ふぶきの部屋

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歌劇団の謝罪に

2024-03-29 07:00:00 | 宝塚コラム

とうとう宝塚歌劇団が全面降伏致しました。

川人弁護士の高笑いが聞こえてきます。

歌劇団がそういう結論を出したのなら、もうそれはしょうがないと思います。

今後、ちょっと叱られただけで「パワハラ」だの、自殺するような生徒は入れないで欲しい。そう願うばかりです。

なぜ、合意したか。

そうしないと宙組を再開出来ないからではないかと。

15のパワハラについては、素人目で見ても無茶苦茶な話で、これを認めたら今後、トップスターを頂点とする体制が崩れてしまうのではないかと思います。

 (1) 2021年8月14日、宙組上級生が、被災者が自分でやることを
望んでいたにもかかわらずヘアアイロンで被災者の髪を巻こうとして、被災者の額に1か月を超えて痕が残るほどの火傷を負わせたこと、及び、それにもかかわらず、当該宙組上級生は、真に被災者の気持ちを汲んだ気遣い・謝罪を行わなかったこと。

 天彩峰里はちゃんと謝ってますし、それが件の下級生には気に食わなかったという事で、自分勝手に「わざとだと思う」の言葉を残しました。


(2) 2021年7月20日の新人公演の直前の2日連続深夜に、宙組上級生の指示により、被災者が髪飾りの作り直しの作業を行うこととなったこと。

 「こうした方がいいよ」であって絶対に「直せ」とは言ってないのです。また、天彩峰里自身、深夜までLINEで相談を受けて、何度「もう休みなさい」と言っても件の下級生は納得しなかった。


(3) 2021年8月頃、宙組上級生が被災者に対し、新人公演のダメ出しで人格否定のような言葉を浴びせたこと。並びに、宙組プロデューサー(当時)がこれを認識しながら放置し、対処をしなかったこと。

 「老けて見える」が人格否定なら、ほっとけばよかった。親切心でアドバイスしたら「パワハラ」になった。


(4) 2023年2月3日、宙組幹部4名が被災者を会議室に呼び出したこと、並びに、その後宙組生全員の集まりをひらいたことにより、被災者が過呼吸の状態になるほど大きな精神的負担が生じたこと。

 確かにこれは、生徒同士で解決する事ではなく(組長も含めて)こじれすぎたと思ったら歌劇団上層部に預けるべきだったかと思います。


(5) 宙組プロデューサーが前(4)項の会議室を確保し、被災者が精神的負担を受ける場を設定したこと、並びに、被災者が組替えを求めたことに対しこれを無視したこと。

 人事異動というのは、下級生の希望でいくらでも出来るわけではない。会社でも同じです。その日より休演しておけばよかったのでは。


 (6) 2023年2月1日、劇団が、上記(1)の事件につき、「全く事実無根」との見解をホームページ上で発表したこと。

 この件に関しては歌劇団が件の生徒の親がモンスターである事に気づかず、内々ですまそうとした結果と思います。


(7) 劇団が、被災者に対し、死亡前直近1か月間において、過大な業務量を課し、長時間業務を行わせたこと。

 宙組は、よそに比べて新人公演に関しての上級生の配慮が少ないという印象はありました。いわゆる「ほったらかし」状態。よその組はトップ自らが必死に指導していたと思います。が、これをやっても恐らく件の下級生は不満しか持たなかったと思います。

(8) 本件新人公演に向けた準備において、「振り写し」が必須ではなく、また本件新人公演の演出担当者が「振り写し」を行う必要はないと言っていたにもかかわらず、宙組幹部が、被災者に対して、「振り写し」を行うべきであると指導し、その結果、被災者に一層の過重な業務がが課せられたこと。

 これは演出家が悪いのでは。「振り移し」は新人公演では必須だと思っているので。何の為の新人公演か。それは「上級生がどのように役作りをしているか」を学ぶ場面なんですよね。


(9) 本件新人公演に向けた準備において、「お声がけ」を行うことは必須ではなく、被災者を含む下級生に負担が生じる状況であったにもかかわらず、宙組幹部が「お声がけ」を行う必要はないと宙組生に指導せず、その結果、被災者に一層の過重な業務が課せられたこと

 「お声がけ」というおんは「○○さんの役をやらせて頂きます○○です」「そう、頑張ってね」という、上級生への挨拶でありまた、儀式的なものです。件の下級生は新人公演の配役を漏らしてはいけないと言われたのに漏洩した事が発覚して叱られていました。

