ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

日本は侵略者なのか

2015-03-12 07:00:00 | 政治

 茉莉花様、2次会のみ参加でも構いませんのでメッセージを下さいね。

・・・という事で、ふぶきは今、講演会の準備に追われております

過去2回のオフ会は、皆様からの自己紹介の流れで話が向く方向を決め

ワイワイやりながら時間がすぎたーって感じでしたが、今回はテーマもはっきりしているし

よりわかりやすく、細かくみなさまにお伝えできればと思っているので。

資料を集めたり、今さらながら色々な本を読んだりしています。

天皇制にとって「昭和史」は非常に複雑で大きな問題ですし、いつか、その事も

皆さまの前で話が出来るようになれたらいいなと。

こんかいの「とらねこ」様や「ヨーロッパ在住歴20年」の方々へは、

「皆様が何とかしてくれるかなあ」と・・・・(笑)すみませんっ

甘えんぼうのふぶきを許して下さい

「ふぶきが問われているんだからふぶきが答えるべきでしょう。それが筋」という

ご意見も頂戴しました。

それはわかってるんだけど、今、色々突っ込まれても調べている暇がないのーーと

言い訳してまた落ち込む時間が過ぎて行きます。

だけどまあ、理としてはその通りです。

じゃあ、自分なりに。

ふぶきさん、、、あなたの戦争に関する知識はどちらで得たものですか?

どうしてそのように、善悪論で思い込み決めつけ、それを事実のように世に喧伝されるのですか?

もしも、ネット検索で勉強された知識でもって、戦争を語っているならば、

歴史に対してもっと謙虚な姿勢をとって欲しいです。

 私の父は戦争に行きました。戦場で死にたかったけどそれがかなわず、終戦後は

 「廃人」になってしまいました。

 そういう人は父だけではない事を知りました。 

 でも何でかなと思いました。だって、日本は悪い国なんでしょう?中国や韓国の人を沢山

 殺して侵略していたんでしょう?

 父はずっと台湾におりましたし、台湾人の友人が多く手紙も残っています。

 戦後10年以上経っても「兄」と尊称で呼ばれている父でした。

 母は台湾で小学校の教師でしたけど、戦後30年以上経って、中国人の教え子たちがみな

 「先生のお陰で私達は今ここにあるのです」といって涙を流していました。

 全く戦前を知らない私に「先生のお嬢様ですね。私は本当に先生にお世話になって」と

 語ってくれました。

 何でなんだろう?侵略したのは日本なんでしょ?どうしてみんな私の両親が好きなのかしら?と。

 そして父が廃人になってしまった理由をぼんやり考えていました。

 戦前は、台湾で別人のように働き者で人柄もよく中国人から慕われていた父。

  その父が戦後は酒浸りで「人生50年」とか言い出す始末。

 父の死後、色々な本を読みながらふと思いました。

 もしかしたら父は「五族協和」と「大東亜共栄圏」を本気で信じていたんじゃないかしら?と。

 確かにグローバルな考え方だなあと・・・・今思えばね。

 私が育った仙台の東一番町、二番町あたりは引揚者が多く、国籍も様々。そんな人のるつぼにいて

 まるっきり「偏見」を持たなかった両親に今は頭が下がります。

 八木山に引っ越して初めて「標準語しか話せないふぶき」と苛められた時は、辛かったもん(余談)

 日本語が怪しい人や中国風の服を着た人が当たり前にいた中で育ったのにね。

 そんな思いが頭の片りんにありつつ、日教組の「日本が侵略者」教育を受けましたよ。

  仙台は左が強かったし、当時はテレビなどでよく「731部隊による虐殺」とか「南京大虐殺」とか

  それはそれはドキュメンタリーが多かったですし。

  個人的にはそんな大昔の日本より「文化大革命」の中国の方が怖いと思ったし・・・

  いや、ほんと。

  グアムやサイパンが後々スキューバなどの観光でもてはやされた時も

  「よく日本人、行けるなあ。石をぶつけられないのかしら」と思ったものです。

  でも・・・ぶつけられないよね?

