ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

韓国史劇風小説「天皇の母」49(ふぃっくしょん)

2012-04-29 09:00:00 | 小説「天皇の母1話ー100話

どうしていけないのですか

珍しく声を荒げていたのはアヤノミヤだった。

相手は両親・・・即位したばかりの両陛下だった。

兄の厳しい声にノリノミヤも思わず兄を見つめ、その顔をまじまじとみつめた。

「カワシマキコ嬢は素晴らしい女性です。それはおたあさまやおもうさまも

ご存知でしょう?

何度もこちらに連れて来たじゃないですか。その彼女と結婚してはいけない

理由はなんでしょうか?」

皇后はお茶のカップを指で遊びながらため息をついた。

一つは先帝が崩御されたばかりというのがありますよ。それからカワシマ家は

皇室に入るには難しいと侍従たちから聞いています。さらに東宮がまだ結婚して

いないのに弟が先に結婚するというのは長幼の序から外れています」

逆になんでアーヤはそんなに結婚を急ぐの?」

即位したばかりの天皇は皇太子時代と変わらない穏やかな調子で聞く。

アーヤはまだ大学院生だし、カワシマさんも大学生。急ぐ必要はあるのかい?」

ええ」

アヤノミヤは思いつめた調子で言った。

10月には僕はまたイギリスに戻ります。そしたら暫く帰って来られません。

その前に婚約をしたいのです。そうでないと・・・」

(そうでないと誰かにとられてしまう)なんて言える筈ないんだけど・・・

最近、彼女のとの交際が雑誌に出たりテレビで報道されたりして、カワシマ家への

マスコミ取材が集中するのも時間の問題だ。

そうなったら大変な事になる。だからその前にきちんとけじめをつけたいと思ったのだ。

お兄様はここ3年以内に結婚する予定がおありですか?」

弟のあらたまった口調に皇太子はどきりとして口ごもる。

いや・・今は・・・」

オワダマサコとの結婚話はあれっきり宙に浮いている。

それでもどこからともなく「何とかしますから」という声が聞こえてくるのだけど

具体的にはなにもない。なんせ、彼女はまだイギリスにいる。

今現在、お兄様に婚約者ないし結婚を前提とした相手がいる、もしくは

決まる予定があるなら待てます。でもそうでないなら何としてもこちらを優先して

頂きたい。彼女は皇室にふさわしい女性です。僕が保証します」

いつの間に・・・と皇后は思った。

何だか面白くない。昔からやたら冷静な次男坊ではあったけど、それがここまで

熱くなるのが女性問題とは。

母親としては納得行かない感情だった。

マスコミが取材攻勢をかけてきたら彼女に迷惑がかかります」

アヤノミヤは切り札のようにその言葉を口にした。

本当は一時だって別々にいたくない、イギリスにだって連れて行きたい。

それが出来ないならせめて・・・・若さという情熱はすさまじいエネルギーを

発するのだった。

わかった。正式に宮内庁を通じてカワシマ家の調査をさせよう

陛下」

皇后はいきなりの天皇の言葉に驚きを隠さなかった。

でも、それで駄目だといわれたら諦めるね」

天皇の言葉はぐさりとアヤノミヤを刺す。

はい・・・」

もう逃げ場はなかった。

 

子供達がおやすみなさいの挨拶をして出て行くと、天皇は深いため息をついた。

皇太子が結婚していたらなあ・・・30にもなるというのに、まだ例の女性に

拘って。あんなに頑固だったかな」

皇太子は一途なんでしょう。アヤノミヤも」

しかし、アーヤの方が目は確かかもしれない」

陛下。皇太子だってちゃんと先を考えておりますよ。今は少し夢中なだけで。

アヤノミヤだってそうですわ。時間が経てば」

はそうじゃなかったけどね

天皇の微笑みに皇后は思わず顔を赤らめる。

あの時とは時代が・・・」

みなそういうんだよ。私達も歳をとったという事だ。ミーはアーヤが誰かに

とられそうで嫌なんだろう?」

まあ、そんな事はございませんけど」

即位の大礼には皇太子妃がいる事が望ましいが、どうやらそれは望めそうにない。

なら筆頭宮家だけでもきちんとした形で残さないと今後が心配ではないか?」

大葬・即位・・それは皇族が一生に一度経験するかしないかの重要な儀式。

せっかく、そのチャンスがあり経験をつむ事で、皇族としての自覚が生まれ

あらためて意識を持つ・・という事を考えると、現在皇太子妃がいないのは

本当に困る事だった。なぜなら次の天皇・皇后だからだ。

大葬も即位も経験しない皇后が誕生する・・・ゆゆしき問題といえるかもしれない。

そういう意味でもね、もしカワシマ家がいいならね」

陛下の深いお心はよくわかりました。明日にでも話をしましょう。学習院常盤会

にも言って成績表などを取り寄せましょう」

それでもまだこの頃は皇太子の結婚についてはのんびりと考えていたし

成年式を迎えたノリノミヤの将来も明るいものと楽観していたのだった。

 

 

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皇室ウイークリー

2012-04-28 09:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

 

4月20日・・・天皇陛下 → 通常業務

                   日本・メコン地域諸国首脳会議に出席する人たちとお茶

4月23日・・・両陛下 → みどりの学術賞について説明を受ける

        天皇陛下 → 信任状奉呈式

4月24日・・・天皇陛下 → 総理大臣より内奏

                   通常業務(2回)

                   お手まき(1回目)

           両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

4月25日・・・両陛下 → 第14回IACIS国際会議について説明を受ける

                 宮内庁新規採用職員に会う

                 日本国際賞授賞式

                 日本国際賞祝宴

        天皇陛下 → お手まき(2回目)

