ふぶきの部屋

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ドラマ「東京裁判」

2016-12-17 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 今回の安倍首相とプーチンの会談と声明発表はどこまでも信じられませんし、本当に言いたかった事が何かわかりません。

そもそも日本人は上から目線で遅刻してくる人が大嫌いな民族です。これだけでも十分にプーチンは日本人から信用されません)

北方領土の件は棚上げ?今後?無理でしょ。一旦ロシアが手にしたものを手放すと思いますか?

あそこまでロシアが建物を建てるわ、軍事基地を作るわされたらもう無理。

日本はこうやっていつまでも戦後から抜け出せないのです。

そもそも1945年8月18日。日本は終戦を迎えて悲しいけれどこれで戦争は終わったと思っていた矢先に攻撃してきたソ連ですよ。民間人が乗る引き上げ船だって攻撃されて。

こんな事する国のどこが信じられると?

本筋からズレますが「慈愛」の両陛下は沖縄の悲劇にはものすごく心を砕くのに、北方領土の方はほとんど触れませんし、慰霊の旅にも行かれません。

天皇としてやってはいけないのは「片手落ち」です。こっちは行くけどあっちは知らない。こっちには心を砕くけれどあっちは関係ない。

そういう態度をとってはいけないのです。

片手落ちにならない為には最初から行かない方がいい場合もあるわけで

1976年に放送された山田太一ドラマ「幻の街」というドラマは衝撃的的でし。

笠智衆と田中絹代が演じる老夫婦が青森まで生き「樺太の真岡の地図を作っているんです」と語る。でも、どうも実際の真岡の地図とは違っている。

時間の経過で老人達の記憶があいまいになってしまっているのです。

その事に衝撃を受けた夫婦は「娘」がいる樺太へ帰ろうと・・・・

あの時ですらそうならあれから71年ですよ。遺骨も墓参りも叶わない。

歴史から自分達が消されたような思いでいる遺族らの気持ちはどうなるんでしょうね。

ロシアは平和なんていらないんです。

いつか日本を侵略する事が目的なのでしょうから、絶対に心を開いてはいけないのです。

さてNHKのドラマ「東京裁判」を見ました。

おおむねあの通りだったのかもしれないと思いつつ、今更ながらパール判事のすばらしさに心を打たれました。

「平和に対する罪」とか「戦争犯罪」というのは事後法であるという事。

中国や韓国にひどい事をしたというけど、西洋列強がやったなら全然罪にならない事。

確かに「戦争」「侵略」は罪ではあるけど、それは日本に限らずどの国にも言える事でアメリカなどが日本を裁くのは筋が違うのです。

だけど、どうやら最初から結論ありきの裁判だったのですね。

そしてNHKはパール判事について「日本を擁護したわけではありません」と言い切りました。

すごい放送局だよNHKは。

アメリカが原爆を落とした事や東京大空襲を行った事、沖縄戦に関しては「人道的な罪」にはならないんでしょうか?

そもそもついこの間まで戦争をしていた国々が、しかも勝った国が負けた国を裁く事が正しいのでしょうか?

どこまで考えても理不尽でした。理不尽なのに「平和を考える上で意義ある裁判」ともNHKでは言ってました。

本当に情けなくなります。

あのドラマの中で演じている人達がそれぞれ真剣だったことだけですか?許せるの。

コメント (5)
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