉もそうで、あまりトップを盛り立てようとかフォローしよう

という意識はないみたい

学年も近いし付き合いも短いし、お互い自分の事で精一杯って感じ?

トップから3番手までの縦並びというより「クラスメイト」的な横並び状態で

こんなんでどうやってトップらしいオーラを振りまけと?

しかも、両横には悠未ひろだの十輝いりすだの四天王みたいな巨人が

いるので妙に大和が小柄に見えたりして・・・・

 

そんなまとまりのない組の頂点に立たされて

(それはしょうがない部分もあるのよね。タカハナ時代が長すぎて

しかも上級生ばかり出たり入ったりが激しく、さらに貴城けいの1作退団で

めちゃくちゃかき回されたんだもん)

大和悠河は一生懸命に笑ってキザって観客を引っ張り込もうとするの。

 

でも、まさに今卵から生まれたばかりのプリンスにいきなり太陽に

なれといってもそれは無理

あの天真爛漫で華やかな笑顔は影を潜め、とにかく重責を担うために

無理している姿がちょっと痛々しい・・・・

今更言ってもしょうがないけど、月組のトップだったらこんなに背伸びしない

で済んだんじゃなかろうか・・・

真横には男役顔負けに度胸のいい陽月華がいるので、よけいに弱弱しく

見えるって言うか、でもそれを逆にいかして組子が一丸となって若き

プリンスを支えたら今までになく華やかでかっこいい大和悠河が出来上がる

ような気がします。

(余命いくばくものをやってーーぜひぜひ韓流ドラマ風を

熱望

 

今回もヴィーナスなどのシーンでキザってアドリブをかましている大和より

サタンで痛めつけられるシーンの方にカタルシスを感じたっていうか?

本来そういう純粋系青年がよく似合う人ですものね

藤井先生は大和を「星のプリンスとして生まれ太陽に成長した

FANTASISTA」として位置づけましたが、そんな正統派の王子様が

よく似合っていたし、卵から生まれて違和感のないトップさんというのも

今時珍しいっていうか?

 

願わくば、月組にいた頃のような笑顔と包容力を早く取り戻して

本物の太陽に成長して欲しいです

 

でも大和を見ていてつくづく思った事。

頻繁で意味のない上級生の組替えはやめましょうよ。スターもファンも

疲れるばっかりだって

やっぱり主演は新人公演からその組にいた生え抜きがいいよーー

そろそろファンに安心と安定を与えてください。でないとヅカファンが

減少するしファンの裾野は広がりませんよ。

 

という事で、大和悠河に対する期待値は今の所未知数

でも時期がくればきっと・・・と信じています。

 

 

 

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バレンシアの熱い花はなぜウケなかったか2

2007-09-30 18:13:33 | 宝塚コラム

 この作品において観客がまっさきに疑問に感じたのは次の3点。

 なぜフェルナンドは婚約者がいるのにイサベラに告白したの?

 なぜシルビアはルカノール公爵が死んだあと自殺したの?

 「私のイサベラも死んだ」の意味はなに?

30年前のお客はこれらの疑問符は持たなかったと聞いています

 

最近スカイステージで榛名由梨版を見ましたけど、上記のような疑問は

思い浮かびませんでした。むしろ、フェルナンドとイサベラの熱い恋に

大いに涙して、ラストの「私のイサベラも死んだ」という台詞に胸が

締め付けられてしまった程です。

 

初演の月組と、今回の宙組では何が違うのか・・・・

それぞれの演技力だの歌唱力だのという事は目に見えている事実ですが

(大和以下が下手というのではなく、当時の榛名以下よりも経験が

浅いという意味です)

それだけではなく、このお話の根底に流れる物を表現し切れなかったから

ではないかと思いました。

それは・・・・「身分の格差」です

フェルナンドは貴族(それも元領主の家柄)、けれどイサベラは酒場の

踊り子に過ぎません。仮にフェルナンドに婚約者がいなかったとしても

結婚なんか出来る間柄ではなかったのです

当時は結婚は家の為にするものだったし、「階級」というのは大きな壁に

なった筈です。

 

フェルナンドの身分からすればイサベラを「遊びの相手」として扱う事は

十分に出来る筈。でもそこを正直に「婚約者がいる。彼女を悲しませたく

ない。でも君への気持は変わらない」と言ったものだから、イサベラも

「限りある恋」に生きる決心がついたのだといえます。

ラスト、イサベラは自ら別れを切り出しますが、それが唯一の彼女の

プライドの表れといいましょうか・・・

そしてフェルナンドは復讐を終え、元の真面目な軍人貴族に戻るでしょう。

マルガリータと結婚して公爵家を継ぎ、家の繁栄に尽くすでしょう。

イサベラを嫌いになったのではなく、愛したからこそ彼女を心から

抹殺する必要があったのです。

それゆえに「私のイサベラも死んだ」という絶望の台詞になったのでは?