4月26日・・・両陛下 → 東京スカイツリー視察

                 墨田区長より説明を受ける

                 勤労奉仕団に会釈

       天皇陛下 → 信任状奉呈式

 

皇太子殿下

4月20日・・・日本・メコン諸国首脳会議出席者とお茶に陪席

4月23日・・・企画展示「洛中洛外図屏風と風俗画」及び常設展「近世)見学

4月25日・・・勤労奉仕団に会釈

4月26日・・・勤労奉仕団に会釈

         両殿下 → 宮内庁新規採用者に会釈

 

秋篠宮両殿下

4月20日・・・秋篠宮殿下 → 「フェドカップ by BNPパリバ 2012観戦

                    日本・メコン諸国首脳会議メンバーお茶に陪席

4月23日・・・両殿下 → 第20回「和展」(ちぎり絵)を見る

4月24日・・・両殿下 → 第21回地球環境大賞授賞式・レセプション・懇談

                 宮内庁新規採用者に会釈

4月25日・・・両殿下 → 「経団連自然保護協議会設立20周年記念式典」について

                  説明を受ける

4月26日・・・紀子妃殿下 → 第24回SIGA展示パネルを見る

                    レセプション出席

             両殿下 → ウガンダ訪問にあたり進講を受ける

 

 雅子妃は宮内庁の新規採用者には会釈するのに、絶対に勤労奉仕団に

   会釈しないんですよね。意固地っていうか・・何で?と思います。

 秋篠宮両殿下は早くもウガンダ訪問の進講を受けていますが、皇太子の方は

   6月訪問なのにまだ・・・ちゃんと進講を受けるんでしょうね?

 

 宮内庁 両陛下の葬儀に火葬を検討 

 羽毛田宮内庁長官の記者会見

 両陛下の意向により

  現在、両陛下崩御の際は土葬になっているが火葬にする

  現在、別々に陵が作られている両陛下を合葬にする

  陵を小さく簡素にする

 一つは敷地不足になるという事のようです。

  また過去には火葬や合葬もあったので、別に今更大幅な伝統破りという事は

  ないのですが、両陛下の「国民に負担をかけずに簡素に」というお考えを反映し

  たものになるでしょう。

 でも・・・誕生・結婚・葬儀というのはその人の格を表す大事な儀式だと

   思うんですね。特に皇室や王室などでは最も重要視されている問題。

   両陛下の心には昭和天皇の葬儀の時の「国家行事か私的行事か」と政府が

   頭を悩ました事が記憶にあり、そんな面倒なことをするなら出来るだけ質素に

   しちゃえという事なのかもしれないけど、それで皇室の権威は守れるかという

   問題もあります。

   皇后陛下は「小さなほこらでいいから陛下とご一緒に」とおっしゃったそうで

   それは涙が出る程ご立派な考えではあると思うんですが

   今、質素倹約すべき所はそこですか?といいたいです。

 いくら両陛下が国民の為を思い、負担をかけたくないとして質素・倹約に

   務めても、その息子である皇太子一家が成金セレブそのものの生活を

   していたら意味がないのでは

   もしかして両陛下は皇室の未来に絶望していらっしゃるのではないか?

   最近では皇太子夫妻の不仲説が雑誌に載るようになり、皇室内部では

   「離婚か廃太子」という考えもあると聞きますが、当の本人達が全く耳を

   貸さず意に意に介さず好き勝手やっていれば いずれ皇室は滅ぶでしょう。

 火葬も合葬もいいけど、陵だけはちゃんとしてくれないと悠仁親王が皇位に

   つく頃に皇室が軽々しく扱われるような時代になっていたら困ります。

   苦労の末にようやく誕生した男系男子の未来を考えて欲しいです。

 

 

 

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Wの悲劇・パパドル・カエルの王女さま

2012-04-27 16:26:14 | ドラマ・ワイドショー

 朝のワイドショーでやってたんですが、船越英一郎が家出したって・・・

原因はエリカ様主演のドラマでHシーンがある事を妻の松居さんにあらかじめ

報告しなかった→喧嘩になって松居に殴られた→家出・・・らしい。

エリカさまって何の関係もないのにお騒がせなのね(突っ込むのはそこじゃないけど)

 

 Wの悲劇 

「Wの悲劇」といえば薬師丸ひろ子主演の映画 (古いよねーーどうせ)

顔ぶたないで。私、女優なんだから」とかいう台詞をうちの旦那がいまだに真似します。

薬師丸ひろ子は話題作が多くて順調な滑り出しをした女優ですが、当時は大根

だったなあと。色黒でスタイルが悪い(モンゴロイドっていうのね)珍しい日本人だったのよ。

でもこの「Wの悲劇」で「演技開眼」って言われました。

私も評価しています。

でも薬師丸以上に目立ったのは、母親役の三田佳子でした

彼女の「マコちゃん」は印象的でしたから。

 

で・・今回のドラマは映画とは全く様相を異にした、大昔の「大映ドラマ」そのもの

でした。

お金持ちのマコちゃんは「おじいさま」にセクハラされる日々を送っている。

貧乏はさつきは援助交際しながらショーパブの掃除婦をやっている。

ある日、さつきの客が殺され犯人にされそうになった時にマコから電話があり

「アリバイを作ってあげる。その代わりお互いに入れ替わらないか」という話が。

マコちゃんはショーパブで働くも、苛められる日々・・・自分に張り付いている刑事は

興味を持ったみたいだけど。でも、いきなりあんな丁寧な話し方をしたら

いくら顔がそっくりでもバレそうですわね

一方の貧乏さつきちゃんが入り込んだ和辻家は変態おじいさまと、それを黙認する

おばあさま、おじいさまの弟の娘の母に再婚相手の妙に若い父・・・と複雑至極。

ラストシーンはがけっぷちで、お互いが向き合って「続けていく」と宣言。

まさに嵐のような大映ドラマの始まりでした

 

まず武井咲ですが演じわけはそこそこ。でもすこしふっくらしすぎかな?