 正直、原爆記念碑の「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」という言葉にも

  かなり感動した口です。

  小学生の時に長崎へいって平和祈念像の前で写真を撮り、「この子を残して」を見て泣き

  リアル「はだしのゲン」読んで「日本って国は・・・」と思い。

  両親やお手伝いさんなどが「思い出」として語る「戦争体験」とあまりにも違う事に違和感を

  感じていましたけどね。

  少なくとも社会人になるまでは「日本人として謝罪すべき」と思っていたかな。

  中国人や韓国人に会うと身構えて「謝るべきなんだろうか」と思った程です。

 天皇制に関する本にしても当時は「天皇と戦争責任」と「天皇制廃止論」とか

  そんな本しかなくて、昭和天皇を見れば「戦争責任」という言葉が浮かぶ・・みたいな?

  劇団四季の「李香蘭」を何度も見て「松花江の歌」で泣き、「以徳報恩」の歌で号泣みたいな?

  あの時は確かに私、香蘭と同じで「若かったとはいえ自分の過ちを認めます」と思ってました。

  あのミュージカルで川島芳子が語る日本の歴史は、全てにおいて「日本」=「関東軍」でしたけど。

  「紫禁城の落日」見て(ビデオだけど)、吉岡中佐にシメさんと一緒になって「吉岡っ!」と叫んで

  いたのも事実だし?

 「聞けわだつみの声」も読みましたよ。

   色々問題になっているとは知っていましたが、さっぱりその「問題」とやら理解できず。

  だけど「李香蘭」にも引用されている部分がクローズアップされると「ああ、そうか」と。

 村山談話も河野談話も正当だと思っていた時代もあったんです。

   だって日本中がそういう流れだったじゃないですか。

  政教分離の観点から言えば、靖国神社参拝はダメだと本気で思っていたし、A級戦犯が

  合祀されているのにーーとか 

  多くの日本人と同じ「ABCは戦争犯罪人の等級」だと思っていたんです。

 でもね。

  そんな極悪非道な日本という国が戦争に負けたのに高度経済成長を遂げるなんて

  おかしいじゃないの?

  アジアの戦勝国(?)は10年も20年も遅れているっているのに、何で日本が輸出するものが

  世界に受け入れられるのか。なぜ日本文化が愛されるのか?

  戦前の日本人と戦後の日本人は民族が違うのか?と、そこまで考えましたよ。

 それで色々な本を読みました。具体的なタイトルまで教えろとはおっしゃらないで。

   そのうち、ブログで紹介するから。

  だけど、これだけは言える。私が得た知識やそれに裏付けされた思いは付け焼刃じゃないし

  ネットに踊らされているわけでもないって。

 謙虚に・・・とおっしゃいますが、「謙虚」の意味は?

  きちんと教えて下さい。何が「謙虚」なのか。

 