 

また介在する「貞操観念」も現代とは違い、心ならずも一旦は他人の

妻になった身が、例え夫が死んだからといって、すぐさま他の妻になれる

というような感覚はなかったものと思います

処女を失った時点で「穢れた」と感じたシルビアが、一途に愛してくれる

ロドリーゴの妻になれるはずがないのです

それゆえ、シルビアはどちらにせよ「死」を選ぶしかなかったんですね。

 

初演版では、フェルナンド、ロドリーゴとラモン、イサベラの身分格差が

非常によく描き出されていました。だから話に説得力があったんですね。

でも宙組版では、大和も蘭寿も北翔もあまり上流貴族に見えないというか

(特に蘭寿も北翔もラモンの方がやりやすかったみたいだし)

陽月も酒場の女の割には品がありすぎ、一方の美羽あさひは貴族の令嬢に

見えない・・・つまりみんな一並びに見えた事が、作品をわかりにくく

していたと思います。

 

そもそも大和はあまりコスチュームが得意でない月組の出身だし、

いきなりフェルナンドのような品格ある人物をあてられても無理があった

と思いますし、蘭寿も北翔も貴族の役は苦手で妙に芝居がかって

いました。

一番は大和・蘭寿・北翔の並びに縦線が見えず、横線だけと

いうのがやっぱり問題だったかな。

(さらに言えばルカノールを演じた悠未ひろ邦なつきさんが昔

恋人同士だったといわれても無理がありすぎっ

要するにベストなキャスティングではなかったということです。

 

お披露目ならお披露目らしく、若々しく元気な大和にふさわしい作品を

書き下ろしてしかるべき。そうやってこそトップスターの人気を

作っていくべきではなかったでしょうか?

 

「バレンシアの熱い花」は名作だと思います

あの台詞の間にある余韻といい、曲も演出も非常に宝塚的で

脇役に至るまで個性があり見せ場も多い、本当に素晴らしい作品だと

思いました。

それだけに、それをいかしきる事の出来なかった宙組が残念ですが

それはトップの責任というより初心者にいきなり上級コースをあてた

劇団の失敗だったと思っています。

これで暫くこの作品はお蔵入りになるでしょうね。

せっかくの名作が再演でおじゃんになってしまうとは・・・・全くもって

残念でした。

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バレンシアの熱い花はなぜウケなかったか1

2007-09-30 17:37:02 | 宝塚コラム

 今日は雨ですねーー我が家では18回目の結婚記念日で。

それなのに姫ちゃんと宙組の前楽を見に行ってしまいました

でもダディがケーキを買ってくれたから・・まあ、いいっか

 

 さて・・・真面目な話。

宙組、大和悠河お披露目公演「バレンシアの熱い花」ですけど、ファン熱望の

再演、しかもお披露目という事でチケット難かなと思いきや、

ファンでもない私が3回も見る事が出来ちゃった・・・ホントか嘘かわからないけど

一応「不入り」の烙印を押されてしまったみたいです。

そんな事いうなら日生劇場も、雪青年館も月東宝も売れてないじゃん

 

 震災以後、お化け作品「エリザベート」の人気と「ベルばら」再演、

そして「ファントム」再演に頼って、大入り満員になるようなオリジナル作品を

輩出する事を怠って来た劇団及び座付作家の責任は大きいと思います。

今、宝塚だけではなく、東宝にしても他のミュージカルにしても観客動員は

決して多くないと思います

(四季は別格・・・でも最近はやっぱり再演に頼ってる?)

それは長引く不況と格差社会が背景にあって、「演劇」を見る余裕のない

人が多くなっているのではないかと思います。

でも、それだけではなく、「この公演に万札はたいてもいい」もしくは

この公演は毎週通ってもいい」というような情熱が観客の中から消えうせて

しまった事が大きな要因。

さらにその要因をさぐるなら、無論答えは一つ。

舞台が面白いと思わないから」という事になるでしょうか・・・・・

 

歌舞伎や狂言など伝統芸能が少しずつ自己努力して新しい観客の

裾野を開いて来たのに対し、ミュージカル、歌劇といった世界は

オリジナルな作品を中々生み出す事が出来ず、昔ヒットしたミュージカルの

再演で食いつなぎ・・その割にはキャストがあってない・・など等

作品に拘るのではなく「集客できそうなキャスト」頼りになっている事が

観客動員の悪さに繋がっているのではないかと思います

 