吹き出物が出てるほっぺがちょっと可哀想かも

その美貌は確かに一昔前の吉永小百合系だなあと思いますが・・・マコちゃんの

衣装がしょぼいような気がします(バブル期と比べてもしょうがないけど、

お金持ちらしい服装ってあると思うの)

今時の女優さんですから個性を押し出すというよそつなくやってる感じが

頼りないかなあ。

剛力が友情出演してましたが、この子はダンスが上手なんでしょうね。

ライバル同士なんですって うーん・・・軽い感じがする。

そしてダンサーの中には昆夏美が(新人)として入ってましたが去年の

「ロミジュリ」のジュリエットですよーー 歌わせてやってーー

誰よりも存在感があったのが寺田農・・・これは演技か本音か?スキャンダルも

あいまってこんな気持ち悪い老人を怪演するとは・・・・ 今期一番かも。

(咲ちゃん、演技でも触られるの嫌だろうなあ・・・・)

 

 パパドル! 

前半はかったるいと思いましたが後半、すし屋のシーンあたりから盛り上がり

爆笑しました

このドラマの中の錦戸君は13歳でこの世界に入って歌って踊るしかわからない

人間なので、人を喜ばせようとするときはお金を使うことしか出来ない・・・と

本音を漏らすんですね。

確かに錦戸君の金遣いはアイドルというより中堅俳優さんみたいだーー

無理して家族の中に入ろうとする姿はいじらしいけど、何でそこまでとも思います。

回転寿司を貸し切っての勘違いミュージカルパーティは爆笑。

さかなクンにイタリアンシェフに松崎しげるが盛り上げる盛り上げる。

どこかの「カエルの王女さま」よりもショークワイヤって感じが

結果的に来週もみちゃいそうです。

でも錦戸君の関西弁って違和感があるわあ・・・何ででしょう?聞きなれないわ。

 

 カエルの王女さま 

少しパワーアップしているように見えますが、そうなるとますます「GLEE」だよっ

千葉雄大君はカートなのねーーあっちのドラマでは色つきジュースをぶっかけ

られるんだけど、今回の「いじめ」シーンは良く似ているなと思います。

わからないのは玉鉄君の位置。

過去にバンドやっててオーディションで震えて歌えなくなったトラウマで音楽を

やめたというのはわかりますが、今後コーラスに参加するの?それともギタリスト?

一人で暗いオーラ出しまくって浮いているんですけど・・・ヒゲ面もひどいしなあ。

今回もまた天海さん、強い強い 男性達に真正面から迫られてもかよわさの

かけらもなく、こぶしを片手で受けちゃう女優なんて彼女だけだーー

彼女の強さと「説教」は心の支えになるわあ・・・

そうだよね。自分を出さないと。表現しないと。うん。頑張る・・みたいな?

とはいえ、そろそろまともな歌をきかせてくれーーー

 

 

 

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クレオパトラの女たち

2012-04-26 15:53:22 | ドラマ・ワイドショー

 チャン・グンソクのCMで安蘭けいの歌が流れてました

ちゃんと右下に「安蘭けい」って名前が出てたし。

とうこさん、在団時から「在日4世」であることを隠さなかったのはいいんだけど

退団してからやたら向こうとの繋がりが深くなったような気がします

深い意味はないのかもしれませんけど、総連あたりに利用されることのないように

願っています。

 

 クレオパトラな女たち 

 

まず・・・一重まぶたを二重にしたくて接着剤で痛い思いをした小学生さん

確かに目つきわるい女児だと思ったけど、そういうのって目がどうのより目つき

だもんね。

で、接着剤をはがしたくらいでお金とるなよーー保険診療してないならそこらへんは

大目に見てあげたらいいのに、杓子定規で「5万円」を請求するスタッフに

ちょっと頭にきました

「保険診療はしていない」と言われたのを「言われてない」と切り替えした母親も

相当なワルですけど。

ゆえにミネ先生の「女嫌い」がますますエスカレートしていくんだなあって。

 

次、乳がんで乳房切除した患者の復元手術。

7歳の息子を捨ててカレシと駆け落ちした」と告白した患者に対して

ミネ先生の冷たい態度・・・・これって医者としてどうなの?といいたい。

本人は2歳の時に母親がカレシ作って出て行った。父親はへんな女に捕まって

借金3000万。保証人の息子がこつこつ支払っている

絵に描いたような「不幸」の歴史だけど、先生の話を聞いていると

 運動会の鉢巻、お弁当などを作ってくれる人がいなかった。

 母親が必要な時期にいなかったトラウマは大きい

という事になるんだけど、先生にとって母親って学校に行く子供の世話をするだけの

存在なんでしょうか?

もし母親が病気で入院しちゃって、お弁当も作れず鉢巻も作れなかったら

やっぱり恨みに思うんでしょうか?