(10) 本件新人公演に向けた準備において、本件新人公演の演出担当者の怠慢により、被災者が同人の業務を肩代わりせざるを得なかったこと。

 これは生徒ではなく演出家の責任。でも、もしこれをやってのければスタッフによい印象を持たれて役付きがよくなる可能性があったのではないか。


(11) 2023年9月2日、本件新人公演の配役表に関して、宙組幹部が、午後10時以降の深夜帯に被災者を指導・叱責し、これにより被災者が午後11時50分になっても帰宅できない状況になったこと。

 これはいわゆる「新人公演の配役を漏らした件」ではないかと思います。


(12) 2023年9月下旬、宙組幹部が、被災者に落ち度がないにもかかわらず、「振り写し」に関し、被災者を指導・叱責したこと。

 幹部って組長の事ですよね。よくわかってなかったんだろうと思います。


(13) 2023年9月27日、下級生による衣装の取り扱いに関する衣装部門からの苦情に関し、被災者に落ち度がないにもかかわらず、宙組上級生が被災者に対し、下級生の失敗は被災者の責任であるとして指導・叱責したこと。

 これって「15のパワハラ」に入ってない出来事です。私も色々情報を得て、なぜ衣装部が生徒に衣装の管理等をさせるのかなと思った事があります。衣装部の仕事は全ての衣装の取り扱いではないかと思います。


(14) 2023年9月28日又は同月29日、宙組上級生Aが、被災者に落ち度がないにもかかわらず、「お声がけ」に関し、被災者を大きな声で指導・叱責したこと。その後、宙組上級生Aが、別の宙組上級生Bを呼び出し、被災者について指導したうえで、宙組上級生Bが、他にも宙組上級生がいる中で、被災者に嘘をついているかと繰り返し詰問したこと。

 要は週刊誌に情報提供しているのは誰なのかという疑いをかけられた件ですね。週刊誌の記事は宙組のみならずファンをも巻き込んで許せない記事でした。

全ての発端は「週刊文春」にあると言う事は確かです。

で、今後、色々な見直しがされると思うのですが、特に

劇団員及び関係者の意識改革・行動変容を促す取り組み宝塚歌劇団には、技芸の伝承や安全に舞台を務めるための様々なルールや慣習がありますが、中には、古くからの伝統や慣習が積み重なり、非効率になっているケースや、過剰な気遣いや負担が生じているケースもあることから、常に時代に合わせてルールや指導方法を見直し、意識改革を図りながら伝承してまいります。


過去から伝承されてきた慣習・しきたり・指導方法の見直し
・舞台人としての技芸やマナーの向上等のため、劇団員の中で伝承されてきたルールや指導方法について、非効率・不必要となったものを廃止・合理化・改善します(2024年 1 月以降、順次実施中)。
・匿名で投稿できる意見箱を設置し(2023年12月より実施済)、要望事項に対して劇団員の代表や関係先と協議の上、順次改善を実施します。
出演者・スタッフの役割分担の見直し、人材育成の強化
・ハラスメント研修、リスペクト研修、コーチング研修など、各種研修を拡充します(2023年12月以降、順次実施中)。
・稽古用小道具の準備や段取りに関する役割の見直しにより出演者(下級生)の負担を軽減します(2024年1月以降、順次実施中)。
・IT ツールの導入により、各種連絡・情報共有・データ共有等の円滑化・効率化を図り、出演者やスタッフの負担を軽減します(2024年中に実施予定)。

遺族の言葉は今の私にはありえない事なので出しません。

5組ある中で4つの組が出来ていた事をなぜ宙組だけが酷い結果を生んだのか。

その原因は、生え抜きのトップを故意に出さなかった事に尽きます。

様々な組から落下傘で入って来るトップのやり方に翻弄されて来たんだろうなと思うんですね。いつまでも組カラーが出来ず、指導の在り方も一貫してなかった。

特に「抗議の休演」「抗議の退団」を見逃したことが失敗です。

103期が次々退団して行った時に気づいていれば、こういう事態には陥らなかったかと思います。

これに関しては前トップと組長にも責任があります。

あの二人はあまりにも長い間、トップに君臨していて回りが見えてなかったのかなと思います。

宝塚歌劇団は、生徒の保護を徹底すると共にスタッフの育成も急いで欲しい。

馬鹿みたいに稚拙な脚本でも「先生」と呼ばれる限り拒否出来ない生徒達。

こういう事から改革して欲しいと思います。

それとファンに甘えるのもやめてほしいです。

生徒には正当な報酬を支払い、責任を持たせ、ファンクラブが金儲けして生徒の退団に備えるようなことはしないで欲しいです。

また「あの人、いつもいい席に座っているよね」なんて人を見かけますけど、ファンに対して「所得格差とか貢献度」でチケットの配布に差別をつけることも止めて欲しいです。

 

コメント (13)
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