テレビで見て、どんなに素敵な役者でも舞台で通用するかどうかは未知数

だし、まして歌とか踊りとなれば専門的な技術が必要。

なのに真ん中に立つ人はいつもテレビで見ているあの人・・・・

ええっ?あの人歌えたっけ?踊れたっけ? もうちょっとチケットが

安かったら見てみようかな・・・でもいいや。この次でも。

って感じでしょうか

 

ミュージカルにしてもストレートプレイにしても、まず脚本。そして

その次に来るのは「この人こそ原作から生まれて来たような

キャスティングです そしてそこに演出の妙が加われば名作を

生み出す事が出来る・・・筈

でも、今はどの劇場も上演する前にまず「客を呼べるかどうか」で

キャスティングにお金をかけるから、目の肥えた人ほど見ない状況。

アイドル的人気で一時的に劇場を満杯に出来たとしても、それは一時しのぎ

に過ぎないのよね・・・・

(あのモーニング娘。の主演した「リボンの騎士」も客席が埋まらなかったし)

 

つまり、テレビと舞台は役者が住み分けないといけない世界じゃないのか・・・

と、思うんですけどね。

東宝ミュージカル等は長い間、一人の女優の人気に頼りすぎていて、

しかも脇が中々出世できず、四季と宝塚のトップ経験者でないと主役は

張れない状況になっている昨今、新しいスター作りに苦労しているような

気がします。

(トップじゃなくても主役を出来る元ジェンヌはいますのに・・・・)

 

宝塚においては震災以後、作品よりも一人のトップスターの集客に

頼る傾向がどんどん強くなり、一芸に秀でたジェンヌや娘役を大切にしない

トップが出ずっぱりの作品ばかり輩出して来たお陰で、今やファンまでが

あの人はバウを埋められなかったらトップになれない」だの

大劇場で空席が目立っているからトップ生命は短いわね」などと

噂する始末

 

昔は、座付作家がそれぞれの組カラーやトップに合わせて作品を書き、

それが多少へんてこでも作家の愛情がトップや組子に伝われば、

それが観客にも伝わり、毎日一生懸命劇場に通うファンっていうのが

いたはずですよ。

主役は出来なくても歌が上手な人、躍らせたら天下一品の人、可愛い人

演技が上手な人・・・そんな人達にそれぞれファンがついていて、小さな

見せ場に目を細めてみていた時があったはず。

 

バレンシアの熱い花」はそんな古きよき時代の宝塚で、30年前に

月組トップ、榛名由梨」とその組子達の為に書き下ろされた作品なんです。

30年前に見た人は、榛名フェルナンドにうっとりして、瀬戸内美八

ロドリーゴ、順みつきのラモン・・・それぞれに思いを馳せたんでしょう。

ルカノール公爵を演じた名優沖ゆき子さんやセレスティーナ夫人の

大路三千緒さんらの演技に引き込まれた事でしょう。

あの作品は榛名由梨だけの実力で名作になったのではなく、それを

支える脇役達の名演あっての事だし、なによりも月組というカラーに

あっていたのではないかと思います

 

それゆえに再演希望も多かったんでしょうね。

宙組新トップ、大和悠河とくれば「天海祐希」の再来といわれる

劇団イチオシのトップ・・・それと名作が重なり合えばどんなにお客が

喜び、通ってくれるでしょう的な計算を劇団はしていたのかもしれません。

 

蓋を開けてみれば不入りだったと・・・・

しかも、主演の大和悠河はわりとメタメタにこき下ろされてしまい、

せっかくのお披露目お祝い気分が・・ぱあ?

何とも可哀想な結果になってしまいました。

 

私も最初見た時、「この作品は大和悠河に合わない。なんだってこんな

ベテランが演じるべき暗い作品をお披露目に持ってきたのか。

ショーがなかったら全然お披露目気分じゃないじゃないの」と思いました。

 

作品はひどかったけど、星組の「シークレット・ハンター」の方が

お祝い気分満載でよかったよかったって素直に思えました。

(そういう評価に作家が甘えていられるのもお披露目だけね。児玉さん)

 

どうみても「バレンシアの熱い花」は大人の恋の物語で、トップなり立ての

若い人がやるべき作品じゃなかった・・・・

初演当時の榛名由梨はトップ歴何年でしたか? しかも彼女は歌も得意なら

ダンスも演技も完璧な優等生で大人っぽいトップさんでしたよね。

そんな彼女の声をいかす為に作られた曲を大和が歌っても、綺麗に聞こえる

筈がないんです。

 

それでも大和は本当によく頑張ったと思います

ほんと、必死に毎日やっていたんだなあ・・・って思います。

ただ、彼女自身、フェルナンドという役柄を最後まで理解できなかった

のではないでしょうか。

それはまさに世代のギャップというか、今時の人に30年前の倫理観を

すぐさま理解しろと言っても無理だったかなと思います。

それは観客も同じ。30年前の倫理観に基づいて作られた作品をすぐには

理解しがたかったのではないでしょうか?