居候させてもらってる彼のお母さんは豆な人みたいで、漬物とか手作りのお酒とか

そういうものを送ってくれる人のようですごく羨ましがっていたけど、

そんな事する母親ばかりじゃないんだってば・・・・

 

私みたいに今年のヨンジュナの運動会には行けないような立場だと

「母親の役目を果たしていない」という事になるのかなあ。

ミネ先生の考え方って封建的で変だよ・・・・ナースのきいちゃんに同情する。

 

美容外科は確かに利益も大きいけど「医者」として認識されてないのは事実。

稲盛いずみ演じる「夫は医大の教授で自分は美容外科」の立場で

姑は家事も育児もやたら積極的に請け負ってくれて

あなたがしっかり稼いでくれるからこういう暮らしが出来るのよ」といいつつ

孫には「ママは医者はないから」とこっそり言う

そこにジレンマがあるよね・・・・

美容整形を通して女性達の「心の闇」が浮き彫りになり、整形する事でプラス思考に

なればそれも立派なお仕事だと思うけど、果たして「医療分野」かといわれると。

 

でも何気に毎回脂肪吸引シーンが出てくるたび

「私もやりたい・・・脂肪吸引」って思ってしまうのです。

おなかが引っ込んだら少しは自分に自信が持てるかもって。

そういう考え、いけませんか?

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リーガル・ハイ・37歳で医者になった僕

2012-04-25 17:45:19 | ドラマ・ワイドショー

 28日から30まで福島へ行きます。

2日おいて3日から5までまた郡山・・・・ 入院前に二度も郡山宮夫妻に

会わなくてはならないとは

手術の前に髪を切ろうかなって考えてます どうせ術後は抜け毛がひどくなるだろうし

悩むのも嫌だし。ついでにロシア文学の本も購入。せいぜい頑張って読みますわ。

 リーガル・ハイ 

今回はいきなり演歌歌手として友近が出てきたと思ったら、それは重要じゃなくて

大事なのは「歌詞」つまり「盗作疑惑」だったのね

福田沙紀のパンク姿、ほっぺがすっきりしてなかなかいいと思ったけど、スーツ姿は

ぼてっとして見える。顔が大きすぎるのか?

昨日のは裁判というより「犯人探し」の方が重要で、あまり意味がなかったような

気がします。2回目で視聴者が離れたら元も子もないんだから力入れて

制作してよ

コミカド&ミキの間には複雑な敵対関係が。

何度も書くけど、この二人は滑舌がよくて聞き取りやすいので二人芝居で

延々とやってくれないかなと思ってしまいます。

一方で里見浩太郎の方はちょっと発音が

でも本当にこのおじさんは何者なんでしょうか

今週の一番笑ったツボは・・・・・・・・・ガッキーの調子っぱずれの歌っ

他の演技はともかくとして、このシーンだけは褒めてあげる。

 

 37歳で医者になった僕 

朝、ゴキブリにギャーーと叫び声を上げたら向かいの沢村先生があっさり

片付けてくれてほっ・・・とした所に恋人のお父さんが登場。

これで疑うなという方が無理ではあるけど 「美人だなあ」って何度も言う台詞が

大杉蓮のようでした

 

今回の話はガンで余命半年の患者を大学病院から転院させてホスピスに

切り替えさせようという話。

そこに紺野先生が反対して、アメリカの新薬を取り寄せて試すも結果的には

患者は死亡・・・という悲しいお話でした

実は旦那の叔父さんがガンで、長い事治療してきたし震災も乗り越えて

生き延びたのに結果的にガンが再発し助からないからって東北大学付属病院

から地元の病院に転院させられちゃったんですね。

その話を聞いた時、やっぱり紺野先生と同じように

助からないからって追い出すみたいに転院させなくても。いくら本人が病気を

自覚しているからといっても大学病院を出されるという事は、本当にもう駄目と

さらにダメ押しされているようなもので、本人や家族にとってみたら

あまりにも残酷すぎるのではないか」と思いました。

真飛看護師長の言うように「ベッドの稼働率」が大事な病院では、研究対象に

ならない患者はさっさとお引取り頂いて新しい患者を・・・ってことなんでしょうけど

もしこれが自分だったらと思うと、ものすごく悲しくなりました。

だから、紺野先生みたいに実績不十分とはいえ新薬を試し、付きっ切りで

経過観察してくれるドクターがいたという事は本当に幸せだったのではないかyと

思います

新見先生みたいに冷静さを装って「快復の見込みがないので転院を」って

言う先生もいるんだろうなあ、きっと旦那の叔父さんもそんな風に言われたんだ

ろうなあとは思いますが

気持ちを切り替え、ホスピスで手厚い看護とメンタルケアを受けられればいいなと

思うけど。宮城県にそんな施設、ある?

 

話を戻して。

紺野先生がやった事はルール違反だし、何よりも危険性が伴う結果でした。

患者は先生の熱意に感動して恨み言もいわずに遺書を残してくれたけど

家族いかんではやっぱり裁判になりかねなかったと。

いくら同意書があったにしてもね。

患者をがん治療で有名な病院に紹介しようとする部分も、病院の電話を使わず

自分の携帯からこっそりかければいいのに、何で堂々とやるかなあ。

紺野先生、馬鹿じゃないの?と思ってしまいました

研修医って一人の患者につききりになれるほどヒマ?

毎回、恋人とランチ出来るほど暇?

「ブラックジャックによろしく」の研修医さん達とは偉い違いだなあと思いました

 

何気に真飛聖の出番が増えている事が嬉しい

最初は「おおっ」と思ったけど、見慣れてくると違和感ないし、綺麗な顔に

ナースの制服、性格はさばさばして気持ちいい・・・・需要が増えそうなキャラですね。

まとぶんの女優生活、結構順調にいくんじゃないかしら?