そうです、あの戦争は、自衛戦争でした。でも、自衛しようとしたものが何だったのか考えてみてください。

守ろうとしたのは、本土だけではありませんよ。もちろん、日清、日露の頃の目的は、国土防衛でした。

しかし、第二次世界大戦時に、守ろうとしていたのは、中国における日本の権益です。

 そもそも何で日本が開国せざるを得なかったか。

  アヘン戦争で「眠れるドラゴン」が眠ったままだった事にヨーロッパはびっくりして喜び

  日本は唖然として「次は自分達かも」と思った筈。

  「富国強兵」という言葉、教科書では「軍国日本へ突き進む為の合言葉」のように語られていますが

  当時の日本からすると、ヨーロッパは「宇宙戦艦ヤマト」でいう所の「白色彗星」のようなもの。

  そりゃあ必死の思いがあったでしょうね。

 世界中が領土拡大、植民地を守る為の戦いを繰り広げている中、日本はアジアの

   希望の星だったのです。

   だって日本は植民地にされていないから。

  南京で大虐殺したーーとかいう写真がありますけど、あのような殺し方は日本人には出来ない。

  日本の時代劇とあちらの史劇を見るとよくわかりますが「敵」「囚人」に対する扱いが

  180度違う。

  死刑のやり方も違うし。それが考え方や民族的な差であると思います。


では、日本は、どうすればよかったのか。

中国から全面撤退すればよかったのですよ。

全面撤退して、英米の中国権益を認めて取引すれば、戦争にならなかったのですよ。

なぜ、撤退できなかったか。取引できなかったか。それは、日清戦争以来、血を流して手に入れてきた、

満州鉄道を始めとした、中国権益があったからですよ。

そして、それにこだわって、国が滅びるまで方針転換できなかったのは、

無知で奢った国民と軍将校の責任です。国民も軍将校も、

自らの立場を冷静に認識ができず、誤りを修正することもできなかった。

 あまりに甘い。甘すぎると思います。

  アメリカやヨーロッパがそんな優しいわけないじゃないの。

  そもそも白人ではない人種のくせに文明を誇るなんて生意気なーと思っている

   国々ですよ。今も昔も。

 「白虎隊」というドラマの中で、鳥羽伏見の戦いの責任を負って切腹させられた

  神保修理さんの奥さんが自害しようとするシーンがあります。

   森繁さん演じる井上丘隅は娘の手を払い

  「誰をも恨むでない。みんな一生懸命やった結果なのだ。花ならば散るを覚悟

   雪ならば切れるが覚悟」と言うのです。

  まさにあの当時の事は全て「一生懸命やった結果なのだ」と私は思います。


中国に権益を持って、植民地経営を行っていたことは、侵略と言わずして何なのですか?

もちろん、英米が行っていたことも侵略です。

日本が、侵略していたことは、歴史的事実です。

これを自衛のために仕方がなかったから侵略ではないと主張するのは、間違いなく歴史の修正であり、

韓国人と同じようなことをやっているのだということがどうしてわからないのですか?


侵略の事実を認めることと、現在の中国韓国の侵略に対して、我が国の安全保障を考えることは別の話です。

冷静に事実を認め、英米と強調して外交力を駆使して、安全保障を図り、

軽武装の通商国家で繁栄を目指す、そして、その果実を中韓以外のアジアへも分け与えることが、

日本の繁栄の道であることを私達は、あの戦争で、多くの英霊の犠牲から学んだのではないのですか。

無知で傲慢な国民の意識が、戦争を招いたのです。ネトウヨの間違った主張は、

韓国の愛国無罪と同じレベルであり、このような思い込みは、戦前の日本と同じで国を滅ぼします。

戦前の中国租界においては、国際法的に正しい日本居留民を正しく保護すべき、

法を犯している中国人撃つべしとどんどん「正しい」主張の世論が形成されて、

中国出兵が加速されました。法的に正しいことが、正しい国の方向性ではなかったのです。

ご自分の主張を広めることが、日本の将来にどのようにつながることになるのか、

お考えいただければ幸いです。ちなみに、

私は、中国韓国は大嫌いです。再軍備にも憲法改正にも賛成です。

しかし、日本を守るものは、外交力であるべきだと思っています。

 まず、何を「侵略」と言うのですか?

  どういう状態を「侵略」というのでしょう?

  言葉を奪い、文化を奪い、奴隷化する事が「植民地政策」及び「侵略」というなら

  日本はそんな事してないじゃありませんか?

 日本人に罪があるとするなら、生きる為には何でもする中国人や韓国人の民族性を

  よく勉強しなかった事。

  安易に他の民族を信じてしまった事。

  日本人が正直を旨とするなら中国人もそうだろう・・・と思ってしまった事です。

  戦争はすべきではない。外交努力をすべきと言う点では一致しています。

  だけど、今さら70年前の事を「ああすればよかったこうすればよかった。そうできなかったから

  謙虚に謝罪してゼロから出発」なんて不毛すぎる。

  そもそお謝れば許してくれる人たちなの?

  じゃあ、戦後、敗戦国日本からどれ程の援助を受けたのか?

  「謝罪すするなら金をくれ」と言って、がんがん持って行ったお金、あれはどこへ行ったの?

  日本では、それだけお金を貰ったらぐずぐず言わないのが筋だけど

  中国も韓国も「先進国」といいつつ、じゃあ先進国らしい事をしろと言われると

  「うちはまだ赤ちゃん」と言い募るではありませんか?

   それで「お前が悪い。お前が悪い。謝れーー」って・・・・

  ああ、こんな国々を隣に持ってしまったのが日本の悲劇ですわ。

 日本は自国の自衛のみにとらわれて戦争をしたのではないし、

   「侵略」もしていないというのが私の見解です。

  あの戦争が「侵略」だというのなら、どの戦争が「侵略でない」というのか?

  中国や韓国が一方的に被害者だったという考え方こそ間違っているのでは?

  それほど甘い民族ではありませんよ。

  日本の100倍も戦乱の世を生きているんですし。あれもこれも計算だったと私は思ってます。 

 軽武装の通商国家というものが生き残ったケースが世界にありますか?

 

という事で引き続き議論を・・・・皆様、冷静によろしくお願いします。

 

コメント (25)
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