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北京バイオリン

2007-09-29 14:22:07 | ドラマ・ワイドショー

 土曜日だから少し体調持ち直し・・と思ったらやっぱり微熱でしたーー

コレじゃ衣替えも出来ないじゃないのっ

 V&no井ノ原君と瀬戸朝香がご結婚ですか

本当におめでとうございます。ジャニーズ事務所のタレントでこんなに

堂々と婚約発表出来た人ってあまりいなかったんじゃない

しかもタレント同士で結婚が認められるってのはすごいです

二人とも頑張っていい家庭を築いてくださいね。

 

 北京バイオリン 

これ、木曜日が最終回だったんです

で、10月から地上波で放送になるし、衛星劇場でも字幕版で放送

されるようですので、あまりネタバレは出来ないと思うのですが・・・・

全24回・・・頑張ってみましたよーー

途中何度挫折しそうになったか もうやめようもうやめようと思いながら

「でもあと○回だし」と思ってみてました。

でも後半・・最後の3話くらいから話が急転直下。

最終回では不覚にも涙がぼろぼろ・・・始めから終わりまでずーーっと泣いて

いました こんな自分に驚きです

 

 北京バイオリン  というお話は、わりと自堕落な生活をしつつも

障害者の妹の為に必死に働いていたチェンが、妹を死なせてしまったと

同時に心に空洞があいてしまい・・つい捨て子を拾って育ててしまうという

お話です 

その子供の側にバイオリンがあったので、習わせたらめきめき上達して

チェンは息子の学費を稼ぐ為にそれこそ必死に働くんですね

もう本当にこのお父さんの頭の中は隅から隅まで「小春(シャオチュン)」

の事ばっかり・・・あまりにもいじらしいお父さんぶりです。

 

しかし、時が経ってやがて息子が父を実の父でないと知る日が来ます。

その時からの話がまあ本当感動的なんです。

 

中国のドラマですが、ほんの10年ちょっと前の北京と今の北京が

こんなに違っているのかーーとか、国家が中心の台詞がちょこちょこあって

ちょっと首をかしげるところがあったり・・・

一番びっくりしたのは、インスタントラーメンを作るのに、いきなり中華鍋に

放り込んでジュージューやり始めたときかな。

それから北京にある簡易宿ってお風呂と寝床が一緒なのーーとか、

文化的な違いを随分見せて頂きました

 

でもドラマの親子関係にはちょっとひいた・・っていうか。

献身的な父親に対し、息子の方はかなりわがままで自分勝手。

勿論根底には「父への愛」があるんだけど、ストレートにものを言いすぎ

るところがあって、「こんな息子にへこへこする事ないのに」と、思って

しまうところがいささかあったのね。

 

韓国ドラマでは息子が父親に生意気な口を聞くシーンなんかありませんが

この中国ドラマでは「一人っ子政策」なのか、親子間のひずみのようなもの

がちょくちょく出てきました。

 

でも 本当に最終回は素晴らしかったんですよーー

ドラマが終わってもちょっと泣けてしまうくらい。

だからこれから地上波をご覧になる方は、途中のダルさを何とか克服して

最終回の感動を味わって頂きたいと思います。

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風林火山とちりとてちん

2007-09-28 10:29:19 | ドラマ・ワイドショー

 「風林火山」異例の1話追加放送 

 

NHKの大河ドラマ・・・好きな人は好きなのよね

私も小さい頃から日曜の夜8時は大河ドラマと決まっていました

なんと言っても好きな作品は「草燃える」(国広富之さんの義経が

最高でしたーー)とか

橋田脚本で大ヒットし、うちの母も好きだった「おんな太閤記

最近でいうと「吉宗」「葵徳川三代」「毛利元就」「利家とまつ」等など

結構見てるのね・・戦国時代は苦手なのであまり見ないけど

「毛利元就」と「利家とまつ」は別格で面白かったです

 

でも一番はやっぱり「新選組!」ですよね

視聴率は最低を記録したけど

(お年寄りに不評だったの。やっぱ土方さんは栗塚旭って人が多かったのね。

現代的な台詞回しも専門家には嫌われて)

座談会やら続編やらが作られて、個人的にはヒットしたと思います。

 

その後、「義経」はタッキーが出てきた時点で挫折

巧妙が辻」も1話で挫折 しばらく大河と離れていたのですが

この「風林火山」は奥様達の評判がすこぶるいいので見てみることに。

なんていうか「正統派の大河ドラマ」なんだそうです

さらにいうなればGacktの上杉謙信のすさまじい演技に脱帽

独特の雰囲気、独特の台詞回し・・決して上手じゃないのに惹かれる・・・

この気持はなに?って感じで毎回見てます。

 