私もまとぶんが喋るのを見るとかなりほっとします。

(別に水川あさみに不満があるわけじゃないけど・・・・・)

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音月桂退団・・・・・(びっくり)

2012-04-24 15:42:54 | 宝塚コラム

 我が家の姫ちゃんが泣いてしまいました。

「もうどうしたらいいのかわからない」って

ご贔屓中のご贔屓が退団という事で、今後くらーーくなるんだろうなあ。

慰めようもないってば。

 

 音月桂 退団 

 雪組トップスターの音月桂が東京公演千秋楽12月24日を以って退団。

 記者会見は24日。

 最後の作品は

仁ーJIN」 (作・・村上もとか  脚本・演出・・・斎藤吉正)

GOLD SPARK-この一瞬を永遠に」 (作・演出・・中村暁)

 

 寝耳に水・・・?まさかこんな早く辞めるとは?

  いや・・噂はあったよ。噂は

  「ロミジュリ」の時に96期問題が起きて、メモカジュリエットに大ブーイング

  が起こり、さらに震災があってその後も通常通り上演した為に、またも批判が

  起こり。次の「仮面の男」では作品自体に問題があってブーイングの嵐に

  負けてとうとう東京公演では手直しする事に。

  どれも音月の責任ではないとはいえ、これらによる不入りとか批判の矛先は

  やっぱりトップスターの耳に入るし責任も感じてしまうという事で・・・・・

  彩吹真央が2番手で退団しちゃった子とも、いい印象を残さなかったし。

  音月のトップ生活はケチのつきまくりで、本人の士気が随分下がっているという

  話は聞いていました。

 確かに、小池作品を3作やってる星組などに比べると雪組の場合は

  トップになる前からケチがついてた。

  水夏希の「ロジェ」は正塚作品。その直後にバウで「はじめて愛した」も正塚作品。

  どっちも似たような暗さの作品で「何でこんな同じような・・・」と疑問の声。

  二番煎じの「ロミジュリ」はメモカの問題がなくても評判はイマイチ。

  衣装が変だーーとか、キャストが合わないーーとか・・ロミオをやるには音月は

  歳をとりすぎてるよーーみたいな?

  「仮面の男」の時も2作目にして児玉明子に当たるなんて可哀想と同情されつつ

  も「これってかつて一路真輝でやった「ブルボンの封印」でしょ?あれもかなり

  駄作だったよねー」で見る前から作品のよしあしがわかってる感じでした。

  バウの「SAMURAI」は谷正純で、得意の落語物をやってくれればよかったのに

  よりによって皆殺し話で「アナジ」へのオマージュ?と言われたとか何とか

  3作目が木村信司じゃ、脚本読む前に「もういいや」ってなったのかも。

 脚本・演出家が誰になるかっていうのは、そのトップスターの運だと思います。

  現実にきりやんだって作品に恵まれたとはいえず?祐飛の場合は「カサブランカ」

  で小池作品にあたったのを始めとすれば、あとは再演が多かったなあ。

  唯一、大石静が当たったのがよかった?でもショーはどれも・・・・

  児玉明子・木村信司・谷正純って絶対に組みたくない演出家のトップ3だもんね。

  せめてお披露目には大野拓史を持ってくるとか(それで日本物で)

  そしたらいじけずにあと1、2年頑張ってくれたかも?

 ラストが斎藤吉正&中村暁って・・・・逆ならわかるのね。逆なら。

  ここであえて芝居とショーを逆にしてみました?

  でも二人とも欠点が多い作家ではあるし。大丈夫なんでしょうか?

  音月が日本物が似合うとはいえ、何も「仁ーJIN」じゃなくても

 

あ・・・でも、次期トップって早霧せいななの?(いやーー・・・・)

舞羽美海はどうするんでしょうか?  

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鍵のかかった部屋

2012-04-24 15:13:32 | ドラマ・ワイドショー

 週刊誌を立ち読みしたんですが、小林幸子、旦那さんと一緒に

国会議員に行脚して「紫綬褒章が欲しい。それをひっさげて紅白に出たい」と

懇願しているそうですが、彼女ってそういうキャラでしたか?

配偶者によってその人の人生、性格まで変わるというのは東宮家を見て

よくわかりますが、50を超えて結婚すると夫の言いなりになっちゃうの?

晩婚って色々な意味で深いわね・・・・

 

 鍵のかかった部屋 

2回目。

結構面白く見ていられますね 何ででしょう。ストーリーが単純なわりに

飽きないってことかしら?

 

今回の話は榎本君の知人・・それがなんと中村獅堂で。

彼の甥が「練炭自殺」をしたんだけど、絶対にありえない。これは殺人なので

捜査して欲しいと。

でも、いくら芹沢さんが前回の報酬の変わりに頼みごとを受け入れるといっても

事件性のある捜査を依頼するって冷静に考えると変なんだよね

何で弁護事務所が捜査するのか・・・とは思うけど、違和感なく見る事が出来る

のがいいなあって。

容疑者は甥・姪の保護者で母の再婚相手。(何と高嶋兄)

理科の先生だから化学にやたら強い・・・という事で部屋を密室にしたあげく

甥を殺そうとして財産を貰うことをもくろんだ。

甥の殺人はともかく、亡くなった妻の死にも関係していたら面白かったのに

 

芹沢さんの部屋がマンションの最上階。

そこで時計のコレクションが盗まれるという事件発生。

でもこれについては警察の捜査はなしで、榎本君に鍵を付け替えてもらうだけ?

3つの鍵を効率よくかける事でピッキング犯罪を防止できることがわかって

それはそれでいいけど、被害額はいくらになったんでしょうか?

そして榎本君とその知人の関係は?

