ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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愛子さまが将来の天皇ではいけないわけ 11

2014-02-11 07:00:00 | 日本人なら絶対に知っておきたい皇室

 第五章 反論できぬ立場のお方に注文をつけ

                       批判を公開するのは非礼・卑怯の極み 

 あたかも、耳目は健常だがものを言えない人への面罵のごとし

 最近の世相には不愉快な事柄が多いが、特に言論界で、反論の許されない身分の

   お方に、御為ごかしの態度で、公然と「皇太子殿下にご退位」を進めたり、反対に

   その勧告をした評者を論駁する格好で「皇太子殿下の無垢なる魂」と絶賛する

   表題を掲げながら、内容は論文名とは直接の関係なく、皇太子殿下については「温和で

   幼少の頃からご両親にも周囲にも素直だったといわれて」の28文字だけで

   全文はほとんど雅子妃殿下への批判に集中し、関連して妃殿下のご実家(父君)にまで

   矛先を向け、さらには宮内庁長官の羽毛田長官へも苦情の矢を放つ。

 批難をうける対象が、皇族や関連公務員であり、個人的に反論したり、抗議をすることが

   禁ぜられたり、遠慮しなくてはならない立場であることが問題である。

 先般も男系男子固執論者が、二人がかりで田中氏を「女系天皇容認論の黒幕」と

   題して責める書物を出版したが、彼は平気で受け流している。

   批判の内容がつまらぬからでもあるが、必要があれば

   独りで、いくらでも反論出来るから、今は弓の弦を引き絞っているだけのことである

 どこからくる、その自信。

   弓を引き絞って出てくる矢は「神勅」の一言ではないでしょうか?

   つまり「天照大神が女性であること。その天照大神が自分の子孫に皇位を継がせよ」

   と言っているのだあら、すでに「女系」だ・・・という論理に他ならない。

 2000年という長い時間、戦前まで・・・皇紀2600年の歴史の中に、一度でも

   田中氏のような価値観が存在していたら、男系が125代も続いたでしょうか?

   そんな論理が通らないからこそ、男系を守ってきたのでは?

 蘇我氏も藤原氏も徳川だって「天照大神の神勅があるから女系を認めるべき」などと

  いう考えを持たなかったのです。つまり持ってはならない価値観だと言えるでしょう。

  ましてや私達よりずっと天照大神に近い存在だったかつての大王達ですら

  「天照大神が女性なので・・・」とは思いもしなかった。

  それは男女平等意識があったとかなかったとかいう問題ではなく、皇統は

  「男系男子」で繋ぐのが当たり前の事だからです。

 

 また批判を受ける皇族や宮内庁に対して「反論できない立場」と擁護するけれど

  批判すれば必ずマスコミを通じて反論してきたのが東宮家であり、東宮大夫でしょう。

 神道の祭祀には出られない → 合理的な価値観がそれを阻む

                        潔斎が屈辱的

                        体調の波が・・・・

 国内はいけないのに外国には行ける → 宿泊を伴う公務は無理(BY野村大夫)

                             不特定多数に見られるのは無理

                             外国にいたのが長いから仕方ない

 愛子内親王の不登校 → 「学校でいじめられたから」と小学生をつるし上げに

                    「怖い思いをした」と皇太子が公に発言

 山中湖付添で税金を無駄遣い → 学習院がそうしろと言ったから

                         付添は内親王の希望

 オランダでの皺ドレス → ぎりぎりまで悩んで座り込んで皺にしてしまった

 これだけ言い訳や反論をしておいて、何が反論できない立場か。

  東宮大夫だって同じです。宮内庁長官が「両陛下が傷ついた」といえば

  野村氏は「雅子妃の方こそ傷ついた」と言い返したのは有名な話ではありませんか。

  小町大夫などは存在感すら消されてしまった・・・・・

   これほど皇室を思いのままにあやつり、国民に嘘ばかりついて被害者になりきる人に

  同情が必要ですか?否。必要ありません。

 

 産経新聞提唱案の「国民の憲法」の「第一章・第三条」に注目せよ

 産経新聞提唱の「国民の憲法」

  ・ 皇位は、皇室典範の定めるところにより、皇統に属する男系の子孫がこれを継承する

                  ↓

 現憲法 → 皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより

           これを継承する。

         → 憲法には「男系男子」とは書いていない。

 ゆえに産経新聞は「憲法」に載せようとする。

   その一文が「男系の子孫」である。

   男系支持派の産経が提唱した。

   しかし、「男系の子孫」には愛子内親王があたるわけで、ゆえに愛子内親王が皇太子に

   なるのが当然ではないか。

 平成25年5月号「文芸春秋」江森敬治氏の「秋篠宮さま、紀子さまの教育方針」

  における秋篠宮の言葉

  「私は女性皇族、男性皇族という違いはまったくないと思っております。

   ですから、女性皇族だから何かという役割というのは、私は少なくとも公的な活動においては

   思い当たりません。

  (秋篠宮発言により)愛子内親王が皇太子になられればよい。

 「男系男子」の部分を「皇族」に置き換えるだけでいい。

 学者というのははっきり言って屁理屈の塊なのですか?

   倉西先生達にお聞きしたいくらいです。

   13歳の私ならきっと「ねえ倉西先輩。学者ってそんなもんなの?」と無邪気に質問し

   双子の先輩たち、それに美術部の先輩たちも加わって喧々囂々「それはねーー」って

   説明して下さったでしょうね。

 私の「学者」に対する尊敬の念を見事にぶち壊してくれて・・・田中氏に礼を言うべき?

 上記の田中氏の文章、わかりにくいですか?

   要するに現憲法には皇統は産経の改正案では

   「男系の子孫」にすべきと書いてあった。愛子内親王は「男系女子」で立派に

   男系の子孫なんだから皇太子になっても問題ないじゃないかという事です。

   さらに秋篠宮だって「女性皇族と男性皇族の役割に差はない」と言っているんだから

   愛子内親王が皇太子になればいいじゃないか・・・という事です。

   いわゆる「屁理屈」ですよね。

 皇室典範がわざわざ「男系男子」と書いた理由は、田中氏のような論理を封じる

  為だったのだとよくわかりました。

 屁理屈に屁理屈で返すのもなんですが。

  秋篠宮の発言「男女皇族の役割に・・・」云々は、あくまで皇族であって、天皇には

  あたらないという事を一言付け加えさせて頂きます。 

コメント (3)
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