おかげさまで視聴率は常にトップを維持して大河ドラマの面目躍如

その高視聴率に対してのご褒美が「49話の所1話追加の50話」って

話になったんでしょうね

主役の山本勘助を演じた内野聖陽氏はクランクアップの時に

感動して泣いたそうです そっかーもうアップなのかーー

秋からはいよいよ来年の大河の撮影が始まるのね。

あと数ヶ月、楽しませて頂きます。

 

 10月1日から始まる朝ドラ「ちりとてちん」 

朝ドラもねーー昔はよく見てましたよ。

鳩子の海」とか・・・(古いっ)

中でも結構好きだった「いちばんぼし」・・・懐かしい昭和歌謡を

聞いていましたねーー

最近ですと「ふたりっこ」とか「てるてる家族」とか大阪物が面白いです。

芋たこなんきん」はめちゃ面白かったし・・・

でも今やってるのは・・リュ・シウォンが出た部分しか見ませんでした。

 

で、10月1日からはじまる「ちりとてちん」は

福井県出身の和田喜代美が大阪へ出て女流落語家を目指す物語。

つまりまた関西が舞台なんですよね。

主演は貫地谷しほりちゃん。

脇を固める和久井映見・京本政樹・川平慈英・米倉斉加年・

渡瀬恒彦・・・等々、すごいメンバーです。

全部見るかどうかはわからないけど、とりあえず見てみようかな・・・・

京本さんとはお久しぶりだしーー

(それが目当てなの)

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太王四神記の写真集発売

2007-09-28 10:04:49 | ドラマ・ワイドショー

 現在、韓国で視聴率競争トップを走っている「太王四神記

ですけど、昨日も視聴率30%を記録したようで、誠に目出度いなあ

特にペ・ヨンジュンのかっこよさというのは比類なきものだそうで・・・

これはますます12月3日からの放送が楽しみです

 

で、ファンには嬉しいお知らせ。

太王四神記・ペ・ヨンジュン写真集」が

1月1日に発売されるんですって

おおっ と思って値段を見たら・・・・・

12000 高すぎるよーー

宝塚のDVDより高いじゃないのーーー

でも、熱心なファンなら買うんだろうな・・すでに予約を入れている人も

いるとか。

これで「太王四神記」に関するグッズは

 ナビゲーションDVD 金盤・銀盤

 公式ブック 

 香水

そして  写真集

という事になるんですよねーー

(池田理代子さんによる漫画も買う人いるかもしれないし)

 

でもなーー12000円はちょっと高いのよね

テレビドラマの写真集がこんなに高くていいのか?と思ったりするけど

日本人はお金持ちに見られているから・・・しょうがないのかな?

 

私は・・・ドラマが始まっていないのに買う気にはならないです

宝塚のチケット代で随分使ってしまっているし、「大草原の小さな家」

のDVDも買わないといけないし

欲しいものは一杯あるのでーー

今回は見送ります。

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龍虎さん、大忙しね

2007-09-28 09:56:02 | つれづれ日記

 日テレの調査だと、福田総理の支持率って60%もあるんですって?

要因は 「人柄がよさそう」「他にいないから」だそうですが。

「他にいない」・・・って麻生さんじゃ駄目だったの?

「人柄がよさそう」・・・ってマジで言ってる?人柄がいい人は女性秘書に

「女は子供を産んで一人前」なんていわないし、拉致被害者に対しても

暴言を吐かないし、机を蹴り飛ばす事もしないのでは

 

 ワイドショーを見てたら、龍虎さんが出てました。

最近ずっとケーブルテレビで「暴れん坊将軍」を見ているのですが

その1と2に出ているのが若かりし頃の彼

今はすっかりスマートなナイスジェントルマンです

で・・・この方が最近になってワイドショーに頻繁に顔を出すように

なったのは、ひとえに「朝青龍問題」&「時津風部屋立件」の問題

 

一体、相撲界はどーしちゃったの

昭和天皇が大好きで、国技館へ行く度に手を叩いて喜んでいた・・・

あんなほのぼのとした相撲界は今は影も形もない

そもそも、相撲界のスキャンダルって・・若貴問題から端を発している

ような気がします

貴乃花と宮沢りえの婚約破棄騒動から、兄弟確執、藤島親方の死による

ごたごた・・・

それで段々人気が落ちてきて、外国人力士に頼るしかなくなってきた・・・

そこで朝青龍登場ですよ

彼は日本の相撲界の伝統をことごとく破壊して「自己流」を貫き通し

今もってモンゴルで「療養中・・でも1月場所には出るから」とわるびれなく

言っているそうです

強ければ何でもいい。

ゴネ倒したもん勝ちのあからさまな例を見せられて、普段は相撲に興味

のない人達までうんざりしてしまう始末

(本音としては「世も末だよなあ・・・・」って感じ?)