そういう矛盾はどうでもいいのね・・・・このドラマ。

 

 またも週刊誌を立ち読みしての情報ですが。

今期で今の所、最高視聴率をマークしているのは「ATARU」だそうです。

中居君の当たり役?になりそうだとか

地獄を味わっている初回6%で次が3%のオダギリジョーの「家族のうた

ですが、今期のフジテレビはパクリばっかりと言われているらしくて

「家族のうた」は「パパはニュースキャスター」そっくり。

「カエルの王女さま」は「GLEE」そっくりとか

どちらも先のドラマの方が出来がいいので、余計に視聴率が悪くなるという寸法。

(パクリはTBSも同じだし、意味のない所でハングルが出てきたりするのが

ちょっと不愉快かも)

そして「鍵のかかった部屋」は単純だけど、大野・戸田・佐藤のコンビネーションが

いいとかいう話です。

片手落ちだなと思ったのは「リーガル・ハイ」については何も語られてないこと。

多分、原稿の締め切りに間に合わなかったんでしょうけど、私は今期は「リーガル・ハイ」

だと思うけどな・・・・

とにかく今期はネタがない。の一言に尽きるみたいです。

日本のドラマは劣化しているのかしらねーー

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平清盛・ATARU

2012-04-23 16:31:52 | ドラマ・ワイドショー

 また、京都で自動車暴走で死者が出たとか?

運転していたのは18歳の無免許

観光地で古きよき町の京都が立て続けにこんな目に会うって・・気の毒すぎます。

暴走車をどうやって避けるか?事故を防ぐにはどうしたら?とマスコミは騒いでいるけど

はっきりいって、車が暴走してきてよけるのは難しいと思います

(アクションドラマならまだしも・・・・)

要は暴走しなければいいんですが。

 オダギリジョーの「家族のうた」の視聴率が3・6%ですって。

早々に打ちきりになりそうとか。

私も見てないんです・・・・オダギリジョー自体、嫌いじゃないけどあの髪型とひげ

って私は駄目だ・・・・ 古い昭和の映画あたりで見たい人でゴールデンタイムの

ドラマは向かないかも。「深夜食堂」でちょこっと出てくるにはいいんだけど。

 

 平清盛 

今回は清盛パパが死んじゃう話でした。

人は死期が近づくと思い出ばかりが蘇る・・・だからって舞子さんの事を思い出し

てちゃ駄目じゃないのよーーとひとしきり。

パパ盛にすれば宗子さんもそれなりに尊敬しているし愛してもいる。

でもやっぱり初恋の人は「舞子」なんでしょうね

でも、ここ数回の思い出の「舞子」はウザイかなと。

ラストの方でよろけるパパ盛に手を貸した宗子に「かたじけない」と言ったパパ盛。

「かたじけない」ってそれはないんじゃないかーー

「平清盛」に出てくる男は妙に女に冷たいよね?

 

女に冷たい男の代表が義朝さん

清盛との対比が目的とはいえ、ここまで嫌な奴に描くことないんじゃないの?

由良さんとの結婚は、彼自身「政略的結婚」と言っているわけで、愛じゃない

のかもしれないけど、でも、妻がせっかく実父との和解を目指して用意して

くれた席で喧嘩なんて

由良さんの面目丸つぶれ。しかも義朝君、さっさと常盤の所へいって癒されて。

家庭の事情を知らない若い女は何でもいえるし、美貌と若さは武器よね。

その点、由良様はキャリアウーマンで跡継ぎ養育中の重責を負っているから

所帯じみていても仕方ないのかも

 

義朝親子の喧嘩の元凶は摂関家。

頼長君のために、父は何でもしてくれるって?

長男をないがしろにして何が何でも頼長君?いわば「お家騒動」に源氏が

巻き込まれただけ 義朝君は怒るけど、お父さんとしては生き残るには

しょうがない部分も多々あるのよね

やりたくないけどやらないといけない・・・みたいな?

義朝君は少しストレートに怒りすぎなんじゃないですか?父の心子知らず。

+女心を踏みにじる天才。玉木宏にダークなイメージがつきそう。

玉木君はとにかく顔が完璧にいいんだもの。そういう男が冷たい顔をすると

本当に冷たく見えるから嫌よねーー

 

視聴率が悪い原因は大量のコーンスターチだそう。

制作側としては「平安時代の京都の埃っぽさ」を表現したかった。

衣装が地味でよれよれなのも、当時はまっさらな生地なんかなかったからという

理由らしいです。

要は「リアリティ」追求の結果なんですが。

これって児玉明子の「仮面の男」における「あの当時の貴族が本当はどんな生活

をしていたのかを表現してみたかった」という事で、その結果、人間ミラーボール

矢人間ボーリングなど、嫌悪感が募って大ブーイングでした。

それと同じなのよね

そもそも平安時代の京都が本当に埃っぽかったかどうか。

どの程度埃っぽかったかなんて誰も知らないんだもの。

生地にしたって、どの程度よれよれで敗れかかっていたかなんてわからない。

リアリティ追求とかいいつつ天皇や上皇、貴族の衣装にはありえない色や模様を

使っているし。(鳥羽上皇の黄色がかった金色の衣装は不快です。清朝じゃ

あるまいし。あんな色こそ当時はなかったのでは?)