 

で・・・若貴兄弟の騒動ですっかり「相撲界ってちょっと陰湿・・・」と思って

いた所に何でもありの朝青龍が登場し、様々な「異例」を行って

それを諭す事も抑える事も出来ない相撲界にはついに新弟子ゼロ

当然といえば当然でしょう・・・・

 

ゆえに、時津風部屋に4月に入った斉藤君という子は貴重な

新弟子」だったわけですよね

新弟子に対する「しごき」もどきは昔からあった事ですが、

龍虎さんに言わせると

親方は絶対に鞭になってはいけない。兄弟子達が可愛がりを行っても

逃げ場がなくなるから」

「今時の新弟子は相撲をスポーツと捉えているので、伝統や武士道が

何だか理解できずにいる」

とおっしゃっていました。

要するに「相撲伝統である武士道が崩れて来た事が事の要因」のようです。

 

亡くなった斉藤君は本当に気の毒で、お父さんの悲しみもよく理解できます。

一方で、相撲協会の「親方に任せる」主義って、なんなんでしょうか?

どんなに事が大事になっても絶対に出てこない北の湖理事長って・・・

そういうことが許される事がおかしいのでは?

昨日の理事会終了後、時津風親方はうすら笑いを浮かべていたという

事ですが、その笑みの意味はなんだったんでしょうか?

 

普段、温厚な親方がお酒を飲むと人が変わってしまう・・・らしいですが

あまりにも過去の彼の人物像と今の彼との間にギャップが大きいのね。

私は思わず「ピック病」じゃないかと思ったんですけど

でもまあ・・過去にもビール瓶で額を殴る事はあったらしいし・・・

 

亡くなった新弟子の斉藤君ですが、どういう経緯で相撲界に入門した

のか、そこらへんも気になるところです。

入門早々、逃げ出そうとしていたみたいだし。

最後の台詞が「僕いい子にするから迎えに来て」だっけ?

それも17歳の少年にしてはちょっと幼すぎる台詞のような気がするんです

相撲が好きで力士になりたいから入門したのではなく

外側からの薦めっていうか、「精神を鍛えて来い」くらいの感覚で

入門したんじゃないでしょうか・・・・

仮にそうだとしたらあまりに悲劇だなあ・・・と思います

 

今後、純粋に相撲道に励む気持の入門者が減って、相撲界が

「人間形成の補助」的な役割を担わされるのだとしたら、それはまさしく

本末転倒で、こういう事件が相次いで起こるような気がします。

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支持率53%・・・・

2007-09-27 09:29:01 | 政治

 毎朝毎朝、ワイドショーでは福田新内閣についてのあれやこれや

を放送していますが、安倍さんの時に比べると、今一つわかりにくい

構図になっているような・・・

でも、 

 福田内閣は支持率53% 

なんだそうですねーー 

福田さん本人いわく 「背水の陣内閣」と自虐的で、

田原総一郎氏は 「幕の内弁当内閣」と名づけ、

金髪のやくみつる氏は 「親分貧乏くじ内閣」と名づけているそうです。

そういえば、今度でる福田さんのおまんじゅうには「貧乏くじ」付とか

言ってませんでしたか?

 

 でも正直、53%も支持率があるって事にびっくりしてしまったって

いうか・・・?

巷の声も「安定路線でお願いします

福田さんなら大丈夫ではないか」との声も大きいわけ

という事は、もしかしてかなり長期政権になる可能性もあるんでしょう?

つまるところ、日本人というのはあまり改革が好きじゃなくて、

「昔とおんなじ」が安心できるって事でしょうか・・・・

 

福田政権はまさに「派閥」政権そのもの。森さんの「院政」とまで言われて

いますのよーー

本当にこんなんで国民の半数以上が支持しちゃって大丈夫なんでしょうか?

 

 私には福田さんの顔がとっても怖く見えます

どう怖いかっていうと・・・安倍さんの政権の下で次々明るみに出てきた

不祥事が今度は完璧に隠蔽されるのではないかという怖さですよ。

それこそ派閥と官僚が一体になれば出来ないことなんかないんじゃないの?

旧体制に戻るって事はそういう事を意味しているのではないかと思うんです。

 

まあ・・・53%も支持率があれば暫くは続くでしょうね

 

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この国が忘れていた正義

2007-09-26 09:55:19 | つれづれ日記

 こう毎日微熱続きだと気持が参りますね 体が熱を下げようと

してすごく汗が出るのも不快だし・・・やっぱ更年期かな。

 福田内閣・・・タイタニックか泥舟かと呼ばれているってほんと?

蓋を開ければ再任ばっかり・・・

ちなみに私の回りで「アベしちゃおうかな」などという人はいません。

朝青龍とおんなじね」はいうけど・・・・朝日さん、嘘ついちゃだめよーー

 

 ところで・・今朝、起きしなに何気なくテレビの音を聞いていたら

多分、長野で起きた父親をオノで切りつけた少年の学校長の話だと

思うんですけど・・・それが聞こえてきてびっくり。

一日も早く学校に戻ってきて欲しい。暖かい目で待っている

という台詞にとにかくびっくりしたんですよ

 

この少年は学校ではあまりトラブルもなかったそうで・・父親を切りつけた

のは父親の女性関係云々? (京都の事件と動機が同じ?)

だけど、彼は犯罪者でしょ 理由はどうあれ父親を殺そうとした事に

違いはないのに

「一日も早く・・・暖かい目で待っている」ってどうよ

これが学校の先生の言うべき事なんでしょうか?

「罪を償いなさい。親を殺そうとするのは絶対にいけない」と言うべきでしょ?

犯罪を犯したのが少年だから配慮したのだろう事は容易に想像がつき

ますが、理由があって若ければ親を傷つけたり殺してもいいということには

ならないのでは?

 

という事で、今回は一冊の本をご紹介します。

 

 この国が忘れていた正義 中嶋博行著 文春新書 

 

おおまかな内容を言えば、日本は「犯罪福祉国家」という位置づけ

なんですね 

加害者の人権ばかり擁護して被害者の人権をないがしろにする国で

あるという事は何となくわかっていましたけど、「犯罪福祉国家」とまで

言われてしまう国だったのかーーというのが正直な感想です。

 

この本では、例のサカキバラ事件の少年に対していかに税金をつぎ込んで

国家プロジェクトを敷いてまで更生プログラムを施したか書いてあります。

小学生二人を惨殺し、一人に重傷を負わせた少年は

その蛮行を誰にも責められることなく、逆に、国が用意した

父母兄弟(擬似家庭)から

赤ん坊を包み込むような愛情に満ち溢れた待遇を受ける」

・・・つまり少年には未来があり、犯罪を犯すのは彼が悪いのではなく

彼に与えられた「環境」が悪いので改善すれば更生できる・・と国家は

考えているからです。

 

かつてアメリカも今から30年くらい前までは日本と同じような考え方で

「犯罪者の更生」が社会をよりよくすると信じられ、このような更生プログラム

を施す政策が取られていました。

しかし、それが失敗に終わり、今は徹底的に排除する方向に行っている

そうです

アメリカ社会は犯罪者の人権より子供の安全や社会防衛を

第一に考える。その為に危険人物は徹底的に無害化する。

他方、わが国は犯罪者福祉社会であり、まず犯罪者の

立ち直りに尽力。犯罪者が更生すれば間接的に社会の安全も

守られるという論法だ。

社会防衛は二の次なのである」

 

現在、保護司の高齢化や不足によって仮出所した元犯罪者の所在が

わからなくなるケースが増えているし、少年だからと人を殺しても一旦は

見逃され社会に出ても再犯のケースは多々あります

さらに性犯罪のケースに至っては、罪があまり重くならないので再犯を

繰り返し結局の所、殺人事件まで発展するケースが増えています。

 

前述した校長の「一日も早く学校に戻ってきて欲しい。暖かい目で待って

いる」という言葉は、まさに少年犯罪に対する社会の考え方を象徴した

ようなものではなかったでしょうか?

 

でも本当にそれでいいのでしょうか

親を殺しかけたこの少年がまた再び親を殺そうとしない保証がありますか?

というよりもこの校長の言葉に少年は自分が犯した罪の重さを感じる

事が出来るでしょうか?

出来ない・・・・と、思います

残念ながらその言葉は少年の行為の正当化に他ならないと。

でもそれが今の「日本型犯罪福祉国家」の考え方なのだからしょうがない

のかもしれませんが

 

この本にはアメリカがいかにして「犯罪者更生」から「犯罪者の無害化」へ

移行していったかというプロセスが細かく書かれていますし、日本の

刑務所における素晴らしい「生活」ぶりも垣間見れます。

その上で、改めて「犯罪者に犯した罪の重さを認識させて徹底的に

償わせるにはどうしたらいいか 被害者の救済と人権保護

という事に関しても沢山書いてあります

特に少年犯罪に関しては一部の人権擁護団体の

「少年には未来があるから反省させて社会に返す事が正義」であるという

考え方が幅を利かせ、「被害者及びその家族の未来」を保護する事には

無関心な現実というものがあります。

 