制作側が「当時はこうだったからこうなんですっ」と頑張った事がかえって

視聴者に不快な思いをさせてしまう。それは傲慢だと思います。

だって見る側は江戸時代のリアリティならある程度許容できるけど、その前に至って

はやっぱり「理想」があるわけで・・・・・

「リアリティ」より「らしさ」の追求の方が安心できると思います。

 

 ATARU 

1回目はだらだらした印象でしたが、二回目はすっきりとまとまってよかった。

しかも陽月華ちゃんご出演

いやーーどうやってあの夜会巻き風の凝った髪型に出来たんだろう。

それにシンプルな喪服にネックレスという姿が本当に美しすぎるっ

栗山千明が横にいても叶わないわ。 しかもウメちゃんは演技派だから見てて

安心するしね。

女優さんが「気品ある美しさ」を持っているのっていいわーー

 

ところで、昨日の事件はやっぱり奥さんが犯人でした。

庭に栽培しているジギタリスを粉末にして旦那に飲ませてたって?

ジギタリスは心臓病の薬だから違法にはならないし、毎日摂取していれば

血中にも残らない

このジギタリスのせいで夫はめまいとか吐き気に襲われ、最後は赤い薔薇が

青く見えるほどに

気の毒だったけど奥さんが、最後の告白シーンで旦那の写真をパーンと

吹き飛ばすところで大爆笑 いやいやカルタとりみたい。

チョコザイ君は、何もない部屋にどうやって暮らしているんだか。

毎日、蛯名さんがカレーうどんを持ってきて中身を食べて渡してるの?

昼はレタス入りのバーガーで・・・「カレースープ」を毎日作ればいいんじゃないか?

と思った私はいけない子?

だって蛯名さん家って毎日惣菜を買って食べてるみたいだしね

 

また、チョコザイ君が見ているシンクロナイズド刑事でしたっけ?

あれも何気に凝ってて面白い

 

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韓国史劇風小説「天皇の母」48(フィクションだった)

2012-04-22 13:26:27 | 小説「天皇の母1話ー100話

1989年の年明けは「天皇崩御」という重く辛く悲しい出来事で幕を開けた。

前年より病状が重くなっていた天皇。

毎日報道される「体温、血圧、下血状態」のおかげで民間には「自粛」ムードが

広がり、それをひきずったままお正月を迎えた。

松の内が明けた日に天皇は息を引き取った。

戦争や天皇制の変化等、激動の生き証人である天皇の死は国民に大きな衝撃を

与えた。

日頃、天皇の事など考える国民はいないだろう。

でも、いなくなった途端にその存在の重さを感じる・・・・それがまさに「天皇」だった。

亡くなったのが早朝だった為、東京の街は一斉に喪に服した。

銀座のデパートのショウウインドウは黒一色のマネキンに代わり、企業は仕事を

中断して半期を掲げ、多くの店は営業をやめた。静かな・・・静かな都会になった。

銀行などは閉まり「大行天皇の崩御を謹んでお悔やみ申し上げます」の張り紙が。

号外が出され、在位62年という歴代天皇で最も長く生きた天皇の業績を報じる

と共に新天皇のプロフィールが紹介される。

天皇の地位は一日たりとも空けてはならない。

ゆえに天皇が亡くなったその瞬間に、皇太子がその役を引き継ぐ事になるのだ。

真っ黒のローブモンタントに黒いベールを長くたらした美智子は民間出身の

初の「皇后」となった。

そして、ヒロノミヤは「皇太子」になったのだった。

2月24日はひどく冷たく寒く、東京に雪が降る日だった。

この日に新宿御苑で「大葬の礼」が行われた。

この件に関しても、民主主義になって初めての天皇の葬儀という事で

国家行事とすべきか私的な行事とすべきか等、国会でもめ、鳥居をくぐったら

「私的行事」というなんともお粗末な結果を出した。

これからみてもわかるように「民主主義時代」に即位する天皇には課題が山積み

だった。

その昔は「大元帥陛下」「国家元首」「現人神」だった天皇。

しかし「人間宣言」をして以来は「象徴」となった。

象徴とは何か・・・実は誰もそれを知る事はなかったnだ。

そもそも人を「象徴」という曖昧な存在に出来るのかどうか・・・・国家として

天皇制を認めつつもどこまで敬っていいのかわからない。

下手に触れれば右翼と勘違いされてしまう・・・そんな微妙な空気の中で新天皇は

誕生し、民間出身の皇后が誕生したのだった。

 

天皇にはわかっていた。

民主主義の中で皇室が、天皇制が生き続ける事は諸刃の剣であることを。

それゆえに天皇は「憲法遵守」を前面に押し出し、口調も現代風にあらため

「ですます」調で話す様に務め、極力「国民と紙一重の場所にいる」事を強調。

即位前の公務を全て引き受けつつ、天皇としての新たな公務も受け継ぐという

方式をとった。

それに理由があった。

長男である皇太子の頼りなさだ。

国民はわからなかったろう。ヒロノミヤだった頃の彼は、何事にも平等に接する

温和でご優秀な若者だった。

でも、一方では自分の欲望を常に常に心に押し隠すようにもって、それを通そうとする

頑固さがあるということを。

また「争いを好まない」性格といえば言葉が綺麗だが、面倒なことからは逃げたくなる。

問題の当事者になる事を極力嫌う性格であることも。

何より、この若者には「語彙」が少なすぎた。

適材適所に適当な台詞を言う・・・という能力がないのだ。

それはあまりにも「言葉」に拘る天皇・皇后が見るから厳しくなるのかもしれないが

ちょっとした失言が命取りになりかねない現状で、皇太子が言葉に無頓着というのは

危険すぎる。

その証拠に、「大葬の礼」後、外国要人をどうもてなすか、家族で話し合った時も

皇太子はにこにこ笑って聞いているだけで「あとはよろしく」と自分の部屋に戻って

しまったし、吹上御所い住まっている皇太后を見舞うように言っても

「わかりました」とだけ言い続けた事。

嫌だと思う事や不満は「返事だけして無」する癖がここにきて表面化しつつあった。

ヒロノミヤが小さい頃から何となく人の感情に乏しく、喜怒哀楽を示さない子だと

いう事はわかっていた。

時々出てくる空気読めない発言も身分ゆえの天然だと思われてきた。

でも、もう立場が変わったのだ。これからもそれでは困る。

 