そんな今時の日本の「犯罪」についての考え方を知るために、

この本はとても有意義です。ぜひぜひ読んでみてください。

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古代エジプト三大ミステリー

2007-09-25 09:53:13 | ドラマ・ワイドショー

 記者会見での安倍さんを見ました。

本当にやつれきって「これぞまさしく病気」って顔してました

本当に心の病の人というのはこういう顔をするんですよーー

お相撲見ている時は満面の笑みで隣のお嬢様にひっきりなしに話しかけ

ていた方や今月一杯はモンゴルで治療に専念する力士が果たして本当に

病気なのか・・・・

 

 今夜!歴史が変わる

    古代エジプト三大ミステリー 

 

フレンドパークの金八先生を見るかどうか迷って結局こっちにしました。

途中中抜けしてお風呂に入ったりしたんですけど、最後までみてしまい

ましたーー

 

いわゆるエジプトのピラミッドやファラオに関するドキュメンタリーは

過去に沢山放送されてきました

「ふしぎ発見」でもさんざんやってきた事です。

そういう意味で

 クフ王のピラミッド

 ツタンカーメン

 クレオパトラ

の3つはもう語りつくされて来たもので目新しさというのはないと思いました。

今回は、考古学に科学の力を駆使して発掘をしているザヒ博士

お話が中心・・・彼が発掘したハトシェプスト女王のミイラを目玉に

クフ王のピラミッドでの墓探しや、ツタンカーメンの死因は撲殺では

なく感染症であった事・・・クレオパトラの墓は砂漠にあるのではないか・・

等など、今まであらゆるドキュメンタリーやクイズ番組などで

放送されて来たものの集大成を見せられた・・・という感じです

 

ちょっと騙されたなーーと思うのは、クフ王のピラミッドの内部の

小さな穴に内視鏡を入れて撮影した部分

もし、偉大なる発見があったならニュースになる筈だし・・・と思って待って

いたらやっぱり扉の向こうにはまた扉があった・・で終わってしまいました

民放の常だけど、引っ張るだけ引っ張っておいて下げたなーーって。

 結構面白かったのはでんじろう先生の「青銅作り」です。

こういう実験はそれだけで一つの番組になりえると思うので、これからも

ちょくちょく屋ってほしいなーー

(それにしても化学式を見た時の菊川伶ちゃんの目っ

さすがに東大工学部出身だけあってきらきらと輝いていましたーー)

 

 一番感動したのはやっぱりハトシェプスト女王の話かなあ。

あのミイラ、とても穏やかな顔していましたよね。トトメス三世に殺された

のが本当ならもっと苦悶の表情をしていたはずです。

今回はCTスキャンを使って歯から女王のミイラを特定したのですが

じゃあ、もう一体は誰のミイラなの?

そしてハワード・カーターは何で2体のミイラのうち、1体を置き去りに

したの? ここらへんが疑問でした

 

あっけなく終わったのはクレオパトラの部分でしょうか

まだまだクレオパトラの墓の追及は推測の域を出ず、えなり君が頑張って

50度に迫る暑さの中歩いていましたけど・・結論でずでした。

こういう考古学物でがっかりするのは、視聴者を引っ張るだけ

ひっぱっておいて、結局何も見つかりませんでしたーー

これからに期待・・みたいな終わり方をするところかな

せっかちな私としては「で、結局どうなのよ」と突っ込みたくなるので

気がながーーーい考古学の発掘には向いていません

(まあ・・・クレオパトラの像と言われたブロンズ像などはとっても

綺麗だったし、ザヒ博士の持論はわりと説得力がありましたけどね)

 

でも、これだけの財産を持っているエジプトで、当のエジプト人が

それほど遺跡に関心がないというのは本当に残念な話しよねーー

昔から遺跡を掘り出しては外国人に売りつけたりしていたようですから

民族性なのかもしれないけど、本当に勿体無いです

 

それから、今回中山エミリと一緒にエジプトに行った宮本アナウンサー

そうかーーNHK退社していたのかーー

この方、大のヨン様ファンで、ヨン様が来日した時は番組ですごく

一生懸命でしたよねーー 話も結構面白いし?

これから民放で頑張っていくのかな・・草野さんみたいになれると

いいですねーー

 でもっ ボビー・オロゴンって何の為に出演していたの?

何だかとんちんかんな事ばっかり言ってた気がします。

リカコさんも随分痩せたなーーという印象で、顔が怖くなってた・・・

ざわざわゲスト呼ばないで、レポートした4人だけでよかったんじゃ

ないですか?

コメント (2)
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