葬儀から3ヵ月後、皇太子は突如「オワダマサコさんではダメですか」

と言い出し、宮内庁をびっくりさせた。

皇室の一番重い喪は3ヶ月。そして1年の後に即位の大礼がある。

現在、即位の大礼で最も身分が高いのは皇后。そして次が成人したばかりの

ノリノミヤになる。皇太子妃と筆頭宮妃がない状況だ。

それゆえに皇室としては一日も早く皇太子妃を決めてしまいたかった。

「即位の大礼」は一生に一度の大きな行事。皇族としては「大葬の礼」と同様の

重要な絶対経験の必要な行事だ。

それが1年後に迫っているのだから、何としても皇太子に結婚してもらって

皇太子妃が華を添える・・それが将来の皇后教育の一環と考えられていた。

宮内庁では、旧皇族、旧華族等にも声をかけて次から次へと妃候補を見つけて

くるのだが、どういうわけか候補に挙がるといなくなってしまう。

やっぱりミチコ様の時のイジメ問題が・・・」とみな顔を暗くしたのだが

そんな折も折、皇太子の方から「オワダマサコさんではダメですか?」

聞いてきたのだ。

殿下、オワダさんはチッソの件がありますので

わかりました」

そんな風に会話をしても、また1週間後に「オワダさんじゃだめですか?」と来る。

皇太子は先週はなした事も覚えておられないのか?と東宮職は不安に思ったが

これは彼特有の「作戦」なのではないかと考えるようになった。

でもなぜ、そこまで彼女に固執するのだろうか。

オワダマサコが皇室向きではない事は誰もが知っている。

出自も性格も何もかも。

そもそも3代前が不肖で父の外交官は「機密費流用」疑惑のある極めて

グレーゾーンな男だ。

そんな家の娘がどうして皇太子妃になれるというのだろうか?

そんな娘を皇太子妃にしたら筵旗が立つ」とある国会議員は言った。

しかし、ある方面からは今だにざわざわと「オワダマサコを皇太子妃に」という

静かなプッシュが続いていた。

それは外務省だ。

オワダヒサシはすでに次の手を考えていた。

 

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もう一度、プロポーズ

2012-04-21 18:03:27 | ドラマ・ワイドショー

 今日は午後から我が家のヨンジュナ君はお兄ちゃんに連れられて

浜松町にある「ポケモンセンター」に行きました

お兄ちゃんは現在プータローだし、貧乏だから絶対にお金を使わせちゃいけないよ、

特にぬいぐるみは一杯あるから絶対に買ってきてはいけない・・・といい含めたのに・・

帰ってきてみると、ぬいぐるみが二つにTシャツに帽子にカードに映画の前売り券まで。

一番驚いたのは6月発売予定のDSソフトまで予約して来たこと

お兄ちゃん・・・あなた・・・「厳しいお父さん」状態じゃなかったっけ?

何だってまた、こんな甘いおじいちゃん状態になるんだか

おかげさまでヨンジュナ君はすっかり上機嫌で「お兄ちゃん大好き」になりました。

 

 もう一度、プロポーズ 

結婚5年目の子供がいない共稼ぎ夫婦。

夫は整備士で妻は図書館勤務。

夫は悪気はないけど妻との約束をドタキャンしても罪悪感なし。

そんなある日、妻がくも膜下出血で手術。術後、妻は夫の記憶だけがない状態に。

 話がベタすぎるというか、韓国ドラマ的というか。

その割には全然ロマンチッじゃない所が日本的といえば日本的。

まず・・・和久井映見演じる妻の出来のよさに腹が立つ。

夫はいい意味で「仕事中毒」の人。金にならなくても整備が好きだからやっちゃう。

結果的に妻との約束はドタキャン。

そういう場合、普通、怒る筈の妻が怒らずに次の日、手弁当で「リベンジ」

よく出来た・・・っていうか、男性にとっては理想的な主婦さん

心の中にどんな不満とか苛立ちを持っていても、決して顔に出さず、常に笑顔で

物分りのいい雰囲気で、人あたりもいい。

手術したら夫の記憶だけがなく、「あなたを愛した記憶がないので」と

冷たく言い放つ・・・のね。

 

まず、くも膜下出血って絶対に後遺症として麻痺が出るのに、術前に夫と

平気で会話してるし、術後も後遺症なしだし・・それってちょっとおかしい?

もし、韓国ドラマだったら、そういう矛盾もひっくり返す程のロマンチックな

40代の恋が描かれると思うのね

例えば・・・1話の退院後から、夫は妻と「初めて」会うような雰囲気に持って行き

薔薇の花束を抱えて玄関先にたつくらいの事はすると思う。

ところが竹野内豊演じる夫は、顔と似つかわしくない「明るいキャラ」全開。

それって「物事に正面から向き合わない」風を表現しているのかもしれないけど

その明るさがウザイというか。

妻がまるであった事のないような顔で見つめてくるのに、呼び捨てするやら

やたら馴れ馴れしすぎ。

思い出を語れば思い出す・・・と単純に思い込んでる馬鹿な夫・・・といえば

聞こえがいいけど女性側からすると受け入れられないなあ。

という事で、1話で挫折。

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